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皆さま このブログの目的の一つは「日本的霊性」についての理解を深めることです。 このテーマについては、これまでに何度も取り上げてきましたが、なかなか奥深いもの…
皆さま 今回は、私たちの日常について、少しお話ししたいと思います。 振り返ってみますと、私たちがネット上に情報発信の場を設けてから20年以上になります。 H…
皆様は祈祷の意味をご存じでしょうか。 読んで字のごとく、祈り、祈る、願いが叶うように結果が得られるように神様に願いをかけ、加護が受けられるように祈る事を祈祷と…
皆さま 以前、当ブログでは憑き物信仰について論じましたが、これを精神医学の観点から見たときには「病的な状態」であり、治療の対象になります。 今回は憑き物信仰や…
皆さま 皆さまは、自分の家系を調べてみたことはありますでしょうか。 分かる範囲でいいのですが、母方、父方を遡ってみると意外なことが分かるかもしれません。 今回…
皆さま 伏見稲荷大社は稲荷山と呼ばれる東山連山の1つを中心に、現在は神道の神殿と無数の祠から構成されている稲荷信仰の総本宮です。 明治の廃仏毀釈までは稲荷本願…
皆さま 神社は初宮参りや七五三などの人生儀礼、お寺はお葬式や法要などの死に関わる儀礼というように、神と仏の両方にまたがって儀礼を行うことがあります。 今回は、…
皆さま 今回は仏式の祈りの方法についてお話をいたします。 よろしくお付き合いくださいませ。Q.願望達成のための祈りとして、神、神社にお願いする方法をご教示いた…
皆さま このシリーズも結構長くやっていまして、おかげさまで人気を博すようになっています。 私たちが扱っている情報は文献や史料に載っていない内容が多く、裏付けと…
皆さま 祈りと言っても、自分や愛する人、身近な他者の幸せ、安寧を祈るモノばかりとはかぎりません。 人間の社会でいう道徳律と神仏の道理というものが違ってくる場合…
皆さま私たちは、四国を拠点にしている個人の巫師ですし、特定の組織に属してもいませんし、教理・教義などとも無関係な存在です。 ですが、私たちの場合、神さまのお使…
皆さま 出雲の神社には、どういうわけか稲荷が祭られていることがあります。 摂社、末社の形ではありますが、境内に必ずと言っていいほど稲荷社があるのです。 今回は…
皆さま 陰陽道自体は明治時代に入って消滅し、表舞台から姿を消しました。 ですが、陰陽道は神道や仏教とも関連性があって、逆に陰陽道へ影響を与えた神道の流派もあり…
皆さま つぎに、神社参拝の作法についてお話しいたします。 これも基本的な内容になりますが、最近は神社で合掌したり、境内でものを食べたり、大声で談笑したり、聖域…
家の中に聖域を作るQ.願望達成のための祈りの方法については以前ご教授いただいたのですが、今回はさらに掘り下げてお話いただけますか。A.願望を達成するという以前…
皆さま。 今回は「霊感、霊能、霊媒体質」についてお話しします。 まず、大原則を先に書いておきます。私たちは「目に見える現実の世界」から逃げ出さないことが肝心で…
皆さま 今回は「祈りの力」がもっている性質についてお話しいたします。 よろしくお付き合いくださいませ。Q.「超能力」を研究対象にしている研究分野についてお話し…
正一位 伊豫稲荷神社 皆さま 私たちの氏神さまは稲荷大神です。京都の伏見稲荷大社が総本宮になっていますが、いつもお参りに行けるわけではありません。 ですが、近…
皆さま 今回は、海の神さまであることがよく分かる、長崎県対馬市にある海神神社のことをお話しいたします。よろしくお付き合いくださいませ。 由緒:本社は、延喜式神…
皆さま 私たちとご縁のある神さまは、稲荷大神と海神さまです。 稲荷信仰については事あるごとにお話ししてきましたが、海の神さまとのつながりについては詳しいことは…
皆さま 陰陽道に関する連載記事が好評のようなので、さらに深掘りしていきたいと思います。今回は、裏陰陽師についてまとめてみたいと思います。 よろしくお付き合いく…
皆さま 神仏の学びとは人間として、どう生きるか、人間とは何かという根源的な問いから始まります。人間に生まれた以上、不幸は付きまといます。不幸を幸福に変える力も…
皆さま 巫師の世界については、地域によって異なるスタイルがあるように思います。今回は、四国の巫師の活動についてより踏み込んだ話をいたします。 よろしくお付き合…
皆さま 私たちの親神様は先祖代々、稲荷神さま(母神)と海神さま(父神)と決まっております。 お稲荷様とのご神縁は深く、いつも私たちの進むべき道をやさしく照らし…
皆さま 今回は安倍晴明と稲荷信仰との関係にスポットを当て、表向きに広まっている話と「裏の話」を織り交ぜながら進めてまいります。 よろしくお付き合いくださいま…
皆さま 祓いの現場では、生霊、死霊、動物霊などの想念体による憑依現象の解消が行われます。これらの多くは人が生み出した感情の塊が魔物化したものであり、あるいは亡…
皆さま 私たち一族は、巫術(神占 禁厭 祈祷を統合した呪術体系)に関わっていますが、その一方で意識に関する心理学的な探求も行っています。この場合、物質主義的な…
皆さま 巫師の世界に入るためにどのようなプロセスがあるのでしょうか。 人により入門に至る経緯は異なりますが、基本的には「血筋」がとても重要です。特に、先祖代々…
皆さま 神や仏と呼ばれるものが実在するかどうかは形而上学的なテーマになりますから、それを科学的な手続きを使って実証することはできません。 しかし、人間は自然現…
皆さま 神道と仏教は、神と仏を調和させ同一視する思想である神仏習合(しんぶつしゅうごう)によって共存していた時代がありました。明治時代の神仏分離令は、神道の…
皆さま 加持祈祷に関わっている者の立場から見て、神と仏、神と人を繋ぐ者の世界、死と死後の問題、人と自然との関係などについてどのようにとらえているのか、世間に…
皆さま いわゆる現世利益について、日本の宗教文化ではどのようにとらえられているのかについて考えてみたことはありますか? たとえば、神道は日本独自の宗教であり…
愛する肉親を失い、悲しみに暮れているときにその人が幽霊になって現れ、守護霊として護ってくれるというストーリーは、映画でもしばしば取り上げられているテーマです。…
皆さま 信仰とは何か?何故、人は神さまを求め、頼るのか、知りたがるのか。 難しく考えれば、いつまで経っても答えは出ません。 今回は、私自身の経験から言えること…
皆さま 神社が今のように常設の神殿を持つようになったのは神道の歴史の中では比較的新しく、7世紀後半、天武天皇の時代からの話です。 681年、天武天皇は畿内およ…
皆さま神社仏閣巡りを「旅」、「観光」として楽しむことは大いに結構なことだと思います。全国各地の社寺を色々と巡る旅は趣味としてもとても楽しいし、リラックスできま…
皆さま 今回は、稲荷大神及び稲荷信仰と日本に伝来した仏教との関係について踏み込みます。かなりディープな話になりますが、人の信仰や祭祀にまつわる深層心理学的なテ…
皆さま 今回は、秦氏の信仰に関係の深いとされるもう一つの信仰、八幡神について考察を加えたいと思います。 最初にお断りを入れておきますが、このブログでは学術的…
遠い先祖は神様、近い先祖は仏様、そのように聞いて私たちは育った、遠い遠い神様は今も私たちを生かし続けている、ふるさとの山河だった(大石武 2004「島の故事探…
皆さま 前回は、秦氏の祀った神々の中には、稲荷神、八幡神というように全国に数多くの神社が建っているものが多いことを見てきました。このような神さまをお祀りするに…
稲荷と狐の関係ですが、稲荷信仰では、狐は稲荷大神の神徳を人々に届け、人々の願いを稲荷神に伝えてくれる「メッセンジャー」としての役割を持っていると理解されていま…
稲荷信仰の形成 私たち一族は、先祖代々、お稲荷さまをお祀りしています。氏神神社として伊予稲荷神社にしばしば参拝しております。 伊予稲荷神社の楼門 他に先祖とご…
皆さま 人の心には明るい面と暗い面があります。明るい心は嬉しい、楽しいと感じる自分。暗い心は怒りや憎しみ、悲しみに満ちあふれている自分。生きている限り、私たち…
このブログでは、四国に実在するシャーマンと彼らの行う霊的、呪術的な実践に着目した記事をメインテーマの1つとして取り上げています。これは霊性発現あるいは霊的危機…
初詣は、その年の最初に寺社へ参拝することを指します。一般的には、1月1日~3日の三が日の間に訪れる方が多いようです。ですが、三が日にこだわる必要は必ずしもあ…
年頭の挨拶に代えて:霊性の時代を切り拓く・私たちの目指す「神への道」とは
この木を見よこの木は何によって生かされているか分かるか天を見よ日の光が木に降り注いで木は枝葉を伸ばし、すくすくと育っている大地を見よ木は大きく根を張って大地か…
スピリチュアリティ(霊性)を測る:市井の人々の自己実現と超越とは?
秦霊性心理研究所 所長 はたの びゃっこ みなさん、こんにちは。 今年のまとめ的な話をしておきます。私はこれまで霊性の研究と実践の両方を行ってきました。霊性…
現代の呪術師たち:巫覡・シャーマン型霊能者・呪術関係者たちの活動
秦霊性心理研究所 所長 はたの びゃっここんにちは。 私の話は一回休みでしたが、その間に麗月によるとてもディープな話が出てきたので、面食らった方もいらっしゃる…
こころの合理的機能(日常性)と非合理的機能(非日常性)のバランスをとること
秦霊性心理研究所 所長 はたの びゃっこ 皆さんこんにちは。 SNSでスピリチュアル系のサイトやイベントを眺めてみて思ったことがあります。 それは理論的な枠組…
皆さま 生きている人の念はときとして生霊化しますが、死者の場合はどうなるのでしょう? 無縁の念とは浮遊霊、地縛霊など「この世」に留まり続ける霊魂の事です。地縛…