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なぜ生まれてきたのか? なぜ生きているのか? 生きる意味は? 目的は? 生きるうえで大切な3つのこと。 1つめは、考えて生きるのではなく、感じて生きるこ…
心配事 妻は三年前の手術の後、毎年今くらいの時期に検査を受けています。がんは寛解とはならないものの、薬でコントロールできているようで、主治医の先生からは経過良好と言われています。 今年も検査の日が近づくにつれて、妻が沈みがちになっているのが分かります。万事順調、心配無用 -私の励ましの言葉は逆効果で、かえって妻の不安を煽っているようです。 そんな気配を察してか、下の娘は先週、休みを取って妻を旅行に連れ出しました。転職したばかりで休みの取れない上の娘は、独りで留守番するのは嫌だと言い出し、結局私も居残りさせられることになりました。 言い訳 上の娘は転職して以来、イライラしなくなり夜もぐっすり眠れ…
異動の打診 今年に入ってから二度、異動の打診を受けました。子会社の管理職のポジションです。四月の“大異動”まであと一か月余りとなりましたが、人繰りがつかないとの噂を知らない社員はいません。 昨年も何度か異動の打診を受けた私でしたが、すべて断り続けてきました。かつて人繰りを考えなければならないポジションにいた私としては、上司の苦労は手に取るように分かります。しかし、今の私の頭には「会社のために」という思いはありません。 自分の時間と家族のための時間。それを確保できている今の状態が私にとっては最善の選択だと信じています。ほんの数年前まで仕事を理由に家族のことを後回しにしてきた私ですが、今は、仕事の…
生きがいの向こう側 妻が乳がんの摘出手術を受けてから丸三年が経ちます。がんを全て除去することは出来ず、がん細胞が増え始めたり転移したりする可能性が残るため治療は継続していますが、状態は安定しています。 毎年この時期、健康診断の日が近づくにつれて妻は沈みがちになります。五年生存率、十年生存率。自分はいつまで生きていられるのか。妻との会話の端々から、彼女が生への不安と死の恐怖を感じながら生きていることが分かります。そんな妻に、私は励ましや気休めの言葉を見つけられずに、ただそばについていることしかできません。 妻の闘病生活を支えてきて、私は生きることをより哲学的に捉えるようになりました。今まで何も考…
今年も残すところ二週間となりました。 過去の記事でも何度か触れましたが、歳を重ねると時間があっという間に過ぎていくように感じます。一昨年よりも昨年、昨年よりも今年、一年はより短くなり、より愛おしくなりました。 過去には、年末年始を出張先で独り過ごしたこともありました。大晦日の夜まで自室で仕事をしていて、娘たちに泣いて怒られたこともありました。 あの頃の私にとって年末年始の家族とのひと時は、“来年やり直しのできるもの”だったのです。家族との時間はいつでも取り戻せると思って ‐ それを言い訳に、私は目の前の仕事をこなすことしか考えていませんでした。 年末年始の休みだけではありません。娘たちの誕生日…
題名も気になって読んでみました。「生きる意味」や「生きる目的」にモヤモヤする人に向けた、どこかのきょうだい、メメンとモリの3つの物語。 1話メメンとモリと ちいさいおさらお皿を割ってしまった! 「ずっとそこにある」ってことよりも、「いっしょに何かをした」っ
止められない時間 内的な時間の長さは年齢に反比例するというのはよく知られている説で、私も実際にそのような感覚を抱いています。 時間が短くなる分、 - これも感覚に過ぎないのですが - やれることが限られてきます。おそらく、私の中では、限られた時間を無駄にしたくないとの気持ちから、物事に取り組む集中力が以前よりも高まった気がします。 今の私は、限られた時間をできるだけ自分や家族のために使いたいと考えます。会社で働くことがどれほど社会のお役に立っているかはともかく、それを社会的役割だとすると、もう一方の家族に対する責任や役割も同じくらい、あるいはそれ以上に大切にしたいと思うようになりました。 仕事…
老兵は死なず 最近、私は自分の仕事に対して何となく“気が済んだ”ような感覚に囚われることが多くなりました。 それは、仕事に対する情熱を失ったのとは違いますが、自分の気力や諸々のことを考える頭の中の余白をもっと別の自分の興味のあることに振り向けたいという欲求が芽生えているような気がします。 決して仕事の手を抜くことはしませんが、以前のように誰かのために一肌脱いだり、格好をつけて火中の栗拾いや猫の鈴付けをするような真似はしなくなりました。「老兵は死なず」なのです。 私の上司は、第一線を退いた私に依然としてよその部署との調整を頼もうとします。人から頼られるのは悪い気はしませんが、利用されるのはもう止…
明日の保証 二年半前に妻は左乳房切除の手術を受けました。術後、主治医の先生に呼ばれた私は、手術は成功したものの、リンパ節へのがんの浸潤部位が取り切れずに残っていること、今後は放射線治療と抗がん剤投与を続けること、そして、他の臓器への転移のリスクについて説明を受けました。 手術成功と聞いて、ほっとした私の顔は説明を聞くにつれて暗く沈んで行きました。先生は私に安易な期待を持たせる言葉の代わりにこんなことを言われました。 健康な人もそうでない人も、明日生きている保証はない。 先生の言葉はもっと優しく丁寧な言い回しでした。この先生きていられる時間がどれほど残されているのか不安を感じながら過ごすよりも、…
再雇用嘱託 私が就職した頃、会社の定年は五十五歳で、その後二年間は再雇用嘱託として働くことができました。二十代の私の目からは、再雇用嘱託の人たちはほとんどが時間を持て余しているように見え、私も自分の仕事人生の最後はそうなるのかと思うと一抹の寂しさを感じたものです。 今は六十歳定年の後、最長で六十五歳まで嘱託として働くことができます。長く働ける環境が整っていることは、仕事人生に生きがいを感じている人にとっては喜ばしいことです。 「人生100年時代」だからと言って健康寿命が格段に延びるとは思いませんが、六十代は、第一線からは退くとしても、働くのが当たり前の世代になるのでしょう。ただし、再雇用後、現…
マンション騒動 今年四十路を迎えた姪が中古のマンションを買ったのは、もう半年近くも前のことでした。妻と私はささやかな引っ越しのお祝いを届け、姪の新生活を祝福しました。 母親からの結婚圧力に嫌気がさして姪が独り暮らしを始めたのは、私たちが帰国した直後のこと。姪は、独り暮らしに反対を続ける親を説得しきれず、親の留守中に引っ越しを敢行しました。 義姉の心中を推し量ることはできませんが、遅れてやってきた“娘の反抗期”で、すぐに実家に戻ってくると考えていたのだとしたら、賃貸のアパートを引き払って持ち家を手に入れた娘の覚悟は大きなショックだと想像できます。 妻は姪から新居への引っ越しを口止めされています。…
【生きる目的】なぜ苦しくても生きていくのか、何のために生きていくのか【スピリチュアル】
生きる理由が見いだせない、自分には何の価値も無い、消えてしまいたいと思うことがある、そんなときにどうぞご覧ください。上には上がいる、他の人は自分より優れている、恵まれている、自分にはチャンスがあるとは思えない。そんなことのほうが世の中にはたくさんあることがわかってくると、人は悩み苦しみ始めるのでしょう。
思い続ける趣味 私の妻は、結婚前から着物の着付けを習っていて、成人式や七五三の時期にはフォトスタジオで着付けのアルバイトができるくらいの腕前がありました。いつかは自分の教室を持ちたいと考えていた妻でしたが、二年前の手術以来、着物に触れることはなくなりました。部屋の片隅には練習用のトルソ(胴体だけのマネキン)が白布を被せたままになっています。 手術の影響で妻の左手にはしびれが残り、着付けに必要な握力がなくなってしまいました。そのことは事前に主治医の先生から説明されており本人も覚悟していたことです。手術前に娘二人に振袖を着せて写真を撮ったのも、妻なりに思うところがあったからなのでしょう。 妻にとっ…
置き去りにした時間 小学生の頃、夏休みは一年の中での最大の楽しみでした。一か月余りの休みの間、宿題はそっちのけで毎日遊び回り、それでも飽き足らずに次の日が来るのが楽しみで仕方がありませんでした。 楽しい時間はあっという間に過ぎると言いますが、あの頃の夏休みは不思議ととても長く感じられました。成長するにつれて体感の夏休みは短くなり、仕事をするようになってからは、夏休みどころか季節の移ろいすら心から堪能しないうちに時間だけが過ぎていきました。 子どもの頃、自分のやりたいことをするために求めていたものが時間でした。大人になってからは、やらなければならないことを処理するために時間に追われるようになりま…
警告と機会 前回の記事を書いている時、我ながら昔の自分を思い出して苦笑してしまいました。 lambamirstan.hatenablog.com ひとつひとつの問題は決して解決不可能ではないのに、一度に何とかしようとして全てが中途半端になり身動きが取れなくなってしまう – コロナ禍の直前までの私がまさにそのような状態でした。 会社では、マルチタスクに対応できない部下に向かって「段取りが大切」などと分かった風な言葉で指導していた私が、自分のこととなると全く“なっていない”有様でした。 仕事そのものはまだ“回せている”自信がありました。部員の転職で生じた穴は私を含めた管理職が休日出勤や残業でカバー…
永続性のある実在は霊のみです。もしも私たちの尽力によって人間を霊的本性を自覚させることに成功すれば、その人の人生は一変します。生きる目的に目覚めます。シルバー・バーチ霊のスピリチュアルメッセージ
霊の世界からこうして地上へ戻って来るそもそもの目的は、人間の注意を霊的実在へと向けさせることにあります。ただそれだけのことです。地上世界の出来事に知らぬふりをしようと思えばできなことはありません。別段地上との関わりを強制される謂れはないのです。また人間側には我々に対して援助を強要する手段は何もないはずです。ですから私たちの尽力は全て自発的なものです。それは人類愛ともいうべきものに発し、援助の手を差...
人生の目的・自己実現・社会貢献を両立する / 目的と目標の違い /「コーチング脳のつくり方」【要約】
先日のブログで「通過点が続く未来ではなく、ゴールを目指す」と書きましたが、目的と目標の違いって、そういう事ですね。目的=
フェーズの変化 異国の地を訪れて人生観が変わったなどと言う話を聞きますが、私はこれまで自分の人生観を変えた体験に出逢ったことはありません。 そもそも、私はこれまで自分の生き方を模索しつつも、確信できるようなものを見つけられないまま、五十代半ばに差しかかってしまいました。それでも、このブログを始める頃には、今まで以上に残りの人生の生き方を真剣に考えようとしていました。 コロナ禍や、妻の発病、そして私自身の体調不良がほぼ同じタイミングで降りかかったのは偶然のことでした。私としては映画やドラマにありがちな展開を望んでいたわけではありませんが、そんな偶然は私の人生観を変えるほどのものではなかったにして…
自分のミッション 我が家のリビングの片隅に、妻が物書きやちょっとした作業をするためのカウンターがあります。カウンターの端には妻と私の書きかけのエンディングノートが埃を被っています。 自分たちの最期をどのように迎えたいか – 当時の妻と私はそれぞれの健康に不安を感じることもなく、平均寿命くらいまでは生きられそうだと根拠の無い自信を持っていました。体の心配をする必要がなかったからこそ、エンディングノートを書く気になれたのだと思います。 私たちは、お互いにエンディングノートを話題にしなくなりました。私は人生の片づけ方を気に掛けるのはもう少し先にしたいと思い始めています。妻はどう思っているのか - 私…
最初にいた暗闇から抜け出て、±0の地点に立たれて、「ここから先、どういう生き方をしたらいいだろう?」と、未来へ向かうご相談に変わる方も多いです。継続されているご相談の中で、その方に合ったお仕事や生き方、お似合いの相手、環境など、色々お話しさせていただいて、暗闇から抜け出る間も、未来への希望がどんどん膨らんでいるからです。それまでは、何をやってもうまくいかず、病気や発達障害、HSPがあって大変で、嫌な人...
小旅行 妻の体調の変化は先が読めないので、家族旅行の計画を前もって立てることが出来ません。先月、彼女が熱海の梅まつりに行きたいと言った時も、結局、体調が優れないまま、時機を逃してしまいました。 我が家から熱海までは、日帰りするには遠く、泊りがけで行くには微妙な距離です。これまでは、他に旅行先の候補もあって、「いつでも行けるから」と家族旅行の候補地から外され、やがて話題にも上がらなくなりました。 そうこうしているうちに、妻の闘病やコロナ禍のため、家族旅行自体、先送りを続けてきましたが、先週、私は思い立って、熱海への家族旅行を妻と娘に持ちかけました。梅まつりは終わってしまいましたが、河津桜がちょう…
死の不安 私が小学校に上がったばかりの時でした。父親の経営する会社の従業員の方が亡くなりました。我が家の裏手のアパートに独り暮らしで、朝食も夕食も私たち家族と一緒でしたので、私がずっと親戚のおじさんだと思い込んでいた人でした。 その朝、出勤時にアパートの階段から転げ落ちたおじさんは、我が家での朝食の後、急に具合が悪くなり救急車で病院に運ばれ、そのまま帰らぬ人となりました。 身寄りのなかったおじさんの葬儀は、父が喪主となって執り行われました。私は初めて人の死顔を見ました。頭には包帯が巻かれていましたが、穏やかな寝顔にしか見えませんでした。 今まで自分に優しくしてくれた大人が突然いなくなり、私は子…
【人生100年時代】30代・40代がのんびり生き過ぎている話。まだ人生前半のつもり?
こんにちは、ジュンノスケです。 今回は、 人生100年時代だと思って のんびり生きている30代、40代が多い […]
夢夢 [社会・政治・時事] 私のアメブロの詩を朗読しました。ちなみに詩はフィクションです。アメブロ「とりあえず詩集という...nico.ms 岩崎絢奈 on…
「人生の目的」の見つけ方。いい気分が、自分のやりたいことを教えてくれる
毎日が仕事に追われているとき、ふと思うことがありました。「なんのために生きているんだろう?」「10年後も、同じことが続いているんだろうか?」すると、どこかから別の声が聞こえてきます。「そんなのはイヤだ、それが生きる目的じゃない!」心の声です
母の日に「お母さん、ありがとう」とLINEが!血の毛が引く思いをしたのはなぜ?
5月8日は「母の日」でした。 皆さんは、どのようにねぎらってもらったでしょうか?(私は、だれにもねぎらってもらえませんでした。悲しい…) 私は、昼から珠算協…
人生で集中して充実感を味わうのも楽しくて好きですがわたしには、何もせず、ぼ〜っとしている時間が必須です。 このブログでは、怠け者だったアラフィフのわたしが今から良き習慣を身につけると人生がどう変化していくのかを実験しその経過観察を発信してい