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大学教員が書いた就活・転職活動のお守り https://www.shukatsu-omamori.info/

民間企業で勤務経験がある大学教員が書いた就活・転職支援サイトです。就活指導では、トヨタ系企業へ入社する学生を多数輩出。人間力を含めた総合力をアップして貰い、長い視点でも見た指導を行ってきました。

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2020/04/12

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  • ビジョンを共有し、利害を超えた大きな成果を目指す

    自分の利害を超えた大きな価値を達成しようとするとご縁がある 何事もそういう傾向があると思いますが、自分の力だけでは実現できない「とてつもなく大きなこと」を実現しようと本気で考えると、必然的に、その実現に必要な素養を持った人たちのご協力を得なければなりません。 その為に、自分のビジョンを多くの人に話すことから始めなければなりません。その為には、一番やりやすい方法としては、人からの紹介を得る形で、縁を繋いでいく方がよいと思います。 そうすると、自分の利害を超えて動いて頂ける人と出会いがあり、理念を共有できる可能性が出てきます。それがご縁だと思います。もちろん、色々なしがらみの中で、ご協力頂ける場合…

  • 神からの贈り物:試練と幸運

    わかりやすい結果は稀にしか出てこない 人の心理としては、分かりやすい最高の結果を求める場合が多いと思いますが、そういうことは稀にしかおきません。たいていは、成功なのか失敗なのか分からない結果が何度も積み重なった後に、ようやく目に見える大きな成果が出てくるものです。 その為、そこまでやり切れない人は、結果が出る前に諦めてしまうことになります。それを何度も繰り返してしまうと、人生があっという間に終わってしまうことになります。もちろん、何事もいつ大きな結果が出るかは分かりませんので、保証はありません。 その為、自分が何をすべきかを掘り下げて考えてみることは、とても大切なことで、苦しい作業ではあります…

  • 未来を担う学生たちへの期待とは?世界基準の経験の重要性

    今時の若い人はすごい いつの時代も、「今時の若い者は・・・」という論調があり、自分たちの生きてきた時代を肯定したがる人が多いと思います。これは、ある意味、自己保存的な本能のようなものなので、強く意識していないと、このフレーズを使っています。 個人的にスポーツが好きなので、その世界の話を例にとりますと、例えば、大谷翔平や羽生結弦のような世界的なスーパースターは、昔の時代には存在しませんでした。日本国内に閉じた世界で話に終始し、ワールドワードな人が出てこなかったという事実を取り上げることで、「今時の若い者は・・・」というフレーズは意味がないと明確に言えると思います。 「今時の若い人はすごい」という…

  • 大きなビジョンを描いて行動する

    逆風を行く 世の中の体勢の考え方は、いわゆる常識的な考え方です。その考え方から外れると、逆風の中を行くことになります。しかし、その逆風は、必ずしも悪いものではなく、何かを守る発想により生み出されるものです。その為、逆風の中から、本当に価値あるものが見つかるのだと思います。 しかし、そのことが分かっていないと、逆風を避けて行動することになりますので、結局、大きな価値を提供することはできないです。既存の枠組みの中での改善というレベルの発想・行動になってしまうので、どれだけ多くの労力を費やしても、目覚ましい成果を得ることはないでしょう。 もちろん、あえて逆風を常に起こす必要もないのですが、ここぞとい…

  • 恐怖感を和らげながら価値観を更新する方法

    染みついた価値観を変えるのは容易ではない 今までの経験の中で培われた価値観を、一瞬でアップデートするのは、口で言うほど容易なことではありません。人から聞いたり、書籍などの情報源から入ってくる新しい価値観に関わることを、すぐに取り入れて使うことは難しいです。理屈で納得しても、それを心底同意して、日常的にその価値観で行動できるかというと、やはり時間が必要です。 理屈を頭にインストールした後、それを活かすことが出来る場面に遭遇して、その価値観に基づいて行動することを行ってみて、それを強く時間し、効果を認めることができて、初めて心情的に同意することができるようになります。それを何度か繰り返すことで、本…

  • 縁を繋ぐ重要性:目的を達成するための鍵となる人脈の力

    人の縁を繋いでいく重要性 ある大きな目的を達成する場合には、到底自分の力だけでは実現できないので、その目的に賛同してくれる人を見つけ出していく必要があります。そのためには、飛び込みで新規に話にいくよりも、賛同してくれる人の紹介によって、輪を広げていく方がよいと思います。 志ある人は、同じように感じているネットワークを持っているので、そこにアクセスしていく必要があると思います。一から賛同者を探していくのも大切であると思いますが、その賛同者の方を見つけた場合は、そこからの紹介がよいと思います。 それには、駆け引きなどを一切せずに、誠意をもってお願いをしていく必要があります。そういったネットワークに…

  • 情報収集だけではない:深堀思考がもたらす新しいアイデアと決断力

    人に話す時には依存にならないことが大切 人と話すことは、人間が人間である限り、大切なことです。しかしながら、話すことが人への依存にならないように気を付けておく必要があります。人に話すことで、自分の考えや気持ちが整理できたり、楽しかったりするのはよいと思いますが、考えることや判断を任せることは、その人への依存となる場合があるので、注意が必要だと思います。 自分の考えや気持ちをある程度明確にした上で人に話し、その人からの反応を元に、自分で最終的に考えて決めるということが必要です。そうしないと、いつまでたっても、自分で決めることが出来ない人になってしまいます。 これまでの学校教育、そして、その後の社…

  • 人間の能力強化への提案:大学院の利用

    人は最適化という惰性に陥る 人の持つ能力の中で、環境に適応する、つまり、最適化する能力は非常に高度な能力であり、現在は、まだ、AIよりもはるかに高度な能力を持っています。しかしながら、それは、長い期間を経過すると、惰性となり、人からモティベーションを奪っていく元凶にもなっていきます。それが、難しい所です。 最適化することにより無駄なことが減りますので、効率化が図られます。AIのような機械の場合には、最適化されたことを継続し続けることができますが、人間の場合は、最適化された瞬間から興味を失い、継続して実行することが苦痛になってきます。 その為、そのような作業は機械に任せていき、人間は、新しいもの…

  • 熱中することの楽しさを伝える

    物事に長期間打ち込めるのは楽しんでいるから 何事もそうですが、長期間、物事に打ち込んでいる人は、それが本質的に楽しいからそうしているので、苦しいことを我慢して行っているという訳ではないと思います。メリットとデメリットを上げて、メリットを見ながら実施しているというような、いわゆる義務的な仕事の世界の話とは違うと思います。 もちろん、そのような人でも、やりたくないと思う時もあるのだと思いますが、少し始めてみると、そのような気持ちを忘れてしまい、集中していくのだと思います。そして、そのような人は、実力の向上が早くて度合も大きいので、それがますます、熱中させる要因となっていくのでしょう。 一度でもこの…

  • 学生の皆さんと接していると触発される

    教えることは、教えられることと同義 教える立場に立って分かるのは、自分の知らないことが沢山あり、教える対象の学生の皆さんの活動の様子を見ている時に、色々なことを教えられるということです。これは実際にやってみないと気付かないことで、それも、教育に対する意識の高い人しか気づかない点です。 この点に気づいてくると、一方的に教える講義形式のものが、教育のほんの一部分にすぎないと分かります。むしろ、授業外の対話の中にこそ、本当の意味での教育があるということに気が付きます。 学生の皆さんが、何かの質問に来た時に色々話すなかで本論から脱線する時に話すことが、その人の人生を変えるきっかけになったりすることもあ…

  • 実現性を考えるのを止める

    実現性は過去の話 何か物事を実施しようとする時に、実現性を考える習慣があると思います。これは、時間や労力、お金などの様々な資源を投資した時に、回収できるかどうかを考える思考です。回収できるものの中には、実利的ではない、満足感や社会貢献した時の喜びなども含まれます。 しかしながら、この思考だと、回収できるものがないと思われるようなことにチャレンジすることがなくなり、また、回収に長期の時間がかかるものは、意味がないと判断される可能性もあります。 したがいまして、時には、この思考を意識的に捨ててみることがよいと思います。個人的な事でもありますが、大学の新設などは、企業して多額の資産を手にした人や、社…

  • 実現不可能と思える目標を立てると莫大なエネルギーが湧く

    実現可能な目標はやる気が出にくい 不思議なもので、実現可能と思える目標程、やる気が起きないと思います。それは何故かというと、おそらくは、既に実現された時のイメージが明確にあり、そのことによって、潜在意識の中では、実行されたものとして扱われるために、単なる作業と錯覚してしまうからだと思います。ルーティーンワークを重ねれば重ねる程、モティベーションが失われることと同じようなものだと思います。 その為、到底実現できないと思える目標を掲げた時には、現在の自分の能・実力と比較するととてつもない大きな差があるということを直感的に感じ取り、その差を埋める必要があるために、莫大なエネルギーが出てくるのだと思い…

  • 新しいことを考え始めてから2~3年くらいは試行錯誤の期間

    試行錯誤の期間は泥臭い期間 何事もそうですが、試行錯誤する期間は、最初から上手くいくことはありません。特に、行き詰った感覚があり、そこから脱却しようとして目的が明確ではない状態であがくように物事を進める時期は、それが顕著です。 私自身も、これまでの人生で3回程、そのような状態だったと言える時期がありました。目的が明確ではないために、何をするにも表層的な所で止まってしまい、熱意の持てない状態の中で無理やり活動をしているような時期がありました。 この2~3年程は、3回目のそのような時期でありましたが、ようやく、そこから脱却できて、次の目標、おそらく、それが人生の最後の大きな目標であると思いますが、…

  • 企業が自前で人材育成を行う理由

    企業と大学の間の断絶 企業と大学の間の断絶は、どちらが悪いとかいう問題ではなく、企業と大学双方にお互いの立ち位置を理解できる人材がほとんどいないことが原因です。これは、構造的な問題ですので、解決することがなかなか難しい問題ではあります。 しかしながら、逆に、これを解決できるようであれば、相当大きな成果が見込めるので、個人的には、是非、解決していきたいと考えておりまし、解決できると思っております。 それには、まず、私が現在行っている大学側での教育の成果を認めて貰う必要があります。それが出来てはじめて、企業からの協力が得られるのではないかと考えています。本来は、どちら側から変わってもよいのですが、…

  • すべては行動に集約される

    理性と感情の共存による行動 自分の掲げるビジョンは、自分の経験を発火点として、理想的と思える状態を描いたものです。しかしながら、それを実現しようとまでの道のりには、多くの障害と呼ばれる課題が沢山出てきて、それを一つ一つ解決していく非常に地味な作業が必要です。その膨大な作業を実施するためのエネルギー源にあたるのが、それを実現したいと思う強い感情です。 感情を表現したりすることも場面によっては必要ですが、それはあくまで手段であり、目的ではありません。感情をエネルギー源として、理性的な行動をどれだけ積み上げることができるかどうかが、重要なのです。 私が、人を見ている時には、行動そのもののと、行動して…

  • 卒業生とお話して思ったこと

    キャリア発達段階の応じた迷いはよく当てはまる 久しぶりに訪ねてきた卒業生と色々な事をお話しましたが、やはり、社会に出ると色々なことがあるのだなと改めて思いました。特に、いつも悩みの種となるのは、人間関係にまつわる事柄で、それは永遠の課題なのかなということです。 訪ねてきた卒業生は、もうすぐ、社会人5年目ということで、時が流れる速さを痛感しましたが、話を掘り下げて聞いていくと、概ね順調な様子でした。もちろん、個別に色々な経験をしたようですが、総合的には、大分恵まれた環境で仕事をしているようです。 しかしながら、順調で恵まれた環境であるが故にゆとりがあり、色々考える余裕からくる悩みのようなものがあ…

  • 同じような所を見て活動してきた人との出会い

    本質的な価値観が近い人との出会い 本質的な価値観が近くて、同じような所を見て活動をしてきた人と出会う機会はなかなかありません。それは、世の中が多様化してきて、多様な価値観を持つ人が多くなってきたことによる裏返しの現象かと思います。 その為、そのような人と出会った時は、その出会いを大切にした方がよいと思います。人との出会いは沢山ありますが、価値観を共有して一緒に出来る人との出会いは、人生を変える出会いかもしれませんので、大切にしたいものです。 今回は、そのような人との出会いがあり、私自身の構想を進めるメンバーとなって頂いたので、一緒に進めていきたいと考えています。しかしながら、その方とは、バック…

  • 本質的な点のアドバイスを得られることが大切

    話していて本質的なやりとりが出来ると相手のステージが分かる 色々な場面で人と話す時に、本質的な事項のやりとりを躊躇なく出来る人に出会うことがありますが、その時には、非常に充実した話ができます。お互いの背景が良く分からなくても、各々の持ち場で様々な状況で戦ってきた人ならではの言葉が沢山出てきて、共感を覚えることが沢山あります。このような人との会話は、非常に重要な意味を持ちますので、大切にしていきたいと考えています。 ある組織の中で波風立たせないことに終始してきた人は、その組織に対する最適化を重視してきた人なので、なかなかそういうやり取りを出来ないのですが、そうではなく、個人として何が出来るかを考…

  • 企業回りでの気づき

    フィールドリサーチ 私自身の構想は、私のこれまでの人生の中で得られたものをすべて込めて、かつ、多くの関係者の中のアドバイスの中で、よいと思ったことを取り入れて作り上げていこうと思っております。 私も企業の現場で一定年数の間、働いていた経験がありますが、あくまで現場ですので、経営層に近い方々がどのような思考で判断されているのか分からないので、まずは、自分の構想を話すことから始めて行こうと思っております。 そして、今回は、その相手先企業の中で、自分のことではなく、色々なもののために自然体で戦っていらっしゃる方にお会いして、色々とお話をしました。 最初は、構想の話を少し説明して、予めお話したヒアリン…

  • あり得ないと思っていたことの歯車が回ろうとしている

    一気に実現の可能性が見えてきた 大学院の1年次の最後として、自分の構想を発表する場がありますが、その発表を行った後に、大学院の学長から、私の構想案に対して、「各大学がSociety5.0型の人材育成を明確に描けていない中で、現場感を入れながらこれだけ描ききっている人はいないので、早々に、文部科学省に見て貰った方がよいと思います。」という評価を得ましたので、さっそく学長にお願いして、実現プロセスの方にシフトすることにしました。文部科学省への接続や、実現場候補への大学へのご紹介など、私自身では到底できないご支援を頂ける可能性が見えてきました。 私の構想は、これまでの私の人生のすべてのエッセンスを込…

  • 自分の人生に対して当事者意識を持つこと

    自分の人生を意識的に選択する人は少ない 自分の人生を明確な意思を持って選択している人は、どのくらいいるでしょうか?案外、自分ではそうしているつもりでも、突き詰めて考えてみると、そうではなかったことに気づく人が多いと思います。 例えば、義務教育を終えて、高校・大学へ進むかどうかは、周囲が皆そうしているので、最初から進むという前提で、どこに行くかを考えたのではないでしょうか?私自身も、そうでしたが、それは、自分の意思で選択することをするようになって初めて気が付いたことです。それまでは、何事も自分で考えて決めたつもりでしたが、じつはそうではなかったのです。 自分が本当の意味で、自分の足で立って生きる…

  • データサイエンス×〇〇〇を考えるべし

    データサイエンスの導入は当たり前 今や、大手企業ではデータサイエンスの導入は当たり前のことと捉ええられているので、それだけでは不十分です。データサイエンス×〇〇〇の〇〇〇の部分を考える必要が最低限あります。 つまり、分野を限定して、深堀する形でデータサイエンスの活用をしていくという姿勢が必要になるのでしょう。 小規模の企業では、ニッチな市場を狙っていく場合は多いと思いますので、更に、×△△△ という形で限定する領域を考える必要があると思われます。 学生の皆さんは、大変な時代に生まれていることを自覚すべし 今の学生の皆さんは、私たちの時代よりも、かなり細分化された領域を見出して、自分の能力を高め…

  • 企業回りの経験

    企業と話すと色々気づく これまでの大学の構想では、私自身の企業経験や学生の話を元に、ある程度想像しながら考えていましたので、本当の所はよく分かりません。そのため、実際に企業の担当者の方とお話する経験は非常に役に立つものです。現状では、まだ始めたばかりなのですが、想像と少し反応が違う感じもありますので、突っ込んだヒアリング調査を実施することを最初は行っていきたいと考えています。 先日は、ある企業に入社した卒業生と話をさせて頂きましたが、色々な点で気づかされることもありました。もちろん、卒業生なので、好意的なバイアスがかかるので、額面通り受け取る訳ではありませんが、その分差し引いてみても、参考にな…

  • 少数派として生きること

    物事を突き詰めて考えると少数派となる 以前、私自身も、物事を深く掘り下げることができなくて、博士課程に入学してそのことに気づきました。研究のアイデアを考えている過程で、自分で頭を使っているつもりでも、実は、殆ど浅い所で思考が止まっていたのです。 アイデアを必死に考えている時には、頭が興奮しすぎて、朝方まで全く眠れない状況になっていました。その為、1日2~3時間の睡眠で2年程、そのような状況が続きました。その後、研究ではない通常の仕事をする過程でも、頭を使い掘り下げて仕事するようになったので、明確な成果が出るようになりました。 これが人生の中で非常に大きかったです。物事を進める上での重要なポイン…

  • イノベーションは目的ではない

    イノベーションを目的とするのはよくない 最近、日本でもイノベーションを追求しようとする風潮が出てきておりますが、イノベーションを目的とする限り、大きな成果を生むことはないかもしれません。現状から逸脱した、常識では考えられない目的を達成しようとする過程で、イノベーションが生まれるからです。 達成不可能と思える目的を達成しようと本気で思えた時には、非常に大きなエネルギーが生まれ、小手先ではない本気の行動をするようになります。これが重要な点です。イノベーション自体を目的とする時には、おそらく小手先の考え方になり、その結果、大きなエネルギーが生まれず、達成できそうなことばかり考えるようになり、小さなこ…

  • 本年度の内定出始めは早かった

    例年よりも時期的にはやいかも この記事は、半年くらい前に書いているので、就活は終わっている頃かと思いますが、穂年度の内定の出始めが大分早いような気がします。3年生の段階で複数出ているので、大分早い印象です。 これは、対面授業になったことと、今年は元気な人が多いということもあると思いますが、準備を前から着実に進めてきているので、その成果が出ているのだと思います。何事もそうですが、早い段階から着実に準備してきていることは、自分の身になっているので、単なるテクニックではなく、深く自分の中に蓄積されたものを見て貰った結果だと思います。 就活の早期化と長期化はずっと以前から問題になっていますが、これは構…

  • 世界の未来は見えない前提で動くべし

    リスクヘッジしながら動くべし 世界の未来がどうなるか、誰にも分かりません。それが、近年はより顕著になってきているように思いますので、リスクヘッジしながら動くという考え方でないと、結局、あれこれ考えるだけで何も実行できません。 リスクヘッジの仕方は、色々あるとおもいますが、その際に重要となる考え方は、労力をかけずに上手くやるという発想をせずに、基本は自分の力で成果を出して行くという考え方を徹底するということです。リスクヘッジは、その考え方を実行に移した時に、他の要因で結果が出ないということを出来るだけなくすということです。 また、リスクを過大評価すると、結局、今まで通りということになりかねないの…

  • 大学設立に動き出してみる

    ゼミ生の頑張りが未来の学生の道を開く ゼミ生の皆さんが、自分の道を開いていくことは、自分自身のためです。しかしながら、自分の道を開いたその後には、後輩が続いていける道が開かれます。同じゼミ出身者であれば、きっと頑張ってくれるだろうとする企業が多いからです。その道を辿って、続いていく後輩が頑張ってくれれば、その道は、舗装された道路のように強固なものになっていきます。 また、そのような具体的な効果だけではなく、ゼミの先輩がチャレンジして成果を出すことができれば、同じゼミなので、自分もできると無条件で信じることができるという効果もあります。これは、ある意味潜在意識に刷り込みを行うことなので、理屈では…

  • 国が滅びる可能性を考えた時

    若い世代程国が滅びる可能性を考慮すべき 若い世代程、国が滅びることも想定に入れる必要があると思います。このように言うと、ネガティブ思考と思われるかもしれませんが、最悪を想定することも、ポジティブ思考の一環であると思います。リスクを考慮しないポジティブ思考は、結局の所、他の人に何とかしてもらうという発想なのです。 国が滅ぶといっても、完全に跡形もなくなり、誰も住まない地域になる可能性から始まって、アメリカなどの他国に吸収される可能性、また、国という制度がなくなり、自己責任で人が住み続けるような可能性もゼロではないと思います。もちろん、移民を受け入れて、日本という国の制度が残る可能性の方が高いよう…

  • 教育をビジネスとみてもよいか

    事業が継続できるようにするまではビジネスの側面 国立大学や大手企業がバックについている私立大学のように、ある程度の寄付が毎年確保できていて、学生からの学費の金額を少ない金額に設定できる所は、ビジネス的要素が少なくなりますが、そうでない私立大学は、学生が入学する所までは、ビジネス的要素が多分にあります。 そのため、ビジネス的マインドを持った人の力を借りることは非常に重要です。教育をビジネスということを表現すると、眉を顰めるかもしれませんが、継続性は非常に重要なので、そこをないがしろにすることはできません。 しかしながら、入学後は、出来るだけビジネス色を薄めて、学生がどのようにすれば伸びるのか、ど…

  • マズローの欲求5段階説

    キャリアや将来の仕事を考える キャリアや将来の仕事を考える時には、自分がマズローの欲求5段説のどこのステージに位置しているかを確認した方がよいと思います。この説は、非常に説得力があり、基本中の基本であるために、納得のいくことが非常に多いからです。 すると、今の段階で重視すべきこと、次の段階へ行くには、どのような学びをすればよいかということを理解できるからです。こういった指針となるものは、他にもありますが、長い時間を経ても残っているものだからこそ、普遍的な価値が存在するのだと思います。 一方、学生はどうかというと、多くの人は、この5段階に入る前の、いわば「0段階」に位置する人が非常に多いです。こ…

  • 企業へアクセスする試み

    自分から企業へアクセスする経験はない 私自身は、エンジニアから大学教員へキャリアチェンジしたので、営業的な経験は全くありません。その為、自分発で企業へアクセスした経験はありません。その為、未知のものへの不安感は非常に大きなものがあります。 しかしながら、自分の構想の実現性を探っていくには、ここは避けては通れないことなので、何とかやってみたいと思います。まずは、何かしらの伝手を辿って、アクセスしてみたいと思います。その中で、少しでも興味をもって貰えたら、そこからまた紹介していて頂ける方向で進めてみたいと思います。 そして、1社でも2社でも、共感を持って頂き教育への参画をして頂ける企業が現れたら、…

  • 奮闘中の学生からエネルギーを貰える

    就活真っ最中 大学3年生は、志望する業種によっては、就活が本格化しております。毎年、この時期になると、上手くいくといいなと言う気持ちが強くなります。本来、現在の就活のような大変な思いをせずに、自分に適した企業へ入社出来ればよいのですが、採用という制度がある限り、これはある程度変えられないのは仕方がないです。 現状がそうである限り、手をこまねいていても仕方がないので、就活をトリガーとして、学生の成長意欲を引き出し、学ぶ意欲が出てくるように仕向けていくように考えています。学生の中には、そういう方針の中で、自分の殻を破り続けて、チャレンジをし続ける学生が出てきます。 すると、そういう学生に感化されて…

  • メディア(Re・rise News)からのインタビューを受けました!

    もしよろしければ、ご覧ください!(いいね!お願いします!!) 「固定観念を持たずに常に試行錯誤!」未来事業構想で教育を切り開くチャレンジャー!椙山女学院大学 文化情報学部 教授の小田切和也先生 – Re・rise News -美しい時代を創る人達- (rerise-news.com)

  • 新大学の構想を考えながら感じたこと

    今が大学の転換期なので、既存の大学とは全く異なる大学を考える 新大学の構想は、ステークホールだーや検討すべき要素が非常に多くありますので、検討し始めると混乱してきます。しかしながら、その混乱を恐れて、表層の所で止まっていては、何が本質的な価値なのかが分からないまま、プレゼンテーションでごまかす発想になっていきます。 その為、混乱した状態のままでよいので、必要と思われる知識の習得を並行して行いながら、整理されてくるまで、スライドなどにアウトプットし続ける必要があります。そのアウトプットを様々な角度から検討して、腹落ちする所まで検討を進めて行く必要があります。 そして、それを現実の大学として成り立…

  • 素直さが人を伸ばす

    今の若い世代の人は素直な人が多い 素直さとは、「人から言われたことを試しにやってみる」ことです。その為には、その人が何をいっているのか、深い所まで理解できないといけません。まずは、本当の意味で聞く力が必要です。それが最初です。決して、素直にみえる自分を演出するということではありません。 試してみた結果、今の自分には必要がないと判断できれば、そのままにしておけば、必要な時がきたら思い出すことができるでしょう。 今の年代の人は非常に素直な人が多いと思いますので、教育の場で良い方向に誘導し、伸ばしてあげることは、実は、そう大変なことではありません。個人レベルでも沢山できることはあります。 しかしなが…

  • メンタルの強さ・弱さに頼らない

    メンタルは上下して当たり前 社会に出て活動すると、メンタルが下がる場面が当たり前のように出てきます。組織の中で、組織人として働く場合は、仕事を選ぶことが出来ない場合が多々ありますので、自分がやりたくない仕事をすることが沢山あります。そのような場合に、メンタルを上げなくてはいけないと考えると、非常に苦しい思いをします。 そのような場合は、メンタルのことを考えずに、出来るだけ早く、その仕事を終了させてしまうのがよいです。それが一番です。 また、逆に、メンタルが上がっている時は、気が大きくなっているので、少し冷静になってから行動を起こした方がよいです。失敗の確率を減らすことができます。 私は、エモー…

  • 活動場所を変えることで人生の変化を呼び込む

    活動場所変化の変更はしんどさ半分と面白さ半分 活動場所を変えると、最初は分からないことが非常に増えるので精神的に疲れることが多いですが、長期視点を持つことで、新たな要素を身につけることができると解釈ができます。同じ場所で活動していると、どうしても、最適化された行動をとるようになり、ルーティーン化されることが多いです。 ルーティーン化して、それ以外の新規のことに時間を使うようになることは、当然のことでありますが、成長速度はどうしても低下してしまいます。経験的に、5年くらい同じ場所での活動を行っていると、そんな感じになってきます。 しかしながら、劇的な成長をすることは殆どなくなります。成長の内容は…

  • 新しい第一歩を踏み出す時

    新しい第一歩を踏み出す場合の心境 新しい第一歩を踏み出す場合、明るい希望を抱く心境と、不安感を持つ心境の2つの心境が入り混じった形になると思います。その分野が、それまでの自分の慣れ親しんだ領域から遠ければ遠い程、不安感が強くなると思います。 しかしながら、それをコントロールしながら活動をしていくことで、良い結果を導くことが可能となります。特に、不安感は、必ずしもマイナス要因ではなく、プラスの行動を引き出すトリガーとなる可能性もあります。通常指導している学生の皆さんにも、そのことはよく伝えます。 もちろん、不安を常に抱えた状態は、精神的にも負荷がかかりますが、社会に出れば、そういった不安感は常に…

  • 学生の皆さんの就活と人間的な成長

    学生の皆さんは成長期 若い年代の成長速度には凄まじいものがある。一日あれば、全く考え方が変わり、行動も激変することもある。長いキャリアを積んできた人の場合は、難しいことです。そのため、学生の皆さんの成長速度には、驚く時がある。 いつの年代も、若い年代はダメだという論調が世の中に存在します。私が若い年代も常にありました。これは、風物詩のようなもので、何となくそう言いたいとうもので、根拠は特にありません。せいぜい、自分たちが若い時代と比較して、自分たちの方が良かったよねと言いたいのでしょう。ですので、あまり気にするほどのことではありません。 今の年代の若い人たちは非常に素直なので、誘導次第でいくら…

  • 掘り下げた経験が全くない人も実は多い

    頭を使っているつもりでも実は使っていない 私自身も以前はそうでしたが、頭を使っているつもりでも実は使っていない人は結構多いと思います。それは、日本の学校教育や社会に出て働く場面でも、それを必要としない場面が多く、考えて独自の考え方持つことのデメリットが多くあったからです。 但し、ここにきて、コロナショックの結果、なかなか変わらない日本人の重い腰が上がり始めたように感じます。コロナショックの初期の期間ではなかなか表面化してきませんでしたが、収束が見えてきた段階で、それが表面化し始めてきました。 その象徴的な所が、日本政府が「起業」を促進させる姿勢を打ち出しているということです。もちろん、全員が起…

  • 学生の就活も学びの一つである

    社会と接点の少ない学生も沢山いる 現在、探求学習のような自律的な学習の必要性が大分語られるようになってきたが、その浸透具合は、まだまだ初期段階と言えると思います。世界的には、21世紀型の教育が先端的な教育となっていますが、探求学習も趣旨としては同じ所を狙っていると思います。つまり、変化が読めない社会の中で、変化に対応しながら柔軟に生きていけるようにする教育です。 ミネルバ大学は、その部分を徹底して実施していますが、日本人が入っていくには、結構大変な内容となっております。最大公約数的な人たちにとっては、ハードルが少々高いです。そのような学生にとっては、就活自体も社会との接点を得る場であり、就活に…

  • スタートアップ

    スタートアップは学生こそトライできる 日本の場合、アメリカのように、企業のスタートアップに挑戦できる環境がありません。政府主導でそれを変える政策が沢山出てきておりますが、それがどの程度効果を発揮するかは、意味の所未知数です。しかしながら、スタートアップは、成功率は低いので、社会人になってから、例えば、副業などでトライしていくよりは、学生のうちから勉強を兼ねて小さな起業からトライしていくことが、大きな成果を生む可能性があるのではないかと考えています。 学生の時には、もちろん授業もありますが、授業時間以外は、自由になる時間がありますので、社会人として働く環境よりは、多くの時間を起業に投入することが…

  • 人生の当事者として生きる意味と実感

    人生を当事者として生きることは当たり前ではない 日本の社会環境の場合、あまり自分で考えなくても、何となく生きていくことが出来る平和な環境ですので、自分の人生の当事者は自分であるという意識が希薄になってしまいがちです。 私自身も、人生のある段階までは、そのような状況でした。それに気づいたのは、そこから脱却した時のことです。自分が意思決定して、行動を起こし、結果がでるまで進めるというプロセスを自分で回すようになった時です。これは、独立とかという話ではなく、サラリーマンの場合でも、小さなプロセスを自分の責任で最後まで完結させることをやってみると、それまでの自分が、自分の外部の環境に依存して、上手くい…

  • 新しい大学は大学らしくない大学がいい

    大学生経験しかない人が語る大学論 大学生として授業を受けたことしかない人が大学論を語っているのを見ることがありますが、結局の所は、具体的な提案がなく、表層のイメージで大学を語っていることが多いです。何事もそうですが、自分が実際に教えたり運営したりする経験がないことは、単なる表層のイメージや言葉遊びなので、結局、掘り下げて考えることができないことが原因です。批判のための批判に終始していることが多いです。 私自身は、既存の大学が社会から必要とされていない側面が確かにあると、大学で働きながら認識していますが、逆に、大学生の期間に、もっと多岐にわたる経験をさせてあげることが出来れば、成長曲線を急激に上…

  • 現状維持思考を脱却することが殆どすべてかもしれない

    現状維持思考は日本人に根深く刻まれた思考・行動様式 日本は、農耕民族的な生き方を長らくしてきましたので、遺伝子レベルで、そのような思考・行動形態を行っている可能性が高いと思われます。その為、現状維持・小さな改善を繰り返すという行動を無意識的に取りがちです。そこを脱却するのは、最初は、非常に大きな苦痛を伴いますので、理性の力を借りて行う必要があります。 しかしながら、言葉では簡単に言えますが、実行するのは、なかなか大変なことです。自分自身をコントロールすることが難しいのに、他人をコントロールするのは、更に難易度が高いことです。自分自身に関しては、苦痛と感じることを、理性の力を借りて行うことができ…

  • インプット型勉強+アウトプット型勉強の相乗効果

    日本の主流はインプット型勉強 日本は、無償で勉強できる環境が少ないので、学校や教育系企業が提供する教育内容は、インプット型の勉強が重視されています。海外の英語圏の国などは、例えば、アメリカの大学が無償、あるいは、非常に低額で、e-learningの教材を提供しているので、インプットの勉強は自分で都合の良い時間帯で勉強することができます。 しかしながら、日本語のコンテンツは非常に少ない為、学校や教育系企業が提供する教育内容も、インプット型の内容が多く成りがちです。もちろん、それも非常に重要なことで、インプット型の勉強を何もしないうちにアウトプット型の勉強をしても、うわべだけの勉強になってしまい、…

  • データサイエンスは基礎的なスキル

    データサイエンスは、今後のリテラシー 現在、日本が国策的にデータサイエンスの普及に努めていますが、データサイエンスは、今後、働く上での基礎スキルとなっていきます。これは、出来るだけ効率的に効果的に成果を出そうということなので、このスキルがないと仕事をするのが段々と難しくなっていきます。 つまり、何かしらの企画や説明をする際には、必ずと言ってよい程、データの裏付けの説明が求められるようになってくるということです。もちろん、データが全てではないことは理解していますが、国全体がそういう方向になっていくので、そこは避けられないです。 データの裏付けがない企画や説明は、なかなか受け入れにくくなる可能性が…

  • 世の中の5~10年先を見た教育+世の中の変化に対応できるポータブルスキル教育

    21世紀型の教育 現在、程度の差はあれ、世界的に「21世紀型教育」が導入されている場合が多く、これが、「世の中の変化に対応できるポータブルスキル教育」です。簡単に言うと、未知の事柄に対して、仮説検証型で「認識・判断・プランの作成・実行・検証」のサイクルを回しながら物事を進めて行こうとする能力を身につけるための教育です。 現在の世界の状況は、変化が激しく、正確に予測することがほぼ不可能な状況になってきているので、変化することを前提に、その変化にコミットしながら物事を進めて行く方がよいとする考え方が主流になってきております。 この21世紀型の教育を極限まで突き詰めて行っているのが、ミネルバ大学であ…

  • 新しい構想を考えることは、自分の器を広げること。

    新しい構想を考えること自体は楽しいことだが.. 新しい大きな構想を考えること自体は、非常に面白いことではあります。しかしながら、その中で当事者意識が芽生えた瞬間から、ある種の苦しさがつきまとうようになります。実現性を考えるようになってくるからです。自分の現在の能力や実績を元にしたやり方では、到底できないことであるので、息苦しさを感じるようになってきます。 ここからが重要ですが、そこから更に踏み込んでいって、不足部分を学びながら、構想を具体化していくプロセスを進めていくことが重要でしょう。ここから先は、本当にその構想を実現したいかどうかという熱意や意思が問われてくるフェーズに入っていきます。 そ…

  • 忙しさをコントロールする方法

    忙しさは自分で作りだしている 世の中にあふれている時間術に関する書籍を読んで、時間を効率的に使うことは、確かに大切なことです。それにより、時間効率を2~3倍くらいにすることは可能だと思います。全く何も考えていない場合は、是非やることをお勧めします。 しかしながら、それよりももっと重要なのは、何をするかを決定することと、それを実行・達成するプロセスを検証して、最大の効果をもたらすことにつながる方法を選択・実行しているかを考えて実行することです。ここが一番重要なことです。 もちろん、自分に決定権のある場合の話ですが、決定権がなくても、その方法を提案することはできるので、そこまでは誰にでも出来ること…

  • 新しい人との対話が新しい流れをもたらす

    新しい人の対話は刺激的である 新しい人との対話は、どんな時も何かしらの刺激があります。そのため、時間に余裕があれば、話をしてみるのもよいと思います。もちろん、時間の余裕がない時には、無理して話してもよいことはないと思いますので、時間のある時にした方が良さそうではあります。そのようなお話をしていくと、時には、耳に痛い情報を得ることもありますが、その情報を元にして、次なる発想をする機会となることも結構多いです。自分が喜ぶようなコメントを頂けるのも嬉しいのではありますが、新しい発想に繋がることはあまりないです。その為、感情的な部分を上手くコントロールして、時には、自分の考えを否定することになり得る、…

  • 主体的に取り組むことの喜びと組織への適合性の喪失

    主体性が高くなればなるほど組織で働くことが苦しくなる 社会人の最初は、どこかの会社に入社して、組織の一員として働くことを選択する人が非常に多いと思います。私自身もそうで、自分で何かを始めるという概念すらありませんでした。仕事のキャリアを積んで行く中で、自分の出来ることが増えてきて、自ら試行錯誤する機会も増えてきます。一度、自発的に行動すると、それが段々と習慣化されてくるので、当たり前になってきます。 しかしながら、組織というものは、皆が自由に行動し始めてしまうと崩壊してしまいますので、その自発的な行動を封じる方向に圧力がかかってきます。これは、組織の規模が大きければ大きい程、必然的にそうなりま…

  • 多様性のある人材育成は教育ではなく環境の提供が重要

    教育の重要性は積極的に失敗させること 教育の重要性は、「失敗する」ことにあります。もっというと、失敗となるように、自分の限界を少し超えてみるということを行っていくことにあります。日本の場合には、一括採用の方針をとっている会社では、最初の2~3年くらいは、失敗しても勉強期間なのでおとがめなしとなる場合も多く、そういう期間は、失敗しても何となっていくのですが、そうでない会社、あるいは、その期間を超えた場合には、一人前の社会人として成果が求められることになります。 「失敗」という言葉にひびきはマイナスのイメージを連想させますが、逆にいえば、積極的なチャレンジの成果なので、チャレンジの証とも言えます。…

  • 学ぶことに安住しないことも大切である

    社会人になってからの勉強は面白い 社会人になってからの勉強は、基本的に面白いです。勉強したくない人も、試しに少しずつ勉強してみるとよいです。一見、仕事と関係ない分野のことを勉強していても、それが、何かのきっかけで、仕事の中で新しいアイデアに結びつくこともあります。楽しんでやっていたことが、いつの間にか具体的なリターンとして返ってくるのです。 その為、一度勉強することの楽しさと効果が分かってくると、勉強することが目的になってしまうこともあるでしょう。もちろん、長い人生の観点から言えば、学ぶことは新しいことを知ることですので、壮大な趣味ともいえるので、良いとおもいます。 ただ、学んだことを、現実の…

  • 復習がてらもう一度同じ種類の講座を受ける

    息抜きとしての勉強もある 社会人になると日々の仕事に忙殺され、疲れを癒すためにゆっくりしたい気持ちも分かります。しかしながら、自分の興味がある勉強をすることで、それがかえって安らぎの時間となることもあります。それは、自分が能動的に行っていることであり、かつ、興味のあることなので、自然と没頭できる可能性が高いからです。 日々の仕事は、たとえ自分で選択したとしても、気の進まない仕事もあり、受動的になっていることもあると思います。そのような時間が長い状態の場合は、苦しい時間が長くなりますので、能動的な時間を確保するとよいのです。忙しくなればなるほど、例え30分でもよいので、そのような時間を持つとよい…

  • 流れが来た時には、時には受け身の姿勢もOK

    日頃は自分でアクションしないと何も始まらない 何事においても、自分でアクションを起こさないと何事も始まりません。アクションを起こさず、ただ願うばかりでは、単なる時間の浪費です。しかしながら、実際には、このような状況にある人が実は沢山いるのだと思います。 もちろん、アクションを起こしさえすれば上手くいくとい甘い話ではないですが、10回くらいアクションを起こせば、1~2回くらいは、その先が続いていく状況になると思います。その時には、そこに資源を集中させてみるとよいでしょう。その結果、大きな成果に結びつくこともあるでしょう。 ですので、面倒がらずに、細かくアクションを起こしてみればよいのだと思います…

  • 新しい大学の構想を考える

    新しい構想をまとめる 私自身、色々な組織の中で働いてきましたが、組織の一員として働くのは、どうしても歯車としての仕事が増えてきますので、自分の想いとは違ったことをしなくてはならない場面が多々あります。 それを受け入れて生きることも立派な社会人としての在り方ではありますが、熱意を持って取り組めば取り組むほど、苦しくなってきます。適当に生きられない人ほど、苦しむ場面が増えてきます。 では、どうするか? 自分の想いを実現する方法を考えるしかありません。そして、自分の手で実現するしかありません。 私の場合、大学の教員であり、教育の中でステップアップする環境を整えて、背中を押してあげることをずっと行って…

  • 徒手空拳で物事をすすめることの注意点

    現状維持圧力への対処法 新規にそれまでと違うことを始めようとすると、その推進方向とは逆方向の圧力がかかってきます。現状を維持したい人たちからの圧力です。その人たちが意識しているかどうかは分からないことが多いですが、「それは上手く行かない。」というようなことを、ご丁寧に色々と説明をしてくれます。個人的には、試験的に出来る所まで進めていって、その過程で発生する課題をクリアできなければ、そこで一旦ストップするしかないので、人間の側で、「上手くいく・上手く行かない」を考えたり・議論したりしなければよいと思っています。 しかし、他人をコントロールすることはできないので、現実的に、そのように圧力がかかった…

  • 日本に軸足を置いて海外と仕事が出来る日本人の養成

    このままでは日本の国は滅びる 日本は、あらゆる面で衰退の一途である。これは、誰しもが感じることである。しかしながら、一向に変化する気配はない。あらゆる所に原因があると思いますが、本質的には、国境が海に面しており、今すぐ他国から侵略されないという安心感が根底にある点があります。 例えば、シンガポールのように小さな国は、他国から侵略された場合には、あっという間に侵略されてしまいますので、そうならないように、自国の価値を高めて、世界中の国からの注目を集めていくことに全精力を傾けていると思われます。注目を集めれば、そう簡単に侵略されることもないという発想でしょう。つまり、危機感の持ち方が日本とは比較に…

  • 人からの反対意見は歓迎すべきこと

    学ぶといことは新しいことを知ること 新しいことをしることは本来楽しいことです。もちろん、人間は、どんなに楽しい活動をしても疲労するので無限に出来る訳ではありませんが、長期的な展望では、楽しいことが多いと思います。 現在は、価値主義の話が色々な所で出てくるので、その考え方に基づくと、楽しいことも肯定的に捉えることが出来ると思います。従来の資本主義の中における「有用性の価値観」の元では、楽しいことが否定されがちですが、これからは、それが肯定される場面が沢山出てくると思います。 もちろん、従来の資本主義も残っていくものであると思いますので、役に立つことを学ぶという意識も非常に需要です。私自身はアスリ…

  • 理由付きの否定を元に考えることが本当のプラス思考

    否定しないことがプラス思考ではない 否定されることに慣れていない日本人にとっては、受け入れがたいことだと思いますが、明確な理由を示して冷静に否定してもらう方が、大きな変化を起こすことが出来ます。これは、事実です。 否定しないことを第一に考える前提での関係だと、結局、できても小さな改善を積み重ねるだけの結果になることが多いので、大きな飛躍を望むことは出来ません。もちろん、それも立派なことなので、その生き方を選択することもよいと思いますが、完全燃焼を目指す人生の場合は、満足いく結果にはならないと思います。 もちろん、どんなに慣れても否定された瞬間は、心の揺らぎのようなものは確実に発生しますが、そこ…

  • 経営者予備軍の学生たちとの出会い

    本年度のゼミ生は個性の強い人が多い 本年度のゼミ生は、非常に個性が強い学生が多いです。何故か分かりませんが、これまでのゼミ生とは大分違った感じになってきております。ここ数年は、優等生的な学生が多く、全く手がかからない状況でしたが、本年度の学生は、自発的に色々と指導を求めてくる学生がおり、それにつられて、多くのゼミ生が大分アグレッシブになってきている感じです。 このブログを書いているのは、掲載される半年くらい前になりますので、掲載されている頃には、その学生たちが就職活動に入る時期になっていますが、どのくらいの成果を出してくるか楽しみです。 現時点のゼミにおけるIT指導内容は、Accessに関する…

  • 同調圧力を強く感じる程に自律心や独立心が強くなっている

    同調圧力を感じるようになったら一人前かもしれない 社会人になりたての頃は、同調圧力を感じる程の余裕もなく、目の前の仕事を何とかすることに精一杯で、自分のアイデアを活かそうとか、自分発で動いてみようなどという余裕は、ほとんどないと思います。 そのような状況の中で、試行錯誤するだけで、あっという間に数年程経過してしまうと思います。これが、日本の若者の多くが置かれている現状だと思います。私自身もそうでした。 しかしながら、自分で出来ることも増えてきて、余裕が出てくると、自分発で行動してみたいという意識が芽生えてきて、行動を起こしてみると、現状維持バイアスを強く持った人から、色々なことを言われるように…

  • 人生の転機をどう過ごすか?

    明らかに転機となる時は分かることが多い 人生の転機となる時期は、明らかにそれとわかることも多いです。多くの場合、それは、マイナスの状況が最初にやってきて、それを何とかしようと必死になる時に大成功に繋がる何かを見出して、それを実現するという流れです。最初から思いがけない幸運に恵まれるというパターンは、そうそうないと思われます。 したがって、マイナスな状況になった時は、それを幸運への道の第一歩と考えて、試行錯誤をするべきなのです。経験の浅い段階では、なかなか実感は出来ないかもしれませんが、経験を積んでいくことで、理解することが出来るようになってきます。 逆に言うと、突然の幸運の際には、調子に乗らな…

  • 主体的に取り組むことの喜びと組織への適合性の喪失

    主体性が高くなればなるほど組織で働くことが苦しくなる 社会人の最初は、どこかの会社に入社して、組織の一員として働くことを選択する人が非常に多いと思います。私自身もそうで、自分で何かを始めるという概念すらありませんでした。仕事のキャリアを積んで行く中で、自分の出来ることが増えてきて、自ら試行錯誤する機会も増えてきます。一度、自発的に行動すると、それが段々と習慣化されてくるので、当たり前になってきます。 しかしながら、組織というものは、皆が自由に行動し始めてしまうと崩壊してしまいますので、その自発的な行動を封じる方向に圧力がかかってきます。これは、組織の規模が大きければ大きい程、必然的にそうなりま…

  • 半歩先を歩く時の苦しみ

    人より半歩先を行くだけでも理解されない 組織の中に身を置いていると、半歩先に歩くだけでも、理解されないことが多いです。従いまして、基本的には、誰にも言わずに実行する方が良い場合が非常に多いです。自分の理解できないことを本当の意味で受け入れようとする人は、非常に少ないです。 多くの人は、目の前に出た結果に基づいて対処方法を考えて実行するというような形になる場合が多く、良くない結果に対する対処という考え方になります。しかしながら、それだと良い結果を継続することができずに、あまりよくない結果が続くことになります。そのような人生では、不満足な人生を送る可能性が高くなってしまいます。 良くない結果の予兆…

  • 50年後の世の中を想像すると視界が広がる

    現時点の意識の中で突飛な発想をすることは難しい 色々なアイデアを出そうとするとき、自分では、視野を広く持っているつもりでも、その時点の自分が置かれた環境の中から世の中を眺めている状態になりますので、なかなか現状から脱する発想を持つことが難しいです。 そこでよく言われる長期間の先の世の中がどのようになっているのかを発想してみる方法があります。例えば、50年先というと、とてつもない長さなので、そのくらい先の世なのかがどのようになっているのかを、色々な情報を集めながら、自分でも考えてみるということをしてみました。 人の性質によってどのような社会を描くかは変わってくると思いますが、楽観的なシナリオに基…

  • 見込み違いのことでも最後までやるべきか?

    見込み違いは誰にでもある 何かに取り組み始めた場合に、当初の想定とは違った場合もあると思います。その場合、すぐにやめるべきかどうか考えることになると思います。これは、非常に難しい判断になると思います。その理由は様々です。 一つには、それを始めたこと自体が縁であるとも考えられるからです。見込み違いであったために、自分の可視化されている目的とは異なるという観点で、無駄だと判断する思考です。もちろん、これも有効な場合があり、一概に否定することは出来ません。達成する目標に期限があり、時間にゆとりがない状況の場合は、別のアプローチを考える必要があります。 しかしながら、時間にゆとりがある場合には縁と考え…

  • マーケティング発想と自分のアイデンティティの関係を両立させることが成功に近づく秘訣

    マーケティング発想は相手重視の発想 ・行動 マーケティング発想は、相手の「顕在化している需要」と「潜在的に持っているものの顕在化していない需要」に対して、商品やサービスを提供する発想です。そこに、自分の意思や想いなどは全く存在しません。これを企業の組織レベルで行うことで、世の中に対する適者生存の行動が可能となります。 しかしながら、この発想の欠点は、自分の思いとは全く関係ないので、場合によっては、自分の思いとは反対のことをしなくてはならないということになり、その時には、モティベーションが低下した状態で取り組まねばなれず、やらされ感一杯の仕事になってしまいます。結果として、クオリティの低いアウト…

  • 「アイデアを考えること」と「知識をインプットすること」は全く違うこと

    アイデアを出すこと=知識のインプット(調査)ではない 良くありがちな間違いとして、知識の大量インプットをすることが、アイデアの発想に繋がるという考え方です。知識というのは、他の人が研究や実践を行った結果のアウトプットなので、それを学ぶだけでは、当然ながら新しい発想は出てきません。自分がアイデアを出すことが苦手だと思う人は、その点を少し疑ってみるとよいかもしれません。 新しいアイデアは、例えば、散歩をしていたり、部屋の片づけをしていたり、あるいは、ニュース番組を見ていたりするなど、机の前で考えている時以外で思いつくことが多いですが、ある意味、科学反応のようなものです。何かしらの刺激を元に、それま…

  • 新しい領域に足を踏み入れたことを実感した久しぶりの感覚

    アドレナリンが強烈に出た時のひやりとした感覚 この記事が出る頃には、半年間前ぐらいのことになると思いますが、自分の専門分野である情報領域から一歩出たことによって、アドレナリンが強烈に出た時のひやりとした感覚を感じました。普段は、やる気が出ている状態ではなく、フラットで心穏やかな状態でいることを重視している私が、久しぶりのそのような感覚を得ました。ある講義を受けていた時のことです。 その夜は寝つきが悪く、翌朝に起きても、体の中がカッカとしたような興奮状態であったために、疲労感がありました。このような状態はあまり好きではないので、普段は避けるようにしていますが、今回は、自分のコントロールが効かない…

  • 休むことも大切な仕事である

    仕事や勉強に充実感を感じる時ほど定期的な休養を! 仕事や勉強にやる気があり充実感を感じる時は、休みを取ったりする必要を感じずに、没頭してしまうこともあると思います。もちろん、ある一定期間の時期にそうすることが、大きな成長に繋がり、人生を開くことが出来る側面もあります。 しかしながら、何もせずにボーっとする時間を過ごすことも大切です。私も人の事は言えないのですが、短時間でもそうすると、奥底の疲労感が抜けていく感じがします。たとえ、30分でも大きな効果が感じられると思います。 常に何かをしていないと落ち着かない人にとっては、非常に難しいことではありますが、「休むことも仕事である」と考えれば、比較的…

  • 数学嫌いは致命的になる今後の世の中

    数学も記憶中心の勉強であるので、実はそれ程難しくはない 数学嫌いの人にある勘違いとしては、数学は考える勉強領域なので難しいというものです。その為、数学は頭の良し悪しがダイレクトに影響する科目なので、自分には難しいと判断してしまう場合が多いのだと思われます。しかしながら、かなりの部分は、結局暗記から入っていく勉強で、その後に、定着した内容を使いこなして問題を解くという形になります。その為、時間がかかるので、それを出来ない人が、苦手だと誤解してしまうのでしょう。それが分かっていれば、出来るようになるまで丁寧に行っていくだけなので、ある程度の水準まで出来るようになっていきます。 今後の世の中は、その…

  • 激変する社会の中を生き抜く方法

    激変する社会の中を生き抜く方法 日本社会の中にいると停滞感があるので、世の中は変わっていないのではないかと錯覚することがありますが、世界の動向を見ると、激変していることが分かります。例えば、AIなどのテクノロジーの世界ですと、AIに対する教育を、国を挙げて行ってきた所では、産業的に成功を収めている所も出てきております。 日本では、この数年でようやくAIに対する教育を推進し始めているので、それが顕在化する頃には、その変化を実感することができるでしょう。このコロナ禍により、ようやく日本でもDX化が進み始めているので、それが目にみえる形で顕在化するでしょう。 そのような激変する社会の中でどのように生…

  • 熱が冷めていく時にはあまり無理をしない

    熱が冷めていく場合には理由がある 私自身にも時々あることではありますが、それまでエネルギーを注いでいたことに対して、急に興味がなくなり、やる気を失ってしまうことがあります。目的思考、つまり、明確に目的を定めてから、それを達成する方向に集中して取り組んでいくタイプの人は、同じような経験をされていると思います。(目的思考が良いかどうかという点は、ここでは掘り下げません。) 急に、熱が冷めていく場合には、何かしらの理由があると思います。例えば、目的をある程度達成してしまい満足感を得てしまった場合、あるいは、目的そのものが意味のないものだったと気付いた場合、それから、目的自体が変わってしまった場合など…

  • 長期的な目的の設定と短期的な思考・行動様式の使い分けの重要性

    長期的な目的の設定は最重要です 長期的な目的の設定は、人生において最重要といっても過言ではないと、私は思っています。しかしながら、明確に人生の目的を持っている人は、稀ではないでしょうか?私自身も、人生の過程の色々な段階で、人生の目的と思っていたことがありますが、ある段階になると、それが変わってしまうことも度々ありました。本当の人生の目的が何かというのは、明確には言えません。 しかしながら、それも良いのではないかと思っております。その時々に、人生の目的と思っていることがあれば、その実現に邁進することが可能であり、それが様々な変化を呼び起こし、充実した人生に繋がるということだと理解できるからです。…

  • プロフェッショナルへ一直線の勉強とは?

    記憶と理解は相乗効果をもたらす 詰め込み勉強を批判する風潮もありますが、ある面で詰め込みを行わないと理解が進みません。学校の勉強でも、社会人になってからの勉強でも全く同じことです。また、理論と実践の場合でも、理論をある程度理解しないで実践した段階では、単に意味を考えずに実践しているだけなので、ただなんとなく実践しているだけになってしまいます。 全く何の記憶もない状態では、全く何も理解できないので、最初は軽い短期的な記憶をする作業を行いながら、うっすらとした理解をすることを行っていくと思います。この段階では、理解は自分勝手な都合のよい理解をすることも多く、記憶することが中心で、記憶するために理解…

  • アウトプットを意識して大量にインプットを続けるだけでよい

    アウトプットを意識することが大切 大量にインプットを行う場合、アウトプットを明確に意識して、必要なインプットをしていくことでモティベーションが高くなるので、そうした方がよいです。何の目的もないと、結局継続ができないので、線香花火のような勉強の仕方になり、新しい概念を自分の中にインストールすることが出来ない場合が多いと思います。 どんなことでも、最初の方の過程は、しんどいと思う場面が訪れるので、そこを乗り越えるまでは、モティベーションが高い状態を維持するとよいと思います。その後、ある程度勉強が進むと、あまり力を使わずとも、スッと自分の中に入ってくるようになるので、そうなれば、あまり肩肘張らずに、…

  • 1日1時間の勉強で持続的な成長を!

    何歳になっても勉強することが好奇心を保つことになる 30歳を超える頃になると、成長を続ける人と停滞をするひとに分かれてくると思います。その大きな要因の一つとして、好奇心を持っているか・失われてきているかがあります。好奇心は、成長の源泉だと思いますので、これが失われると停滞の一途をたどります。 その好奇心を保つにはどうすればよいかというと、勉強するということです。勉強と知っても、試験勉強のようなものではなく、自分が必要だと感じることや面白みを感じることを自分なりに勉強していくのです。 好奇心がない時に勉強しても意味がないのではないかと思われるかもしれませんが、勉強すると脳への刺激が加わりますので…

  • 自分の経験を異なる環境で発揮する

    今の環境での自分の経験は当たり前だが、異なる環境だと重宝されることも 今の職場で当たり前のように働いていると、それまでの経験が当たり前のように思えて自分には何の特徴もないのだと思いがちだと思いますが、決してそんなことはありません。世の中には、非常に沢山の会社があり、その中で解決できない課題を解決してくれる人は非常に重宝します。 もちろん、そのような課題が沢山あり、それを一挙に解決してくれそうな人がいれば、その人を雇い入れて解決をお願いする方法があります。これが出来れば、一番分かりやすいので、それが一番よいです。 しかしながら、そこまでの多くの課題がある訳ではないが、困った課題がある場合は、スポ…

  • どこまで細かく実施すべきかを見抜くことが仕事の本質かもしれない

    大雑把で終わらすといい加減だし、細かすぎると木を見て森を見ずになる 仕事を最初に始める時、期限があるために時間に制限があるので、なるべく本質と思う所を見抜いて、大まかな方針を立てて進めていくことになります。これをやらないと、全ての事柄を調べ尽くしてから始めることになるので、時間がかかりすぎるからです。 その上で、仕事を進めながら、細かい点にまで気を配りながら進めていく形になります。但し、人間はいい加減な所もあるので、細かいことを考え出すと、目的を忘れてしまい、再現なく深堀りしようとすることになる場合があります。興味がある事柄の場合は、特にそうなってしまいます。 丁度良い所まで深堀するというのは…

  • 社会人になってからの勉強程面白いものはない

    勉強が嫌いなのは試験の結果ばかり気にするから 学生時代の勉強は、常に採点されて、正解以外のものは不正解となり、正解数に基づいて最終得点が計算されて順位が出ます。これは、基礎的な物事の概念を自分にインストールする作業なので、ある意味仕方がない側面もあります。得点があまり取れなかった場合には、その記憶が残り、面白くないという記憶が刷り込まれてしまうのでしょう。 しかしながら、社会人になってからの勉強は、基礎的な概念を身に着けただけでは成果に結びつく訳ではありませんので、そこからが本当の勉強が必要になるということを認識して頂けるとよいと思います。つまり、基本的には、目に見える成果に結びつけるための勉…

  • 目的のはっきりした研修を受講することで物事の本質を意識して学ぶ

    研修の目的はスキルの向上だけではない 社会人になると、何もしないと学ぶ機会が少なくなり、目の前の仕事に追われていると、仕事の範疇の学びしかなくなってしまいがちです。特に若い世代の場合は自分がプレイヤーとなる仕事ばかりなので、多くの時間を費やすことになり、余裕がなくなってしまいます。 もちろん、そのような経験も長期的に見ると非常に大きな意味を持ち、大切なことではあります。私自身も、最初の数年間は、睡眠時間も取れない状況で、心身の限界に到達するような仕事でした。それが自分の基準となり、その後の仕事の場面では、限界を設けずにチャレンジする姿勢に繋がっていったようにも思います。「あの過酷な状況に比べれ…

  • 転機には良いこともそうでないことも同時に起こる場合がある

    転機には物事や人間関係が入れ替わる? 自分の人生において変化を起こす場合には、実施する事柄や人間関係が入れ替わってくることになります。それは、それまでに属していたコミュニティとは違う所に足を踏み入れるので、必然的に起こる変化です。 自分の知らないコミュニティに入っていくと、それまでに経験していないことばかりなので、問題が沢山発生する感覚にとらわれると思いますので、良くないことがおこっていると感じることもあると思います。 また、必然的に、それまでに実施してきた事柄に対して急速に興味が失われて、その物事を止める方向に動くことになっていくので、それまでにあったものが無くなるということで、良くないこと…

  • DXは必ずしもAIを使った自動化ではなくてもよい

    DXという言葉に踊らされない方がよい DXというと、データサイエンス(統計学)とそれを実現するAIにばかり焦点があたっていますが、それが、全てという訳ではありません。IT関連のベンダーにとっては、インパクトがあり、商談に繋がりやすいので、それを前面に出しておりのですが、各事業会社の情報システム部門としては、そこに踊らされない方がよいと思います。 データ活用をする前提として、これまでの通常の情報システムの整備がきちんと行われているかどうかをきちんと考えた方がよいです。その整備が不十分と判断できる場合には、その整備を最優先にすることが先決だと思います。 そうすれば、AIを導入することなくとも、全社…

  • 自分のモティベーション管理を行って自律型人材への脱却

    モティベーション管理を自分で行う フォローワー人材の特徴の一つとして、自分の外部の要因によって、モティベーションが左右されやすいという傾向があると思います。外部の要因によって、モティベーションが上がったり、下がったりするので、波が大きくなる形になります。 自律型人材でも、同じような要素はありますが、それよりも、内発的にモティベーションが発生するので、そちらの影響が強く、結果として外部要因に左右されにくくなるということがあります。 自律型人材も初めからそうだったかというと必ずしもそうではないと思いますが、自分自身でモティベーションを高める工夫をすることで、段々とそのような形になっていくのだと思い…

  • 事業やサービスの創出が文系人材の主要業務になっていく

    AIによる人間の代替えは衝撃的な速度で進んでいる 例えば、病院の診断でAIの技術が試験的に使われ始めている様子で、テレビで見たことがありますが、コロナ禍によって、それは大幅に加速している印象です。つい最近まで、遠隔での医療診断すらできなった状況が、AIによる診断技術までが導入されるようになっているということに、驚きを隠せませんでした。 もちろん、最終的な判断は、人間が詳しく調べるようですが、人間が見落としやすい箇所も、AIならばある程度の確率で病巣の候補として検出することができるということなので100%ということではないですが、非常に大きな進展です。 このような劇的な変化が予想を超える速度で進…

  • そのうち3つの仕事を持つことも普通の時代となる??

    1つの会社で定年まで働くことが稀な時代となる 現在のような激動の時代において、1つの会社で定年まで働くことが稀な時代となっていくと思われます。これは、ジョブ型の雇用が普及すると、ある意味、自然な流れともいえると思います。 個人個人で得意不得意もあると思いますので、全ての業務で高い成果を出せる人はいないですが、小規模になればなるほど、会社の中で自分が得意な仕事に携われる機会が少なくなってくると言えると思います。 組織で働く人も、終身雇用が保証されない時代になると自分のキャリアを自分で作っていく時代となりますので、自分の得意な分野の能力を向上させていったり、新しい経験を積んで出来る領域を拡大したり…

  • 状況の思わしくない時ほどチャレンジの時です

    状況の思わしくない時の不安感に負けないことが大切 状況が思わしくない時には、「これ以上悪化しないように余計なことはしない。」という思考に陥りがちですが、あまりよくない考え方であると思います。もちろん、不安な気持ちで回りが見えない状態で行動していくことは、傷口を広げることに繋がる可能性があるので避けた方がよいとは思いますが、冷静さを取り戻した後に、守りの姿勢に終始することは、じり貧の状況になっていくだけなので、これも避けた方がよいです。 状況悪化の原因と思われる仮説を探り出し、その仮説を検証しながら行動に移していくことで、確率高くよい結果を導き出せるようになってくると思います。これは、自分の不安…

  • 学生という意識を無くしてチャレンジする必要がある

    新卒 一括採用が段々となくなる可能性もある ジョブ型の制度が企業に広まっていくと、新卒一括採用の制度は段々と無くなっていく可能性があります。ジョブ型の制度は、基本的に即戦力採用なので、経験を積んだ分野での採用となります。 したがいまして、未経験の人を採用するという文化ではなくなるので、新卒学生にとっては、今以上にハードルが高くなってしまいます。アメリカのように、大学生のうちから見習いとして企業で勤務して経験を積み、認められて初めて正規の社員として就職するという形になります。 これはこれで良い面もあるとは思いますが、日本の場合は、何に対しても変化が遅いので、企業側は変わったけれども、大学の方では…

  • 感情に左右されない判断・行動のススメ

    浪花節からの脱却 浪花節的な考え方も、人間として良い点でもあるとは思います。しかしながら、いつまでのその考え方だけでは、成長がなく、物事を達成していける能力を獲得することはできません。その理由は、浪花節的な考え方だけだと、自分自身の成長が導きだせないからです。この点を実感してない人も多いのではないかと思います。 冷静に判断を下すことが、人間的に冷たいというイメージをお持ちの方もいるとは思いますが、冷静な考え・行動の裏には、高いモティベーションが隠されている場合が多いです。むしろ、そうでないと、冷静に考えて行動することができません。 冷静に考えて行動するということは、自分の苦手な事であっても、試…

  • チャレンジ人材の希少性

    保証のない状況でチャレンジする人は稀な存在 特に日本人の場合は、保証のない状態の場合に、自分発で行動していくことが出来ないタイプの人が非常に多いです。これは、もともと日本人が農耕民族であり、先を見据えて行動するタイプが多いという理由もあると思います。 但し、一度、小さな規模のチャレンジをしていってみると、それに慣れることもあり、徐々に大きなチャレンジを出来るようになっていくと思います。このような形で、多くの人をチャレンジする人材に育てていくことが、今の日本にとっては非常に重要な課題だと思います。 これは、何も全員起業するべきだということではなく、サラリーマンの人でも同じことです。新規のサービス…

  • 相互に関係することを並列で複数実施することのススメ

    複数の事を同時並列で行う科学反応が起きる 1つのことをコツコツとやることは、非常に重要なことだと思います。特に、新しいことを始める場合は、このプロセスは必須です。逃げ場がないので、途中に諦めてしまったり、しんどくてやめてしまったりしたくことも多々あると思います。 しかしながら、このプロセスを経ずして長期的な発展が望める訳ではないので、出来るだけ短期間で済むように、集中して積み上げを行うことがよいと思います。 しかしながら、一通り経験した後は、積み上げを継続しながらも、少し違う分野のことにも、トライしていった方がよいです。これは、一つには、同じことばかりを行っていると惰性になってしまい、身が入ら…

  • 就活時に大企業か中小企業に迷う時の考え方

    就活時にやりたいことは必ずしも本気ではない 本当の意味での社会経験がない人が、社会に出て仕事を選ぶことは、本当は、非常に難しいことです。アルバイトなどで働いている場合でも、それは、責任を持たなくてよい働き方なので、社会経験とはいいがたいのが本当の所ではないでしょうか。 社会経験がない中で、どうやって仕事を選ぶかというと、推測を元に自分がやりたいと思える仕事を選んでいるということではないでしょうか。就活を控えている皆さんには、その点を意識してもらい、「自分のやりたいこと」に拘りを持ちすぎないようにして頂きたいと思っています。 社会に出てから経験を積んで行くと、最初のやりたいと思っていたことから、…

  • 仕事とプライベートの区別を付けない状態が結局は最良の人生に繋がる可能性が高くなる

    仕事を楽しんでやっている人は仕事とプライベートという概念がない 多くの会社員の方は、自分の意に沿わない仕事もやらなくてはならないので、仕事を義務と考えて、効率化をして楽にすることに焦点が当たりがちです。その気持ちは、よく分かります。 しかしながら、多くの時間を費やす仕事を面白く出来るようになれば、非常に楽しい人生になるのは間違いないことです。その為には、一定の仕事の能力を身に着けて、自分の意に沿う仕事が出来る環境を作り出していくことが重要なことです。 仕事とプライベートを切り分けたがる人は、仕事を苦痛と考えており、楽しいプライベートの活動に焦点を当てているということだと思います。 もちろん、組…

  • 自燃型の0→1人材に出会うことが非常にまれなこと

    自分発で行動してみると自燃型の人材に出会う確率の低さを実感する 自分でビジョンを描いて行動を行ってみると、相対的な価値観の中で試行・行動する人が圧倒的に多いことに気が付きます。それは、裏を返せば、それまで自分自身が、完全には、自分発で行動していなかったことの裏返しでもあります。 何もない所から自分発で行動してみると、何も保証されていないので、全て仮説の段階で行動を起こしていくことになります。現在、それが、1つの形になりそうな段階になり、実現する可能性が見えてきましたが、そこまで到達するのに、非常に多くの人と話をして、多くの時間を要することになりました。結局、1年半くらいの時間を要しました。 こ…

  • 中小企業のDXについて考える

    人のDX化から始めるとよい コロナ禍になって、企業のDX化が急加速して、どの企業もDX化することに意識が向き始めている。しかしながら、データサイエンスやAIを活用したDX化は、一足飛びに行えるものではありません。通常の伝統的な情報システムを整備した上で、そこで蓄積したデータをもとに先端的なDX化をする形になるで、通常の情報システムの整備が不十分な場合は、そこをきちんとした形で行うことが先決です。 このようにすると、がっかりする企業もあるかもしれませんが、DX化は目的ではないので、まずは、基本となる情報システムの整備をきちんとした形で行うだけでも、大きな効果を見込める場合もあると思います。 その…

  • データ駆動型社会の到来を現場の動きから感じる

    中小企業こそ、データサイエンスやAIの活用が重要 先日、ある企業の方々と色々な話をしました。独自のビジネスモデルを構築している企業で、既存のパッケージソフトウェアを活用することが難しいとのことで、将来的なロボットによる自動化でビジネスモデルを進化させたいとのことでした。 業績が好調なので、余裕のあるうちに投資を行っていけば、実現の可能性も非常に高いと思いました。 しかしながら、重要なのは、社内の情報化の意識の底上げと、開発ベンダーに依存せずに、ベンダーを使いこなす情報システムの設計能力の獲得だと思いました。独自のビジネスモデルは、なかなか他には理解されにくので、それを理解している内部の人が、そ…

  • 実際に行動できない人が圧倒的多数なので行動するだけで成功に近づく

    世の中はフォローワー型人材が圧倒的多数 世の中は、自らが発火点となり行動するタイプの人は非常に少ないです。口では色々と前向きなことをいう人でも、本当に実行する段階になると、尻込みをするなどして、結局実行に移さない人が多いです。これは、権力関係がない立場で、人を巻き込もうとする行動を行った人なら、誰でも実感することです。 それが、人間的に良いとか悪いとかとは関係はないですが、実際の現実です。この1~2年程、痛感しました。フォローワー型人材が圧倒的多数であるということです。 しかしながら、逆に考えると、個人で動く分には、チャンスを掴みやすい世の中であるということもいえます。これは、ある組織の中で良…

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