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大学教員が書いた就活・転職活動のお守り https://www.shukatsu-omamori.info/

民間企業で勤務経験がある大学教員が書いた就活・転職支援サイトです。就活指導では、トヨタ系企業へ入社する学生を多数輩出。人間力を含めた総合力をアップして貰い、長い視点でも見た指導を行ってきました。

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2020/04/12

  • 自己肯定感と英語学習

    英語をある程度話せることによる効果 英語をある程度話せることにより海外へのハードルが低くなる点が一番重要だと考えます。もちろん、英語自体を話せるようになるスキル面も、重要に違いはないのですが、それよりも、心理的な壁を取り払うことができるようになることが重要です。 現在でも、色々な翻訳ツールで違う言語しか話せない人同士がある程度会話することもできますが、特に日本人のような自己肯定感が低い人が多い場合には、どこか自信を持てない感じで引け目を感じてしまうでしょう。 ある程度話せれば自由な感覚でどこにでも入れるようになり、その行動がいつしか自信のなさを払拭することになるでしょう。ここに繋げるために必要…

  • 革命的な変化をもたらす大学院生活

    これまでとは違う領域に踏み出すことが出来た 大学院に通う前は、言ってみれば、自分の知っている世界の中で活動している状態であり、大学院生活の中で、行動領域は、明らかにこれまでとは違った領域での活動を行えるようになりました。 今から20年くらい前に、情報系の大学院(博士課程)に通っていた時にも、活動領域の激変がありましたが、今回の事業構想大学院大学(修士課程)でも、活動領域の激変がありました。これが自分の人生を変える一番大きな要因だと思っています。結局、同じ領域で活動しているだけでは、激変までは行かずに、今までの延長線上の変化という所に留まるのだと思います。 違う領域での活動を始める時には、非常に…

  • 未来への挑戦:遠い未来を考える効果

    遠い未来を考えて見る効果 授業の中で、「50年後の未来を考える」演習を学生の皆さんにグループワークで実施して貰っています。普段は、遠い未来のことなどを考えることがなく、精々2~3年後のことを、時々、漠然と考える程度だと思います。私自身も、あえて取り組む時間を設けない限り、同じような状況です。 従って、50年後を考えるとなると、日常の時間に追われた頭のモードではなく、違ったモードになる必要があります。その為、日頃とはかなり頭の使い方が違ってきて、非常に疲れる作業です。それが、非常に大きな効果を生みます。 グループワークで実施するのは、一人で実施すると、どうしても今までの頭の使い方になり、そこから…

  • 成果と挑戦:新構想への一歩

    本年度1年間の成果 本年度1年間は、新設大学・学部の構想に関する企業ヒアリングや高校生へのヒアリングなどを実施することで1年間が終わった感じです。これまでに未経験の事ばかりでしたので、個人的には非常に良い経験となりました。 その過程の中で、自分が描いている構想に合うように、自分の器を広げる1年間だったと思います。そのことにより、1年前は頭の中で理論的に考えただけものが、実現可能と思える状態になってきました。 新しいことを行う際には、本当に成立するかよく分からないことを進めていくことになりますので、このような時間が必要になるのでしょう。俗にいう腹落ちするまでの時間が必要であるということです。 特…

  • 就職の重要性: 初心者向けアドバイス

    余程のことがない限りお勧めしない 今の教育体系の中で生きてきた学生の皆さんの場合は、最初の就職では、標準化された大手企業で、仕事の基礎を学ぶ方がよいと、私は考えています。独自性を追求したいと思う若手の皆さんにとっても、最初の型を身に付けることは非常に大切だと考えるからです。 最近は、起業というキーワードが、国主導で浸透させられていきている状況なのですが、それに踊らされていくのも考えものだと思います。当然のことながら、何の実績もない所から起業しても、そう簡単に軌道に乗せることはできないからです。 それよりは、企業に勤めながら、資金を準備し、副業としてトライしてみるというような方針の方がよいのでは…

  • 勇気と理性の力で成果を求めるプロセス

    感情を受け流す必要性 日本の場合、マスコミ等からの情報で何かの方向性が出た場合、それに感情を揺さぶられて、一斉に、そのような方向に動いてしまうという国民性があります。これは、まだ、未成熟な国民性を表している事実だと思います。 その為、アクションを起こせない人に対して、「自信を持て!」という趣旨の言葉を投げ返る場面が多々あります。自信というのは、ある意味、主観的に思う心の状態を指しているので、微妙な話になってきます。 それで自信を持ってアクションしていける人はよいのですが、そうでない人にとっては、アクションを起こせない自分を責め、よりマイナスな自己イメージを抱かせるきっかけになります。その為、個…

  • 未知なる世界への道標: 地元の産業界の顔役との出会い

    地元の産業界の顔役の方にお会いした これまで私が生きてきた中では、いわゆる庶民的な世界しかしりませんので、テレビでみたりするような立場の方にアクセスして、会話する経験は全くありませんでした。 今回、地元の顔役の方とお会いして、お話している時は、大変やさしく、面白い内容のこともお話頂きましたが、会話に節々に出てくる色々な方のお名前が、テレビや本で見るようなお名前で、ちょっと非現実の世界に迷い込んだような錯覚に陥りました。 話のスケール感が大きく、世の中を動かしている立場の人は、こういうものなのだと実感することができました。 私の構想にご理解を頂いた 私の新設大学・学部の構想を2時間ほどお話させて…

  • 新たな領域の獲得に挑む:大学院の意義

    大学院という非日常の世界でのトレーニング 大学院というと、難しいことを学ぶ所だという意識を持つ人が多いと思いますが、必ずしもそうではありません。もちろん、専門知識の学びが出来る所ではありますが、それよりも、掘り下げて考えることによる思考力の獲得という面も見逃してはなりません。 日常の世界では、試行錯誤出来る程スケージュールに余裕がなく、何かしらの結果を出す工程に時間を使いがちです。日常生活でもそうですし、仕事の場面でそうだと思います。もちろん、それも大切なことではありますが、そればかりだと、その時点で持っている能力のみで出来ることを行うという形にならざるを得ず、いずれ、時代に取り残されてしまう…

  • 構想とビジョンの探求

    大きな構想を考えると苦しくな ある自分の想いから始まる構想は、構想する時に実現したいと考えるものなので、実現の方法を考えてしまいます。これを切り離して考えることが出来ればいいかもしれませんが、それは人間である以上難しいことであると思います。 逆に言うと、それが出来る構想は、自分の想いが入っていないので、単なるテクニカルに思いついたことであるとも言えます。その為、結局浅い所までしか掘り下げることかできないで終わる可能性があります。 結局は、苦しい思いをしながら、構想を掘り下げていくことでしか、自分がコミットすべき構想を考えることはできないのだと思います。その苦しい状態を耐えながら考えていると、そ…

  • 行動から始める自分の人生

    同じ年代だと問題・課題意識を共有できる場合も多い 同じ年代の方々だと、立場の違いはあれども、育った環境などが似通っている場合も多く、問題や課題に対する意識が似通っている場合もあり、話が早い場合も多いです。そうでない場合は、細かい背景などの話をしながら、伝えたい内容を伝えていくことになるので、とても時間がかかる場合も多く、場合によっては、伝わらないことも多々あります。 そういったことを想定すると、同じ年代の人達のグループに入っていき、そこからの広がりを期待していくのも良いと考えています。 また、会社の規模の違いはあれども、経営者の立場になると、自分が最終決定者になるということなので、話が早いとい…

  • リカバリーの重要性

    1年に1度くらいは流れが全く良くない時がある 私以外の皆様も同じようなものかもしれないですが、1年に1度くらいは、何もかも上手くいかない時期があるかもしれません。その時に、それをリカバリーしようとして、頑張って対応策を打っていく方法もあると思いますが、全部仕切り直して、あとでゆっくりと対応するというようにする方法もあると思います。 私自身、若い年代の時には、前者の対応方法で頑張っていましたが、年齢を重ねる度に、段々と後者の対応方法に変わっていっています。その理由としては、上手くしっていない時には、自分が見えていないだけで見落としがあったり、体調が良くなかったり、あるいは、相手側が同じような状態…

  • 若者の未来:グローカル人財の必要性

    見出し:後進国化していく日本に必要な人財像 これからの日本は後進国化していく一方です。人口減少に加えて、経済的な相対的地位の低下があり、生きていくのがしんどくなっていく一方です。その中で生きて行かないといけない若い世代にとっては、日本国内だけで完結する生き方では、生きていくことが難しくなっていきます。 そういった状況があるので、個人レベルでは海外に目を向ける必要があります。海外で仕事をしていく必要があるのです。 しかしながら、若い人たちが皆海外に出て行ってしまったら、日本の国は衰退する一方です。祖国を失うことは、アイデンティティの喪失に繋がりますので、それは、避けたいと私自身は思っています。 …

  • スケール拡大の第一歩:世界視点の重要性

    日本は国内の情報が圧倒的に多く見える 日本の特殊事情なのかもしれませんが、ニュース番組等を見ても、日本国内の情報が圧倒的に多く、海外の情報は圧倒的に少ないのに気が付きます。どのようなことが原因か分かりませんが、何も考えていないと、国内の範囲でしかものを考えることがなくなってしまう危険性が非常に高いです。この点が、日本が衰退していっていることの根本的な原因の一つのように思えて仕方がありません。 その為、意識的に海外の情報を得るようにして、視野を広く持つ訓練を意識的に行った方が良いです。意識していないと、国内しか意識しない狭い考え方で物事を考えることが習慣化されてしまい、狭い範囲の生き方をするよう…

  • 器を広げる意思と勇気

    営業系の経験がない中で沢山の人と話す重要性 営業系の仕事の経験がない中で、自分の専門領域以外の人と話す経験は、非常に多くの学びがあります。そして、その学びは、決して居心地の良いものではなく、ある種の苦しみを伴うようなものです。心情的に批判されているような情報も沢山入ってくるからです。 私自身は、建設的でエビデンスを伴う批判の中からしか新しいものは生まれないと思っておりますが、感情的に批判されるような場合は得られるものがなく、マイナスの感情しか残らない場合が多いです。しかしながら、それを恐れていて行動を起こさないと、得られたプラスを得られる機会がなくなるので、やはり、少々の向こう傷は覚悟して、踏…

  • 実装の第一歩を踏み出す

    実践のファーストステップ これまでは、構想と個人レベルでの実践の段階でしたので、ある意味孤軍奮闘に近い状況となっておりました。その中でも、構想に興味を持ち、共に活動することができる人も出てきたのは大変有難かったです。 ただ、最終的な目標までの距離を考えると、構想の進展速度が全然足りていないので、進展速度を上げるには、早めに実装の第一歩を踏み出す必要があります。そこで、新設予定の学部で実装する教育プログラムの実証実験を行うプロジェクトを立ち上げることに致しました。 そのために、これまでヒアリングを行ってきた企業様からのご支援を得るために、実証実験プロジェクトへのご支援をお願いしてみることにしまし…

  • 協力企業と共に進む教育プログラム

    構想に関する小さな一歩 いくつか企業とお話をする過程で、教育に協力して頂ける企業が出てきました。これは非常にありがたく、元気の出る第一歩でした。何事も、最初の小さな成果を出すことが一番難しいことであるために、非常に嬉しい思いです。 もちろん、これで万事OKという訳ではなく、この先も沢山の協力をお願いしていくことになりますが、一つ実績が出てくると、印象が大分変わってくるので、この先の展開が非常にやりやすくなってきます。ブレイクスルーは、まだまだ遠いとは思いますが、そこにむかって小さな実績を沢山積み重ねていくことになります。 この最初の一歩は、ある意味ご縁かと思っています。企業側にとっては、大学の…

  • ビジョンを共有し、利害を超えた大きな成果を目指す

    自分の利害を超えた大きな価値を達成しようとするとご縁がある 何事もそういう傾向があると思いますが、自分の力だけでは実現できない「とてつもなく大きなこと」を実現しようと本気で考えると、必然的に、その実現に必要な素養を持った人たちのご協力を得なければなりません。 その為に、自分のビジョンを多くの人に話すことから始めなければなりません。その為には、一番やりやすい方法としては、人からの紹介を得る形で、縁を繋いでいく方がよいと思います。 そうすると、自分の利害を超えて動いて頂ける人と出会いがあり、理念を共有できる可能性が出てきます。それがご縁だと思います。もちろん、色々なしがらみの中で、ご協力頂ける場合…

  • 神からの贈り物:試練と幸運

    わかりやすい結果は稀にしか出てこない 人の心理としては、分かりやすい最高の結果を求める場合が多いと思いますが、そういうことは稀にしかおきません。たいていは、成功なのか失敗なのか分からない結果が何度も積み重なった後に、ようやく目に見える大きな成果が出てくるものです。 その為、そこまでやり切れない人は、結果が出る前に諦めてしまうことになります。それを何度も繰り返してしまうと、人生があっという間に終わってしまうことになります。もちろん、何事もいつ大きな結果が出るかは分かりませんので、保証はありません。 その為、自分が何をすべきかを掘り下げて考えてみることは、とても大切なことで、苦しい作業ではあります…

  • 未来を担う学生たちへの期待とは?世界基準の経験の重要性

    今時の若い人はすごい いつの時代も、「今時の若い者は・・・」という論調があり、自分たちの生きてきた時代を肯定したがる人が多いと思います。これは、ある意味、自己保存的な本能のようなものなので、強く意識していないと、このフレーズを使っています。 個人的にスポーツが好きなので、その世界の話を例にとりますと、例えば、大谷翔平や羽生結弦のような世界的なスーパースターは、昔の時代には存在しませんでした。日本国内に閉じた世界で話に終始し、ワールドワードな人が出てこなかったという事実を取り上げることで、「今時の若い者は・・・」というフレーズは意味がないと明確に言えると思います。 「今時の若い人はすごい」という…

  • 大きなビジョンを描いて行動する

    逆風を行く 世の中の体勢の考え方は、いわゆる常識的な考え方です。その考え方から外れると、逆風の中を行くことになります。しかし、その逆風は、必ずしも悪いものではなく、何かを守る発想により生み出されるものです。その為、逆風の中から、本当に価値あるものが見つかるのだと思います。 しかし、そのことが分かっていないと、逆風を避けて行動することになりますので、結局、大きな価値を提供することはできないです。既存の枠組みの中での改善というレベルの発想・行動になってしまうので、どれだけ多くの労力を費やしても、目覚ましい成果を得ることはないでしょう。 もちろん、あえて逆風を常に起こす必要もないのですが、ここぞとい…

  • 恐怖感を和らげながら価値観を更新する方法

    染みついた価値観を変えるのは容易ではない 今までの経験の中で培われた価値観を、一瞬でアップデートするのは、口で言うほど容易なことではありません。人から聞いたり、書籍などの情報源から入ってくる新しい価値観に関わることを、すぐに取り入れて使うことは難しいです。理屈で納得しても、それを心底同意して、日常的にその価値観で行動できるかというと、やはり時間が必要です。 理屈を頭にインストールした後、それを活かすことが出来る場面に遭遇して、その価値観に基づいて行動することを行ってみて、それを強く時間し、効果を認めることができて、初めて心情的に同意することができるようになります。それを何度か繰り返すことで、本…

  • 縁を繋ぐ重要性:目的を達成するための鍵となる人脈の力

    人の縁を繋いでいく重要性 ある大きな目的を達成する場合には、到底自分の力だけでは実現できないので、その目的に賛同してくれる人を見つけ出していく必要があります。そのためには、飛び込みで新規に話にいくよりも、賛同してくれる人の紹介によって、輪を広げていく方がよいと思います。 志ある人は、同じように感じているネットワークを持っているので、そこにアクセスしていく必要があると思います。一から賛同者を探していくのも大切であると思いますが、その賛同者の方を見つけた場合は、そこからの紹介がよいと思います。 それには、駆け引きなどを一切せずに、誠意をもってお願いをしていく必要があります。そういったネットワークに…

  • 情報収集だけではない:深堀思考がもたらす新しいアイデアと決断力

    人に話す時には依存にならないことが大切 人と話すことは、人間が人間である限り、大切なことです。しかしながら、話すことが人への依存にならないように気を付けておく必要があります。人に話すことで、自分の考えや気持ちが整理できたり、楽しかったりするのはよいと思いますが、考えることや判断を任せることは、その人への依存となる場合があるので、注意が必要だと思います。 自分の考えや気持ちをある程度明確にした上で人に話し、その人からの反応を元に、自分で最終的に考えて決めるということが必要です。そうしないと、いつまでたっても、自分で決めることが出来ない人になってしまいます。 これまでの学校教育、そして、その後の社…

  • 人間の能力強化への提案:大学院の利用

    人は最適化という惰性に陥る 人の持つ能力の中で、環境に適応する、つまり、最適化する能力は非常に高度な能力であり、現在は、まだ、AIよりもはるかに高度な能力を持っています。しかしながら、それは、長い期間を経過すると、惰性となり、人からモティベーションを奪っていく元凶にもなっていきます。それが、難しい所です。 最適化することにより無駄なことが減りますので、効率化が図られます。AIのような機械の場合には、最適化されたことを継続し続けることができますが、人間の場合は、最適化された瞬間から興味を失い、継続して実行することが苦痛になってきます。 その為、そのような作業は機械に任せていき、人間は、新しいもの…

  • 熱中することの楽しさを伝える

    物事に長期間打ち込めるのは楽しんでいるから 何事もそうですが、長期間、物事に打ち込んでいる人は、それが本質的に楽しいからそうしているので、苦しいことを我慢して行っているという訳ではないと思います。メリットとデメリットを上げて、メリットを見ながら実施しているというような、いわゆる義務的な仕事の世界の話とは違うと思います。 もちろん、そのような人でも、やりたくないと思う時もあるのだと思いますが、少し始めてみると、そのような気持ちを忘れてしまい、集中していくのだと思います。そして、そのような人は、実力の向上が早くて度合も大きいので、それがますます、熱中させる要因となっていくのでしょう。 一度でもこの…

  • 学生の皆さんと接していると触発される

    教えることは、教えられることと同義 教える立場に立って分かるのは、自分の知らないことが沢山あり、教える対象の学生の皆さんの活動の様子を見ている時に、色々なことを教えられるということです。これは実際にやってみないと気付かないことで、それも、教育に対する意識の高い人しか気づかない点です。 この点に気づいてくると、一方的に教える講義形式のものが、教育のほんの一部分にすぎないと分かります。むしろ、授業外の対話の中にこそ、本当の意味での教育があるということに気が付きます。 学生の皆さんが、何かの質問に来た時に色々話すなかで本論から脱線する時に話すことが、その人の人生を変えるきっかけになったりすることもあ…

  • 実現性を考えるのを止める

    実現性は過去の話 何か物事を実施しようとする時に、実現性を考える習慣があると思います。これは、時間や労力、お金などの様々な資源を投資した時に、回収できるかどうかを考える思考です。回収できるものの中には、実利的ではない、満足感や社会貢献した時の喜びなども含まれます。 しかしながら、この思考だと、回収できるものがないと思われるようなことにチャレンジすることがなくなり、また、回収に長期の時間がかかるものは、意味がないと判断される可能性もあります。 したがいまして、時には、この思考を意識的に捨ててみることがよいと思います。個人的な事でもありますが、大学の新設などは、企業して多額の資産を手にした人や、社…

  • 実現不可能と思える目標を立てると莫大なエネルギーが湧く

    実現可能な目標はやる気が出にくい 不思議なもので、実現可能と思える目標程、やる気が起きないと思います。それは何故かというと、おそらくは、既に実現された時のイメージが明確にあり、そのことによって、潜在意識の中では、実行されたものとして扱われるために、単なる作業と錯覚してしまうからだと思います。ルーティーンワークを重ねれば重ねる程、モティベーションが失われることと同じようなものだと思います。 その為、到底実現できないと思える目標を掲げた時には、現在の自分の能・実力と比較するととてつもない大きな差があるということを直感的に感じ取り、その差を埋める必要があるために、莫大なエネルギーが出てくるのだと思い…

  • 新しいことを考え始めてから2~3年くらいは試行錯誤の期間

    試行錯誤の期間は泥臭い期間 何事もそうですが、試行錯誤する期間は、最初から上手くいくことはありません。特に、行き詰った感覚があり、そこから脱却しようとして目的が明確ではない状態であがくように物事を進める時期は、それが顕著です。 私自身も、これまでの人生で3回程、そのような状態だったと言える時期がありました。目的が明確ではないために、何をするにも表層的な所で止まってしまい、熱意の持てない状態の中で無理やり活動をしているような時期がありました。 この2~3年程は、3回目のそのような時期でありましたが、ようやく、そこから脱却できて、次の目標、おそらく、それが人生の最後の大きな目標であると思いますが、…

  • 企業が自前で人材育成を行う理由

    企業と大学の間の断絶 企業と大学の間の断絶は、どちらが悪いとかいう問題ではなく、企業と大学双方にお互いの立ち位置を理解できる人材がほとんどいないことが原因です。これは、構造的な問題ですので、解決することがなかなか難しい問題ではあります。 しかしながら、逆に、これを解決できるようであれば、相当大きな成果が見込めるので、個人的には、是非、解決していきたいと考えておりまし、解決できると思っております。 それには、まず、私が現在行っている大学側での教育の成果を認めて貰う必要があります。それが出来てはじめて、企業からの協力が得られるのではないかと考えています。本来は、どちら側から変わってもよいのですが、…

  • すべては行動に集約される

    理性と感情の共存による行動 自分の掲げるビジョンは、自分の経験を発火点として、理想的と思える状態を描いたものです。しかしながら、それを実現しようとまでの道のりには、多くの障害と呼ばれる課題が沢山出てきて、それを一つ一つ解決していく非常に地味な作業が必要です。その膨大な作業を実施するためのエネルギー源にあたるのが、それを実現したいと思う強い感情です。 感情を表現したりすることも場面によっては必要ですが、それはあくまで手段であり、目的ではありません。感情をエネルギー源として、理性的な行動をどれだけ積み上げることができるかどうかが、重要なのです。 私が、人を見ている時には、行動そのもののと、行動して…

  • 卒業生とお話して思ったこと

    キャリア発達段階の応じた迷いはよく当てはまる 久しぶりに訪ねてきた卒業生と色々な事をお話しましたが、やはり、社会に出ると色々なことがあるのだなと改めて思いました。特に、いつも悩みの種となるのは、人間関係にまつわる事柄で、それは永遠の課題なのかなということです。 訪ねてきた卒業生は、もうすぐ、社会人5年目ということで、時が流れる速さを痛感しましたが、話を掘り下げて聞いていくと、概ね順調な様子でした。もちろん、個別に色々な経験をしたようですが、総合的には、大分恵まれた環境で仕事をしているようです。 しかしながら、順調で恵まれた環境であるが故にゆとりがあり、色々考える余裕からくる悩みのようなものがあ…

  • 同じような所を見て活動してきた人との出会い

    本質的な価値観が近い人との出会い 本質的な価値観が近くて、同じような所を見て活動をしてきた人と出会う機会はなかなかありません。それは、世の中が多様化してきて、多様な価値観を持つ人が多くなってきたことによる裏返しの現象かと思います。 その為、そのような人と出会った時は、その出会いを大切にした方がよいと思います。人との出会いは沢山ありますが、価値観を共有して一緒に出来る人との出会いは、人生を変える出会いかもしれませんので、大切にしたいものです。 今回は、そのような人との出会いがあり、私自身の構想を進めるメンバーとなって頂いたので、一緒に進めていきたいと考えています。しかしながら、その方とは、バック…

  • 本質的な点のアドバイスを得られることが大切

    話していて本質的なやりとりが出来ると相手のステージが分かる 色々な場面で人と話す時に、本質的な事項のやりとりを躊躇なく出来る人に出会うことがありますが、その時には、非常に充実した話ができます。お互いの背景が良く分からなくても、各々の持ち場で様々な状況で戦ってきた人ならではの言葉が沢山出てきて、共感を覚えることが沢山あります。このような人との会話は、非常に重要な意味を持ちますので、大切にしていきたいと考えています。 ある組織の中で波風立たせないことに終始してきた人は、その組織に対する最適化を重視してきた人なので、なかなかそういうやり取りを出来ないのですが、そうではなく、個人として何が出来るかを考…

  • 企業回りでの気づき

    フィールドリサーチ 私自身の構想は、私のこれまでの人生の中で得られたものをすべて込めて、かつ、多くの関係者の中のアドバイスの中で、よいと思ったことを取り入れて作り上げていこうと思っております。 私も企業の現場で一定年数の間、働いていた経験がありますが、あくまで現場ですので、経営層に近い方々がどのような思考で判断されているのか分からないので、まずは、自分の構想を話すことから始めて行こうと思っております。 そして、今回は、その相手先企業の中で、自分のことではなく、色々なもののために自然体で戦っていらっしゃる方にお会いして、色々とお話をしました。 最初は、構想の話を少し説明して、予めお話したヒアリン…

  • あり得ないと思っていたことの歯車が回ろうとしている

    一気に実現の可能性が見えてきた 大学院の1年次の最後として、自分の構想を発表する場がありますが、その発表を行った後に、大学院の学長から、私の構想案に対して、「各大学がSociety5.0型の人材育成を明確に描けていない中で、現場感を入れながらこれだけ描ききっている人はいないので、早々に、文部科学省に見て貰った方がよいと思います。」という評価を得ましたので、さっそく学長にお願いして、実現プロセスの方にシフトすることにしました。文部科学省への接続や、実現場候補への大学へのご紹介など、私自身では到底できないご支援を頂ける可能性が見えてきました。 私の構想は、これまでの私の人生のすべてのエッセンスを込…

  • 自分の人生に対して当事者意識を持つこと

    自分の人生を意識的に選択する人は少ない 自分の人生を明確な意思を持って選択している人は、どのくらいいるでしょうか?案外、自分ではそうしているつもりでも、突き詰めて考えてみると、そうではなかったことに気づく人が多いと思います。 例えば、義務教育を終えて、高校・大学へ進むかどうかは、周囲が皆そうしているので、最初から進むという前提で、どこに行くかを考えたのではないでしょうか?私自身も、そうでしたが、それは、自分の意思で選択することをするようになって初めて気が付いたことです。それまでは、何事も自分で考えて決めたつもりでしたが、じつはそうではなかったのです。 自分が本当の意味で、自分の足で立って生きる…

  • データサイエンス×〇〇〇を考えるべし

    データサイエンスの導入は当たり前 今や、大手企業ではデータサイエンスの導入は当たり前のことと捉ええられているので、それだけでは不十分です。データサイエンス×〇〇〇の〇〇〇の部分を考える必要が最低限あります。 つまり、分野を限定して、深堀する形でデータサイエンスの活用をしていくという姿勢が必要になるのでしょう。 小規模の企業では、ニッチな市場を狙っていく場合は多いと思いますので、更に、×△△△ という形で限定する領域を考える必要があると思われます。 学生の皆さんは、大変な時代に生まれていることを自覚すべし 今の学生の皆さんは、私たちの時代よりも、かなり細分化された領域を見出して、自分の能力を高め…

  • 企業回りの経験

    企業と話すと色々気づく これまでの大学の構想では、私自身の企業経験や学生の話を元に、ある程度想像しながら考えていましたので、本当の所はよく分かりません。そのため、実際に企業の担当者の方とお話する経験は非常に役に立つものです。現状では、まだ始めたばかりなのですが、想像と少し反応が違う感じもありますので、突っ込んだヒアリング調査を実施することを最初は行っていきたいと考えています。 先日は、ある企業に入社した卒業生と話をさせて頂きましたが、色々な点で気づかされることもありました。もちろん、卒業生なので、好意的なバイアスがかかるので、額面通り受け取る訳ではありませんが、その分差し引いてみても、参考にな…

  • 少数派として生きること

    物事を突き詰めて考えると少数派となる 以前、私自身も、物事を深く掘り下げることができなくて、博士課程に入学してそのことに気づきました。研究のアイデアを考えている過程で、自分で頭を使っているつもりでも、実は、殆ど浅い所で思考が止まっていたのです。 アイデアを必死に考えている時には、頭が興奮しすぎて、朝方まで全く眠れない状況になっていました。その為、1日2~3時間の睡眠で2年程、そのような状況が続きました。その後、研究ではない通常の仕事をする過程でも、頭を使い掘り下げて仕事するようになったので、明確な成果が出るようになりました。 これが人生の中で非常に大きかったです。物事を進める上での重要なポイン…

  • イノベーションは目的ではない

    イノベーションを目的とするのはよくない 最近、日本でもイノベーションを追求しようとする風潮が出てきておりますが、イノベーションを目的とする限り、大きな成果を生むことはないかもしれません。現状から逸脱した、常識では考えられない目的を達成しようとする過程で、イノベーションが生まれるからです。 達成不可能と思える目的を達成しようと本気で思えた時には、非常に大きなエネルギーが生まれ、小手先ではない本気の行動をするようになります。これが重要な点です。イノベーション自体を目的とする時には、おそらく小手先の考え方になり、その結果、大きなエネルギーが生まれず、達成できそうなことばかり考えるようになり、小さなこ…

  • 本年度の内定出始めは早かった

    例年よりも時期的にはやいかも この記事は、半年くらい前に書いているので、就活は終わっている頃かと思いますが、穂年度の内定の出始めが大分早いような気がします。3年生の段階で複数出ているので、大分早い印象です。 これは、対面授業になったことと、今年は元気な人が多いということもあると思いますが、準備を前から着実に進めてきているので、その成果が出ているのだと思います。何事もそうですが、早い段階から着実に準備してきていることは、自分の身になっているので、単なるテクニックではなく、深く自分の中に蓄積されたものを見て貰った結果だと思います。 就活の早期化と長期化はずっと以前から問題になっていますが、これは構…

  • 世界の未来は見えない前提で動くべし

    リスクヘッジしながら動くべし 世界の未来がどうなるか、誰にも分かりません。それが、近年はより顕著になってきているように思いますので、リスクヘッジしながら動くという考え方でないと、結局、あれこれ考えるだけで何も実行できません。 リスクヘッジの仕方は、色々あるとおもいますが、その際に重要となる考え方は、労力をかけずに上手くやるという発想をせずに、基本は自分の力で成果を出して行くという考え方を徹底するということです。リスクヘッジは、その考え方を実行に移した時に、他の要因で結果が出ないということを出来るだけなくすということです。 また、リスクを過大評価すると、結局、今まで通りということになりかねないの…

  • 大学設立に動き出してみる

    ゼミ生の頑張りが未来の学生の道を開く ゼミ生の皆さんが、自分の道を開いていくことは、自分自身のためです。しかしながら、自分の道を開いたその後には、後輩が続いていける道が開かれます。同じゼミ出身者であれば、きっと頑張ってくれるだろうとする企業が多いからです。その道を辿って、続いていく後輩が頑張ってくれれば、その道は、舗装された道路のように強固なものになっていきます。 また、そのような具体的な効果だけではなく、ゼミの先輩がチャレンジして成果を出すことができれば、同じゼミなので、自分もできると無条件で信じることができるという効果もあります。これは、ある意味潜在意識に刷り込みを行うことなので、理屈では…

  • 国が滅びる可能性を考えた時

    若い世代程国が滅びる可能性を考慮すべき 若い世代程、国が滅びることも想定に入れる必要があると思います。このように言うと、ネガティブ思考と思われるかもしれませんが、最悪を想定することも、ポジティブ思考の一環であると思います。リスクを考慮しないポジティブ思考は、結局の所、他の人に何とかしてもらうという発想なのです。 国が滅ぶといっても、完全に跡形もなくなり、誰も住まない地域になる可能性から始まって、アメリカなどの他国に吸収される可能性、また、国という制度がなくなり、自己責任で人が住み続けるような可能性もゼロではないと思います。もちろん、移民を受け入れて、日本という国の制度が残る可能性の方が高いよう…

  • 教育をビジネスとみてもよいか

    事業が継続できるようにするまではビジネスの側面 国立大学や大手企業がバックについている私立大学のように、ある程度の寄付が毎年確保できていて、学生からの学費の金額を少ない金額に設定できる所は、ビジネス的要素が少なくなりますが、そうでない私立大学は、学生が入学する所までは、ビジネス的要素が多分にあります。 そのため、ビジネス的マインドを持った人の力を借りることは非常に重要です。教育をビジネスということを表現すると、眉を顰めるかもしれませんが、継続性は非常に重要なので、そこをないがしろにすることはできません。 しかしながら、入学後は、出来るだけビジネス色を薄めて、学生がどのようにすれば伸びるのか、ど…

  • マズローの欲求5段階説

    キャリアや将来の仕事を考える キャリアや将来の仕事を考える時には、自分がマズローの欲求5段説のどこのステージに位置しているかを確認した方がよいと思います。この説は、非常に説得力があり、基本中の基本であるために、納得のいくことが非常に多いからです。 すると、今の段階で重視すべきこと、次の段階へ行くには、どのような学びをすればよいかということを理解できるからです。こういった指針となるものは、他にもありますが、長い時間を経ても残っているものだからこそ、普遍的な価値が存在するのだと思います。 一方、学生はどうかというと、多くの人は、この5段階に入る前の、いわば「0段階」に位置する人が非常に多いです。こ…

  • 企業へアクセスする試み

    自分から企業へアクセスする経験はない 私自身は、エンジニアから大学教員へキャリアチェンジしたので、営業的な経験は全くありません。その為、自分発で企業へアクセスした経験はありません。その為、未知のものへの不安感は非常に大きなものがあります。 しかしながら、自分の構想の実現性を探っていくには、ここは避けては通れないことなので、何とかやってみたいと思います。まずは、何かしらの伝手を辿って、アクセスしてみたいと思います。その中で、少しでも興味をもって貰えたら、そこからまた紹介していて頂ける方向で進めてみたいと思います。 そして、1社でも2社でも、共感を持って頂き教育への参画をして頂ける企業が現れたら、…

  • 奮闘中の学生からエネルギーを貰える

    就活真っ最中 大学3年生は、志望する業種によっては、就活が本格化しております。毎年、この時期になると、上手くいくといいなと言う気持ちが強くなります。本来、現在の就活のような大変な思いをせずに、自分に適した企業へ入社出来ればよいのですが、採用という制度がある限り、これはある程度変えられないのは仕方がないです。 現状がそうである限り、手をこまねいていても仕方がないので、就活をトリガーとして、学生の成長意欲を引き出し、学ぶ意欲が出てくるように仕向けていくように考えています。学生の中には、そういう方針の中で、自分の殻を破り続けて、チャレンジをし続ける学生が出てきます。 すると、そういう学生に感化されて…

  • メディア(Re・rise News)からのインタビューを受けました!

    もしよろしければ、ご覧ください!(いいね!お願いします!!) 「固定観念を持たずに常に試行錯誤!」未来事業構想で教育を切り開くチャレンジャー!椙山女学院大学 文化情報学部 教授の小田切和也先生 – Re・rise News -美しい時代を創る人達- (rerise-news.com)

  • 新大学の構想を考えながら感じたこと

    今が大学の転換期なので、既存の大学とは全く異なる大学を考える 新大学の構想は、ステークホールだーや検討すべき要素が非常に多くありますので、検討し始めると混乱してきます。しかしながら、その混乱を恐れて、表層の所で止まっていては、何が本質的な価値なのかが分からないまま、プレゼンテーションでごまかす発想になっていきます。 その為、混乱した状態のままでよいので、必要と思われる知識の習得を並行して行いながら、整理されてくるまで、スライドなどにアウトプットし続ける必要があります。そのアウトプットを様々な角度から検討して、腹落ちする所まで検討を進めて行く必要があります。 そして、それを現実の大学として成り立…

  • 素直さが人を伸ばす

    今の若い世代の人は素直な人が多い 素直さとは、「人から言われたことを試しにやってみる」ことです。その為には、その人が何をいっているのか、深い所まで理解できないといけません。まずは、本当の意味で聞く力が必要です。それが最初です。決して、素直にみえる自分を演出するということではありません。 試してみた結果、今の自分には必要がないと判断できれば、そのままにしておけば、必要な時がきたら思い出すことができるでしょう。 今の年代の人は非常に素直な人が多いと思いますので、教育の場で良い方向に誘導し、伸ばしてあげることは、実は、そう大変なことではありません。個人レベルでも沢山できることはあります。 しかしなが…

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