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大学教員が書いた就活・転職活動のお守り https://www.shukatsu-omamori.info/

民間企業で勤務経験がある大学教員が書いた就活・転職支援サイトです。就活指導では、トヨタ系企業へ入社する学生を多数輩出。人間力を含めた総合力をアップして貰い、長い視点でも見た指導を行ってきました。

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2020/04/12

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  • 長期の掘り下げ思考・行動で大きなチャンスの到来

    物事の見方を変えることでチャンスに変わる 常日頃からの活動の視点では、どうしてもある一方向からの視点になりがちなので、なかなか大きなチャンスは得られない場合が多いと思います。しかしながら、少しだけ視点をずらすことが出来れば、大きなチャンスが得られる道が見えることがあります。 これはなかなか気づけないが、しかしながら、気づくことが出来れば、非常に大きなチャンスになる可能性があります。なぜなら、他の人とは異なる差別化された視点である可能性が非常に高いからです。 私自身も、これまで気づかなかった方向での道の開き方に気が付きました。これは、ある意味副産物ではあるのですが、自分の大きな構想を実現するため…

  • 深堀思考の重要性と挑戦

    日本の教育体系の中では、深堀思考をする場が非常に少ない 日本の教育体系の中では、深堀思考をする場が非常に少ないです。小学校から始まる探求授業の中で、考えることもやり始めてはいるのですが、それを教える側の人も深堀思考をする場面がなく教育を受けてキャリアを積んできているので、自分では考えているつもりでも実は表層部分の思考でしかないことに気が付いていない場合が非常に多いです。 私自身も、かつてはそうでした。自分で考えているつもりでも、実は、精々、1階層から2階層くらいまで深堀しただけで満足してしまい、相当頭を使った感じになっていました。それに気が付いた時が、大学院の博士課程に入学した時のことです。表…

  • 標準的な学生の皆さんに必要な就活の考え方

    標準的な学生の皆さんに必要な就活の考え方

  • 転機を迎える:好循環のサイクル

    何事も満ち引きがある 自分の活動の中で、最初の成果が出づらい苦しい時期を乗り越え、良い結果が出てくると、立て続けに良い結果が出てくる時期がくると思います。小さな結果を元に、それを求めてくれる人が出てきて、更にその上に結果を積み上げ、認めてくれる人が増えてくるという好循環のサイクルに入る時期です。 この時期は、非常に気持ちもよく、これが長く続けばよいのになあと思う時期ではあります。しかしながら、これも永遠に続く訳ではありません。やがて衰退期に入ってきます。これは世の必然であり、誰もが避けられないことであると思います。 しかしながら、この衰退期には、実働する時間が減ってくるので、実は、この時期を狙…

  • 潜在意識と目標設定

    5年毎の目標を書き出して手帳に貼った結果 5年毎の目標を書き出して手帳に貼った結果、全部実践できた訳ではないが、7割程度は実現できている。いつも、その手帳を開いて目標の中身を見ている訳ではなく、数カ月・半年に1度くらい見ている程度ですが、一度、考えて作成した目標は、自分自身の潜在意識にインプットされて、それを元に現実の世界の中での出来事や情報を見るようになるので、それに関係するものが目に入った時には、ピット反応できるということになります。 潜在意識というのは、それ程強力なことなので、逆に言うと、良くない出来事や情報については、出来るだけ自分から遠ざけた方がよいということになります。身近に、常に…

  • 人生のキーマンとの出会い

    無我夢中の議論 自分の人生の中のキーマンとの出会いは、最初は分かりませんでした。無我夢中で色々なディスカッションを実施して、お互いのと取り組みに共感した所までは、すぐに到達しました。ただ、これまでの経験上、意見交換の段階では良かったものの、その後のアクションの段階では、尻切れトンボになってしまうケースも多々ありました。 それも無理のないことだとも思っています。自分の仕事を抱えて、その上に他の人の構想に全面的に協力することは、非常に大きな負担を伴うからです。そのため、短期的に目に見える成果が出そうでない場合には、なかなか継続できないと思います。無理からぬことですので、責めることはできません。 し…

  • ブレークスルーを迎える時

    大学教員になったことも大きなブレークスルーだった 大学の情報センターで働いていた時は、事務系の職員なので、民間企業のサラリーマンと同じようなものです。そこで、働きながら大学院の博士課程に入り博士号を取り、教員の道へ踏み出した時に、大きなブレークスルーがあったと感じました。 それから20年弱の間、ステップアップと言えるものは何度もありましたが、人生の質が変わる大きなブレークスルーはなかったです。ただ、もう少しで、2度目のブレークスルーを迎えることが出来ると思えますので、楽しみでなりません。 大学の教員といえども、本質は、サラリーマンです。ただ、自由度が高いので、そこに憧れを持つ人がいるのは事実で…

  • 新しいフェーズへの移行: ボランティア活動の終焉と準備

    沢山の引きが来た現状 これまで、殆ど何の見返りも求めずに、ある意味ボランティア活動的な形で非常に多くのことを費やして来た活動があります。その成果・実績が、世の中に評価されて新しいフェーズに自分の人生が移行していく過渡期の状況になりました。外部からの引きが沢山きた状態になっています。非常に有難いお話です。 ほぼ10年近く行ったボランティア的活動は、非常に楽しいこともある一方、負荷が相当なものでもあったので、途中でやめようかと考えたこともあります。しかしながら、理由は定かではありませんが、結局止めずに継続してきました。ある意味直感的な判断です。 私自身、何かの判断をする前には、理性的・理論的に考え…

  • 実行に向かう思考の重要性

    小さな構想は既にある構想の可能性がある 小さな構想を考えて実現可能なことから進めるのも悪いことではないのですが、おそらくは、既にあることの改良版になっている可能性が高いです。最初から小さな構想を考える時には、身も心も縮こまった状態にある可能性が高いので、それを払拭する必要があります。 その為には、他の人から妄想と言われるくらいの大きなビジョンを描いてみるとよいと思います。他の人から、そんなことできる訳がないと言われるようなビジョンが良いです。その言葉が出てくる時には、そのビジョンが、他の人が考えるようなものではなく、かなり独自性の高いものか、スケールの大きなものになっているという証明されるから…

  • 自己評価の重要性と客観的な視点

    自己評価は高い 自分を含めて、自己評価は非常に高く見積もってしまうものです。どんなに客観的に物事を見ることができる人でも、正確に見積もることはできません。そのため、何らかの方法で、他社からの評価に自分を晒すとよいと思います。 通常のサラリーマンの場合は、転職サイトに登録してどのような案件が紹介されるのか、見てみるのもよいと思います。特殊な立場の方の場合は、自分で起業することを想定し、その中で実施する仕事を考えて見て、その提案にどの程度の企業が興味を持ってくれるのか、確認してみればよいでしょう。 そのような評価がまぎれもない実際の評価なので、その評価を真正面から受けとめ自己評価との差を内容と質と…

  • チャレンジと学びが支援の原点

    チャレンジし続ける人しか支援はできないはず ××支援ということを行う場合、その時点でチャレンジしている人しか本質的には出来ないと考えます。それは、支援される側の人が、チャレンジすることを止めた人からの支援など受けたくないと考えると思うからです。この点は、非常に重要なのではないかと思います。 チャレンジしている時には、その人自体が活性化されており、新しい情報も常に取集して身に付けていくことを継続しているので、学ぶべきことが沢山あると思います。何より、その人からエネルギーが発散されるので、それに引き付けられるということもあると思います。また、楽しそうな表情をしている人も多いので、魅力的に見えること…

  • 人生の転機:ボランティア活動から新たな挑戦へ

    沢山の引きが来た現状 これまで、殆ど何の見返りも求めずに、ある意味ボランティア活動的な形で非常に多くのことを費やして来た活動があります。その成果・実績が、世の中に評価されて新しいフェーズに自分の人生が移行していく過渡期の状況になりました。外部からの引きが沢山きた状態になっています。非常に有難いお話です。 ほぼ10年近く行ったボランティア的活動は、非常に楽しいこともある一方、負荷が相当なものでもあったので、途中でやめようかと考えたこともあります。しかしながら、理由は定かではありませんが、結局止めずに継続してきました。ある意味直感的な判断です。 私自身、何かの判断をする前には、理性的・理論的に考え…

  • 小さな構想・限定された場所や領域に絞ること

    小さな構想・限定された場所や領域に絞ること

  • スピーディーなアクションと思考の調和

    直感と分析思考は本質的には同じかもしれない 直感というものは、それまでの経験の中で得られた様々な情報を元に、無意識的な検索能力を駆使して、本質にたどり着くという考え方です。分析的思考は、明確に見える範囲の情報の中から最適な方法を掴みとろうという考え方です。 範囲が小さい場合には、分析的思考で、安定的にベターな判断ができると思いますので、十分な場合が多いと思います。 しかしながら、範囲が広くなればなるほど、分析をすることが難しくなるので、直観も併用しながら決めていくことになっていきます。分析もある程度はすることになるとはおもいますが、範囲が広くなればなるほど、変数が多くなるので、気休め程度にしか…

  • 人生のチャンスと選択

    チャンスは多い程よいとは限らない チャンスが少ないとよくない人生かというと、必ずしもそうではないと思います。チャンスが少ない場合は、それに飛びついてやってみるしか選択肢がなく、必死にやっていくことで実力がつき、道が開けるということにつながります。 逆にチャンスが多い場合は、少し上手く行かなかったくらいで諦めてしまい、別のチャンスに飛びついて、同じことを繰り返す可能性もあります。 人生が単純ではないのも、こういう所にあります。 ただ、長期間の下積み生活のようなことをやり、その末に、チャンスが沢山出来てきた場合は、自力がついていると思いますので、全てのチャンスとは言わないですが、いくつかのチャンス…

  • 人生の好転を示す状況と小さなファーストステップ行動の重要性

    人生の好転を示す状況と小さなファーストステップ行動の重要性

  • 未来に向けた構想の力

    コロナ化の回復により世界中の加速が鮮明になった年 コロナ化の真っただ中の頃には、このような状況になるとは全く想定していなかった人も多いと思います。私自身もそうで、コロナ化の中では、時間が出来た分、新しい取り組みを始めようと思い、今思えば、活動範囲の狭いなかで、手足を動かしていたように思います。同じようにされていた方や企業などの組織も結構あるのではないかと思います。 年々、あらゆる変化のスピードが速く、それについていくのに精一杯であるため、余白が少なく、思考を巡らせたり、まとまった時間を能力開発に振り向けることなど、段々と難しくなってきている状況が続いていたと思います。 コロナ化によって、その余…

  • 重要:縁

    対外的活動が以外な縁を呼び寄せた 自分の構想を進める対外的な活動をこの1年半くらいずっと実施してきているが、そのような流れが以外な縁を呼び寄せた。大学の卒業生、直接的にゼミで間近に接してきた学生ではなかったのですが、その人経由で、高校の同級生が上司ということで連絡を取りたいという旨でメールが送られてきました。 ゼミの卒業生が就活時に小田切ゼミということを話して、フルネームを聞いたところ、同じ名前だったので、大学のホームページで検索した所、そうだったとのことでした。こんなこともあるのだなと正直びっくりしているところです。 大手電機メーカーの子会社で部長さんをされているということでした。高校の頃の…

  • 個性豊かな学生たちの未来への挑戦

    大企業を蹴って目的に応じた選択をする学生も出てきた 今までの学生の皆さんは、大手企業を目指し、出来るだけ良い環境で仕事をスタートさせたいと考える人が多く、実際、その通りに出来ていく人が多かったです。まだ、明確に自分の方向性が見えない人の場合は、その方がよいと私も思っています。 しかし、一部の学生は、何というか、従来の枠にはまらない学生であり、非常に活動エネルギーの高い人がいます。おそらく、学校教育以外の所で、何かしらの経験をし、そこで何か強く思う所があったりして、独自に活動を開始したような人達です。 そのような人達は、独力で人生を開いていけるバイタリティがあり、必ずしも大手のような環境でなくて…

  • アクションを起こす重要性

    見出し:Time is life タイムイズマネーではなく、タイムイズライフを意識するようになると、時間に対する考え方が非常にセンシティブになってきます。より、1日1日を実りあるものにしようとする意識が強くなってきます。 そこで大切になってくるのが、如何に停滞することなく物事を進めて行くことになるかが重要です。その為に気を付けるべき点は、多々あるのですが、私自身も最初は分かっていなかったのですが、アクション起こさない人を見抜き、深入りしないことが時間の節約という観点では非常に重要なことです。 活動の全ては、結局の所、アクションを起こして実行していかなければ、何の進展もないので、頭の中での仮想的…

  • 構想の実現への道

    テーマ: この2年間の学びの結果が次へのステップに繋がった 見出し:事業構想大学院での学びで得たもの 普段、研究や大学教育に明け暮れる中で、事業構想大学院大学の門戸を叩き2年間学んだ訳であるが、この年齢になると、細かい知識を多量にインプットすることは難しくなることもあって、細かいことは気にせず、自分の構想を深めていった結果、学んだことを後から説明できるという感じでした。 構想を考える過程で、結局は仮説の上に仮説を構築していっても、単なる論理を積み上げて行っているだけであり、何の手ごたえも持てなかったので、早い段階からフィールドリサーチの形で、企業へのヒアリングを開始することにしました。 最初は…

  • ビジョンを見据えた実行プラン

    見出し:2極化の原因は体験・情報収集力の違い? 日本は島国であり、何もせずに世界の変化を敏感に感じ取ることは難しい。その為、自ら海外に出向いて行ったり、海外の方との交流を持つなどして、意識的に世界の変化の様子を見て行かないと、取り残されてしまう可能性が高い。 海外の変化を目の当たりにすると、日本の世の中が止まっていることに気が付かずに、日々の忙しさから、自分は世の中の変化に対応していると誤解したまま時を過ごしていくことになりかねないです。 私自身も、そのような状況のまま、気づかずに長い時間過ごしておりました。言い訳のようになりますが、自分が進んできたキャリアがあまりにも困難なことが多く、それを…

  • 協働プロジェクトによる企業と大学の溝の克服

    企業側も大学生側も実際に踏み出してみると案外できそうだと思える 企業と大学の間の溝は、長年の社会課題のようなもので、何故か分からないですが、そこに思い切り手を突っ込んだ人がいなかった領域です。表層的な形で企業が参加する形の教育は、所々で行われているのですが、大学の教員がファシリテーターとして参加し、企業社員と学生がプロジェクトを作って活動するのは、企業側の反応をみていると、最初は及び腰な面がありました。 しかしながら、いざ、対面で話をしてみると、お互いに楽しい感じになっていましたので、この分なら、上手くいくと思えました。もちろん、細かい問題や課題は沢山出てくると思いますが、そこは、学生からの話…

  • 掴む

    アカデミックな世界も厳しい世界 アカデミックな世界は、知的でスマートな世界と思われるかもしれませんが、実は、多くの泥臭い仕事の中から何かを掴むように仕事をする世界です。研究とは、そういうものです。多くの無駄と思えることの積み重ねの中から、新しいアイデアを掴みます。それが分からなければ、成果を出すことはできません。 つまり、アカデミックではない世界と、やっていることは何ら変わりません。研究というフィールドで、ひたすらアイデアを出して研究の実践を繰り返すだけなのです。非アカデミックの世界でも、同じように、ひたすら実践の中で何かを掴むと思いますが、全く同じことです。 したがいまして、大学の教育を、ア…

  • 人生の転機と新たな可能性

    若い年代は無我夢中だった 私だけではなく、多くの人は、若いころには、経験不足からくる視野の狭い状態で、目の前のことに必死になり、忙しい日々を送っているのだと思います。その一瞬一瞬の経験の集積が、ある一定の年齢になってくると急速に結びついてきて、物事の見方が変わり、活動方法や活動範囲を変えることになり、自分が最大限コミットできる領域を見つけていくのだと思います。 その領域が見つかると、急速にエネルギーが湧いてくるのを感じ、人生の焦点があったような感じになり、目の前のことに対する取り組みに対して、文字通り全てをかけて取り組むことができるようになるでしょう。それが使命といえるものである可能性が高いで…

  • 学びを続ける決意

    人生の転機になったと思います 2度目の大学院生活を終えて言えるのは、おそらく人生の転機になったということです。おそらくというのは、今後、数年間でその結果が出てくるということで、現時点では、大きな結果は出ていないからです。 ただ、思考や行動の変化は自分で感じております。特に行動面では、企業にコンタクトを取って、リサーチ活動を行うということは、以前の私では経験がなかったことなので、この年齢にして、営業領域の活動を行えるようになったというのは、非常に大きな変化です。 1度目の大学院の時には、情報の専門分野でエンジニア領域から研究領域に入っていって、より深い思考を出来るようになっていったのですが、今度…

  • 困難な調整と共創

    企業と学生の間の調整は難しい 今までにしてこなかった活動として、企業と大学の教育の共創を掲げておりますが、その経験がない企業と学生の間の意識の差がある状態だと、細かい調整自体が非常に難しい場面があります。 この場面で難しいのは、行動を開始する前の固定化されている概念の中で、出来ないと思い込むことが双方に多く、踏み出してから考えるという形でのトライに慣れていないということが根本的に課題として見えてきました。 ちょっとやってみて、修正を加えるということは、その現場で活動している時には案外簡単な形で出来るのですが、行動前の思考の段階だと、色々と妄想が膨らむのか、様々なリスクを想定して、過剰に身構えて…

  • 自己肯定感と英語学習

    英語をある程度話せることによる効果 英語をある程度話せることにより海外へのハードルが低くなる点が一番重要だと考えます。もちろん、英語自体を話せるようになるスキル面も、重要に違いはないのですが、それよりも、心理的な壁を取り払うことができるようになることが重要です。 現在でも、色々な翻訳ツールで違う言語しか話せない人同士がある程度会話することもできますが、特に日本人のような自己肯定感が低い人が多い場合には、どこか自信を持てない感じで引け目を感じてしまうでしょう。 ある程度話せれば自由な感覚でどこにでも入れるようになり、その行動がいつしか自信のなさを払拭することになるでしょう。ここに繋げるために必要…

  • 革命的な変化をもたらす大学院生活

    これまでとは違う領域に踏み出すことが出来た 大学院に通う前は、言ってみれば、自分の知っている世界の中で活動している状態であり、大学院生活の中で、行動領域は、明らかにこれまでとは違った領域での活動を行えるようになりました。 今から20年くらい前に、情報系の大学院(博士課程)に通っていた時にも、活動領域の激変がありましたが、今回の事業構想大学院大学(修士課程)でも、活動領域の激変がありました。これが自分の人生を変える一番大きな要因だと思っています。結局、同じ領域で活動しているだけでは、激変までは行かずに、今までの延長線上の変化という所に留まるのだと思います。 違う領域での活動を始める時には、非常に…

  • 未来への挑戦:遠い未来を考える効果

    遠い未来を考えて見る効果 授業の中で、「50年後の未来を考える」演習を学生の皆さんにグループワークで実施して貰っています。普段は、遠い未来のことなどを考えることがなく、精々2~3年後のことを、時々、漠然と考える程度だと思います。私自身も、あえて取り組む時間を設けない限り、同じような状況です。 従って、50年後を考えるとなると、日常の時間に追われた頭のモードではなく、違ったモードになる必要があります。その為、日頃とはかなり頭の使い方が違ってきて、非常に疲れる作業です。それが、非常に大きな効果を生みます。 グループワークで実施するのは、一人で実施すると、どうしても今までの頭の使い方になり、そこから…

  • 成果と挑戦:新構想への一歩

    本年度1年間の成果 本年度1年間は、新設大学・学部の構想に関する企業ヒアリングや高校生へのヒアリングなどを実施することで1年間が終わった感じです。これまでに未経験の事ばかりでしたので、個人的には非常に良い経験となりました。 その過程の中で、自分が描いている構想に合うように、自分の器を広げる1年間だったと思います。そのことにより、1年前は頭の中で理論的に考えただけものが、実現可能と思える状態になってきました。 新しいことを行う際には、本当に成立するかよく分からないことを進めていくことになりますので、このような時間が必要になるのでしょう。俗にいう腹落ちするまでの時間が必要であるということです。 特…

  • 就職の重要性: 初心者向けアドバイス

    余程のことがない限りお勧めしない 今の教育体系の中で生きてきた学生の皆さんの場合は、最初の就職では、標準化された大手企業で、仕事の基礎を学ぶ方がよいと、私は考えています。独自性を追求したいと思う若手の皆さんにとっても、最初の型を身に付けることは非常に大切だと考えるからです。 最近は、起業というキーワードが、国主導で浸透させられていきている状況なのですが、それに踊らされていくのも考えものだと思います。当然のことながら、何の実績もない所から起業しても、そう簡単に軌道に乗せることはできないからです。 それよりは、企業に勤めながら、資金を準備し、副業としてトライしてみるというような方針の方がよいのでは…

  • 勇気と理性の力で成果を求めるプロセス

    感情を受け流す必要性 日本の場合、マスコミ等からの情報で何かの方向性が出た場合、それに感情を揺さぶられて、一斉に、そのような方向に動いてしまうという国民性があります。これは、まだ、未成熟な国民性を表している事実だと思います。 その為、アクションを起こせない人に対して、「自信を持て!」という趣旨の言葉を投げ返る場面が多々あります。自信というのは、ある意味、主観的に思う心の状態を指しているので、微妙な話になってきます。 それで自信を持ってアクションしていける人はよいのですが、そうでない人にとっては、アクションを起こせない自分を責め、よりマイナスな自己イメージを抱かせるきっかけになります。その為、個…

  • 未知なる世界への道標: 地元の産業界の顔役との出会い

    地元の産業界の顔役の方にお会いした これまで私が生きてきた中では、いわゆる庶民的な世界しかしりませんので、テレビでみたりするような立場の方にアクセスして、会話する経験は全くありませんでした。 今回、地元の顔役の方とお会いして、お話している時は、大変やさしく、面白い内容のこともお話頂きましたが、会話に節々に出てくる色々な方のお名前が、テレビや本で見るようなお名前で、ちょっと非現実の世界に迷い込んだような錯覚に陥りました。 話のスケール感が大きく、世の中を動かしている立場の人は、こういうものなのだと実感することができました。 私の構想にご理解を頂いた 私の新設大学・学部の構想を2時間ほどお話させて…

  • 新たな領域の獲得に挑む:大学院の意義

    大学院という非日常の世界でのトレーニング 大学院というと、難しいことを学ぶ所だという意識を持つ人が多いと思いますが、必ずしもそうではありません。もちろん、専門知識の学びが出来る所ではありますが、それよりも、掘り下げて考えることによる思考力の獲得という面も見逃してはなりません。 日常の世界では、試行錯誤出来る程スケージュールに余裕がなく、何かしらの結果を出す工程に時間を使いがちです。日常生活でもそうですし、仕事の場面でそうだと思います。もちろん、それも大切なことではありますが、そればかりだと、その時点で持っている能力のみで出来ることを行うという形にならざるを得ず、いずれ、時代に取り残されてしまう…

  • 構想とビジョンの探求

    大きな構想を考えると苦しくな ある自分の想いから始まる構想は、構想する時に実現したいと考えるものなので、実現の方法を考えてしまいます。これを切り離して考えることが出来ればいいかもしれませんが、それは人間である以上難しいことであると思います。 逆に言うと、それが出来る構想は、自分の想いが入っていないので、単なるテクニカルに思いついたことであるとも言えます。その為、結局浅い所までしか掘り下げることかできないで終わる可能性があります。 結局は、苦しい思いをしながら、構想を掘り下げていくことでしか、自分がコミットすべき構想を考えることはできないのだと思います。その苦しい状態を耐えながら考えていると、そ…

  • 行動から始める自分の人生

    同じ年代だと問題・課題意識を共有できる場合も多い 同じ年代の方々だと、立場の違いはあれども、育った環境などが似通っている場合も多く、問題や課題に対する意識が似通っている場合もあり、話が早い場合も多いです。そうでない場合は、細かい背景などの話をしながら、伝えたい内容を伝えていくことになるので、とても時間がかかる場合も多く、場合によっては、伝わらないことも多々あります。 そういったことを想定すると、同じ年代の人達のグループに入っていき、そこからの広がりを期待していくのも良いと考えています。 また、会社の規模の違いはあれども、経営者の立場になると、自分が最終決定者になるということなので、話が早いとい…

  • リカバリーの重要性

    1年に1度くらいは流れが全く良くない時がある 私以外の皆様も同じようなものかもしれないですが、1年に1度くらいは、何もかも上手くいかない時期があるかもしれません。その時に、それをリカバリーしようとして、頑張って対応策を打っていく方法もあると思いますが、全部仕切り直して、あとでゆっくりと対応するというようにする方法もあると思います。 私自身、若い年代の時には、前者の対応方法で頑張っていましたが、年齢を重ねる度に、段々と後者の対応方法に変わっていっています。その理由としては、上手くしっていない時には、自分が見えていないだけで見落としがあったり、体調が良くなかったり、あるいは、相手側が同じような状態…

  • 若者の未来:グローカル人財の必要性

    見出し:後進国化していく日本に必要な人財像 これからの日本は後進国化していく一方です。人口減少に加えて、経済的な相対的地位の低下があり、生きていくのがしんどくなっていく一方です。その中で生きて行かないといけない若い世代にとっては、日本国内だけで完結する生き方では、生きていくことが難しくなっていきます。 そういった状況があるので、個人レベルでは海外に目を向ける必要があります。海外で仕事をしていく必要があるのです。 しかしながら、若い人たちが皆海外に出て行ってしまったら、日本の国は衰退する一方です。祖国を失うことは、アイデンティティの喪失に繋がりますので、それは、避けたいと私自身は思っています。 …

  • スケール拡大の第一歩:世界視点の重要性

    日本は国内の情報が圧倒的に多く見える 日本の特殊事情なのかもしれませんが、ニュース番組等を見ても、日本国内の情報が圧倒的に多く、海外の情報は圧倒的に少ないのに気が付きます。どのようなことが原因か分かりませんが、何も考えていないと、国内の範囲でしかものを考えることがなくなってしまう危険性が非常に高いです。この点が、日本が衰退していっていることの根本的な原因の一つのように思えて仕方がありません。 その為、意識的に海外の情報を得るようにして、視野を広く持つ訓練を意識的に行った方が良いです。意識していないと、国内しか意識しない狭い考え方で物事を考えることが習慣化されてしまい、狭い範囲の生き方をするよう…

  • 器を広げる意思と勇気

    営業系の経験がない中で沢山の人と話す重要性 営業系の仕事の経験がない中で、自分の専門領域以外の人と話す経験は、非常に多くの学びがあります。そして、その学びは、決して居心地の良いものではなく、ある種の苦しみを伴うようなものです。心情的に批判されているような情報も沢山入ってくるからです。 私自身は、建設的でエビデンスを伴う批判の中からしか新しいものは生まれないと思っておりますが、感情的に批判されるような場合は得られるものがなく、マイナスの感情しか残らない場合が多いです。しかしながら、それを恐れていて行動を起こさないと、得られたプラスを得られる機会がなくなるので、やはり、少々の向こう傷は覚悟して、踏…

  • 実装の第一歩を踏み出す

    実践のファーストステップ これまでは、構想と個人レベルでの実践の段階でしたので、ある意味孤軍奮闘に近い状況となっておりました。その中でも、構想に興味を持ち、共に活動することができる人も出てきたのは大変有難かったです。 ただ、最終的な目標までの距離を考えると、構想の進展速度が全然足りていないので、進展速度を上げるには、早めに実装の第一歩を踏み出す必要があります。そこで、新設予定の学部で実装する教育プログラムの実証実験を行うプロジェクトを立ち上げることに致しました。 そのために、これまでヒアリングを行ってきた企業様からのご支援を得るために、実証実験プロジェクトへのご支援をお願いしてみることにしまし…

  • 協力企業と共に進む教育プログラム

    構想に関する小さな一歩 いくつか企業とお話をする過程で、教育に協力して頂ける企業が出てきました。これは非常にありがたく、元気の出る第一歩でした。何事も、最初の小さな成果を出すことが一番難しいことであるために、非常に嬉しい思いです。 もちろん、これで万事OKという訳ではなく、この先も沢山の協力をお願いしていくことになりますが、一つ実績が出てくると、印象が大分変わってくるので、この先の展開が非常にやりやすくなってきます。ブレイクスルーは、まだまだ遠いとは思いますが、そこにむかって小さな実績を沢山積み重ねていくことになります。 この最初の一歩は、ある意味ご縁かと思っています。企業側にとっては、大学の…

  • ビジョンを共有し、利害を超えた大きな成果を目指す

    自分の利害を超えた大きな価値を達成しようとするとご縁がある 何事もそういう傾向があると思いますが、自分の力だけでは実現できない「とてつもなく大きなこと」を実現しようと本気で考えると、必然的に、その実現に必要な素養を持った人たちのご協力を得なければなりません。 その為に、自分のビジョンを多くの人に話すことから始めなければなりません。その為には、一番やりやすい方法としては、人からの紹介を得る形で、縁を繋いでいく方がよいと思います。 そうすると、自分の利害を超えて動いて頂ける人と出会いがあり、理念を共有できる可能性が出てきます。それがご縁だと思います。もちろん、色々なしがらみの中で、ご協力頂ける場合…

  • 神からの贈り物:試練と幸運

    わかりやすい結果は稀にしか出てこない 人の心理としては、分かりやすい最高の結果を求める場合が多いと思いますが、そういうことは稀にしかおきません。たいていは、成功なのか失敗なのか分からない結果が何度も積み重なった後に、ようやく目に見える大きな成果が出てくるものです。 その為、そこまでやり切れない人は、結果が出る前に諦めてしまうことになります。それを何度も繰り返してしまうと、人生があっという間に終わってしまうことになります。もちろん、何事もいつ大きな結果が出るかは分かりませんので、保証はありません。 その為、自分が何をすべきかを掘り下げて考えてみることは、とても大切なことで、苦しい作業ではあります…

  • 未来を担う学生たちへの期待とは?世界基準の経験の重要性

    今時の若い人はすごい いつの時代も、「今時の若い者は・・・」という論調があり、自分たちの生きてきた時代を肯定したがる人が多いと思います。これは、ある意味、自己保存的な本能のようなものなので、強く意識していないと、このフレーズを使っています。 個人的にスポーツが好きなので、その世界の話を例にとりますと、例えば、大谷翔平や羽生結弦のような世界的なスーパースターは、昔の時代には存在しませんでした。日本国内に閉じた世界で話に終始し、ワールドワードな人が出てこなかったという事実を取り上げることで、「今時の若い者は・・・」というフレーズは意味がないと明確に言えると思います。 「今時の若い人はすごい」という…

  • 大きなビジョンを描いて行動する

    逆風を行く 世の中の体勢の考え方は、いわゆる常識的な考え方です。その考え方から外れると、逆風の中を行くことになります。しかし、その逆風は、必ずしも悪いものではなく、何かを守る発想により生み出されるものです。その為、逆風の中から、本当に価値あるものが見つかるのだと思います。 しかし、そのことが分かっていないと、逆風を避けて行動することになりますので、結局、大きな価値を提供することはできないです。既存の枠組みの中での改善というレベルの発想・行動になってしまうので、どれだけ多くの労力を費やしても、目覚ましい成果を得ることはないでしょう。 もちろん、あえて逆風を常に起こす必要もないのですが、ここぞとい…

  • 恐怖感を和らげながら価値観を更新する方法

    染みついた価値観を変えるのは容易ではない 今までの経験の中で培われた価値観を、一瞬でアップデートするのは、口で言うほど容易なことではありません。人から聞いたり、書籍などの情報源から入ってくる新しい価値観に関わることを、すぐに取り入れて使うことは難しいです。理屈で納得しても、それを心底同意して、日常的にその価値観で行動できるかというと、やはり時間が必要です。 理屈を頭にインストールした後、それを活かすことが出来る場面に遭遇して、その価値観に基づいて行動することを行ってみて、それを強く時間し、効果を認めることができて、初めて心情的に同意することができるようになります。それを何度か繰り返すことで、本…

  • 縁を繋ぐ重要性:目的を達成するための鍵となる人脈の力

    人の縁を繋いでいく重要性 ある大きな目的を達成する場合には、到底自分の力だけでは実現できないので、その目的に賛同してくれる人を見つけ出していく必要があります。そのためには、飛び込みで新規に話にいくよりも、賛同してくれる人の紹介によって、輪を広げていく方がよいと思います。 志ある人は、同じように感じているネットワークを持っているので、そこにアクセスしていく必要があると思います。一から賛同者を探していくのも大切であると思いますが、その賛同者の方を見つけた場合は、そこからの紹介がよいと思います。 それには、駆け引きなどを一切せずに、誠意をもってお願いをしていく必要があります。そういったネットワークに…

  • 情報収集だけではない:深堀思考がもたらす新しいアイデアと決断力

    人に話す時には依存にならないことが大切 人と話すことは、人間が人間である限り、大切なことです。しかしながら、話すことが人への依存にならないように気を付けておく必要があります。人に話すことで、自分の考えや気持ちが整理できたり、楽しかったりするのはよいと思いますが、考えることや判断を任せることは、その人への依存となる場合があるので、注意が必要だと思います。 自分の考えや気持ちをある程度明確にした上で人に話し、その人からの反応を元に、自分で最終的に考えて決めるということが必要です。そうしないと、いつまでたっても、自分で決めることが出来ない人になってしまいます。 これまでの学校教育、そして、その後の社…

  • 人間の能力強化への提案:大学院の利用

    人は最適化という惰性に陥る 人の持つ能力の中で、環境に適応する、つまり、最適化する能力は非常に高度な能力であり、現在は、まだ、AIよりもはるかに高度な能力を持っています。しかしながら、それは、長い期間を経過すると、惰性となり、人からモティベーションを奪っていく元凶にもなっていきます。それが、難しい所です。 最適化することにより無駄なことが減りますので、効率化が図られます。AIのような機械の場合には、最適化されたことを継続し続けることができますが、人間の場合は、最適化された瞬間から興味を失い、継続して実行することが苦痛になってきます。 その為、そのような作業は機械に任せていき、人間は、新しいもの…

  • 熱中することの楽しさを伝える

    物事に長期間打ち込めるのは楽しんでいるから 何事もそうですが、長期間、物事に打ち込んでいる人は、それが本質的に楽しいからそうしているので、苦しいことを我慢して行っているという訳ではないと思います。メリットとデメリットを上げて、メリットを見ながら実施しているというような、いわゆる義務的な仕事の世界の話とは違うと思います。 もちろん、そのような人でも、やりたくないと思う時もあるのだと思いますが、少し始めてみると、そのような気持ちを忘れてしまい、集中していくのだと思います。そして、そのような人は、実力の向上が早くて度合も大きいので、それがますます、熱中させる要因となっていくのでしょう。 一度でもこの…

  • 学生の皆さんと接していると触発される

    教えることは、教えられることと同義 教える立場に立って分かるのは、自分の知らないことが沢山あり、教える対象の学生の皆さんの活動の様子を見ている時に、色々なことを教えられるということです。これは実際にやってみないと気付かないことで、それも、教育に対する意識の高い人しか気づかない点です。 この点に気づいてくると、一方的に教える講義形式のものが、教育のほんの一部分にすぎないと分かります。むしろ、授業外の対話の中にこそ、本当の意味での教育があるということに気が付きます。 学生の皆さんが、何かの質問に来た時に色々話すなかで本論から脱線する時に話すことが、その人の人生を変えるきっかけになったりすることもあ…

  • 実現性を考えるのを止める

    実現性は過去の話 何か物事を実施しようとする時に、実現性を考える習慣があると思います。これは、時間や労力、お金などの様々な資源を投資した時に、回収できるかどうかを考える思考です。回収できるものの中には、実利的ではない、満足感や社会貢献した時の喜びなども含まれます。 しかしながら、この思考だと、回収できるものがないと思われるようなことにチャレンジすることがなくなり、また、回収に長期の時間がかかるものは、意味がないと判断される可能性もあります。 したがいまして、時には、この思考を意識的に捨ててみることがよいと思います。個人的な事でもありますが、大学の新設などは、企業して多額の資産を手にした人や、社…

  • 実現不可能と思える目標を立てると莫大なエネルギーが湧く

    実現可能な目標はやる気が出にくい 不思議なもので、実現可能と思える目標程、やる気が起きないと思います。それは何故かというと、おそらくは、既に実現された時のイメージが明確にあり、そのことによって、潜在意識の中では、実行されたものとして扱われるために、単なる作業と錯覚してしまうからだと思います。ルーティーンワークを重ねれば重ねる程、モティベーションが失われることと同じようなものだと思います。 その為、到底実現できないと思える目標を掲げた時には、現在の自分の能・実力と比較するととてつもない大きな差があるということを直感的に感じ取り、その差を埋める必要があるために、莫大なエネルギーが出てくるのだと思い…

  • 新しいことを考え始めてから2~3年くらいは試行錯誤の期間

    試行錯誤の期間は泥臭い期間 何事もそうですが、試行錯誤する期間は、最初から上手くいくことはありません。特に、行き詰った感覚があり、そこから脱却しようとして目的が明確ではない状態であがくように物事を進める時期は、それが顕著です。 私自身も、これまでの人生で3回程、そのような状態だったと言える時期がありました。目的が明確ではないために、何をするにも表層的な所で止まってしまい、熱意の持てない状態の中で無理やり活動をしているような時期がありました。 この2~3年程は、3回目のそのような時期でありましたが、ようやく、そこから脱却できて、次の目標、おそらく、それが人生の最後の大きな目標であると思いますが、…

  • 企業が自前で人材育成を行う理由

    企業と大学の間の断絶 企業と大学の間の断絶は、どちらが悪いとかいう問題ではなく、企業と大学双方にお互いの立ち位置を理解できる人材がほとんどいないことが原因です。これは、構造的な問題ですので、解決することがなかなか難しい問題ではあります。 しかしながら、逆に、これを解決できるようであれば、相当大きな成果が見込めるので、個人的には、是非、解決していきたいと考えておりまし、解決できると思っております。 それには、まず、私が現在行っている大学側での教育の成果を認めて貰う必要があります。それが出来てはじめて、企業からの協力が得られるのではないかと考えています。本来は、どちら側から変わってもよいのですが、…

  • すべては行動に集約される

    理性と感情の共存による行動 自分の掲げるビジョンは、自分の経験を発火点として、理想的と思える状態を描いたものです。しかしながら、それを実現しようとまでの道のりには、多くの障害と呼ばれる課題が沢山出てきて、それを一つ一つ解決していく非常に地味な作業が必要です。その膨大な作業を実施するためのエネルギー源にあたるのが、それを実現したいと思う強い感情です。 感情を表現したりすることも場面によっては必要ですが、それはあくまで手段であり、目的ではありません。感情をエネルギー源として、理性的な行動をどれだけ積み上げることができるかどうかが、重要なのです。 私が、人を見ている時には、行動そのもののと、行動して…

  • 卒業生とお話して思ったこと

    キャリア発達段階の応じた迷いはよく当てはまる 久しぶりに訪ねてきた卒業生と色々な事をお話しましたが、やはり、社会に出ると色々なことがあるのだなと改めて思いました。特に、いつも悩みの種となるのは、人間関係にまつわる事柄で、それは永遠の課題なのかなということです。 訪ねてきた卒業生は、もうすぐ、社会人5年目ということで、時が流れる速さを痛感しましたが、話を掘り下げて聞いていくと、概ね順調な様子でした。もちろん、個別に色々な経験をしたようですが、総合的には、大分恵まれた環境で仕事をしているようです。 しかしながら、順調で恵まれた環境であるが故にゆとりがあり、色々考える余裕からくる悩みのようなものがあ…

  • 同じような所を見て活動してきた人との出会い

    本質的な価値観が近い人との出会い 本質的な価値観が近くて、同じような所を見て活動をしてきた人と出会う機会はなかなかありません。それは、世の中が多様化してきて、多様な価値観を持つ人が多くなってきたことによる裏返しの現象かと思います。 その為、そのような人と出会った時は、その出会いを大切にした方がよいと思います。人との出会いは沢山ありますが、価値観を共有して一緒に出来る人との出会いは、人生を変える出会いかもしれませんので、大切にしたいものです。 今回は、そのような人との出会いがあり、私自身の構想を進めるメンバーとなって頂いたので、一緒に進めていきたいと考えています。しかしながら、その方とは、バック…

  • 本質的な点のアドバイスを得られることが大切

    話していて本質的なやりとりが出来ると相手のステージが分かる 色々な場面で人と話す時に、本質的な事項のやりとりを躊躇なく出来る人に出会うことがありますが、その時には、非常に充実した話ができます。お互いの背景が良く分からなくても、各々の持ち場で様々な状況で戦ってきた人ならではの言葉が沢山出てきて、共感を覚えることが沢山あります。このような人との会話は、非常に重要な意味を持ちますので、大切にしていきたいと考えています。 ある組織の中で波風立たせないことに終始してきた人は、その組織に対する最適化を重視してきた人なので、なかなかそういうやり取りを出来ないのですが、そうではなく、個人として何が出来るかを考…

  • 企業回りでの気づき

    フィールドリサーチ 私自身の構想は、私のこれまでの人生の中で得られたものをすべて込めて、かつ、多くの関係者の中のアドバイスの中で、よいと思ったことを取り入れて作り上げていこうと思っております。 私も企業の現場で一定年数の間、働いていた経験がありますが、あくまで現場ですので、経営層に近い方々がどのような思考で判断されているのか分からないので、まずは、自分の構想を話すことから始めて行こうと思っております。 そして、今回は、その相手先企業の中で、自分のことではなく、色々なもののために自然体で戦っていらっしゃる方にお会いして、色々とお話をしました。 最初は、構想の話を少し説明して、予めお話したヒアリン…

  • あり得ないと思っていたことの歯車が回ろうとしている

    一気に実現の可能性が見えてきた 大学院の1年次の最後として、自分の構想を発表する場がありますが、その発表を行った後に、大学院の学長から、私の構想案に対して、「各大学がSociety5.0型の人材育成を明確に描けていない中で、現場感を入れながらこれだけ描ききっている人はいないので、早々に、文部科学省に見て貰った方がよいと思います。」という評価を得ましたので、さっそく学長にお願いして、実現プロセスの方にシフトすることにしました。文部科学省への接続や、実現場候補への大学へのご紹介など、私自身では到底できないご支援を頂ける可能性が見えてきました。 私の構想は、これまでの私の人生のすべてのエッセンスを込…

  • 自分の人生に対して当事者意識を持つこと

    自分の人生を意識的に選択する人は少ない 自分の人生を明確な意思を持って選択している人は、どのくらいいるでしょうか?案外、自分ではそうしているつもりでも、突き詰めて考えてみると、そうではなかったことに気づく人が多いと思います。 例えば、義務教育を終えて、高校・大学へ進むかどうかは、周囲が皆そうしているので、最初から進むという前提で、どこに行くかを考えたのではないでしょうか?私自身も、そうでしたが、それは、自分の意思で選択することをするようになって初めて気が付いたことです。それまでは、何事も自分で考えて決めたつもりでしたが、じつはそうではなかったのです。 自分が本当の意味で、自分の足で立って生きる…

  • データサイエンス×〇〇〇を考えるべし

    データサイエンスの導入は当たり前 今や、大手企業ではデータサイエンスの導入は当たり前のことと捉ええられているので、それだけでは不十分です。データサイエンス×〇〇〇の〇〇〇の部分を考える必要が最低限あります。 つまり、分野を限定して、深堀する形でデータサイエンスの活用をしていくという姿勢が必要になるのでしょう。 小規模の企業では、ニッチな市場を狙っていく場合は多いと思いますので、更に、×△△△ という形で限定する領域を考える必要があると思われます。 学生の皆さんは、大変な時代に生まれていることを自覚すべし 今の学生の皆さんは、私たちの時代よりも、かなり細分化された領域を見出して、自分の能力を高め…

  • 企業回りの経験

    企業と話すと色々気づく これまでの大学の構想では、私自身の企業経験や学生の話を元に、ある程度想像しながら考えていましたので、本当の所はよく分かりません。そのため、実際に企業の担当者の方とお話する経験は非常に役に立つものです。現状では、まだ始めたばかりなのですが、想像と少し反応が違う感じもありますので、突っ込んだヒアリング調査を実施することを最初は行っていきたいと考えています。 先日は、ある企業に入社した卒業生と話をさせて頂きましたが、色々な点で気づかされることもありました。もちろん、卒業生なので、好意的なバイアスがかかるので、額面通り受け取る訳ではありませんが、その分差し引いてみても、参考にな…

  • 少数派として生きること

    物事を突き詰めて考えると少数派となる 以前、私自身も、物事を深く掘り下げることができなくて、博士課程に入学してそのことに気づきました。研究のアイデアを考えている過程で、自分で頭を使っているつもりでも、実は、殆ど浅い所で思考が止まっていたのです。 アイデアを必死に考えている時には、頭が興奮しすぎて、朝方まで全く眠れない状況になっていました。その為、1日2~3時間の睡眠で2年程、そのような状況が続きました。その後、研究ではない通常の仕事をする過程でも、頭を使い掘り下げて仕事するようになったので、明確な成果が出るようになりました。 これが人生の中で非常に大きかったです。物事を進める上での重要なポイン…

  • イノベーションは目的ではない

    イノベーションを目的とするのはよくない 最近、日本でもイノベーションを追求しようとする風潮が出てきておりますが、イノベーションを目的とする限り、大きな成果を生むことはないかもしれません。現状から逸脱した、常識では考えられない目的を達成しようとする過程で、イノベーションが生まれるからです。 達成不可能と思える目的を達成しようと本気で思えた時には、非常に大きなエネルギーが生まれ、小手先ではない本気の行動をするようになります。これが重要な点です。イノベーション自体を目的とする時には、おそらく小手先の考え方になり、その結果、大きなエネルギーが生まれず、達成できそうなことばかり考えるようになり、小さなこ…

  • 本年度の内定出始めは早かった

    例年よりも時期的にはやいかも この記事は、半年くらい前に書いているので、就活は終わっている頃かと思いますが、穂年度の内定の出始めが大分早いような気がします。3年生の段階で複数出ているので、大分早い印象です。 これは、対面授業になったことと、今年は元気な人が多いということもあると思いますが、準備を前から着実に進めてきているので、その成果が出ているのだと思います。何事もそうですが、早い段階から着実に準備してきていることは、自分の身になっているので、単なるテクニックではなく、深く自分の中に蓄積されたものを見て貰った結果だと思います。 就活の早期化と長期化はずっと以前から問題になっていますが、これは構…

  • 世界の未来は見えない前提で動くべし

    リスクヘッジしながら動くべし 世界の未来がどうなるか、誰にも分かりません。それが、近年はより顕著になってきているように思いますので、リスクヘッジしながら動くという考え方でないと、結局、あれこれ考えるだけで何も実行できません。 リスクヘッジの仕方は、色々あるとおもいますが、その際に重要となる考え方は、労力をかけずに上手くやるという発想をせずに、基本は自分の力で成果を出して行くという考え方を徹底するということです。リスクヘッジは、その考え方を実行に移した時に、他の要因で結果が出ないということを出来るだけなくすということです。 また、リスクを過大評価すると、結局、今まで通りということになりかねないの…

  • 大学設立に動き出してみる

    ゼミ生の頑張りが未来の学生の道を開く ゼミ生の皆さんが、自分の道を開いていくことは、自分自身のためです。しかしながら、自分の道を開いたその後には、後輩が続いていける道が開かれます。同じゼミ出身者であれば、きっと頑張ってくれるだろうとする企業が多いからです。その道を辿って、続いていく後輩が頑張ってくれれば、その道は、舗装された道路のように強固なものになっていきます。 また、そのような具体的な効果だけではなく、ゼミの先輩がチャレンジして成果を出すことができれば、同じゼミなので、自分もできると無条件で信じることができるという効果もあります。これは、ある意味潜在意識に刷り込みを行うことなので、理屈では…

  • 国が滅びる可能性を考えた時

    若い世代程国が滅びる可能性を考慮すべき 若い世代程、国が滅びることも想定に入れる必要があると思います。このように言うと、ネガティブ思考と思われるかもしれませんが、最悪を想定することも、ポジティブ思考の一環であると思います。リスクを考慮しないポジティブ思考は、結局の所、他の人に何とかしてもらうという発想なのです。 国が滅ぶといっても、完全に跡形もなくなり、誰も住まない地域になる可能性から始まって、アメリカなどの他国に吸収される可能性、また、国という制度がなくなり、自己責任で人が住み続けるような可能性もゼロではないと思います。もちろん、移民を受け入れて、日本という国の制度が残る可能性の方が高いよう…

  • 教育をビジネスとみてもよいか

    事業が継続できるようにするまではビジネスの側面 国立大学や大手企業がバックについている私立大学のように、ある程度の寄付が毎年確保できていて、学生からの学費の金額を少ない金額に設定できる所は、ビジネス的要素が少なくなりますが、そうでない私立大学は、学生が入学する所までは、ビジネス的要素が多分にあります。 そのため、ビジネス的マインドを持った人の力を借りることは非常に重要です。教育をビジネスということを表現すると、眉を顰めるかもしれませんが、継続性は非常に重要なので、そこをないがしろにすることはできません。 しかしながら、入学後は、出来るだけビジネス色を薄めて、学生がどのようにすれば伸びるのか、ど…

  • マズローの欲求5段階説

    キャリアや将来の仕事を考える キャリアや将来の仕事を考える時には、自分がマズローの欲求5段説のどこのステージに位置しているかを確認した方がよいと思います。この説は、非常に説得力があり、基本中の基本であるために、納得のいくことが非常に多いからです。 すると、今の段階で重視すべきこと、次の段階へ行くには、どのような学びをすればよいかということを理解できるからです。こういった指針となるものは、他にもありますが、長い時間を経ても残っているものだからこそ、普遍的な価値が存在するのだと思います。 一方、学生はどうかというと、多くの人は、この5段階に入る前の、いわば「0段階」に位置する人が非常に多いです。こ…

  • 企業へアクセスする試み

    自分から企業へアクセスする経験はない 私自身は、エンジニアから大学教員へキャリアチェンジしたので、営業的な経験は全くありません。その為、自分発で企業へアクセスした経験はありません。その為、未知のものへの不安感は非常に大きなものがあります。 しかしながら、自分の構想の実現性を探っていくには、ここは避けては通れないことなので、何とかやってみたいと思います。まずは、何かしらの伝手を辿って、アクセスしてみたいと思います。その中で、少しでも興味をもって貰えたら、そこからまた紹介していて頂ける方向で進めてみたいと思います。 そして、1社でも2社でも、共感を持って頂き教育への参画をして頂ける企業が現れたら、…

  • 奮闘中の学生からエネルギーを貰える

    就活真っ最中 大学3年生は、志望する業種によっては、就活が本格化しております。毎年、この時期になると、上手くいくといいなと言う気持ちが強くなります。本来、現在の就活のような大変な思いをせずに、自分に適した企業へ入社出来ればよいのですが、採用という制度がある限り、これはある程度変えられないのは仕方がないです。 現状がそうである限り、手をこまねいていても仕方がないので、就活をトリガーとして、学生の成長意欲を引き出し、学ぶ意欲が出てくるように仕向けていくように考えています。学生の中には、そういう方針の中で、自分の殻を破り続けて、チャレンジをし続ける学生が出てきます。 すると、そういう学生に感化されて…

  • メディア(Re・rise News)からのインタビューを受けました!

    もしよろしければ、ご覧ください!(いいね!お願いします!!) 「固定観念を持たずに常に試行錯誤!」未来事業構想で教育を切り開くチャレンジャー!椙山女学院大学 文化情報学部 教授の小田切和也先生 – Re・rise News -美しい時代を創る人達- (rerise-news.com)

  • 新大学の構想を考えながら感じたこと

    今が大学の転換期なので、既存の大学とは全く異なる大学を考える 新大学の構想は、ステークホールだーや検討すべき要素が非常に多くありますので、検討し始めると混乱してきます。しかしながら、その混乱を恐れて、表層の所で止まっていては、何が本質的な価値なのかが分からないまま、プレゼンテーションでごまかす発想になっていきます。 その為、混乱した状態のままでよいので、必要と思われる知識の習得を並行して行いながら、整理されてくるまで、スライドなどにアウトプットし続ける必要があります。そのアウトプットを様々な角度から検討して、腹落ちする所まで検討を進めて行く必要があります。 そして、それを現実の大学として成り立…

  • 素直さが人を伸ばす

    今の若い世代の人は素直な人が多い 素直さとは、「人から言われたことを試しにやってみる」ことです。その為には、その人が何をいっているのか、深い所まで理解できないといけません。まずは、本当の意味で聞く力が必要です。それが最初です。決して、素直にみえる自分を演出するということではありません。 試してみた結果、今の自分には必要がないと判断できれば、そのままにしておけば、必要な時がきたら思い出すことができるでしょう。 今の年代の人は非常に素直な人が多いと思いますので、教育の場で良い方向に誘導し、伸ばしてあげることは、実は、そう大変なことではありません。個人レベルでも沢山できることはあります。 しかしなが…

  • メンタルの強さ・弱さに頼らない

    メンタルは上下して当たり前 社会に出て活動すると、メンタルが下がる場面が当たり前のように出てきます。組織の中で、組織人として働く場合は、仕事を選ぶことが出来ない場合が多々ありますので、自分がやりたくない仕事をすることが沢山あります。そのような場合に、メンタルを上げなくてはいけないと考えると、非常に苦しい思いをします。 そのような場合は、メンタルのことを考えずに、出来るだけ早く、その仕事を終了させてしまうのがよいです。それが一番です。 また、逆に、メンタルが上がっている時は、気が大きくなっているので、少し冷静になってから行動を起こした方がよいです。失敗の確率を減らすことができます。 私は、エモー…

  • 活動場所を変えることで人生の変化を呼び込む

    活動場所変化の変更はしんどさ半分と面白さ半分 活動場所を変えると、最初は分からないことが非常に増えるので精神的に疲れることが多いですが、長期視点を持つことで、新たな要素を身につけることができると解釈ができます。同じ場所で活動していると、どうしても、最適化された行動をとるようになり、ルーティーン化されることが多いです。 ルーティーン化して、それ以外の新規のことに時間を使うようになることは、当然のことでありますが、成長速度はどうしても低下してしまいます。経験的に、5年くらい同じ場所での活動を行っていると、そんな感じになってきます。 しかしながら、劇的な成長をすることは殆どなくなります。成長の内容は…

  • 新しい第一歩を踏み出す時

    新しい第一歩を踏み出す場合の心境 新しい第一歩を踏み出す場合、明るい希望を抱く心境と、不安感を持つ心境の2つの心境が入り混じった形になると思います。その分野が、それまでの自分の慣れ親しんだ領域から遠ければ遠い程、不安感が強くなると思います。 しかしながら、それをコントロールしながら活動をしていくことで、良い結果を導くことが可能となります。特に、不安感は、必ずしもマイナス要因ではなく、プラスの行動を引き出すトリガーとなる可能性もあります。通常指導している学生の皆さんにも、そのことはよく伝えます。 もちろん、不安を常に抱えた状態は、精神的にも負荷がかかりますが、社会に出れば、そういった不安感は常に…

  • 学生の皆さんの就活と人間的な成長

    学生の皆さんは成長期 若い年代の成長速度には凄まじいものがある。一日あれば、全く考え方が変わり、行動も激変することもある。長いキャリアを積んできた人の場合は、難しいことです。そのため、学生の皆さんの成長速度には、驚く時がある。 いつの年代も、若い年代はダメだという論調が世の中に存在します。私が若い年代も常にありました。これは、風物詩のようなもので、何となくそう言いたいとうもので、根拠は特にありません。せいぜい、自分たちが若い時代と比較して、自分たちの方が良かったよねと言いたいのでしょう。ですので、あまり気にするほどのことではありません。 今の年代の若い人たちは非常に素直なので、誘導次第でいくら…

  • 掘り下げた経験が全くない人も実は多い

    頭を使っているつもりでも実は使っていない 私自身も以前はそうでしたが、頭を使っているつもりでも実は使っていない人は結構多いと思います。それは、日本の学校教育や社会に出て働く場面でも、それを必要としない場面が多く、考えて独自の考え方持つことのデメリットが多くあったからです。 但し、ここにきて、コロナショックの結果、なかなか変わらない日本人の重い腰が上がり始めたように感じます。コロナショックの初期の期間ではなかなか表面化してきませんでしたが、収束が見えてきた段階で、それが表面化し始めてきました。 その象徴的な所が、日本政府が「起業」を促進させる姿勢を打ち出しているということです。もちろん、全員が起…

  • 学生の就活も学びの一つである

    社会と接点の少ない学生も沢山いる 現在、探求学習のような自律的な学習の必要性が大分語られるようになってきたが、その浸透具合は、まだまだ初期段階と言えると思います。世界的には、21世紀型の教育が先端的な教育となっていますが、探求学習も趣旨としては同じ所を狙っていると思います。つまり、変化が読めない社会の中で、変化に対応しながら柔軟に生きていけるようにする教育です。 ミネルバ大学は、その部分を徹底して実施していますが、日本人が入っていくには、結構大変な内容となっております。最大公約数的な人たちにとっては、ハードルが少々高いです。そのような学生にとっては、就活自体も社会との接点を得る場であり、就活に…

  • スタートアップ

    スタートアップは学生こそトライできる 日本の場合、アメリカのように、企業のスタートアップに挑戦できる環境がありません。政府主導でそれを変える政策が沢山出てきておりますが、それがどの程度効果を発揮するかは、意味の所未知数です。しかしながら、スタートアップは、成功率は低いので、社会人になってから、例えば、副業などでトライしていくよりは、学生のうちから勉強を兼ねて小さな起業からトライしていくことが、大きな成果を生む可能性があるのではないかと考えています。 学生の時には、もちろん授業もありますが、授業時間以外は、自由になる時間がありますので、社会人として働く環境よりは、多くの時間を起業に投入することが…

  • 人生の当事者として生きる意味と実感

    人生を当事者として生きることは当たり前ではない 日本の社会環境の場合、あまり自分で考えなくても、何となく生きていくことが出来る平和な環境ですので、自分の人生の当事者は自分であるという意識が希薄になってしまいがちです。 私自身も、人生のある段階までは、そのような状況でした。それに気づいたのは、そこから脱却した時のことです。自分が意思決定して、行動を起こし、結果がでるまで進めるというプロセスを自分で回すようになった時です。これは、独立とかという話ではなく、サラリーマンの場合でも、小さなプロセスを自分の責任で最後まで完結させることをやってみると、それまでの自分が、自分の外部の環境に依存して、上手くい…

  • 新しい大学は大学らしくない大学がいい

    大学生経験しかない人が語る大学論 大学生として授業を受けたことしかない人が大学論を語っているのを見ることがありますが、結局の所は、具体的な提案がなく、表層のイメージで大学を語っていることが多いです。何事もそうですが、自分が実際に教えたり運営したりする経験がないことは、単なる表層のイメージや言葉遊びなので、結局、掘り下げて考えることができないことが原因です。批判のための批判に終始していることが多いです。 私自身は、既存の大学が社会から必要とされていない側面が確かにあると、大学で働きながら認識していますが、逆に、大学生の期間に、もっと多岐にわたる経験をさせてあげることが出来れば、成長曲線を急激に上…

  • 現状維持思考を脱却することが殆どすべてかもしれない

    現状維持思考は日本人に根深く刻まれた思考・行動様式 日本は、農耕民族的な生き方を長らくしてきましたので、遺伝子レベルで、そのような思考・行動形態を行っている可能性が高いと思われます。その為、現状維持・小さな改善を繰り返すという行動を無意識的に取りがちです。そこを脱却するのは、最初は、非常に大きな苦痛を伴いますので、理性の力を借りて行う必要があります。 しかしながら、言葉では簡単に言えますが、実行するのは、なかなか大変なことです。自分自身をコントロールすることが難しいのに、他人をコントロールするのは、更に難易度が高いことです。自分自身に関しては、苦痛と感じることを、理性の力を借りて行うことができ…

  • インプット型勉強+アウトプット型勉強の相乗効果

    日本の主流はインプット型勉強 日本は、無償で勉強できる環境が少ないので、学校や教育系企業が提供する教育内容は、インプット型の勉強が重視されています。海外の英語圏の国などは、例えば、アメリカの大学が無償、あるいは、非常に低額で、e-learningの教材を提供しているので、インプットの勉強は自分で都合の良い時間帯で勉強することができます。 しかしながら、日本語のコンテンツは非常に少ない為、学校や教育系企業が提供する教育内容も、インプット型の内容が多く成りがちです。もちろん、それも非常に重要なことで、インプット型の勉強を何もしないうちにアウトプット型の勉強をしても、うわべだけの勉強になってしまい、…

  • データサイエンスは基礎的なスキル

    データサイエンスは、今後のリテラシー 現在、日本が国策的にデータサイエンスの普及に努めていますが、データサイエンスは、今後、働く上での基礎スキルとなっていきます。これは、出来るだけ効率的に効果的に成果を出そうということなので、このスキルがないと仕事をするのが段々と難しくなっていきます。 つまり、何かしらの企画や説明をする際には、必ずと言ってよい程、データの裏付けの説明が求められるようになってくるということです。もちろん、データが全てではないことは理解していますが、国全体がそういう方向になっていくので、そこは避けられないです。 データの裏付けがない企画や説明は、なかなか受け入れにくくなる可能性が…

  • 世の中の5~10年先を見た教育+世の中の変化に対応できるポータブルスキル教育

    21世紀型の教育 現在、程度の差はあれ、世界的に「21世紀型教育」が導入されている場合が多く、これが、「世の中の変化に対応できるポータブルスキル教育」です。簡単に言うと、未知の事柄に対して、仮説検証型で「認識・判断・プランの作成・実行・検証」のサイクルを回しながら物事を進めて行こうとする能力を身につけるための教育です。 現在の世界の状況は、変化が激しく、正確に予測することがほぼ不可能な状況になってきているので、変化することを前提に、その変化にコミットしながら物事を進めて行く方がよいとする考え方が主流になってきております。 この21世紀型の教育を極限まで突き詰めて行っているのが、ミネルバ大学であ…

  • 新しい構想を考えることは、自分の器を広げること。

    新しい構想を考えること自体は楽しいことだが.. 新しい大きな構想を考えること自体は、非常に面白いことではあります。しかしながら、その中で当事者意識が芽生えた瞬間から、ある種の苦しさがつきまとうようになります。実現性を考えるようになってくるからです。自分の現在の能力や実績を元にしたやり方では、到底できないことであるので、息苦しさを感じるようになってきます。 ここからが重要ですが、そこから更に踏み込んでいって、不足部分を学びながら、構想を具体化していくプロセスを進めていくことが重要でしょう。ここから先は、本当にその構想を実現したいかどうかという熱意や意思が問われてくるフェーズに入っていきます。 そ…

  • 忙しさをコントロールする方法

    忙しさは自分で作りだしている 世の中にあふれている時間術に関する書籍を読んで、時間を効率的に使うことは、確かに大切なことです。それにより、時間効率を2~3倍くらいにすることは可能だと思います。全く何も考えていない場合は、是非やることをお勧めします。 しかしながら、それよりももっと重要なのは、何をするかを決定することと、それを実行・達成するプロセスを検証して、最大の効果をもたらすことにつながる方法を選択・実行しているかを考えて実行することです。ここが一番重要なことです。 もちろん、自分に決定権のある場合の話ですが、決定権がなくても、その方法を提案することはできるので、そこまでは誰にでも出来ること…

  • 新しい人との対話が新しい流れをもたらす

    新しい人の対話は刺激的である 新しい人との対話は、どんな時も何かしらの刺激があります。そのため、時間に余裕があれば、話をしてみるのもよいと思います。もちろん、時間の余裕がない時には、無理して話してもよいことはないと思いますので、時間のある時にした方が良さそうではあります。そのようなお話をしていくと、時には、耳に痛い情報を得ることもありますが、その情報を元にして、次なる発想をする機会となることも結構多いです。自分が喜ぶようなコメントを頂けるのも嬉しいのではありますが、新しい発想に繋がることはあまりないです。その為、感情的な部分を上手くコントロールして、時には、自分の考えを否定することになり得る、…

  • 主体的に取り組むことの喜びと組織への適合性の喪失

    主体性が高くなればなるほど組織で働くことが苦しくなる 社会人の最初は、どこかの会社に入社して、組織の一員として働くことを選択する人が非常に多いと思います。私自身もそうで、自分で何かを始めるという概念すらありませんでした。仕事のキャリアを積んで行く中で、自分の出来ることが増えてきて、自ら試行錯誤する機会も増えてきます。一度、自発的に行動すると、それが段々と習慣化されてくるので、当たり前になってきます。 しかしながら、組織というものは、皆が自由に行動し始めてしまうと崩壊してしまいますので、その自発的な行動を封じる方向に圧力がかかってきます。これは、組織の規模が大きければ大きい程、必然的にそうなりま…

  • 多様性のある人材育成は教育ではなく環境の提供が重要

    教育の重要性は積極的に失敗させること 教育の重要性は、「失敗する」ことにあります。もっというと、失敗となるように、自分の限界を少し超えてみるということを行っていくことにあります。日本の場合には、一括採用の方針をとっている会社では、最初の2~3年くらいは、失敗しても勉強期間なのでおとがめなしとなる場合も多く、そういう期間は、失敗しても何となっていくのですが、そうでない会社、あるいは、その期間を超えた場合には、一人前の社会人として成果が求められることになります。 「失敗」という言葉にひびきはマイナスのイメージを連想させますが、逆にいえば、積極的なチャレンジの成果なので、チャレンジの証とも言えます。…

  • 学ぶことに安住しないことも大切である

    社会人になってからの勉強は面白い 社会人になってからの勉強は、基本的に面白いです。勉強したくない人も、試しに少しずつ勉強してみるとよいです。一見、仕事と関係ない分野のことを勉強していても、それが、何かのきっかけで、仕事の中で新しいアイデアに結びつくこともあります。楽しんでやっていたことが、いつの間にか具体的なリターンとして返ってくるのです。 その為、一度勉強することの楽しさと効果が分かってくると、勉強することが目的になってしまうこともあるでしょう。もちろん、長い人生の観点から言えば、学ぶことは新しいことを知ることですので、壮大な趣味ともいえるので、良いとおもいます。 ただ、学んだことを、現実の…

  • 復習がてらもう一度同じ種類の講座を受ける

    息抜きとしての勉強もある 社会人になると日々の仕事に忙殺され、疲れを癒すためにゆっくりしたい気持ちも分かります。しかしながら、自分の興味がある勉強をすることで、それがかえって安らぎの時間となることもあります。それは、自分が能動的に行っていることであり、かつ、興味のあることなので、自然と没頭できる可能性が高いからです。 日々の仕事は、たとえ自分で選択したとしても、気の進まない仕事もあり、受動的になっていることもあると思います。そのような時間が長い状態の場合は、苦しい時間が長くなりますので、能動的な時間を確保するとよいのです。忙しくなればなるほど、例え30分でもよいので、そのような時間を持つとよい…

  • 流れが来た時には、時には受け身の姿勢もOK

    日頃は自分でアクションしないと何も始まらない 何事においても、自分でアクションを起こさないと何事も始まりません。アクションを起こさず、ただ願うばかりでは、単なる時間の浪費です。しかしながら、実際には、このような状況にある人が実は沢山いるのだと思います。 もちろん、アクションを起こしさえすれば上手くいくとい甘い話ではないですが、10回くらいアクションを起こせば、1~2回くらいは、その先が続いていく状況になると思います。その時には、そこに資源を集中させてみるとよいでしょう。その結果、大きな成果に結びつくこともあるでしょう。 ですので、面倒がらずに、細かくアクションを起こしてみればよいのだと思います…

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