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チャーハンで狙撃するわけではありません「炒飯狙撃手 弐 第3の銃弾」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。本屋で見つけたこの本。 タイトルが気になって思わず手に取ってみた。「台湾発 本格謀略小説」ということだが、いったいどんな話?総統選挙まであと7日となったある日、狙撃手・小艾は、元刑事の老伍に呼びだされて向かった先で選挙活動中だった総統の銃撃事件に遭遇。メールは偽のもので、小艾を陥れるための罠だったのだ。狙撃手が潜んでいたと思われる建物から発見された薬莢は、...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。いわゆる「本格」ミステリが少なくなった昨今、明らかに「本格」好きな作家の作品はうれしい。<秘密の階段建築社>シリーズの最新刊では、横溝先生など日本の作家の名前が挙がっていて楽しい。主人公テンペストの家業は、秘密の小部屋などの仕掛けを得意とする<秘密の階段建築社>。会社が手がけた地下のスペースで読書会メンバーによって開催された降霊会。別れた夫の思い出を葬る...
「酒を飲みたくない一番の理由」酒とは不思議なもので、アルコール分解酵素2つ持ちの者が気分のみに従って飲んでいたら最後、止まらなくなるかと。私もアルコール分解酵…
「黒部源流 山小屋料理人」やまとけいこ著 山と渓谷社今日は雨で寒かった横浜地方。ジムに行くつもりだったが微妙に腰痛もあり、家でジッとしていた。読書の良いチャ…
「黒部源流 山小屋暮らし」やまとけいこ著ヤマケイ文庫先日購入して面白いなと思っていた「黒部源流 山小屋料理人」やまとけいこ著。この前作になる著作があるのを知る…
ハラハラしたけど、こうなってよかった!「英国貴族の本棚② 公爵家の図書係は恋をする」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。第1作で兄になりすまして公爵家の図書係を務めたティファニー。その後が気になっていたところ、待望の2作目が刊行された。さて、その内容は?仕事と家を手に入れたティファニー。ある朝、体調が悪いなか仕事に出かけようとしたところ、死体を発見。それは、少し前まで公爵家に仕えていたフットマンのバーナード。札付きの女たらしだった彼を殺害する動機を持つものはたくさんいそうだ...
いつも本当にありがとうございます。慈しむ恩を保つと書いて慈恩保(じおんたもつ)です。じおんぽではありません。 過去。 何か、引っ掛かる過去、ありますでしょうか…
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。日本ミステリの数少ない女性探偵、それが若竹七海の描く「タフで不運な」葉村晶。その5年ぶりの文庫書き下ろし長編が刊行されたのでさっそく飛びついた。しょっぱなからなにやら不穏な展開?コロナ禍の引きこもり生活で探偵の仕事はまるでお留守だった葉村。近所の老婦人の法事につきそうことになり、そこで紹介されたひさびさの仕事は秘密厳守の人探し。さっそく尋ね人・稲本和子が...
いつも本当にありがとうございます。慈恩保です。昨日はおかげさまで慈恩保祭「特別開運遠隔ヒーリング」、無事に皆様にお届けすることができました。終了後にお一人お一…
明日、3月10日、慈恩保の最新刊「スピリチュアルとは、神とは、真理とは」が発売になります。 この本は、慈恩保の本をはじめて読む人も、十分愉しめる本です。 スピ…
津波十メートル。携帯電話のワンセグのニュースでそれを見た時はさすがに唖然としました。目の前が海。帰り道も海沿い。しかしその時の私は、津波がどんなものかも分かっ…
自分の中で、大きなイベントの前は、どこか波がひくような、そんな恐ろしさというか、居心地の悪さ的なものを感じることが多々ありました。そう感じるから嫌なことが起こ…
最近笑顔が少なかった次男。先日、次男が学校に行く時に私は声を掛けました。「笑顔は難しいよね。でも、笑顔は必ず報われるんだよ」そしたら次男は満面の笑み。ニコニコ…
この空間は無限の可能性を秘めたエネルギーに溢れています。そのエネルギーの源は無限大のパワーを持っています。宇宙という空間の大いなる源(ソース)はあなたの心にあ…
色んな自分があります。他人に良い所を見せようと、思考さんはいつも考えます。そのため、自分らしさがどんどんなくなってしまいます。気付いた頃に、「あれ? 本当の私…
3月10日(月)の慈恩保の感謝祭、特別開運遠隔ヒーリング、早速お申し込み下さった皆様方、本当の本当にありがとうございます。事前のメールはしませんが、ヒーリング…
いつも本当にありがとうございます。日頃の感謝の気持ちを込めて、慈恩保の感謝祭を開催します。 一粒万倍日、天赦日、寅の日が重なる大開運日、3月10日(月)の10…
こんな料理、食べてみたい!「ミセス・ワンのティーハウスと謎の死体」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。コージーミステリに食べ物はつきもの。ケーキやクッキーだけでなく、卵料理やインド料理までさまざまな料理が登場。サンフランシスコが舞台でアメリカ探偵作家クラブ賞受賞のこの本には、おいしそうな中華料理がいっぱいだった!夫婦で中国茶専門店を営みながら息子を育てたミセス・ワンは、夫を亡くし息子も独立したいまも朝4時に起きてウォーキングをする強烈なキャラクター。今日...
日頃の情報収集ツールは?何故か娘・妹からのメッセージが一番早い↓本人のネットニュース確認↓YouTube↓テレビ↓週刊誌↓単行本ちなみに週刊誌はDマガジン。単…
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。毎年1月に刊行される「れんげ荘物語」。働かずに月10万円で暮らすキョウコのライフスタイルが以前よりも現実味を帯びて感じられる。おなじみのキャラクターがどう過ごしているのか知りたくてさっそく読んでみた。息子のケイと娘のレイナが帰ってこないため、兄夫婦と3人で正月を過ごしたキョウコ。癒しの存在・ぶっちゃんたちには会えないけれど、れんげ荘の隣人・チユキさんに恋愛...
こんなシリーズを待っていた!「コージーボーイズ、あるいは消えた居酒屋の謎」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。コージーミステリに欠かせないもの、それはお茶とお菓子。そして、探偵。いわゆる<安楽椅子探偵>もののこちらの連作ミステリ、名探偵の今宵の推理は?カフェ<アンブル>で月に1度行われる《コージーボーイズ》の集い。メンバーは作家・編集者・古本屋・同人誌の主幹とさまざま。ルールはふたつ、作品の悪くちは大いにやるべし、ただし人の悪くちはいってはならない。誰も死んでい...
結婚はいつ? そして、今後の展開は?「行き遅れ令嬢の事件簿➄ 公爵さま、これは罠です」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。すでに4巻が刊行された「行き遅れ令嬢の事件簿」。その第5弾がこちら。良縁に恵まれ、両親の死の真相を究明したベアトリス。いよいよ結婚か? と思いきや、先送りに? 気になって、前のめりで読んでみた。公衆の面前で両親の死の真相を暴いたベアトリスは、社交界に与えた衝撃の余波で結婚式を1週間延期するはめに。そこへ、6年前の社交界デビューを台無しにした張本人・ノートン夫人...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。最近よく見かけるようになった、インドを舞台とするミステリ。この本もそのひとつ。オビの”インドのアガサ・クリスティー”という文句に惹かれてさっそく読んでみた。恋人と別れ、スランプに陥った作家ラディは、ニューヨークから故郷ムンバイの高級住宅街テンプルヒルに戻ってきた。帰郷早々、親友サンジャナの父親が死に、警察は自殺と断定したが、ラディは他殺だという思いがぬぐい...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。書店で見つけたこの本、著者は御年84歳のジェフリー・アーチャー。最近読んでいなかったけど、懐かしくてつい手に取った。シリーズ第5弾でダイアナ妃も登場するそうだが、果たしてどんな内容なのか?前作で宿敵マイルズ・フォークナーを刑務所に連れ戻したウィリアム・ウォーウィック。今度の任務は不正が疑われる王室警備担当部署の調査。一方、ウォーウィックの腹心、ロス・ホーガ...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。アガサ・クリスティの衝撃作といえば、なんといっても『そして誰もいなくなった』。<マーダー・ミステリ・ブッククラブ>の今回の課題本は、何度も映画化されているこの作品。さて、作者はどう料理したのか? アリシアとリネット姉妹が始めたブッククラブも第2期に入り、新メンバーの親睦を兼ねて週末に山荘で読書会を行うことに。課題本はクリスティの『そして誰もいなくなっ...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。未読だった過去の名作、入手困難となるとどうしても読んでみたいもの。その1冊、「犯人当ての名手」D・M・デヴァインの傑作ミステリが復刊した。いったいどんな内容なのか、さっそく読んでみた。4年前の事件をきっかけに家族や婚約者も失った主人公マーク。そのマークのもとに、これまで音信不通だった父親パトリックから帰郷を促す手紙が。ところが、父親は再会を待たずにマークが帰...
コージーミステリ好きにおススメ「お茶と探偵㉕ レモン・ティーと危ない秘密の話」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。これまでに20冊を超え、いまなお新作が出版されつづけているローラ・チャイルズの<お茶と探偵>シリーズ。その25弾(!)がこちら。すべて読んでいるわけではないが、このたびコージーブックスから邦訳出版されたので読んでみた。舞台はチャールストン。ファッションショーの会場で春の「レモンのお茶会」を催すことになった主人公セオドシア。ところが、ショーの運営を巡っていがみ...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。<貧乏お嬢さま>ジョージーが活躍するシリーズが人気のリース・ボウエン。その著者の新刊がこのほど早川書房から刊行。ヴェネツィアを舞台にした歴史ミステリらしいが、いったいどんな内容? さっそく読んでみた。2011年、夫と離婚し、息子も奪われそうになったキャロライン。そこに訪れた大伯母ジュリエットの死。残されたスケッチブックと3つの鍵、さらに「ヴェネツィア」という言...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。ついこの間まで暑かったのに、世間ではもうクリスマスの飾りつけが。1年が過ぎるのはほんとうに早い。そして、この時期になると出版されるのがクリスマスを題材にしたミステリ。20年ぶりの邦訳新刊となったこちら、期待して読んでみた。かつて軍人でもあった大学教授キャメロンは、昔の教え子で恋人だったヴィクトリアから調査を依頼される。それは、クリスマス近いある夜、湖畔の町...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。ケンブリッジ大学の学寮付き保健師を探偵役とする<イモージェン・クワイ>シリーズ。シリーズ全4作の3作目がこのたび刊行。今度はどんな展開なのか、さっそく読んでみた。ケンブリッジ大学屈指の貧乏学寮、セント・アガサ・カレッジ。その卒業生で国際的大企業<ファラン・グループ>の会長、サー・ジュリアス・ファランは情け容赦ない方法で富を築いたことでも有名。その人物が療養...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。19世紀を描いたアメリカのミステリと言えば、先日「にせ者が看護師になる方法」(コージーブックス)を紹介したが、この作品の舞台もほぼ同年代。しかも、同じベルビュー病院が登場する。主人公の立場はちがえど、同じ時代背景。これは読むしかない。《ニューヨーク・ヘラルド》ただひとりの女性記者エリザベスは、通勤途中の列車の窓から首を絞められる女性の姿を目撃する。ほどなく...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。NHK BSで放映中のドラマ『団地のふたり』。小泉今日子と小林聡美コンビの息の合った演技が見どころだが、その原作本の続編がついに刊行! 今回はどんな内容?50代、独身、幼なじみの桜井奈津子(なっちゃん)と太田野枝(ノエチ)。喫茶「まつ」のホットケーキサービスデーに出かけたり、団地のご近所さんの佐久間のおばちゃんが作ったイチゴをもらったり。BOOKフリマに出たり、あつ...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。CIAスパイ・フォーチュンが身分を偽って滞在する町で事件を解決する<ワニ町シリーズ>。元気なシニア、アイダ・ベルとガーティとのトリオでの活躍も毎回楽しい。前作の気になる展開の先を知りたくて待ちに待った第8弾がこちら。前作でカーターと破局を迎えたフォーチュン。傷ついて何もする気になれない彼女を心配するアイダ・ベルとガーティ。そこに起きたロマンス詐欺事件に、フォ...
ママでも探偵?「英国王妃の事件ファイル⑰ 貧乏お嬢さまと毒入りタルト」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。すでに20冊近く刊行されている「英国王妃の事件ファイル」シリーズ。その邦訳最新刊がこちら。引っ込み思案だったジョージーが、ついにママに! しかし、出産直前まで事件に巻きこまれている模様。さっそく読んでみた。前作に行ったフランスで腕のいいシェフ、ピエールを雇うことになったジョージー。期待にたがわぬ腕前は、隣人を招いた食事会でも皆の賞賛を浴びる。その腕を見込ま...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。米国などで人気の「読書会」。それは、会員の家や公共の場所で1冊の本について語り合う場。日本でも少しずつ普及しているようだが、この作品に登場するのは20周年を迎える読書会。そこで語られるものは?叔母の経営する古民家カフェ「喫茶シトロン」を引きついだやっくんこと安田、28歳。作家だが、あることをきっかけに書けなくなった。「シトロン」で月に1度行われる読書会<坂の途...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。円安でなかなか海外に行く気になれない今日この頃、せめて本の中だけでも旅を楽しみたいもの。時代はいまではないが、エジプト、イギリスと来たこのシリーズ、今回は豪華客船でアメリカへの旅。いったいどんな事件が?父親とクリスマスを過ごそうとアメリカに戻ることにしたジェーン。英国政府の情報部員レドヴァースの任務につきあい、夫婦と偽って豪華客船「オリンピック号」に乗船...
事件はどこで起きている?「英国貴族の本棚① 公爵家の図書係の正体」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。「虎に翼」を引き合いに出すまでもなく、英国だって昔は女性の地位が低かった。18世紀ロンドン郊外を舞台にしたこのコージーブックスの新シリーズは、その時代に天涯孤独となった女性が主人公。いったいどんな内容なのか?ティファニーは、異母兄ユライアの世話をして暮らす40歳の独身女性。あらゆる制約を受けていたが、ある朝、ユライアが突然死してしまった。このままでは住んでい...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。シリーズもののミステリの場合、残念ながら1作目が一番衝撃を受けたというパターンも多いもの。しかし、このシリーズは違う。毎回予想だにしない展開を見せてくれる。その待望の第5弾がついに刊行!エージェントに約束した次回作の締切が迫るなか、新しい事件が起きず窮地の作家・ホロヴィッツ。そこで、過去にホーソーンが解決したという事件を題材にすることに。現場はテムズ川沿い...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。9月も中旬になるというのに、一向におさまりそうもない今年の酷暑。まるでそれを見越したかのように寒い季節をテーマにした作品を刊行している創元社さんから、またも寒冷地が舞台のミステリが。涼みがてらさっそく読んでみた。1967年末、北極圏の基地で嵐のため取り残されていた3人のうち、2人が命を失う火災が起きた。奇妙なことに、火災現場となった部屋で発見された2人の遺体の...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。これまでいろいろな職業の人がつとめてきた探偵役。この作品では「牧師」。というと、かのブラウン牧師が思い浮かぶが、物語の舞台は現代、しかも作者自身が英国国教会司祭? これは読むしかない!時は1988年、舞台は代々ド・フローレンス家が地主を務める田舎町チャンプトン。司祭のダニエル・クレメントの説教での締めくくりは、教会にトイレを設置するかどうか。この切実な問題が...
クリスティ・ファン必読! 期待の新シリーズ「雪山書店と嘘つきな死体」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。今年の夏はまだまだ暑い。そんな終わらない夏、この新刊は雪山にある書店を舞台にしたミステリ? しかも、ミステリの女王の初版本が謎解きの鍵? これは読むしかない。コロラド州の風光明媚な山岳地帯にあるリゾート、ラスト・ワード。開発も著しい地元に帰り、家族経営の書店を引き継いだエリー・クリスティ。共同経営者の姉メグ、姪のロージィ、グランマとネコのアガサとともに稼業...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。暑い夏、スカッとする本を読みたくなった。そんな時最適なのが<刑事ワシントン・ポー>シリーズ第5弾のこちら。読みはじめたら止まらない、上下巻を一気読み。おそらく過去イチの読みやすさなのでは?物語は日本の西表島から始まる。ジャングルで何かが発見されるが、舞台はそのままロンドンのテレビ番組収録スタジオへ。女性蔑視発言をするジャーナリストが収録中に倒れ、その後死...
いつも本当にありがとうございます。慈恩保です! いよいよ始動すると決めました! 本当はぐうたらしてたかったんですが、どうもお許しをもらえないようです。 世の…
よう実2年生編12巻のネタバレ感想記事。坂柳有栖対龍園翔の対決や特別試験の内容を詳しく解説し、物語の展開を考察します。
今日はたいへん有難い一日になりました。まさか今日、最新刊を発売できるとは思いませんでした。たくさんの方々の協力やご支援があって完成した本です。皆様に深く感謝申…
ブログ「神様より」をたずねて下さり本当にありがとうございます。 そして、たくさんの勇気や愛を本当にありがとうございます。あなたの愛、伝わってます。 涙が出るく…
こんにちは、田中ななです。 いま最も注目の黄色い女性、けーりん(唐仁原 けいこさん)♡ 実は7/7のAri Matsumura松村亜里さん出版記…
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。暑い夏。日本のミステリを読もうと見つけたのがこちら。『細雪』X『華麗なる一族』X殺人事件? いったいどんな話? 800ページ近いぶ厚い文庫本にワクワクしながら読んでみた。大正初期、横浜の富豪・檜垣澤家当主の妾腹の子、かな子は、母親の死をきっかけに本家に引きとられる。周りが敵ばかりのなか、寝たきりの父親を看病していたある日、邸内の火事を発見するかな子。火元の蔵...
悔しい時あるよね。 上手く行かないことが続いて心底悲しくなる時あるよね。 あの人の涙はもう見たくなかったのに……。 ハッピーな毎日ばかりで彩りたかったのに……