うつ日記地獄の毎日 658
うつ地獄日記:出口のない毎日 目が覚める。けれど「今日が始まった」とは感じられない。 ただ「また目が覚めてしまった」という絶望。寝ている間だけが唯一の逃避だったのに、その逃避すら続かない。 まぶたを開けるのがつらい。 呼吸をするのが億劫。 布団の中が棺のように感じられ、外に出ることは、死よりも恐ろしいことのようだ。 何かをしなくては。 そう思う。 けれど体が動かない。 頭の中はモヤがかかったように重く、昨日まで覚えていた言葉さえ、今はただの音にしか聞こえない。 歯を磨く、顔を洗う、着替える――そのすべてが、100キロの重りを持ち上げるような作業になる。 何一つできない自分にまた嫌気がさし、自責…
2025/05/15 11:20