うつ病ブログ地獄の日々 668
──「何もしない」ではなく、「何もできない」地獄の記録 目が覚めた。 いや、ただ目を開けただけだ。眠れたかどうかは分からない。 夢を見たような気もするし、ずっと意識があった気もする。 体は鉛のように重く、指一本動かすのにも決心がいる。 布団の中が安全というわけではない。 むしろ、布団の中にも地獄が広がっている。 「今日もまた、朝が来てしまった」そんな言葉が、頭の中でこだまする。 生き延びたことが、なぜか失敗のように感じる。本当は、生きたくないわけじゃない。 でも「生きたい」と言えるほどの気力も、希望も、もうない。 体を起こすのに2時間かかった。それでも起き上がったわけじゃない。 ただトイレに行…
2025/05/25 11:38