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うつ病ブログ:地獄の日々 「今日が何日なのか分からない。」 気づけばカーテンの隙間から光が差していた。 けれど、それが朝なのか昼なのか、何曜日なのか、見当もつかない。 時間の流れは、うつ病になってから壊れてしまった。 1時間が1日にも感じられるし、1週間が一瞬で過ぎ去ることもある。 ただ、どちらにしても共通しているのは「何もしていない」という事実だけが残ることだ。 目を開けているだけで、ものすごく疲れる。 呼吸をしているだけで、胸の奥に鉛のような重さがずっしりとのしかかってくる。 この重さは、誰にも見えないし、説明もできない。 重さに耐えかねて横になっているだけの時間が、永遠のように続く。 体…
──「何もしない」ではなく、「何もできない」地獄の記録 目が覚めた。 いや、ただ目を開けただけだ。眠れたかどうかは分からない。 夢を見たような気もするし、ずっと意識があった気もする。 体は鉛のように重く、指一本動かすのにも決心がいる。 布団の中が安全というわけではない。 むしろ、布団の中にも地獄が広がっている。 「今日もまた、朝が来てしまった」そんな言葉が、頭の中でこだまする。 生き延びたことが、なぜか失敗のように感じる。本当は、生きたくないわけじゃない。 でも「生きたい」と言えるほどの気力も、希望も、もうない。 体を起こすのに2時間かかった。それでも起き上がったわけじゃない。 ただトイレに行…
うつ病ブログ:地獄の日々 「今日もまた、朝が来てしまった。」 目覚まし時計の音すら聞こえないほど、心は遠く沈んでいた。 目を開けるだけでもひどく疲れる。 起き上がることができない。 布団の中で、息をするだけの存在になっていた。 うつ病と診断されてから、もう何年経ったのか、よく覚えていない。 最初はただの「疲れ」だと思っていた。 少し休めば治るだろうと、たかをくくっていた。 仕事のストレス、人間関係の摩耗、未来への不安。 それらが少しずつ、確実に、心を蝕んでいった。 ある朝、会社に行こうとして玄関で足が止まった。 「無理だ」と全身が叫んでいた。 そのまま床に座り込み、涙が止まらなくなった。 そこ…
うつ病ブログ:地獄の日々 朝が来るのが怖い。夜が来るのも怖い。 眠りたいのに眠れない。 眠りたくないのに眠ってしまう。 目が覚めると、そこには現実がある。 重たい現実。逃げられない。終わりのない苦しみ。 うつ病と診断されたのは数年前。けれど、気がつけばもっと前から地獄は始まっていた気がする。 心が折れる音がしたわけでもなく、突然涙があふれるようになったわけでもない。 ただ、少しずつ、少しずつ、生きる感覚が抜け落ちていった。 まるで、体のどこかから命の液体が漏れ出していくような感じ。 気づいたときには、もう元に戻れない場所まで来ていた。 「普通のふり」が一番つらい 誰にも気づかれたくなかった。 …
うつ地獄日記:息をするのも苦しい日々 朝が来るのが怖い。何もしていないのに疲れている。 布団から出たくない、というより出られない。この感覚は、経験したことがない人には決して理解されないだろう。 ■目が覚めた瞬間から始まる絶望 目覚ましが鳴る。無視する。スヌーズが何度も響く。 まるで「生きろ」と責められているようで、心がざわつく。結局、布団の中で何時間も過ぎる。 「起きなきゃ」と思っている。でも体が動かない。 気力が枯れ果てている。そういう日が続くと、自己嫌悪がどんどん積み重なっていく。 ■「何もできない自分」に押し潰される 仕事?無理だ。家事?手が動かない。 友達に返信?文章が浮かばない。何も…
うつ地獄日記:生きてるのに死んでいる日々 目が覚めた瞬間、絶望が襲ってくる。 眠っているあいだだけが唯一の逃げ場で、朝になると、またこの世界に引き戻される。 何もしていないのに疲れていて、ベッドから起き上がるだけで心がズタズタになる。 時計を見ると、午前11時。 すでに何時間も自分を責め続けている。 「また何もできなかった。」「今日もダメなまま一日が終わる。」 自分の存在そのものが、世界の迷惑なんじゃないかという気持ちが消えない。 過去の失敗、誰かに言われた嫌な言葉、そして何より自分で自分に言ってしまった「価値がない」という呪いのような言葉が、頭の中で何度も繰り返される。 シャワーも浴びていな…
うつ地獄日記:出口のない部屋で 朝が来た。 それは「新しい一日」なんかじゃない。 ただ、また同じ苦しみが繰り返されるという合図だ。 目覚ましは鳴らない。 そもそもセットしていない。 起きる理由も、起きた先に待っている何かも、今の自分には存在しない。 ただ、体が痛くなってきて自然と目を開けるだけだ。 天井を見る。灰色の天井。どこか汚れている。 でもそれを気にする気力も、掃除するエネルギーもない。 思考は重く、粘土のように頭の中で絡まり、どんな方向にも動いてくれない。 枕元のスマホには、未読のLINEが数件。 昔の友人や、形式的な以前の職場関係の通知。 見ない。 いや、見られない。 開いたら返信し…
うつ地獄の毎日 朝が来るたびに、絶望が襲ってくる。 目を覚ましたくなかった。 夢の中では何も感じずに済んだのに、目を開けた瞬間、重たい現実がのしかかってくる。 「今日もまた、生きてしまった」。 それが一日の始まりだった。 起き上がることができない。 体が鉛のように重く、まるで地中深くに沈み込んでいくようだった。 ベッドの中で横になったまま、天井を見つめる。 何も考えたくないのに、頭の中はぐちゃぐちゃと不快な雑音で満ちていた。 「お前はダメだ」「生きている意味がない」「誰もお前なんか必要としていない」。 そんな声が、エコーのように延々とリピートされている。 スマホには誰からの連絡もない。 いや、…
うつ地獄日記:終わらない朝、始まらない一日 朝、目が覚める。 目覚ましの音でではない。 音も光も、人の気配もないまま、ただ「目が覚めた」ことだけが事実として残る。 時計を見る。 午前4時。 まだ外は暗い。 なぜ起きたのか、なぜ眠れないのか、問いかける気力すらもうない。 ただ、脳の奥に冷たい塊がある。 それは不安ではなく、恐怖でもなく、もっと無味無臭のもの。 言葉にならない重さで、心を圧し潰してくる。 再び目を閉じる。 眠れるはずがない。 体は鉛のように重く、ベッドはまるで地獄の底に通じているかのように深い。 起き上がろうとすれば吐き気がする。 心臓の鼓動が速くなる。 何もしていないのに、体が「…
うつ地獄の毎日 目が覚めると、まず「しまった」と思う。また朝が来てしまった。 生きている。 まだ死ねていない。それが最初の感情だ。 布団の中はぬるくて、外に出るにはあまりにも世界が冷たい。身体を動かす気力は、ゼロ。 まぶたすら重い。それでも、時間は止まってくれない。 スマホの通知も、誰かの声も、世界が自分を置いてけぼりにして進んでいくことを知らせてくる。 トイレに行きたい、でも行けない。水が飲みたい、でも手を伸ばすのがしんどい。 呼吸すら、意識しないとできない気がして、過呼吸になりかけて焦る。それでも何とか身体を起こして、トイレに行く。 鏡に映った自分の顔が、ゾンビのようだ。目の焦点が合ってい…
うつ地獄日記:出口のない毎日 目が覚める。けれど「今日が始まった」とは感じられない。 ただ「また目が覚めてしまった」という絶望。寝ている間だけが唯一の逃避だったのに、その逃避すら続かない。 まぶたを開けるのがつらい。 呼吸をするのが億劫。 布団の中が棺のように感じられ、外に出ることは、死よりも恐ろしいことのようだ。 何かをしなくては。 そう思う。 けれど体が動かない。 頭の中はモヤがかかったように重く、昨日まで覚えていた言葉さえ、今はただの音にしか聞こえない。 歯を磨く、顔を洗う、着替える――そのすべてが、100キロの重りを持ち上げるような作業になる。 何一つできない自分にまた嫌気がさし、自責…
うつ病という終わりのない地獄 朝、目が覚める。 その瞬間、全身に鉛のような重みがのしかかる。 体が動かない。 脳が命令を出さない。 目覚ましは何度も鳴り、止めた記憶さえ曖昧で、気づけば昼を過ぎている。 カーテンは閉じたまま、部屋は半暗闇。時間の感覚がなくなる。 朝なのか夜なのかも、曇りなのか晴れなのかもわからない。 ただ、息をしているだけ。 生きているとは、とても言えない。 布団の中は安全地帯のはずなのに、そこでさえ安心できない。 焦燥感、罪悪感、無力感がじわじわと体を蝕む。 何もしていないのに、責められているような感覚。 誰に? 自分に。 過去の自分、理想の自分、社会に適応できていたはずの自…
うつ地獄毎日の苦しさ 朝、目が覚めるとすぐに「また生きている」という絶望が押し寄せてくる。 眠っている間だけが唯一、心が空白になれる時間。 それすら浅く、夢の中でさえも責められる。過去の失敗、誰かの言葉、自分自身の無力さ。 それらがぐちゃぐちゃに絡まり、夢と現実の境界が曖昧なまま、薄暗い朝が始まる。 布団の中にいるのが一番安全な場所。 それなのに、そこにいる自分が「怠け者」「甘えてる」と責める声が聞こえてくる。 それは他人の声じゃない、自分の中から聞こえる、自分の声。どうしても身体が動かない。 息が苦しい。 何かしなきゃいけないのに、何もできない。 時間だけが過ぎていく。 スマートフォンを開け…
うつ地獄:終わらない暗闇の中で 朝が来るのが怖い。夜が来るのも怖い。 眠れないことも怖いし、眠りすぎてしまうのも怖い。何をしていても、していなくても、自分がただ「存在している」ことが、重く、苦しい。 うつ病とは「気分が落ち込む病気」なんかじゃない。 そんな生易しい言葉では言い表せない。 これは、生き地獄だ。息をするだけで痛みを感じることがある。 喉が締めつけられて、胸の奥から漠然とした焦燥感がせりあがる。何かをしなければいけない、でも何もできない。 誰かに助けを求めたい、でも誰にも会いたくない。自分が壊れていくのがわかるのに、止める手立てがない。 「がんばって」「気晴らししたら?」「考えすぎじ…
今日は朝から、胸の奥がずっと重苦しい。 理由ははっきりしている。 「何もできなかった」という事実が、何度も何度も頭の中を回っている。たとえば、あの電話をかけられなかったこと。 たとえば、約束を守れなかったこと。たとえば、「またね」と言ったのに、それが最後になってしまったこと。 もう終わったことだと、頭では理解しているつもりなのに、心がそれを許さない。「自分のせいで誰かを困らせた」「あの時もっとちゃんとしていれば」と、どうにもならなかった過去に、自分を釘付けにしている。 寝ても覚めても、自分の不甲斐なさがつきまとってくる。誰かが「大丈夫」と言ってくれたとしても、その言葉を素直に受け取れない。 「…
朝、目が覚めたというより、意識が現実に引きずり戻された。 眠った気がしない。 体が鉛のように重く、まぶたすら開けるのに数分かかった。 スマホのアラームは何度も鳴っていたらしいが、止めた記憶もない。 ベッドの中で天井を見つめながら、「今日もまた始まってしまった」と思った。 これが何日続いているのか、数える気力もない。 布団の中は唯一の避難所だが、安心はない。 ただ現実から逃げているだけ。 逃げても何も変わらない。 時計を見るとすでに正午を過ぎていた。 空腹も感じない。 喉も渇かない。 ただ、心がずっと痛い。 胸の真ん中に黒く重たい塊が居座っていて、それが内側から自分を押し潰そうとしている。 苦し…
今日も昨日に引き続きうつ病、少し楽だったよ 今日も、昨日に引き続き、少しだけ楽な一日だった。 それだけのことなのに、心の中で「ありがとう」と何度もつぶやきたくなった。 うつ病の底に沈んでいた日々が続いていたからこそ、ほんのわずかな「楽さ」や「軽さ」が、まるで春の陽射しのように感じる。 体が少し動いて、呼吸がほんの少しだけ深くなって、頭の中の霧が薄くなった。 そんな感覚だけでも、私にとっては大きな進歩だ。 ここ最近、調子のいい日が一切なかったわけではない。 でも、それが続くことはほとんどなかった。 ひとときの安らぎの後に、必ずといっていいほど、あの重苦しい波がまたやってくる。 朝、目を覚ますだけ…
今日もうつ病地獄から、今日は少し楽な波がきた 目が覚めたとき、まず感じたのは「あれ、今日は少しだけ、重さがないかもしれない」という微かな違和感だった。 ここ何ヶ月も、いや何年もかもしれない。 朝起きることは地獄の針のようだった。 布団の中で目覚めた瞬間から、鉛のような思考、重力が増したような身体、心の奥から染み出す「生きていたくない」という呪詛。 それらが、一日を始める前にすべてを終わらせていた。 でも、今日は違った。 それがどうしてなのかは分からない。 薬が効いたのかもしれないし、気圧の変化かもしれない。 あるいは、単なる神経の偶然的な誤作動かもしれない。 理由は分からないけれど、「ほんの少…
うつ病という名の終わらない地獄 今日も、また目が覚めてしまった。 眠ることは逃げ道だったのに、朝という名の拷問がまた訪れる。 希望も期待もない朝。 まぶたの裏側で「もう終わっていてほしい」と祈ったはずなのに、それでも心臓は律儀に鼓動を刻んでいる。 どうして生きているのだろう。 どうして生かされているのだろう。 起き上がるだけで、肉体が鉛のように重い。 魂が腐っているような倦怠感が全身を包み込み、まるで重力が10倍にでもなったかのように身体を動かすことができない。 顔を洗うことも、歯を磨くことも、着替えることも、息をすることすら億劫で苦しい。 空気が肺に入ってくるだけで「また生き延びてしまった」…
「光なき水底で生きるということ」 うつ病の苦しみを言葉にするのは難しい。 なぜなら、それは形のない霧のように心を覆い、説明しようとすると指の隙間からすり抜けてしまうからだ。 しかし、あえてその霧に輪郭を与えるなら、それは「光の届かない水底に沈められたまま、生きながら溺れている感覚」に近いかもしれない。 朝、目を覚ました瞬間から重力が異常に増している。 身体が鉛のように重く、布団の中から出ることすらできない。 何もしていないはずなのに、なぜこんなにも疲れ果てているのだろう。 目の前には一日という名の巨大な壁が立ちはだかり、それを乗り越える気力も方法も見当たらない。 うつ病とは、単に「気分が落ち込…
『底なし沼の街で』 かつて、ある場所に「底なし沼の街」と呼ばれる場所があった。 人はそこを通り過ぎることがあっても、長く留まる者はいなかった。 理由は単純で、そこに住んでしまうと、二度と外に出られなくなるからだ。 その街に、一人の旅人が迷い込んだ。 名前はもう思い出せない。 ただ、彼がそこに入ったとき、空は灰色で、風は重く、どこか懐かしい哀しみが街の隅々にまで染み渡っていた。 最初の数日は、「通りすがりだ」と彼は思っていた。 ちょっと休んだらまた歩き出せると。 しかし、足は動かない。体は重く、目を閉じることさえ苦痛になっていた。 彼の足元には小さな泥の水たまりがあった。 初日はただの水たまりだ…
今日もうつ病地獄 ― 街に出る日 ― 久しぶりに外に出る決心をした。 それは大きな用事があったわけではない。 冷蔵庫の中に何もないことに気づいたからだ。 空腹というより、「このまま何も食べずにいると倒れるな」と頭が判断しただけで、体はまるで動きたがっていない。 服を着替え、顔を洗い、財布を鞄に入れる――それだけのことが、信じられないほどの労力を要する。 玄関のドアを開けるのが、すでにひとつの試練だ。 外の空気は少し生ぬるく、季節の移り変わりを感じさせた。 けれど、心は動かない。 通りには人がいて、子どもが笑い、大人が忙しそうに歩いている。 その流れの中に自分の居場所がないと感じる。 まるで世界…
目覚ましの音も鳴らない。 いや、設定していないのだ。 起きる理由がないのだから。 今日も朝が来てしまった。 ただただそれだけで、心に鈍い鉛のような重みがのしかかる。 眠ったはずなのに、何ひとつ回復していない。 身体は鉛のように重く、目を開けるのも、息をするのも、どこか億劫だ。 うつ病という病気は、どこかに目に見える傷があるわけじゃない。 血も流れていない。 骨も折れていない。 だが、確かに死にたいと思わせるほどの痛みが、毎日、毎時間、毎秒、心のど真ん中で脈打っている。 「また生きてしまった」と思う。「死にたい」とは違う。 「消えていたかった」という感覚に近い。 誰の記憶にも残らず、何の責任も負…
朝、目を覚ました。 というより、意識が戻っただけで、目覚めという感覚はない。 昨晩もろくに眠れていなかったから、身体が鉛のように重く、まぶたの裏側まで痛い。 スマートフォンの画面を見たら、時刻は10時23分。 もう社会はとっくに動き始めているのに、私は布団の中で朽ちたままだ。 まず、「今日も生きてしまった」と思う。 生きてしまったという表現に、自分でもうんざりするが、それが本音だ。 死にたいのではない。 苦しみから逃れたいのだ。 ただ、それが「死」とあまりにも近い場所にあるから、自分でも線引きが曖昧になる。 布団から出るには、想像以上のエネルギーが要る。 私にとってそれは、山登りよりもしんどい…
今日も朝が来た。 目覚ましの音はとっくに鳴り終わっている。 布団の中で天井をぼんやりと見つめながら、意識だけが浮かんでいる。 体が動かない。起き上がる理由が見つからない。 いや、理由はある。 ゴミの日だし、いろいろしなければならないことがある。 放置された郵便物も気になってはいる。 でも、指一本動かす気力がわかない。ただ時間だけが過ぎていく。 「何もしていないのに疲れた」――そんな言葉ではとても追いつかないほどの重さが、全身にのしかかっている。 体が鉛のように重い。 心の中に黒い霧が立ち込めていて、自分がどこにいるのか、どこへ向かうべきなのか、わからない。 わかろうとする気力すら、もう尽きてい…
朝が来るのが怖い。夜、ようやくまぶたが重くなり、意識が闇に沈むときだけが、唯一「無」になれる時間だ。 でも、その「無」は永遠ではない。 必ず朝が来てしまう。 携帯の通知音や目覚ましが鳴るよりも前に、何か重たいものが胸の上に乗っかっている感じで目が覚める。 目は開いても、身体はまるで鉛でできているかのように動かない。 頭の中では「起きなきゃ」「洗面所に行かなきゃ」「ご飯を食べなきゃ」と思っている。 でも、身体は一切それに従わない。 ただ天井を見つめるだけの時間が、何時間も続く。 「今日もまた始まってしまった」この感覚がすべての始まりだ。 何かをしようという気力はない。 でも、何もしなければ「何も…
朝、目を覚ました瞬間から全身が重たかった。 まるで体中に鉛が流し込まれているようで、指一本動かすのにも信じられないほどのエネルギーを使う。 目の前にある現実があまりに冷たく、無機質で、どんなに目を凝らしてもそこに希望のかけらは見えなかった。 「今日も、また一日が始まってしまった」そう思った瞬間、胸の奥に黒い水が溢れ出す。 生きていることが、何よりも苦痛だった。 呼吸をするだけで苦しい。 心臓が脈打つたびに「また一秒、生き延びてしまった」と絶望する。 布団の中に身体を埋めて、世界との接点を一切断ち切りたかった。 だけど、時間は残酷だ。私がどれだけ拒もうと、時計の針は進み続ける。 窓の外では、今日…
今日も目が覚めた瞬間から、全身が重かった。 目を開けた瞬間、まるで世界が灰色に塗りつぶされているようで、呼吸をするのも億劫だった。 頭の中で「起きなきゃ」と何度も呟くけれど、体は一向に動かない。布団がまるで地面と融合したかのように、重く、体を押し付けてくる。 どうしてこんなにも疲れているんだろう。昨日も何もしていないはずなのに。いや、「何もしていないから」なのかもしれない。 焦りと自己嫌悪がぐるぐると回り続ける。 気づいたら、また涙が出ていた。涙に理由なんてない。 ただ、存在するだけで痛い、苦しい、恥ずかしい。心のどこかで「またか」と思いながらも、どうすることもできず、ただじっと涙が頬を伝うの…
誰でも一度は、仕事や学校が嫌になる瞬間を経験するものです。 やる気が出ない、上司や先生、同僚やクラスメートとうまくいかない、失敗して自信をなくした、将来に不安を感じる……理由は人それぞれですが、共通しているのは「心が疲れている」ということです。 そんな時、どうすれば少しでも気持ちを楽にできるのか、どう行動すれば良い方向に向かうのかについて、詳しく考えていきたいと思います。 まずは「嫌な気持ち」を否定しない 仕事や学校が嫌になった時、多くの人は「こんなことを考えちゃダメだ」「もっと頑張らなきゃ」と自分を責めがちです。 でも、嫌だと思う気持ちは自然なものです。 環境に適応しようとする中で、無理がか…
今日もまた、朝が来た。 太陽が昇るだけで苦しい。 昨日眠れなかったせいで、目覚めた瞬間から全身が鉛のように重く、心は冷たい海の底に沈んでいる。 目を開けたくもない。 呼吸することすら、面倒だし、億劫だ。 布団の中で丸まったまま、天井を見上げて何時間も過ごした。 何もしていないはずなのに、もう疲れている。 スマホが鳴る。通知がたくさん来ていた。 未読のメッセージ、返していないLINE、放置したままのメール。全部見なかったことにした。読む元気も、返すエネルギーもない。 誰かの期待に応えるなんて、今の自分には無理だ。 それどころか、画面を見るだけで動悸がする。 心の奥で、誰かに責められている気がする…
朝、目が覚めた。 正確には「目が覚めてしまった」と言うべきかもしれない。 起きた瞬間、胸にのしかかる重さ。石のようなものが心臓の上に置かれていて、深呼吸すらうまくできない感じ。 カーテンの隙間から差し込む光が、まるで嘲笑っているかのようだった。 「今日もまた始まってしまったね」とでも言うように。 まず、布団から出るのに1時間かかった。 トイレに行くだけのことなのに、全身に鉛が詰まっているようだった。 「起きる意味あるの?」という問いが頭の中でリフレインしていた。 誰も待っていない。仕事もしていない。 予定もない。必要とされている実感も、今日を生きる理由も、何一つ見つからない。 それでも、無理や…
今日も朝が来た。まるで昨日の続きのような朝。 何も新しくなく、何も始まらない。 目が覚めたのか、眠りから抜け出せなかったのか、それすらも分からないまま、重い身体を布団の中で感じる。 起き上がる理由が、今日も見つからない。 スマホは相変わらず通知でいっぱいだったけれど、誰の声も、どの言葉も、自分の世界には届かない。 LINEもメールも未読のまま。 返信する気力なんて、ずっと前に失くした。 誰かと話すことも、誰かの言葉を受け止めることも、今の自分には重すぎる。 布団の中はぬるい地獄。外に出るのが怖いわけじゃない。 怖がるエネルギーすらもうない。 ただただ、何もしたくない。 何も考えたくない。 なの…
今日も朝が来た。というより、「朝が来てしまった」と言うほうがしっくりくる。 夜の間も眠れなかった。 眠れないまま、うつらうつらと意識の海を漂いながら、気づけば朝日が差し込んできていた。 カーテンの隙間から漏れるその光は、本来なら「希望」や「始まり」の象徴なのかもしれない。 でも、私にとってはただの苦痛のサインだ。 「また一日が始まってしまった」という絶望のサイン。 ベッドから出るのに1時間以上かかった。 起き上がる理由がどこにも見つからない。 誰も待っていない、やるべきことも、やりたいこともない。 ただ、生きているだけで疲れる。 動くだけで心が重くて、体も鉛のようだ。 ようやく起き上がったあと…
今日もまた、朝がやってきた。 眠っていたのか、それともただ目を閉じていただけなのか、自分でもよく分からない。 起きるべき時間を何度も過ぎて、それでも布団の中から出られず、体が石のように重たかった。 頭の中はモヤがかかっていて、「起きなければ」「でも無理だ」という言葉が繰り返し響いていた。 どうしてこんなにも簡単なことができないのだろう。 自分に失望する気持ちと、それでも仕方ないと感じる無気力さが同時に押し寄せてきて、結局午前中はほとんど動けなかった。 朝食どころか、水すら口にできなかった。 食欲はずっとない。 プロテインだけ飲み込んだ。 最近は何を食べても味がしないし、空腹さえ感じない。 身体…
今日も朝は重たい体と心で目を覚ました。 いや、「目を覚ました」といっても、正確には目を閉じたまま布団の中で、何時間も眠れずにいたような感覚だった。 眠っていたのか、起きていたのか、それすら曖昧なまま、ただ時間だけが過ぎていく。 時計を見たらもう昼前だった。 それでも布団から出ることができなかった。 うつ病の症状が一番強く出るのは、やっぱり朝。起きた瞬間から、世界に対して絶望感がじわじわと広がってくる。 何もしていないのに、もうすべてに疲れきっている。 これからまた今日という1日を生きないといけない、そのこと自体が、重たすぎる罰のように感じられる。 お腹空いてるけど食欲がない。 けれど何も食べな…
朝、目が覚めた瞬間、重たい鉛のような感覚が胸の奥に広がっていた。 目を開けることすら億劫で、布団の中に身体を沈めたまま、天井の見えない闇をただ感じていた。 眠りから覚めても、夢から現実へと帰ってきたという実感はなかった。 現実の方が夢よりも曖昧で、色がなくて、冷たくて、時に痛い。 スマホの通知音が遠くで鳴っていたけれど、手を伸ばす気力も起きない。 メッセージか、ニュースか、何かしらの「現実」からの呼びかけが、まるで異国の言葉のように遠く感じる。 何も応えたくない。 何も知りたくない。 今日という日が始まることすら拒絶したくなる。 けれど、時間はそれでも進む。容赦なく。 午前中はほとんど動けなか…
今日は朝から曇っていた。 カーテン越しの光もどんよりとしていて、時間の感覚がまるでない。 目を覚ましても、起き上がる理由が見つからない。 時計を見ればすでに10時を過ぎていたけれど、それすらどうでもよく思えた。 布団の中はぬくもりだけがあって、それだけが私をこの世界につなぎとめてくれているような気がした。 何もしていないのに疲れている。 頭も体も鉛のように重い。 スマホを手に取ってSNSを開いたけれど、誰かの幸せそうな投稿が目に入るだけで、心がずんと沈む。 誰かが楽しそうに笑っている姿が、まるで自分の惨めさを突きつけてくるように感じられて、そっとアプリを閉じた。 「なんで自分はこうなんだろう」…
今日は朝から、心に重たい石を抱えているような感覚で目が覚めた。 と言っても、目覚めたというよりは、眠れないまま布団の中でただ時間が過ぎただけのような気もする。 眠りは浅く、夢も見たような気がするが、それすらも思い出せない。 目を開けた瞬間、胸の奥からじんわりと広がる不安と虚無感が襲ってくる。 この感覚にはもう慣れているはずなのに、やっぱり毎日辛い。 起き上がるのに1時間近くかかった。 ベッドの端に座って、ただぼーっと天井を見つめていた。 体が重くて、指一本動かすのも億劫で、自分の存在が無意味なものに思えて仕方がない。 頭の中では「起きなきゃ」「ご飯を食べなきゃ」「せめて顔だけでも洗おう」という…
今日は朝から頭が重く、目覚めた瞬間から「また今日も始まってしまった」と思った。 眠りは浅く、夜中に何度も目が覚めては、携帯をぼんやりと眺めていた。 SNSを見ても、ニュースを読んでも、誰かの楽しそうな投稿や、社会の不条理を突きつけられるだけで、心がどんどん擦り減っていく。 けれど、それを見ないと自分がこの世に存在している実感さえ薄れてしまう。 そういう矛盾を抱えながら、また今日もなんとか布団から這い出た。 朝ごはんは食べられなかった。 食欲がないというよりも、何かを口にすること自体が怖い。 料理をする気力もないし、冷蔵庫を開けることさえ面倒で、結局水だけ飲んで済ませてしまった。 自分を支えるエ…
今日は朝から頭の中が重かった。 起きてすぐに「また一日が始まってしまった」と思ってしまう。 この瞬間が一番つらいかもしれない。 目が覚めて、天井を見つめて、動けないまま何分も過ごす。 布団の中は唯一の安全地帯。 だけど、ずっとここにいるわけにもいかない。 誰にも責められていないのに、責められているような気がしてしまう。 しばらくして、無理やり体を起こす。 でも、体が鉛のように重い。 歯を磨くのも、顔を洗うのも、ものすごい労力がいる。 外に出るどころか、窓のカーテンすら開けたくない。 明るい光が自分の存在を否定するように感じるのは、なぜだろう。 生きていることそのものが、場違いのように思える。 …
うつ病なのに、これ以上生きていていいのかな 「うつ病なのに、これ以上生きていていいのかな」と思うことは、決しておかしなことではないと思う。 むしろ、それは今の自分がどれほどの苦しみの中にいて、それでもなお「生きる」ことについて真剣に向き合っている証拠だと、私は思う。 うつ病になると、目の前にあるすべてのことが意味を失い、未来が灰色に見えるようになる。何をしても楽しくないし、何をやってもうまくいかないように思える。 周囲の人々が普通にこなしていることが、自分にはとてつもなく重くて難しいことに感じられる。 朝起きること、顔を洗うこと、ご飯を食べること、誰かと話すこと──そういった「日常」でさえ、自…
生きるってなんだろうか —— うつ病のなかで見つめる「生」 「生きるって、なんだろうか。」 この問いは、うつ病という深く重たい霧のなかで何度も浮かんでは消える、答えの出ない疑問のように思える。 心が何も感じられず、世界の色がすべて失われたように見える日々のなかで、「生きている意味」や「存在の理由」を考えること自体が、もうすでにしんどい。 でも、それでもなお、心のどこかでこの問いが浮かび上がるのは、人間が「意味を求める存在」であるからかもしれない。 うつ病になると、それまで当たり前だったことが急にできなくなる。 朝起きること、顔を洗うこと、ご飯を食べること、誰かと話すこと——そうした「普通のこと…
「もうだめだ」その言葉が、頭の中でずっと繰り返されている。 朝起きた瞬間から、夜ベッドに沈み込むまで、いや、眠れない夜の間中も、ずっとだ。 「もうだめだ、もう無理だ」って、心が叫んでいる。 誰にも聞こえない声で。 私はうつ病を患って数年になる。 最初はただの「疲れ」だと思っていた。 仕事が忙しかったし、人間関係も少しギクシャクしていたから、よくあるストレスの一種だろうと軽く考えていた。 でも、疲れが取れない。 眠れない。 食欲がない。 好きだった音楽すら耳障りになり、気づけば、笑顔を作ることも忘れていた。 気づいたときには、もう、自分が自分でないようだった。 「がんばらなきゃ」と思っても、体が…
朝、目が覚めた。 というより、ただ意識が戻ったというほうが正しい。 眠ったという感覚がなく、気がついたら時間だけが進んでいた。 昨夜も例によって、布団の中で何度も寝返りを打ち、天井を見つめ、意味のない思考の渦に巻き込まれていた。 頭の中がざわついていて、思考が止まらないのに、ひとつも前向きなことは考えられない。 むしろ「なぜ生きているのか」 「今日もまた一日が始まるのか」 という、どうしようもない絶望と疲れだけが重たくのしかかってくる。 体がまったく動かない。 起き上がる理由がない。 いや、理由がないわけじゃない。 郵便物だって数日放置しているし、病院にも連絡しなければならない。 でも、「やら…
目覚ましが鳴る。 朝の薬も飲まなくちゃ。 だけど、身体はまるで鉛のように重く、起き上がることができない。 布団の中に埋もれながら、もう一度目を閉じる。 何もかもがどうでもいい。 朝が来ることすら苦痛だ。 起きても、生きても、何も変わらない。 何もよくならない。 今日もまた、何もしないまま終わる日なのだろう。 うつ病と診断されたのは数年前のこと。 それ以前から、ずっと心の中は曇り空だった。 でも、「頑張らなきゃ」「もっと努力しなきゃ」「甘えてるだけだ」そう自分に言い聞かせて、無理をして生きてきた。 けれど、ある日限界がきた。 ある朝、会社に行こうとしてドアの前で崩れ落ちた。 動けなくなった。 た…
朝、目が覚めた瞬間から、胸の奥にずしりとした重みがあった。 まるで心臓の代わりに石を抱えているような、そんな感覚。布団の中はぬくもりがあって、ほんの少し安心できるけれど、それ以上に外の世界の冷たさや、今日一日に待っている「何か」が怖くて、布団から出るのがとても難しかった。 目覚まし時計は何度も鳴ったけれど、止めてはうとうと、また目が覚めては現実に打ちのめされる、ということを繰り返した。 最終的に起き上がれたのは昼前。 時計を見て、「またこんな時間か…」と呟いてしまった。 毎日のように自己嫌悪のスタートラインに立たされているような気がする。 起き上がったあとも、しばらくはソファに座ってぼーっとし…
朝、目が覚めたのは7時だった。 でも、起き上がるまでに1時間以上かかった。 布団の中で天井を見つめながら、「今日もまた始まってしまった」と思った。 なにかが始まるというより、「耐える一日がまた来た」と感じるのが正しい。 身体が重くて、まるで鉛の毛布に包まれているようだった。 頭の中はモヤモヤしていて、考えもまとまらない。 目覚めた瞬間から「生きていたくない」と思ってしまうことが、もう当たり前になってしまっている。 リビングに行くと、窓の外は曇り空。 天気と自分の心がリンクしているみたいで、妙にしっくりきた。 晴れの日ですら気分が晴れないのに、曇りの日は本当に心が押し潰される。 コーヒーをいれて…
今日も、朝から身体が重く、布団の中で何度もまどろみながら、目覚めることができずにいた。 目を開けても天井の模様がどこか現実離れして見え、今日が何曜日で、何をしなければならないのかもすぐには思い出せなかった。 スマホの画面を確認して、ようやく土曜日だと気づいたけれど、安堵というより「また同じ一日が始まるのか」と感じてしまうのが、今の自分の常。 二度寝、三度寝を繰り返してようやく起き上がったのは、正午近く。朝食を取る気力もなく、冷蔵庫を開けても中の食材がただの「物体」にしか見えない。 料理なんて到底できない。 昨日の残りのパンを牛乳で流し込むようにして、何とか胃に収めた。 味がしない。 でも空腹だ…
朝目覚めた瞬間から、すでに身体が鉛のように重い。 起き上がるどころか、目を開けることさえ億劫に感じる。 昨夜も眠れたのか眠れなかったのか、よく分からないまま時間だけが過ぎた。 疲れているはずなのに、眠りが浅く、何度も目が覚める。 夢も悪夢ばかりで、休まる感覚がない。 しばらく布団の中でじっとしていたが、結局、意を決して起き上がることにした。 起きること自体がひどく辛い。 うつ病になってからというもの、何をするにも信じられないくらいエネルギーを使うようになった。 以前は当たり前にできていたこと 顔を洗う 歯を磨く、着替える それすらも難しく感じる。 午前中は、何もする気が起きず、ただ天井を眺める…
朝、目が覚めた瞬間、体が重く感じた。 まるで全身に鉛が詰まっているような感覚。 布団から出ようとするけれど、体が言うことを聞かない。 何もかもが億劫で、ただ天井をぼんやりと見つめる。 起き上がる理由が見つからない。 昨日の夜、眠れなかったのも影響しているのかもしれない。 布団に入っても、頭の中がずっとざわざわしていた。 過去の嫌な記憶が次々と浮かんできて、何度も思考のループにはまる。 「あのとき、もっとこうしていれば」 「なんで自分はこんなにダメなんだろう」 そんな考えが止まらなくなって、気づけば外が明るくなっていた。 やっとの思いで布団から出る。 だけど、動くのがつらい。 顔を洗おうと思うの…