「カラーテレビを買って大喜びしたのはついこの間のこと、今では二代目、三代目を買い込んでいる。買うために貯金をする必要もない。『お持ち帰りは今、お支払いはボーナス時で結構』とくるから、つい気楽に買ってしまう。冷蔵庫しかり、洗濯機しかり、クーラーしかり、セントラルヒーティングしかり、衣服などもシーズン毎に新しいものを買わされる。海外旅行も、しない者は時代遅れのような感じがして、つい行ってしまう。しかし...
うぬぼれ、貪欲、肉欲、卑しさ、妬み、怠惰、怒りを、神学では七つの大罪と呼んでおり、これらの不自然の繰り返しが病気という不自然な結果を生む。M・H・テスター氏の体験記録より
「カラーテレビを買って大喜びしたのはついこの間のこと、今では二代目、三代目を買い込んでいる。買うために貯金をする必要もない。『お持ち帰りは今、お支払いはボーナス時で結構』とくるから、つい気楽に買ってしまう。冷蔵庫しかり、洗濯機しかり、クーラーしかり、セントラルヒーティングしかり、衣服などもシーズン毎に新しいものを買わされる。海外旅行も、しない者は時代遅れのような感じがして、つい行ってしまう。しかし...
我々地球人は今まさに”不安の時代”に生きている。M・H・テスター氏の体験記録より
「身体の整理的バランスをコントロールしている中枢は幾つかあるが、中でも一番重要な働きをしているのが脳下垂体である。大脳の下部に位置し、エンドウ豆ほどの大きさである。これが警報に対して一番敏感に反応を示すが、意識的にコントロールすることはできない。そのことは内臓器官についても言えることである。手を握りしめたり開いたりすることは意識的にできるが、心臓の機能はそれができない。つまり脈拍とか血圧といった、...
すべての病気のその大半の原因はただ一つ感情であり、精神の不安定が生理的なバランスを崩し、それが様々な病的症状を生む。M・H・テスター氏の体験記録より
「例えばあなたが有能なビジネスマンだとしよう。朝出勤してまず机の上に積まれた手紙に目を通す。その一通に契約破棄が通告してあった。あなたの会社にとってそれはどうしても破棄されては困る大切な契約である。すでにそのために銀行から多額の融資を受けている。驚きが次第に怒りに変わってきた。『畜生! オレを何だと思ってやがるんだ! ようし見てろ。思い知らせてやる』そう思いながら、すぐさま秘書に命じて手紙の用意をさ...
人間の身体はきわめて複雑はメカニズムをしている。現代の花形のコンピューターよりも、精巧なコンピューターが人体を支配してる。M・H・テスター氏の体験記録より
「人間の身体はきわめて複雑はメカニズムをしている。これまで人類が発明した機械工学、電子工学のすべてが体内に収められているといってもよい。現代の花形のコンピューターなども人体のコンピューターに比べればまるでオモチャのようなものである。それほど精巧なコンピューターが人体を支配してる。が、その働き、つまり人体の機能について、人間はいまだに驚くほど無知である。それでもはっきりしていることは幾つかある。ホル...
病気はバチが当たってなるものでは決してない。そうではなくて、病気になるようなちゃんとした原因があって病気になっているのである。M・H・テスター氏の体験記録より
「自分はどうしてこんな目に合うのだろう。真面目に生きてきたつもりだ。間違ったことは何一つしていないはずだ。なのになぜ病気にならなきゃいけないんだ。なぜこのおれが・・・」ごもっともである。なぜであろうか。その原因究明にとりかかるまえに、病気というものについて一つだけはっきりさせておきたいことがある。それは、病気というものは決してバチが当たってなるものではないということである。子供の頃、おとぎ話やお説...
神を信じ、一日一日を大切に生きよ。死に備える現在の生き方の心得はこれしかない。M・H・テスター氏の体験記録より
「過去はもう過ぎ去ってしまった。過去に起きたことは何一つとして変えられない。愚かなこともし、バカなことも言い、過ちを犯し、しくじりもした。が、今さらどうしようもない。出来ることは、そうした体験から教訓を学ぶことだ。悔やんだり残念がったりして、あたら時間を費やし心を痛める愚かさだけはやめることだ。教訓だけを学んであとは忘れてしまうことだ。成功から学ぶことなら誰にでも出来る。難しいのは失敗から学ぶこと...
もしあなたが余命いくばくもないと知らされたらどうされるだろうか。かりに今夜死ぬと分かったらどうされるだろうか。M・H・テスター氏の体験記録より
「かつて私は、ガンで死の宣告を受けた若者と一時間ばかり話をしたことがある。自分の病状についてすべてを知らされ、あと二か月の命であるとも言われた。私は彼に、残された道は二つしかないと説いた。私の治療によって治るか治らないかである。もし治らなかったら、二か月先の死と言う大冒険の準備に取り掛からねばならない。いずれにしてもあと二か月すればその病気とは縁が切れる、と私は述べた。もしあなたがこの青年と同じよ...
霊界でも男女の結びつきはあるが、それは愛による結びつきである。霊界で言う愛とは霊的親和性の働きの表現を意味する。M・H・テスター氏の体験記録より
「死後の世界では肉体がなく、従って肉体的な欲望つまり性欲はない。地上で素晴らしい快感を味わわせてくれたかも知れないが、それも所詮は肉体ゆえの原始的快楽に過ぎなかった。死後ではその肉体はもうない。が、残念がることは無い。それに代る楽しみ──地上では想像も及ばなかった次元の高い喜びが用意されている。肉体の死とともに官能その他の地上的性格の感覚を捨て去ったのであるから、死後も地上的意味での夫婦のままか否か...
葬儀は本当に必要かの続きです。M・H・テスター氏の体験記録より
「古代エジプト人の信仰は実に混み入っていた。彼らは
葬儀は本当に必要か、という内容です。M・H・テスター氏の体験記録より
「人間の死にまつわる儀式とタブーには民族によって色々とあって、見様によっては実に興味深い。例えばタイのカレン族は葬儀の最中は子供たちを家の片隅に縛りつけておく。これは子供の魂が死者の肉体の中に入るといけないという信仰から来ているのであるが、そのためには特殊な紐で特定の場所に縛る必要がある。オーストラリア東方のロイアルティ諸島の住民は死者が生者の魂を盗むという信仰がある。そこで、病人の死期が近づくと...
霊的真実に目覚めるには、いわゆる心霊的体験を通して目覚める人と、そうした体験を何一つせずに自然に目覚める人とがいる。M・H・テスター氏の体験記録より
「私の父は87歳で他界した。その日私は、ダブルベッドでようやく起き上がっている父の脇に腰かけ、妻のジーンが片手を握っていた。白髪の老紳士である。2週間前から病気が出て、私は直接と遠隔両方の治療を施した。が、やはり寿命だった。死ぬ間際には痛みも消え、安らかに寝入ったまま静かに他界した。父は自分でも死期が近づいていることを自覚していた。そして私と長々と最後の話をした。父はいい生涯だったと言い、何も思い残...
霊界での時の経過と共に、指導霊と一緒に点検し、その結果更に一段高い次元へ進む資格があるのか、再び地上へ戻るのかを決める日が来るようです。M・H・テスター氏の体験記録より
「こうして愛と輝きの雰囲気の中で、あなたは旧知を温め、友情を確かめ、再会の喜びを心行くまで味わう。時の経過と共に、代って今度はあなたが新参者を迎え、新たな環境への適応を手助けしてあげることになる。更に時が経つ。どのくらいかは分からない。地球の長い歴史の観念をもってすれば、我々にとっては長いと思われる時間も、永遠の時を大海に譬えればその一滴にも相当しないであろう。が、ともかく幾ばくかの時が経ち、あな...
死後の世界の様子が書かれています。M・H・テスター氏の体験記録より
「地上と縁の切れたあなたは、なおもしばらく生命の灯の消えた異様な姿の亡骸を見下ろしながら、その辺りを漂っている。すっかり寛ぎ、気分が爽快だ。からだが軽い。ちょうどぐっすりと寝て起きた時のあの気分だ。何やらいい夢を見ていたらしい。その一つ一つは思い出せないが、とにかく気分がいい。あなたは、しばし、その陶酔に身をまかせる。やがてその気分のまま銀白色のモヤの中を上昇し始める。その動きはゆっくりとしていて...
死期が近づくと誰しも安らかさと落着きを覚え、完全な無痛状態と快く運命に身を委ねる心境になるもののようだ。 無論そうとはいえない死に方もある。M・H・テスター氏の体験記録より
「寿命が尽き、いよいよ死期が近づくと、一種の緊張の弛みを感じる。永遠なる生命の書の第一巻を閉じつつあることが分かってくる。心霊治療家となって以来、私は大勢の人が死を迎えるのを手伝ってきた。安らかに死を迎えさせてあげるのも心霊治療家の重要な任務の一つと心得ているからである。その一生は苦労と不愉快なことの連続だったのかもしれない。が、死期が近づくと誰しも安らかさと落着きを覚え、完全な無痛状態と快く運命...
「治療家として私は、肉親の死による悲しみのために病気になった人を数多く治療しているが、これほど野蛮な話はないと、いつも思う。悲哀を味わうということは、私に言わせれば一種の罰である。無知だからそれ程悲しく思うわけである。自己憐憫も、悔恨も、自責の念も、あまりに大げさすぎるのだ。必要以上に自分を哀れに思い、悔み、そして責めたてるその余剰の念が身体を蝕むのである。そうした哀れむべき人を治療する時、私はま...
霊媒能力というのは一種の遺伝である。私の霊媒としての体験も記述しています。M・H・テスター氏の体験記録より
「霊媒能力というのは一種の遺伝である。が、どの才能でも同じであるが、霊能も努力して養成しないといけない。その養成中にいきなり霊に身体を占領されてびっくりする人がいる。いずれにせよ、一人前の霊能者になるには時間と忍耐力と鍛錬と厳しい精神修行を必要とする。ある一流の霊媒が私に、自分の生涯は過去十年間の霊媒としての仕事のための修行だったように思う、と語っていたのを思い出す。私はよく交霊会に出席して背後霊...
あなたにも指導霊が付いている。人間のすべてに例外なくついている。M・H・テスター氏の体験記録より
「あなたにも指導霊が付いている。人間のすべてに例外なくついている。たった一人でなく二人以上、五人も十人もついている人もいる。かつてはこれを守護の天使(ガーディアンエンゼル)と呼んでいた。知識と体験を積んだ霊で、地上生活を送る人間を背後から指導援助してくれる。その中には地上時代にあなたを可愛がっていた親戚の人とか、数世紀も前に他界した霊が特殊な才能を生かして指導に当たることになったケースもある。この場...
不具の子、障害を持った子にも例外なく完全な霊が宿っている。ただ、宿った身体が不完全だったにすぎない。M・H・テスター氏の体験記録より
「妊娠中の母親はいろいろと考える。必ずしも食べ物のことばかりではない。もっとも、食べることに関しては異常になるようだ。私の妻などは真夜中に起きてフライを山ほど揚げる。そしていざ食べる段階になると気分が悪くなり、せっかく揚げたものを全部捨ててしまうといったことを何回かやった。お腹に子供がいると母親はその子に夢を託し、いろいろと将来を思う。が、予定日が近づくと考えが変わってくる。男の子でもいい、女の子...
特に高級霊が幼児の内に他界するというケースが多い。だから、幼い子供を失った親は決して悲しむことは無い。M・H・テスター氏の体験記録より
「あなたの人生の長さ──寿命──は、あなたが地上へ再生する時点においてすでに分かっている。教育と同じで、学校を選んだ時点で、その学校の入学と卒業の時期があらかじめ定まっている。もしも寿命が来ないうちに切り上げたら、その分の埋めあわせにもう一度戻ってこないといけない。教育の例えで言えば、健康か何かの理由で長期欠席したとしよう。学ばねばならないことがたくさん残っている。そのままでは卒業させてもらえない。そ...
死後、次のようなことは必ず体験させられる。まず、あなたを霊界から援助してくれた背後霊と共に、あなたの送った地上生活を振り返る。M・H・テスター氏の体験記録より
「私は今どの行いが善でどの行いが悪だという厳密な法典を作るつもりはない。第一、すべてに適用できる定まった掟と言うものはあり得ないはずだ。所詮あなたにとって正しいか否かは、あなたの霊的発達程度によって定まるからである。人喰い人種はやっつけた相手を食べるが、これは彼ら人喰い人種にとっては悪とは言えないかもしれない。それが彼らにとっての習慣なのであり、相手の肉を食べることによって相手の持つ力と徳を自分の...
毎年英国だけで五百万回も行われている動物実験(うち八十%は麻薬なしで)は誰が何と言おうと悪である。もちろん日本も同罪ですね。M・H・テスター氏の体験記録より
「罰にもいろんな種類がある。のけ者にされるのも罰である。みんなアイスクリームをもらったのに自分だけもらえなかったら、それを罰と受け止めるべきであろう。みんなガールフレンドがいるのに自分だけ相手にされないと、何かバチでも当たったのかと思う人もいる。良心の呵責によって罰を受けることもある。何か悪いことをしてずっと心にひっかかり、それが身体の病気にまで発展することがある。それはすでに説いた因果律の一つの...
人間は決して生まれつき平等ではない。霊的進化の程度において、われわれは一人一人みな違う。M・H・テスター氏の体験記録より
「生まれた土地、時代、遺伝的特質、人種──こうした枠組の中で、あなたも自由意思が与えられているのである。この観点から言うと、リンカーンの例の有名なゲティスバーグ演説は間違っている。全部は無用だから問題の箇所だけを引用しよう。『八十七年前われらが建国の父たちは、自由の理念の中に育まれ人間はみな生まれながらにして平等であることを旗印とした新しき国家を、この大陸に建設したのである。』政治理念としては極めて...
宇宙は因果律と言う絶対的な自然法則によって支配されている。従って自由意思はあっても、その因果律の支配からは逃れることはできない。M・H・テスター氏の体験記録より
「あなたがいよいよ母体に入って子宮内の受精卵に宿った時、それまでの霊としての記憶がほぼ完全に拭い去られる。但し地上生活中のある時期に必ず霊的自我に目覚める瞬間と言うのがある。これもわかっている。そうした総合的な鋳型の中にあっても、なおあなたには自由意思がある。宇宙は因果律と言う絶対的な自然法則によって支配されている。従って自由意思はあっても、その因果律の支配からは逃れることはできない。水仙の球根を...
あなたがこの世で送る人生は、あなた自身が自分の教育にとって必要とみて選んだのである。従って責任はすべて自分にある。M・H・テスター氏の体験記録より
「あなたがこの世で送る人生は、あなた自身が自分の教育にとって必要とみて選んだのである。仲間のアドバイスや援助はあっても、最終的には自分で選んだのである。従って責任はすべて自分にある。苦難に直面したり病気になったり大損害を被ったりした人は私にこんなことを言う。『私はなぜこんな目に遭うのでしょうか。私はまじめに生きてきたつもりです。人を傷つけるようなことは何一つした覚えはありません。なのに、なぜこんな...
堕胎(中絶)は一種の殺人行為とみなさねばならない。生命を奪う行為だからである。M・H・テスター氏の体験記録より
「霊は常に進化を求めて活動している。このためには経験と教育と悟りが必要である。地上というところは地上でなければ得られない特殊な体験を提供するところである。言ってみれば特別の教育施設、それも極めて基礎的な教育を受ける場である。あなたがこの地上に来たのはその教育を受けるためである。あなたの魂の進化の今の段階で必要とする苦難と挑戦のチャンスを求めてやってきたのである。地上生活中は霊界から何人かのヘルパー...
霊媒を通じてわれわれ人間も霊界の霊と交信することができる。こうした交霊を通じて死と死後の世界について驚くべき知識を手にすることを得ているのである。M・H・テスター氏の体験記録より
「実はこの世とまったく同じ別の世界が存在するのである。霊の世界である。あなたはそこからやって来た。そして、またそこへ戻っていくのである。この世とは違うと言っても時間とか距離的に違うのではなくて、物理学で言うところの振動の波長が異なるのである。仮にリップ・ヴァン・ウィンクル(日本の浦島太郎と同じアメリカの伝説上の人物)が百年後のいま戻ってきたとしよう。あなたはさっそくリップにこう教えてあげる。『あなた...
人間は肉体と精神と霊の三つの要素から出来あがっている。そのことをしっかりと認識していただきたい。M・H・テスター氏の体験記録より
「死ぬということは生きるということとまったく同じように重大な問題である。しかもそれがあなた自身にも日一日と迫ってきている。アイスランドへの案内書を読んでも、行きたくなければいかなくても良い。結婚についての本を読んでも、生涯独身でいたければそれでもよい。が、死だけはそうはいかない。かならず通過しなければならない重大な問題である。ならば本書を読まれたことは決して無駄ではないであろう。そこで、あなたがま...
死への手引書は、実際に死を体験した人間つまり霊界の霊によって書かれた死の参考書が必要なのである。M・H・テスター氏の体験記録より
「今かりに大きな図書館へ行って婦人科のコーナーを一覧されると良い。そこには出産についての書物が所狭しと並んでいる。医学の専門書ばかりではない。われわれ門外漢──門外婦人と言うべきか──のための本も大変な数である。それに加えて最近では至る所で婦人のための講演会があり、テレビ番組がある。人間の誕生については驚くべき段階まで進んでいると言える。テキストあり、専門家あり、伝統あり、おまけに無責任な説まである。...
もし私が死んだらという言い方をするが、このもしもではなく必ず死ぬのである。死は例外なくすべての人に訪れる。M・H・テスター氏の体験記録より
「数年前、私は『死とは何か──悩める人へのガイドブック』という短い記事を書いたことがある。長年の治療体験から、人間が『死』についてあまりに間違った観念を抱いていることを痛感していたので、それを簡潔にまとめたものだった。それを第一章で紹介した私の恩人であるモーリス・バーバネル氏のもとに送った。短いものではあるが、一度に出す記事としては長すぎるし、さりとて書物にするには短すぎたのであるが、それに対するバ...
私たちの身の周りには"生命エネルギー"と呼んでいる莫大なエネルギーが潜在している。病気の人はそのエネルギーを必要としている。M・H・テスター氏の体験記録より
「磁気療法や信仰療法は心霊治療とどこが違うのですか。」治療法には大きく分けて磁気治療と心霊治療の二つがある。磁気療法は治療家自身の身体に蓄積している磁気エネルギーを注入することによって患者の衰弱した身体を回復させるもので、したがってあまり多くの患者を治療すると疲労を覚える。エネルギーの蓄えが無くなるわけである。実はこの磁気による影響は一般の人でもいろんな体験をしているはずである。馬丁が興奮している...
心配の程度があなたの信念の欠如の程度を表す。心配の念は判断力を曇らせ、身体機能を鈍らせ、不審と不機嫌の雰囲気を作る。M・H・テスター氏の体験記録より
「神の存在を信じますか。」私は信じる。どこを見ても自然界には意匠(デザイン)がある。その全てを見ることは不可能であり、これからのちも不可能であるが、わずかではあっても、これまで見ることを得た限りでも、ただただ驚異というほかはない。その見事なデザインがあるからには、それを拵えたデザイナーがいる筈である。それをゴットと呼んでもいいし、アラーと呼んでもいいし、大霊と呼んでもいいし、生命力と呼んでもいい。『...
人間は動物ではない。動物以上の存在であり、動物を庇護すべき立場にある。人間のエゴイズムから動物を食料とするのは間違っている。M・H・テスター氏の体験記録より
「私のところを訪れる人のほとんどが、どうしてよいかわけがわからなくなっている。言うことが支離滅裂でつじつまが合わない。情緒が不安定である。その根源にあるものは、これまで度々指摘した通り、幼少時代からの宗教的思想の歪みである。そこで私の治療によって痛みが取れてラクになると色々と質問し始める。次に紹介するのは私が患者から一番よく受ける質問とそれに対する私の答えである。「私はなぜこんな目に遭うのでしょう...
類は類を生む。健康と幸せを心に思えば健康で幸せになる。不幸と病気を思えば、みじめになり病気になる。M・H・テスター氏の体験記録より
「赤ん坊を見るがよい。健康で幸せな生活を送る上で必要な能力と機能を充分に具えて生まれてくる。それを誕生の瞬間から、いや、厳密に言えば胎内にいる時からすでに生理的にその正常な機能が歪められていることがある。サリドマイド児がそのもっとも恐ろしい例だ。世界中で問題となったのも当然と言ってよい大変な問題である。が、その他にも、あまり問題にされていない恐ろしい不自然な行為が数多く横行している。母乳で育てるこ...
希望こそ環境に打ち克ち、無用の罪悪感と死後への恐怖を取り除き、憤満と挫折感を和らげてくれる。無知と迷信に代って、正しい知識と理解に基いた未来への希望があなたを救う。M・H・テスター氏の体験記録より
「家庭の主婦がもしも自分の生涯の仕事は家事だと思い、夫に尽くすことだと思い、それ以外のことをすることは悪であると思い込んでいるとしたら、その観念はやがて心理学でいう罪責複合(無意識の罪責感)を生む。これは魂を蝕む恐ろしい観念である。自らの心に地獄を拵える。それがまず心の病を生み、それが身体への病気へと発展していく。その病気の種類は数えきれないほどである。患者を一、二度治療して何の変化も見られない時は...
人の心は、今置かれたその場で、 それ自ら地獄を天国となし、 天国を地獄となす。M・H・テスター氏の体験記録より
「私は学生時代のことはよく憶えていない。もちろん学校へは通ったのだが、なんだか当時のことが夢のような、あるいは何かの本で読んだ物語のような、他人事に思えてならない。もちろん当時もAとかBとかの評価はあったが、最終的には大学進学ということが教師たちの
あなたの歩む道はあなたの背後霊(ガイド)が教えてくれる。あなたにはあなたのガイドブックがある。それはあなたの背後霊が持っている。M・H・テスター氏の体験記録より
「十九世紀半ば頃、一人フランスの少女に治病能力があることがわかった。家族や友人に治療を施していたが、世間一般から中傷と嘲笑と疑惑を浴びせられた。その治癒能力と善意が高い評価を受けるようになったのは後世のことである。その少女の名はベルナデット。ピレネー山脈の麓のルルドに住んでいた。いわゆる
もっともっと人間はお互いに援助し合えるように心の中を遠慮なく打明け合うべきである。一人で悩みを囲っていてはいけない。M・H・テスター氏の体験記録より
「援助の三つめは他人からの好意である。人間は困った時にはとかく遠慮と恥辱心から家族や友人、知人等に相談することをためらうものである。が、実際には、思い切って打開けてみると、一見気難しそうな人が思いのほか積極的に喜んで援助の手を差し伸べてくれるものである。もっともっと人間はお互いに援助し合えるように心の中を遠慮なく打明け合うべきである。一人で悩みを囲っていてはいけない。旧約聖書の箴言集の中に次のよう...
人間が遠慮なく自由に手に入れることのできる援助は三つある。霊的知識と、背後霊の指導と、他人からの好意である。M・H・テスター氏の体験記録より
「自分の悩みごとを心おきなく語れる相手を持つことも大切である。カトリックの教会には
健全な発散方法として、自然が用意してくれた安全弁がある。ではその安全弁とは何か。 M・H・テスター氏の体験記録より
「私はよく本を読む。これまでも随分読んできた。少年の頃は学校のカバンに大抵一冊は冒険物語を忍ばせていたものだ。最近は旅行することが多いが、近代的な乗り物は確かに快適かもしれないが面白味がない。だから乗り物の中では読書が多くなる。英国人と言うのは概してはにかみ屋が多い。私もその一人で、その性格の延長で私は自分の読んでいるものを人からのぞき見されるのが大嫌いである。そこで対策として一計を案じた。専用の...
問題児を生む最大の原因は愛情の欠如である。M・H・テスター氏の体験記録より
「もう一人紹介しよう。スミザスン夫人は肩の結合組織炎を患い激しい痛みに苦しめられている。始終イライラし、カッとなり易く、たまらなくなるとベッドに横になる。それほどの激痛を伴う病気が実は心因性だった。その原因というのは二人の息子を父親の出身校のパブリックスクールに行かせるための学費のやりくりだった。(英国のパブリックスクールは莫大な学費がかかる。パブリックといっても公立ではない)そこで私は尋ねてみた。...
親は子供の人生まで関与してはならない。自分に叶えられなかったことを子供にさせようとする考えも許されない。M・H・テスター氏の体験記録より
「たいていの親は自分にできなかったことを子供に叶えさせてやりたいと思うものである。より立派な教育を受けさせてやりたい生活費を切り詰め節約する。大学に行かせてやろうと、何かと心を砕き努力する。卒業と同時に今度は良い職業に就かせようと、あの手この手の策をめぐらす。いよいよ一人前の社会人になると、今度は
人間の身体の調節機能はその人の心の姿勢に反応する。繰り返し言おう。あなたの健康を支配しているのは心の姿勢である。M・H・テスター氏の体験記録より
「私が治療する病気は頭痛からガンにいたる内科的なもの、骨の異常から先天性不自由といった整形外科的なものなど、実に広範囲にわたる。そして患者はありとあらゆる階層の人たちである。お金持ちもいれば貧しい人もいる。教養人もいれば小学校しか出ていない人もいる。宗教心のある人もいればゼロの人もいる。そうした違いがあるにもかかわらず病気の型は何時も一つなのである。つまり心の姿勢の歪みから来ている。その一つのパタ...
現代の人間はどこかが悪いと十人中九人までがまず薬に頼る。しかしいったん薬の習慣がついてしまうと、人体の自然治癒力が機能しなくなる。M・H・テスター氏の体験記録より
「現代の人間はどこかが悪いと十人中九人までがまず薬に頼る。マスコミを通じて莫大な種類と量の薬が宣伝されているから無理もない。製薬業界は笑いが止まらない。しかしいったん薬の習慣がついてしまうと、人体の自然治癒力が機能しなくなる。私のもとに来た時はもう身も心もすっかり貧しくなっている。中には見るからに裕福さを物語る服装をした人もいるが、霊的にはまさに貧困の極みにある。が、私は、はなから法を説くことはし...
「実は心霊治療家に腕のいいも悪いもない。患者の側に治る人と治らない人がいるだけである。ある時期、私は治療成績の因果関係を分析してみたことがあるが、病気にまつわる要素が余りに多くてすべてに通じることができず、また治癒エネルギーの働きに人間の理解を超えた部分が多すぎて諦めた。しかし、その調査をしていくうちに一つだけ顕著な事実が浮かび上がってきた。それは私の治療で奇蹟的に全治した人、そしてその後二度とぶ...
心霊治療は治すこと自体が目的ではなく手段なのである。病気を抱えて私を訪ねて来た人が、病気の回復と一緒に霊的自我に目覚める。M・H・テスター氏の体験記録より
「一般の病院を訪れる患者の半数以上がそうした悪感情によって病気を誘発されているという結果が出ている。医学生が使うテキストには一千を数える病名が記載されているが、その大半が感情が原因となっているというわけである。首筋の痛み、ノドの腫瘍、潰瘍、胆嚢炎、げっぷ、めまい、便秘、疲労感、神経痛、頭痛、背痛、坐骨神経、視覚異常、結合組織炎、食欲不振、肥満こうしたものがその代表的なものと言える。感情によって誘発...
病気の大半は間違った感情それが原因となっている。M・H・テスター氏の体験記録より
「病気と言うものには患者一人一人にその人だけの特殊な背景がある。従って
奇蹟的治療であっても、あくまでも自然の摂理であって、個々の条件次第でそれが早い場合と遅い場合とがあるということです。M・H・テスター氏の体験記録より
「政府の事務官の例がある。そう聞いただけで余り楽しい仕事ではなさそうな感じがする。おまけに彼は完璧主義者だ。いい加減なことが嫌いである。得てしてこうした完璧主義者は不幸になるケースが多い。どこかに無理があるからだ。所詮人間生活に完璧は望めない。大自然の神の業と比べてみるがよい。人間のすることなどいい加減なことばかりである。いかなる名画も、本物の夕焼け空の美しさとは比べものにならない。無私無欲などと...
向うへ行くとあなたはこの世の人生のおさらいをさせられる。犯した過ちがある。やるべきでありながらやらずに終わったことがある。もちろん良いこともした。M・H・テスター氏の体験記録より
「奇怪なうめき声しか出せない患者が来た。目がしきりに何かを訴えるのだが言葉が出ない。まるで動物のような声を出すだけだ。年の頃40。身なりはきちんとして、一見健康そうである。通訳として付き添ってきた女性から話を聞いた。この人には子供がなかった。だから生活のすべてがご主人に向けられていた。家の中をピカピカに掃除し、おいしい料理を工夫し、きちんとアイロンがけをし、そのほか夫が喜んでくれそうなことをいろいろ...
真の祈りの言葉は一つしかない。『御心の成就されんことを』──これだけである。M・H・テスター氏の体験記録より
「遠隔治療を施す時、私は直接治療の時と同じく背後霊との一体化を求める。そして患者の住所と氏名を述べ、心の中に症状を思い浮かべて、実際にその患者に手を当てて治療している様子を
「直接療法の場合は患者が目の前に存在し、その患者から病気の症状や病歴などについて細かく聞くことができる。事情を呑み込むと治療家は患者の身体に手を当てる。するとその手を通して治癒エネルギーが流れ込む。患者はたちどころに治る──と言った調子にいけば言うことはないのだが、実は心霊治療もそう単純なものではない。およそ半分以上の患者はその場では何の反応も変化も見せないのが普通である。ところが次に訪れた時には症...
心霊治療の最大の効果は魂の治療にあります。M・H・テスター氏の体験記録より
「心霊治療は魂の治療まで行かないと本物とは言えない。似たようなケースをもう一つ紹介しよう。大手の製造工場で働いているエンジニアが仕事でロンドンまで出てきたついでに私の事務所で治療を受けた。私の場合と同じ腰椎のヘルニアで、背筋が痛む。坐骨神経がしびれる。股関節の異常でまともに歩けない。私の体験した苦痛をぜんぶ味わっていた。霊の牽引療法もやってみたという。鎮痛剤を常時もち歩き、もちろんコルセットもして...
心霊治療で心のしこりをとる。M・H・テスター氏の体験記録より
「40に手の届きそうな女性が来た。色浅黒く、およそ美人の形容詞からは縁遠い。しかし背が高くてスリムで、ドレスを見事に着こなしていた。スツールに腰かけると、もじもじしながら何やら小声で言った。よく聞き取れないので、もっと大きな声で、と言うと、しきりに咳払いをした。私は何も言わずに彼女が語りやすい雰囲気に心を配った。やがてもじもじした態度が消え、私を真っ直ぐに見つめて語り始めた。話によると、ここ2年近く...
心霊治療とは何かという内容です。M・H・テスター氏の体験記録より
「心霊治療は確かに効く、心身症的なものだけでなく、機能上の欠陥も治る。むしろ機能的な病気の方が治りやすい。心霊治療で治せない病気があるか──私の知る限りでは治せないものはない。但し、そこに存在しないものは治療できない。事故で失った足とか、手術で取ってしまった臓器はどうしようもない。手術後の経過が思わしくなくて来る人が多いが、そこにないものは治療の施しようがない。が、そうした特殊なケースを除けば、どん...
霊界側に導かれ、ついにテスター氏は心霊治療家としての治療が始まるのです。M・H・テスター氏の体験記録より
「二人は豪華な食事に舌鼓を打ちながらいろいろとおしゃべりをした。ヘラー記者は話のしやすい人だった。職業柄かも知れないが、こちらの話に一心に耳を傾けてくれるのは嬉しいものだ。もっともそれは一つには豪華な食事のせいかもしれないが、いずれにしても雰囲気は極めて良好だった。食事も終わりに近づき、コーヒーが出た。するとヘラー記者が『お仕事のことは十分お聞きしました。ところでお仕事のほかにはどんなことをなさっ...
心霊治療家として本腰をいれることを決意する。すると、おもわぬキッカケが訪れる。M・H・テスター氏の体験記録より
「人生と言うのは何がキッカケになるかわからぬものである。私が心霊治療家として知られるに至るいきさつもその一つだった。ヘルニアが全治したあと移り住んでいる現在のヘイワーズヒースというところは避暑地プライトンに近い住みよい土地で、どこから尋ねるにしても、さほど来にくい場所ではない。心霊治療家として本腰を入れることを決意した私は、治療日と営業時間を書いた広告を事務所で何枚かコピーさせた。妻は駅前のタクシ...
『あなたは人の病気を治すために生まれてきたのです』M・H・テスター氏の体験記録より
「シルバーバーチの霊言は既に世界各地で紹介されている。安価なペーパーバックも何冊かある。私はこの霊言集が一人でも多くの人に読まれることを希望している。素晴らしい教訓の宝庫である。(日本語版全十二巻が潮文社から出ている)もっとも、その日の交霊会は主として私達夫婦の為のプライベートな内容のものばかりであった。私たちはいろいろと質問し、その一つ一つに確実な解答を得た。しかし何といっても私にとって最も重要な...
あのシルバーバーチ霊にいよいよお逢いになるのです。羨ましい限りです。M・H・テスター氏の体験記録より
「本性から言うと私は遠慮がちな人間の部類に入る。ストレートに自分を発散できないタイプである。フリッカー氏から生まれついての心霊治療家だと言われても、妻を見事に治しても、まだ本当に治病能力があるのだろうかという疑念がつきまとっていた。バーバネル氏から紹介された本の中に世界的に有名な心霊治療家ハリー・エドワーズ氏の本があった。それには背後霊との
どんどんと心霊治療家として導かれて行かれることに霊的使命を感じます。M・H・テスター氏の体験記録より
それから二、三カ月たった頃のことである。仕事の問題で南アフリカから来た弁護士に会うことになった。六フィートもありそうな大柄な人で、三十代後半と思われた。いかにも見かけは頑丈なのだが、実はこの人も脊柱骨を二か所痛めていた。痛めてからすでに四年半にもなるのに今だコルセットが手離せないのだ。はずすのは夜寝る時だけだが、代わりに薬を浴びるほど飲んでいる。朝起きて数歩も歩くともう痛みに耐え切れなくなる。一つ...
シルバーバーチ霊の霊媒のモーリス・バーバネル氏との出会い。M・H・テスター氏の体験記録より
「バーバネル氏に電話で面会を申し込むと快く応じてくれた。レストランで昼食を共にしながらの面会となった。会ってみると、白髪まじりの頭をオールバックにした、ロイドメガネの、小柄で小ざっぱりした紳士だった。まず私の方からこの二、三カ月の絶望的な苦しみから奇蹟的な治療に至る話の一部始終を語ると、氏は矢継ぎ早に質問を連発し、それに対する私の返事を細かくメモした。中でもフリッカー氏の世話になる前と後に第一級の...
導かれる人には思ってもいない縁が繋がる。そしてフリッカー氏からの衝撃なお言葉が・・・M・H・テスター氏の体験記録より
「私は今この道のトップクラスの専門医の前にいる。その専門医の答えならそのまま受け取ってもいいはずだ。彼は首を左右に大きく振って断言した。『あなたの場合、自然に治る可能性はゼロでした。まったくのゼロでした』続いてもう一つ尋ねた。『私の場合、心身症の可能性はありましたでしょうか』最近とみに心因性の病気のことが言われるようになってきた。もしも私の場合もこの心身症だったとしたら、私にとって事は重大だと思っ...
ホームドクターも専門医も、驚異の回復ぶりに衝撃だったようです。M・H・テスター氏の体験記録より
その後は7、8日の間隔で6、7回ほどフリッカー氏の治療所へ通った。治療はいつも同じだ。時おり冗談を飛ばす以外は『いかがですか、調子は』と聞かれて『おかげさまで、ずいぶん良くなりました』と返事をする、お決まりの会話しかなかった。やがて11月半ばになった頃には私は完全に仕事に復帰できるまでになっていた。毎日列車で40マイルの距離を往復した。そんなある日、ホームドクターがやってきた。私が普通の生活をしている姿を...
心霊治療でぐんぐん回復し、途中痛みがぶり返すも、すっかり回復した悦びを感じるのです。そして、治療エネルギーとは一体何なのかと考えます。M・H・テスター氏の体験記録より
「フリッカー氏のところへはその後二度通った、一度は午前中、もう一度は午後だったが、いつ行っても同じ光景だった。患者がギッシリと詰まっている。ベルが鳴って一人が出てくると代って一人が入る。空いた椅子をひとつずつ詰めていく。体に固定器を付けたポリオ患者がいる。松葉杖を手にした腰椎脱曰者がいる。ぜいぜいと息苦しそうに呼吸しているぜんそく患者がいる。歩く姿も痛々しい関節炎の人もいる。静かに待つ人もいれば、...
人間が霊的真理を悟る二つの要素。M・H・テスター氏の体験記録より
「人間は、人に打ち明けると感激が薄れてしまいそうな気がする、そんな素晴らしい体験が誰しもあるのではないだろうか。私の気持ちがまさにその通りだった。理屈はわからないが、とにかくあの激痛が嘘のように消えたのである。もっとも、二、三箇所に僅かながら痛みが残っている。が耐え切れない痛みではない。夜はよく寝るし、あの毒々しい色をした薬からも解放された。ベッドに取りつけていた平板も取り外し、苦い思い出と共に焼...
「治療を終えると、フリッカー氏は別の部屋へ行って、大きな茶色の用紙を手に取って戻ってきた。何をするかと思っていると、鼻歌交じりで私のコルセットを包み始めた。包み終わると顔一面に笑みを浮かべながら、『さあ、これをもってお帰りさない。杖は置いていかれてもいいです。帰ったらベッドの板を外して普通に寝てよろしい。そして来週もう一度いらっしゃい』と言う。私は呆気にとられながら部屋を歩いて出た。それと同時に次...
確かに奇蹟です。たださするだけで、猫を可愛がるように軽くさするだけで、楽な気分に浸ることが出来のですから。M・H・テスター氏の体験記録より
「エドワード・ジョージ・フリッカー氏は中年の小太りの紳士だった。ミスター・フリッカーと呼ぶ人もおれば、愛称のテッドを使う人もいた。言葉つきから生粋のロンドンっ子のようで、性格も陽気だった。私が杖を片手にやっとの思いで治療室に入ると、温かく私の手を取って迎えてくれた。治療室と言っても元は台所だった小さな部屋だ。床には部厚いカーペットが敷いてある。片隅には手洗いと水とタオルと香料のアロマ(消毒用)が置い...
地獄の苦しみの中で、一縷の望みが希望に変わる。M・H・テスター氏の体験記録より
「ロンドンは私の生まれ故郷である。今はサセックス州に住んでいるが、ロンドンで生まれ、ロンドンで育ち、ロンドンの学校へ通い、年季奉公をしたのもロンドンだった。ついでに言えば、道楽の限りをやったのもロンドンだし、妻を見つけたのもロンドンだった。だからロンドンは自分の家の庭のようなもので、表も裏も知り尽くしているつもりだったが、トテナムと聞いて首をかしげた。今や英国は階級差別が無くなったと言う人がいる。...
絶体絶命の窮地に追い詰められたその時に一縷の望みをつなぐ出来事が起きるのです。M・H・テスター氏の体験記録より
「病院から私の事務所まではわずか一マイルそこらだが、タクシーで行くのはまさに悪夢を見る思いだった。運転手は親切だった。私の手をとって、というよりは、まるで私を抱き上げるようにして座らしてくれた。そして何度となく声をかけて励ましてくれた。もしかしたらその運転手は、私がそのまま車中で死んでしまって警察へまだぬくもりのある死体を運ぶハメになってはと思っていたのかも知れない。その時の私の見るもみじめな様子...
既に1年と5ヶ月もの間、痛みと絶望感を耐えた上に、更に苛酷な運命が・・・M・H・テスター氏の体験記録より
「1年と5か月、私は痛みと不便さと絶望感を忍んだあと、気分転換のために旅行へ出てみようと考えた。1959年8月、家族と共にフランスのブルターニュへ飛んで沿岸の小さなホテルに落ち着いた。『フランス語なるものを発明した神を私は許せない』といったのはピーター・アスチノフだが、私だったら「フランス語」を『フランスベッド』と置き換えたいところだ。そこで過ごした数日間、私はそのベッドの為に散々苦しめられた。そしてつ...
拷問ような地獄の苦しみを体験し、いろいろな方法が試すが効果はなかった。M・H・テスター氏の体験記録
「人間の背骨は言ってみれば人体工学の最高傑作の典型である。完璧なのだ。驚異的な重力や圧力に耐えることができる。これを折ろうとすればよほどの衝撃を一気に加えなければなるまい。体重よりも重いものを支えながら、どっちの方向でも動ける。その動きを運動に譬えれば、ウェートリフティング(重量挙げ)のクラッチのような運動からアクロバット(曲芸)の捻転運動、そしてバレリーナのあの優雅な動きに至る、ありとあらゆる運動を...
地獄の苦しみが始まるまでの経緯です。M・H・テスター氏の体験記録より
「痛みを和らげてくれるはずのコルセットが、私に地獄の苦しみを与えていた。まさしく現代の鎧である。背部は部厚い固いプラスチックでできている。それがぴったりとあてがわれ首の付け根から足の先までがっちりと固定している。前の部分は、かつて海軍の製帆業者がステッチ台にしたキャンバスで出来ている。このお化けのような医療器具にはめ込まれた私の全身は、さらに、中世の拷問の責め道具やクラッシックカーのボンネットの固...
私の究極の目的は霊的真理の普及にある。モーリス・H・テスター氏の体験記録より
前回、お知らせしましたモーリス・H・テスター氏の体験記録を記載して行こうと思います。先ずはテスター氏のお言葉です。「私は世に言う心霊治療家である。私を訪ねてくる患者のほとんどが、ありとあらゆる医学的療法を試みてなお治らない人たちである。医薬品で簡単に治るような患者はまず来ない。ほとんど全部といってよい人々が〝慢性的不治〟の病人である。闘病生活で疲れ果て、衰弱し、腰は曲がり、まともに歩けない人たちば...
無私の心から発動する心霊治療は、偉大な事業である。これで最後となります。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「今日は地上では、治病の天使の存在を知っている者は稀である。しかし時代が進めば、多数の人々がその存在を感じるだけでなく、目に見ることになろう。その求めに応じて、波動の持ち方に応じて、治病に奉仕するために、太陽光の様々な色彩の衣装をまとった天使達が出現するのである。太陽光には沢山の分光が満ち溢れていることは、ご承知であろう。これら美麗な色彩に包まれた、治病の天使達の姿を心に描いてみられよ。闇・醜、そ...
神にピタリと照準が合わされた心から発する思想は、消極を積極に、闇を光に一変させることが出来る。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「霊癒は真心からの熱誠の力の成果である。その熱誠の思いが神霊に向けられる時、神霊の光が肉体に届き、その偉大な力をもって、病的不秩序は一変されるのである。肉体が闇に閉ざされていても、光明に転換され、光明が肉体に満ち溢れ、光が肉体を統御し、光が肉体原子を支配するに至る。この転換は奇蹟と申すべきもの。しかるに世の男や女はこのことを理解し得ず、またその効果をはかる由もない。吾等が、思想には霊癒の力があると...
思想は健康を生み出す、思想は人を癒すことが出来る。怒りとか、恐怖や憎しみの思想は災いの源、戦争の根源となる。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「思想は健康を生み出す、思想は人を癒すことが出来る。また、思想は苦痛と病気をつくり、肉体と精神と魂を打ち砕き駄目にもする。科学は思想の力について、ほんの片鱗が判っているにすぎない。怒りとか、恐怖や憎しみの思想は災いの源、戦争の根源となる。また、思想は美と調和と同胞愛、その他人間は希求する一切のものをつくり出す。吾等は力の限り創造的な思想の力を尽くして働く。吾等は一切の破壊的な思想を持たないようにす...
吾等は皆さんに、自分のオーラを守る方法をお伝えしておかねばならぬ。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「皆さんが治病力の純粋な通路たらんと努力するにつれて、皆さんは一層敏感になっていくだろう。されば吾等は皆さんに、自分のオーラを守る方法をお伝えしておかねばならぬ。皆さんは有害邪悪なものの影響を受け取ったり、また一種の『拾い屋さん』だとお考えなされ。されば天使が翼を折りたたむように、皆さんも身の周りのオーラを折りたたみ身を守りなされ。これは精神的にするのですぞ。また、深呼吸を数回するのもその助けにな...
疲れて気持ちが落ち込んだ思いの時には、自分に充電することを忘れてはならない。その方法も教えて下さっています。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「全力を尽くして、自身の健康を保持しなされ。決して何事においても過労はよろしくない。純潔で健全な生活のルールに従いなされ。内心の調和を守って生きること。純にして健全な地の産物によって生きなされ。意念を込めて神霊の気を吸収しなさい。肉体をいたわり、肉体のためによろしくないことは何事によらずせぬが良い。喫煙で肉体を痛めることのないよう。肉体を休ませ、浄化し、汚れのない食物をもって養い、高い世界の浄い波...
霊癒の場合、治病家は魂を癒しつつあるのである。この魂の健全化が、やがて肉体に反映することになるのである。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「心霊治療の場合、肉体に余りとらわれてはいけないと吾等が申すのは、この事である。痛み、苦痛、これは症状である。心霊治療家は、魂と、また病者のオーラに関わりを持っているのである。治病家がある種の磁力ないし『動物磁気』を持っており、病者に一時的な手助けを与えることは事実であるが、それだけでは十分とは申せない。霊癒の場合、治病家は魂を癒しつつあるのである。この魂の健全化が、やがて肉体に反映することになる...
皆さんは、魂の中にはカルマの集積があることにも、思いを致されねばならぬ。多くの場合、病因は魂の内部に深く根ざしている。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「イエスはこの神力の偉大な行使者であった。イエスは病名など意に介さなかった。彼は常に霊的な原因に直行した。イエスの癒し方は、魂に覚醒の光を注ぎ込むというやり方であった。『ラザロよ、出て来い』とイエスは叫んだ。ラザロは屍衣のまま出て来た。この意味がお分かりかな。ラザロはこの世のしきたり通り屍衣に包まれた一個の死者であった。『ラザロよ。起きよ』主の声に呼び覚まされ、ラザロは死者から蘇った。これが真実の...
病気を癒す宇宙光線が存在する。もし人がこれに通じる霊感技術を修得しさえすれば、その者を通じて、治病力は絶えず流れ出るのである。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「霊性進化の最も重要な問題の一つに、治病の問題がある。治病家を志す人達に、かように申したい。先ず肝要なことは、自分が神聖な性目力の通路となり得ることを自覚すること。第二に、万事が神あっての自己であることを思い、自分が神の子であること、これをしかと心に銘じておくこと。病気を癒す宇宙光線が存在する。もし人がこれに通じる霊感技術を修得しさえすれば、その者を通じて、治病力は絶えず流れ出るのである。皆さんは...
吾等が友よ、心に安らぎあれ、神は善であることを知りなされ。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「もし、神が人類に苦しみなど無しに為さるなら、神はまた、その苦しみの結果も無しに為さるであろう。つまり、皆さんが努力している目標、皆さんがそれに向かって生きているもの、そのためにこそ人が生まれてきたもの、つまりですな、神性意識に人が到達した時のあの歓喜、これを神は無しに為さるであろう。人は十字架と薔薇とを切り離すわけには参らぬ。進歩の初期の段階では、薔薇の花は十字架上に、少しずつ花開く。進歩が進め...
魂の目覚めが起こった場合に、カルマはスピードアップ出来るようです。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「カルマはスピードアップ出来るのかと、皆さんはお聞きになりたかろう。左様、大いにあり得る。特に魂の目覚めが起こった場合そうである。かような場合、魂は、天界の神の姿をチラリとのぞいているのである。この時、魂はこう叫ぶ『神の御許へ近付きたい。一刻も早く、そこへ惨状したい』と。その答えはかように届く『よろしい、吾が子よ。但しその前に、そなたは自身の浄化をうんと積んでおかねばならぬ』と。やがて再生の時が来...
悪いカルマは、愛の欠落と、もう一つ知の欠落、いわゆる無知によって作られるものである。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「悪いカルマは、愛の欠落と、もう一つ知の欠落、いわゆる無知によって作られるものである。魂は自分で経験しなければ、愛が何であるか知ることは出来ないのである。つまり、魂は経験を通して、初めて愛と知を握るに至る。されば、白薔薇は純粋純潔の霊、紅薔薇は人間の経験の深みを経て、愛の意味を学び知った、人間の魂である。無知の問題については、いろいろと訳合いがある。人間は利己や貪欲がいけないことを知らぬわけではな...
カルマの解消について、です。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「『悔い改めればカルマは解消出来るのか』と。皆さんは尋ねる。左様、自己の非を認めることで、半ば達成出来よう。しかし傷ついた人はそのままである。自分が傷つけた人に何かしてあげることは、自然の情ではなかろうか。もし人を傷つけたのなら、心から悔いと申し訳なさで一杯になり、『どうか貴方のために、私に何かさせて下さい』と思う筈である。この愛の言葉の発言、これによって、その者からは愛と平和と慰めの神光がほとば...
人は過去のカルマを変更することは出来ない。しかし未来を変えることは出来る。今回の内容で真のカルマの意味がわかります。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「人は過去のカルマを変更することは出来ない。しかし未来を変えることは出来る。そのためには、神法に従って自己統制を加えていけばよろしいのである。皆さん、この知恵を持ちなさい。自己を統制せよ。思想を言葉を統制せよ。愛と親切心を持ちなされ。万事が次の一事に帰する、つまり、親切であり、同情心を持ち、殊更に生あるものすべてに苦悩を与えぬこと。他者に対する無思慮、無知、故意がどんなに有害であるか、この事を知っ...
嬰児には神法の知識もなければ、何の経験もない。人間も初めは子供と同じである。人生経験を重ねて大人になる。人間の霊の成長もこれと同じである。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「嬰児には神法の知識もなければ、何の経験もない。人間も初めは子供と同じである。幼児は這い、物を食べ、立ち、歩き、遊ぶことを知り、次に精神の芽生えがあり、人生経験を重ねて大人になる。人間の霊の成長もこれと同じである。父母なる神より生まれて成育が始まり、徐々に成長し、かの大いなる帰還即ち神との一体化、ここにおいて頂点に達する。苦しみ、肉体的、精神的、霊的な苦しみ、これを経なければ魂には何の意識の拡大、...
吾等の言うカルマである原因結果の法とは、聖なる愛の所産、処罰を目的とせず、真理を学習させるためのもの、これである。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「ここでもう一度、じっくり神の姿を心に描いてみよう。今日ではどうにも、神の母性的側面が無視されている。しかし聖母崇拝は古くよりあったし、人類はすべて母親を大事にしていた。男が子供の母、つまり妻を愛するのは、母性の中に神性の表現を見ようとする内在の声のしからしむるところである。時には、聖母に思いを致し、完全な母の愛について考えてみられよ。聡明な母は、何が子供のためになるかを心得ており、その務めを怠る...
人生を支配する法の一つに、カルマ(因果の法)があること。生命はすべて法の支配を受ける。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「古来、秀れた宗教の学徒達は、人生を支配する法の一つに、カルマ(因果の法)があることを認めている。生命はすべて法の支配を受ける。もし人が法が不可避であることをしかと心に留めるなら、人生から学ぶところは極めて多くなろう。しかるに、人は自己の誤った行為の結果、罰としてカルマがあるという見解に、素直に同意しようとしないのである。神は愛である。かように人は教えられている。しかし、自分の愛する者達の苦しみ、ま...
創造の全目的は霊性の進化にある。故に魂は物質の主とならねばならぬ。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「創造の全目的は霊性の進化にある。故に魂は物質の主とならねばならぬ。魂の中には神の生命が宿っているが故に、魂は鈍重な物質の全き主とならねばならないのである。神は全創造の御業を通じて、物質の中に働き給う。内在の神は進化し成長を続ける。やがて魂がその業をなし終えた時、魂は己を取り巻く一切の環境を支配するに至るのである。死後他界に入り、易々と美しい環境の中で、魂が救いへの道を歩むと考えることは易しいこと...
人間には自由意志があることを強調しておく。人間は強要も強制もされない、天界から引きずり下ろされたり、無理やりに地上へ投げ込まれることもない。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「吾等はこの再生の真理を、気の進まぬ人達に押し付けるつもりはない。しかし、再生、生と死の繰返し、これは法である。それを人が信じようが、信じまいが、同じ事である。多少の奇異を申せば、次のような人がいることである。つまり、死後の生存を信じない、再生も因果律も認めない、かように言うことで、この法は無いものとしている人達のことである。しかしですな、人間には自由意志があることを強調しておく。人間は強要も強制...
魂が母体に接触を始めるのは、受胎以前のことである。魂は年齢と共に漸次身体に融け込んでいき、概ね二十一歳頃、魂は完全に肉体に定着する。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「皆さんのお尋ねはかようであろう。魂が肉体に宿るのはいつか、出生の時か、その前かと。吾等は、魂は年齢と共に漸次身体に融け込んでいくと、かように申したい。概ね二十一歳頃、魂は完全に肉体に定着する。どうも吾等は、時間にとらわれるのは好まぬのだが。魂が母体に接触を始めるのは、受胎以前のことである。次にかように尋ねたいであろう。魂が新しい肉体に宿って退行・つまり後戻りするのは如何なものかと。その答えはこう...
人は万巻の書を読んで真理を知ろうとする。しかし、真理の富は霊の中にある。従って、真理は自力で発見するもの、誰一人貴方に真理を与えてくれる者はいない。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「再生の証明がお出来になるかと、皆さんは吾等に求められよう。吾等の答えは、霊的なことは霊的な方法でしか証明できないということ。再生を証明することは、まず不可能(その明白な実例は数多く存在するのだが)。しかし、皆さんの直観によって、はっきりそれを知る時が来よう、皆さん自身の経験の結果としてである。人間が神秘の知に至り得る唯一の道は、愛と無私、これある。心は進歩するものであって、その心がひとりでに真理を...
貴方が再生を重ねつつ地上で苦闘する、それにつれ貴方は美しい魂を建設しつつあるのである。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「人間は天界に在る魂の所有者、その魂の内に、人生航路を導く種子が、即ち霊、神性が宿されているのである。『神は人生を創り給う』と吾等が言うのは、この意味である。人間の心を高処(たかみ)へと駆り立て、時には低級な心や我が儘に抵抗する『あれ』は、この人間に内在する神である。魂の道を創って行き、幾多の地上経験を重ねさせる『それ』は、この霊、神の火花である。魂の一部は受肉して地上に下って行く。その度に、天に在...
過去の神秘学派では、新入りの信者に対し、石工の例をもってこれが教えられた。この例は目から鱗でした。素晴らしい例えだと思います。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「先ず、人間の魂とは何かを考えてみよう。それは常識では人格と思われているが、実はそれ以上のもの。その在所は天界、そしてその内には、過去の幾多の地上生活の経験が集められている。個人とは、この大我である魂のほんの一小部分を代表するもの。一つの人格とは、大なり小なり大我である魂との繋がりの中で生きているのであって、望めばこの大我から吸収することも出来る。過去の神秘学派では、新入りの信者に対し、石工の例を...
他界には時空の制約、物的生活の制約がない。故に、地上と同じ性質の修練はあり得ないのである。しかるが故に、再生の目的は修練にある。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「人生を七十年、一度きりと考えてみよう。次に、ごく普通の人の人生と、偉大な教師・導師たち、いわゆる神人達の人生と比べてみよう。両者の差をとくと胸に手を当てて考えてみられよ。貴方の魂が今どんなものか、貴方は理想に到達できたか、とくと考えてみられよ。貴方は確かに人間、しかしまた神性。人生の目的は神性の顕現にあり、神人となるところにあり。事実、創造の目的は、すべての神の子等のキリスト神性への進化、ここの...
再生は大きな問題である。再生の法がはっきり分かるようにならねば、生命の更に深い問題は一向に分からぬであろう。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「心臓中枢には、過去の幾多の地上出生によってつくられた種子原子が存在している。その種子の中には、過去の生活、失敗、成功、また過去の性格まで(これは現に魂の中ににじみ出ている)が込められている。人間は心臓内在のキリスト即ち光を知覚していくにつれて、その知力がよみがえって、過去生の記憶が戻って来る。これら記憶は心臓の心に湧き上がり、脳に記録される。再生の法については、多種の意見や戸惑いがある。一部の人は...
人間は、神の大宇宙の一部なのである、このことを忘れてはならぬ。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「知をのさばらしてはならぬ。常に外的事象の背後にある永遠の生命と一つになることに努めなされ。神の宇宙の輝きに心して思いを向けよう、されば、心は生き生きとなるものである。とりとめもない些事で低級な心を充たしてはならぬ。巧みにそれは処理なされよ。同時に、心を美しく、楽しく、心和らげるものの上に向けて思いを深めなさい。心に問いかけなさい、自分が一番同胞に尽くせることは何かと。心は答えてくれよう、同胞の立...
人間の心の空白を埋めてくれるものは唯一つ、それは山頂から人間の心に射し込む光、心の目を開き道を照らす真理を運んでくる光。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「心の内奥の静寂の境こそ、一切の真理の在所。霊師は貴方の心臓の内奥の心を通じて教示を伝える、知性を通じてではない。もし、イエスの次の言葉に思いを致せば、このことわりがよく理解できよう、即ち『幼児のようでなければ、天国に入ることは出来ない』。幼児のようになるとは、意識を頭からハートに移すことである。通常、人は頭でものを考える。いまも脳で貴方は本を読むように吾々の言葉を受け取っている。だから、人は信頼...
人生に怖れるものは何もない。怖れることの外に。怖れを捨てて、希望を持って前途を見なさい。ホワイト・イーグル霊のスピリチュアルメッセージ
「吾等は、皆さんが処する態度を正されることを望む、何事においても親切であれ、その思想、その言葉、この行為において。もし貴方に、万事を嘉しとする姿勢がとれないのなら、批判はお止めなされ。これは主の言葉である。また、偉大な魂は皆そう申された。人類の山頂に立った魂も、浄化の限りを尽くされた霊師達も、皆そのように申された。永遠の真理というものは、年を経ても変わるものではない。希望を皆さんにお渡しする。人生...
「カラーテレビを買って大喜びしたのはついこの間のこと、今では二代目、三代目を買い込んでいる。買うために貯金をする必要もない。『お持ち帰りは今、お支払いはボーナス時で結構』とくるから、つい気楽に買ってしまう。冷蔵庫しかり、洗濯機しかり、クーラーしかり、セントラルヒーティングしかり、衣服などもシーズン毎に新しいものを買わされる。海外旅行も、しない者は時代遅れのような感じがして、つい行ってしまう。しかし...
「身体の整理的バランスをコントロールしている中枢は幾つかあるが、中でも一番重要な働きをしているのが脳下垂体である。大脳の下部に位置し、エンドウ豆ほどの大きさである。これが警報に対して一番敏感に反応を示すが、意識的にコントロールすることはできない。そのことは内臓器官についても言えることである。手を握りしめたり開いたりすることは意識的にできるが、心臓の機能はそれができない。つまり脈拍とか血圧といった、...
「例えばあなたが有能なビジネスマンだとしよう。朝出勤してまず机の上に積まれた手紙に目を通す。その一通に契約破棄が通告してあった。あなたの会社にとってそれはどうしても破棄されては困る大切な契約である。すでにそのために銀行から多額の融資を受けている。驚きが次第に怒りに変わってきた。『畜生! オレを何だと思ってやがるんだ! ようし見てろ。思い知らせてやる』そう思いながら、すぐさま秘書に命じて手紙の用意をさ...
「人間の身体はきわめて複雑はメカニズムをしている。これまで人類が発明した機械工学、電子工学のすべてが体内に収められているといってもよい。現代の花形のコンピューターなども人体のコンピューターに比べればまるでオモチャのようなものである。それほど精巧なコンピューターが人体を支配してる。が、その働き、つまり人体の機能について、人間はいまだに驚くほど無知である。それでもはっきりしていることは幾つかある。ホル...
「自分はどうしてこんな目に合うのだろう。真面目に生きてきたつもりだ。間違ったことは何一つしていないはずだ。なのになぜ病気にならなきゃいけないんだ。なぜこのおれが・・・」ごもっともである。なぜであろうか。その原因究明にとりかかるまえに、病気というものについて一つだけはっきりさせておきたいことがある。それは、病気というものは決してバチが当たってなるものではないということである。子供の頃、おとぎ話やお説...
「過去はもう過ぎ去ってしまった。過去に起きたことは何一つとして変えられない。愚かなこともし、バカなことも言い、過ちを犯し、しくじりもした。が、今さらどうしようもない。出来ることは、そうした体験から教訓を学ぶことだ。悔やんだり残念がったりして、あたら時間を費やし心を痛める愚かさだけはやめることだ。教訓だけを学んであとは忘れてしまうことだ。成功から学ぶことなら誰にでも出来る。難しいのは失敗から学ぶこと...
「かつて私は、ガンで死の宣告を受けた若者と一時間ばかり話をしたことがある。自分の病状についてすべてを知らされ、あと二か月の命であるとも言われた。私は彼に、残された道は二つしかないと説いた。私の治療によって治るか治らないかである。もし治らなかったら、二か月先の死と言う大冒険の準備に取り掛からねばならない。いずれにしてもあと二か月すればその病気とは縁が切れる、と私は述べた。もしあなたがこの青年と同じよ...
「死後の世界では肉体がなく、従って肉体的な欲望つまり性欲はない。地上で素晴らしい快感を味わわせてくれたかも知れないが、それも所詮は肉体ゆえの原始的快楽に過ぎなかった。死後ではその肉体はもうない。が、残念がることは無い。それに代る楽しみ──地上では想像も及ばなかった次元の高い喜びが用意されている。肉体の死とともに官能その他の地上的性格の感覚を捨て去ったのであるから、死後も地上的意味での夫婦のままか否か...
「古代エジプト人の信仰は実に混み入っていた。彼らは
「人間の死にまつわる儀式とタブーには民族によって色々とあって、見様によっては実に興味深い。例えばタイのカレン族は葬儀の最中は子供たちを家の片隅に縛りつけておく。これは子供の魂が死者の肉体の中に入るといけないという信仰から来ているのであるが、そのためには特殊な紐で特定の場所に縛る必要がある。オーストラリア東方のロイアルティ諸島の住民は死者が生者の魂を盗むという信仰がある。そこで、病人の死期が近づくと...
「私の父は87歳で他界した。その日私は、ダブルベッドでようやく起き上がっている父の脇に腰かけ、妻のジーンが片手を握っていた。白髪の老紳士である。2週間前から病気が出て、私は直接と遠隔両方の治療を施した。が、やはり寿命だった。死ぬ間際には痛みも消え、安らかに寝入ったまま静かに他界した。父は自分でも死期が近づいていることを自覚していた。そして私と長々と最後の話をした。父はいい生涯だったと言い、何も思い残...
「こうして愛と輝きの雰囲気の中で、あなたは旧知を温め、友情を確かめ、再会の喜びを心行くまで味わう。時の経過と共に、代って今度はあなたが新参者を迎え、新たな環境への適応を手助けしてあげることになる。更に時が経つ。どのくらいかは分からない。地球の長い歴史の観念をもってすれば、我々にとっては長いと思われる時間も、永遠の時を大海に譬えればその一滴にも相当しないであろう。が、ともかく幾ばくかの時が経ち、あな...
「地上と縁の切れたあなたは、なおもしばらく生命の灯の消えた異様な姿の亡骸を見下ろしながら、その辺りを漂っている。すっかり寛ぎ、気分が爽快だ。からだが軽い。ちょうどぐっすりと寝て起きた時のあの気分だ。何やらいい夢を見ていたらしい。その一つ一つは思い出せないが、とにかく気分がいい。あなたは、しばし、その陶酔に身をまかせる。やがてその気分のまま銀白色のモヤの中を上昇し始める。その動きはゆっくりとしていて...
「寿命が尽き、いよいよ死期が近づくと、一種の緊張の弛みを感じる。永遠なる生命の書の第一巻を閉じつつあることが分かってくる。心霊治療家となって以来、私は大勢の人が死を迎えるのを手伝ってきた。安らかに死を迎えさせてあげるのも心霊治療家の重要な任務の一つと心得ているからである。その一生は苦労と不愉快なことの連続だったのかもしれない。が、死期が近づくと誰しも安らかさと落着きを覚え、完全な無痛状態と快く運命...
「治療家として私は、肉親の死による悲しみのために病気になった人を数多く治療しているが、これほど野蛮な話はないと、いつも思う。悲哀を味わうということは、私に言わせれば一種の罰である。無知だからそれ程悲しく思うわけである。自己憐憫も、悔恨も、自責の念も、あまりに大げさすぎるのだ。必要以上に自分を哀れに思い、悔み、そして責めたてるその余剰の念が身体を蝕むのである。そうした哀れむべき人を治療する時、私はま...
「霊媒能力というのは一種の遺伝である。が、どの才能でも同じであるが、霊能も努力して養成しないといけない。その養成中にいきなり霊に身体を占領されてびっくりする人がいる。いずれにせよ、一人前の霊能者になるには時間と忍耐力と鍛錬と厳しい精神修行を必要とする。ある一流の霊媒が私に、自分の生涯は過去十年間の霊媒としての仕事のための修行だったように思う、と語っていたのを思い出す。私はよく交霊会に出席して背後霊...
「あなたにも指導霊が付いている。人間のすべてに例外なくついている。たった一人でなく二人以上、五人も十人もついている人もいる。かつてはこれを守護の天使(ガーディアンエンゼル)と呼んでいた。知識と体験を積んだ霊で、地上生活を送る人間を背後から指導援助してくれる。その中には地上時代にあなたを可愛がっていた親戚の人とか、数世紀も前に他界した霊が特殊な才能を生かして指導に当たることになったケースもある。この場...
「妊娠中の母親はいろいろと考える。必ずしも食べ物のことばかりではない。もっとも、食べることに関しては異常になるようだ。私の妻などは真夜中に起きてフライを山ほど揚げる。そしていざ食べる段階になると気分が悪くなり、せっかく揚げたものを全部捨ててしまうといったことを何回かやった。お腹に子供がいると母親はその子に夢を託し、いろいろと将来を思う。が、予定日が近づくと考えが変わってくる。男の子でもいい、女の子...
ーーー不幸な人々の救済に献身するため、世を捨てる人達をどうお考えですか。「彼等は進んで身を卑しくすることで、自己を高めている。彼等には二重の価値がある、一つは物的享楽から超然とすること、他は労働の法を守って善行を積んでいること」 ーーー何か労働はするとしても、静穏を求めて隠退をする人達、これはいかがですか。「そのような動機から隠退する者は利己的ではない。彼等は社会から遊離してはいない、彼等の労...
ーーー社会生活上の趣味嗜好は、自然を基盤としたものでなければなりません。これはどんな趣味や好みの場合もそうですが、独居生活は、本人は満足でも、そのような趣味は避難されますが何故ですか。「そのような満足は利己的な満足にすぎない。飲酒に満足して浸りきっている者達がいるが、諸君はこれを是認するかな。誰の役にも立たぬ生活の仕方は、神を喜ばせることは出来ないのではないか」 ーーー世俗の害毒を逃れ、隠とん...
ーーー社会生活は自然を基盤としていますか。「まさにそうである。神は人間を社会生活を営む者として創られた。神は人間に言葉の能力と、相互関係に必要な諸能力を与えられた。この事に目的がないわけではない」 ーーー絶対孤独の生活は、自然の法に反しますか。「左様、人間が本能的に社会を求める限り、人間が相互に助け合って進歩して行こうと思う限り」 ーーー人間は社会を求めますが、それは個人の気持ちが求めるの...
ーーー斬首される数を抑制することは、文明進歩のしるしでしょうか。「そんな事おかしいと思われぬか。正義の名の下に、また神の栄光のためとか称して、これまで行われた人間虐殺の文書を読むにつけ、諸君は反感を覚えぬか。罪人にまた被疑者に、ありもせぬ罪を告白させるために、さんざん痛めつけた、そんな苦しみの記録を読んで、怒りを覚えませぬかな。諸君もその時代に住んでいたら、当たり前と思ったかも知れぬ。また、諸君が...
ーーー斬首刑が人間の法律から消える日がありますか。「斬首刑、これは間違いなく、やがてなくなる。またこれの禁止こそ、人類進歩のしるしである。人類が更に進歩すれば、死刑は地上から完全に姿を消す。人間が人間を裁くという事は無くなろう。私が申している事は、大分先の方まで見て申しておる」 ーーー自己保存の法によって、人間は自分の生命を守る権利をもっています。社会から危険人物を排除する場合、この権利が適用...
ーーー決闘は最も合法的な自己防衛と考えてよろしいですか。「いや、これは殺人である。野蛮と申すべき愚行である。文明が進み道義が進歩すれば、決闘がその昔、神の正義の判決と思われていた、あの馬鹿らしさと共に自明となろう」 ーーー弱いゆえに、殺されることが分かっている人にとって、決闘は殺人と考えられますか。「この場合は、自殺である」 ーーーどちらが死ぬか分からない場合は、殺人ですか、自殺ですか。「...
ーーー先端をいく文明社会にも、未開人と同じ残虐性の人物がいますが、何故ですか。「それは丁度、良くできた果実を一杯つけた木に、しなびた実があるようなものだ。そのような者達は、洋服の他には文明らしいものは何もない野蛮人と言われよう。彼等は羊の群に迷い込んだ狼である。低級霊が、それも随分と後ろ向きの霊が、進歩を願ってずっと進んだ人々の間に受肉することがある。だが、荷が重すぎる場合は、彼等は全くお手上げと...
ーーー残忍性は破壊本能と関係ありますか。 「残虐もその最悪のものは、破壊本能である。と申すのは、破壊は時には必要、しかし、残忍はこれを全く必要としないから。これは常に悪性の結果である」 ーーー未開人の特性が残虐性であるというのは、どういうことですか。「未開人においては、物質が霊よりも上位である。彼等は動物的本能に身を委せ、肉体生命の外は顧慮せず、自己保存の方にしか頭が向いていない、故に自ず...
ーーー神の目より見て、殺人は罪ですか。「左様、大きな罪である。何となれば、人の生命を奪うものは、人がこの世で行っている罪亡ぼしと使命遂行を中断する者だから」 ーーー罪人はすべて等しく極悪ですか。「前に申した通り、神は正義である。神は行為よりも動機によって裁き給う」 ーーー自己防衛のため殺人を、神はお許しになりますか。「全く止むを得ない場合に限って、お許しになる。自分を攻撃する者を殺さねば、...
ーーー人間を戦争に駆り立てる原因は何ですか。「霊性より獣性が勝っていること、及び、感情を満足させたい欲求。野蛮状態では、どの民族でも、強いことが何よりの力である。従って、戦争がその常態である。人間が進歩すると、戦争は少なくなる、それは戦争の原因を作らないようにするからだ。それでも避けられなくなると、やり方は人間的となる」 ーーー地球上で戦争はなくなりましょうか。「左様、人間は正義を重んじ、神法...
ーーー大災害は、一時的には害悪を生みますが、現実面で効果があるものですか。「左様、国家の状態に変化を起こすことがある。だが、その良い結果は、後の世代になってから分かることが多い」 ーーー災厄はまた、厳しい運命と闘わねばなりません。その事は人間に一つの試練を作ることになりませんか。「それは、災厄は常に試練である。それは人間に知性の錬磨の機会を与える。それは忍従と神への服従を試す機会を与える。それ...
ーーー人類を襲う災害には、神のどんな目的があるのですか。「人類の進歩を早めること。前に申した通り、霊の新しい目覚めには破壊が必要。それでもって浄化の一歩が踏み出せるというもの。何事も正しい判断を下すには、その結果に目を向けねばならぬ。諸君は自分の立場からしか物を見ない。従って、たまたま自分に害を及ぼすものがあると、それをもって災害と見なす。しかし、その害が諸君の急速な進歩のためには、必要であること...
ーーー地上の人類にとって、破壊は常に必要なものですか。「人間の霊が物質の主となっていく割合に応じて、破壊の必要は減っていく。それ故、人間が知性や精神を外に発揮するという事は、破壊の怖れが付きまとうという事だ」 ーーー現況において、人間には、動物を無制限に殺戮する権利がありますか。「食用のため、人間の安全のため、これ以外は権利ではない。乱用は権利とは申せない」 ーーーその必要とか安全を超えた...
ーーー死によって私共は一層良い生活に入れます。死によって私共は現世の苦から解放されます、従って死は恐るべきものでなく願わしいものです。しかるに何故、人は身震いする死の恐怖の本能を持っているのですか。「前に申したことがあるが、人間は長生きして、仕事の達成を求めるべきである。この目的のために、神は人間に自己保存の本能を与え給うた。この本能があるから、人間は試練に耐えている。だが、そのために随分と、心が...
ーーー破壊は自然法ですか。「すべてのものは破壊されること、これが必要である。その再生と更新のために。諸君の言う破壊とは形の変化にすぎない、その目的は生命体の刷新改善にある」 ーーーでは、破壊本能は神慮によって、すべての生き物に与えられた、このように思われますが。「神の創造物は、神がその目的を遂げられるための道具である。生き物達は食物のためにお互いを滅ぼし合う。それがなければ殖え過ぎてしまうだろ...
ーーー人間や動物の身体を切断することについて、どのようにお考えですか。「何のためにこのような質問をするのか、ほどほどにされたい。その事が役に立つのか立たぬのか、自分に問いなさい。有用でないものは神の喜ばれる筈がない。有害なものは神はこれを嫌い給う。神は、人の魂を神へと高めるもの、この事のみを喜び給うこと、しかと肝に銘じられよ」 ーーーこの世の苦を、私共が耐えさえすれば、進歩出来るものなら、自分...
ーーー幾つかの民族で実施されていることですが、ある種の食物の禁止、あれには尤もな根拠がございますか。「健康に有害でない限り、何を食べようと、これは許される事である。立法者は有用な目的のためにその禁止をしたかも知れぬ。また、その禁令に重みをつけるために、神の御意志のように申したかも知れぬ」 ーーー肉食は自然の法に反しますか。「人間の体質から申して、肉は肉体を養うに役立つ。これがないと、人間の体力...
ーーー自己保存の法によると、自分の肉体の要求に応えることは義務ですか。「左様、健康と体力がなければ、労働をすることが出来ないから」 ーーー地上生活の喜びや享楽を追求することは、良くないことですか。「物質的幸福を望むことは、人間の自然である。神の禁じられるのは度を過ごすことである。過度は自己保存には有害だからである。人間が享楽を求めても、神はこれを罪とは為されぬ。もしその享楽が他者を犠牲にして得ら...
ーーー必要な物の限度は、どうすれば分かりますか。「賢者は直感でそれが分かる。それ以外の者達は経験で知る。それも、ひどい目にあって知る」 ーーー身体的要求の限度は、自然が示してくれるようになっていないのですか。「左様、そうなっている。だが、人間は飽くことを知らない。身体は限度を教えてくれたのだが、悪徳によって体質が悪化しており、本来は必要としないものまでも欲しがらせる」 ーーー自分の欲得のた...
ーーー人にはすべて大地の産物を使用する権利がありますか。「生きねばならないのだから、権利がある。神は生きるよう命じておられるから、生きるための手段を与えておいでになる」 ーーー神はなぜ、人間の心に、物質享楽の魅力を植えつけられたのですか。「先ず、人間の心をそそり、神の使命を果たす者となるよう。第二に、人間を試みに合わせるため」 ーーーこの試みの目的は何ですか。「理性の開発、彼が度を過ごさぬ...