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皆さまもし、あなたの願いが今日すぐに叶ったなら―― それは本当に、あなたの人生を幸せにするでしょうか。私のもとには、「どうしても叶えたい」という切実な祈りが…
皆さま静寂の中に、一際まばゆい陽の光が差し込む瞬間があります。それが、今日、夏至の日です。この日、太陽は天の頂に昇り、世界は一年で最も長い昼を迎えます。私は巫…
【2025年7月5日】「地震予言」社会現象化の正体――いま私たちに問われるもの
皆さま7がつも目前に迫り、世の中に妙な緊張感が漂っています。 SNSやニュースだけでなく、普段は防災に無関心な人までが「7月5日」「地震予言」という言葉に…
皆さま いまや社会は「心理学コスプレ大会」の真っ最中です。 書店の自己啓発コーナーには、“心理学”を冠した本の仮装行列。 SNSでは「心理学的に言えば…
皆さま香川県の山中に、「喝破道場」と呼ばれる廃墟があります。桜の名所として親しまれてきた日盛山の頂上に、今は使われなくなったコンクリート建物が取り残されていま…
“科学的に正しい”の呪い――あなたの現実、それで本当に救われますか?
皆さま なぜ、スピリチュアルや自己啓発は“科学の仮面”をかぶりたがるのか? SNSを眺めていると、 「科学的に証明された幸せの作り方」「最新の脳科学で夢が叶う…
出雲大社に“呼ばれる”とは何か──恋愛マーケティングと伝統祭祀のあいだで考える
皆さま。 最近、出雲大社に「呼ばれた」「いや呼ばれない」とSNSでざわついているのをご存じでしょうか?「神様にもフラれる時代か…」なんて冗談も耳にします。近年…
皆さま水無月──六月という名には、どこか霊的な響きがあります。 「水が無い月」と書きながら、実際には梅雨に包まれ、水に満ちる季節。けれど「無」は、古語で「の」…
皆さま食卓を囲むたび、心のどこかで「いただきます」と手を合わせる瞬間があるのではないでしょうか。 一見なんでもない日常の所作ですが、私はこの小さな祈りの中に、…
「秦氏=ユダヤ人」説を斬る:日ユ同祖論の幻想と日本古代史の現実
皆さまなぜ「日ユ同祖論」が現代でも広がり続けているのでしょうか。「日ユ同祖論」とは、日本人や日本の特定氏族が古代ユダヤ人、いわゆる“失われた十支族”の末裔であ…
皆さま2025年6月、日本の観光業界に静かな波紋が広がっています。 「7月に日本で大地震が起こる」という噂が香港のSNSや動画サイトで急速に拡散し、実際に日本…
前向きじゃなくていい――利他と癒しに消耗した私たちの「しぶとい生」
皆さま「前向きに考えなさい」「ネガティブはよくない」「人のためになることをしなさい」。 子どもの頃から何度も耳にしてきた言葉です。気づけば、社会のあらゆる場面…
マインドフルネスの空虚と危うさ――“癒しの産業”に取り残される声
皆さまマインドフルネスは、いまや社会の常識のようになりました。 職場のメンタル研修、学校教育、SNSの「#今ここ」チャレンジ――あらゆる場所で「呼吸しまし…
皆さま誰もが仮面をかぶって生きています。 「いい人ですね」と言われるたびに、心のどこかが削れていくような感覚が残る。周囲の空気を読み、家族や職場の期待に応えよ…
麗月より:祈っても救われない夜を越えて――亡き人と出会う夢が魂に遺すもの
皆さま「祈っても救われない」「どれだけ願っても、現実は何も変わらない」――。 誰にも話せない苦しみや、夜ごと胸を締めつける孤独の重さを、抱えて生きている人…
皆さま家族との葛藤や断絶は、決して特別な人だけのものではありません。それは誰もが人生の中で、一度は直面し得る課題です。 誰もが家族に恵まれているわけではありま…
皆さま夜更け、誰もいない部屋で祈りを捧げていると、ふと「本当にこの祈りは届いているのだろうか」と不安になることがあります。 心の底から願い、何度も祈りを重ねて…
皆さま梅雨に入ると、空がどんよりと曇り、雨が続く日々が訪れます。窓の外の景色もどこか重く、心身にも微妙な変化が現れる季節です。体がだるい、気分が晴れない、いつ…
皆さま「今日はなんだか、ついていないな」。そんなふうに感じる日がありませんか。たまたま運が悪いだけ、と片づけるには、妙な重さや、言葉にできない違和感がまとわり…
──「神に祈れば救われる」と信じていた人へ皆さま「これだけ神様にお願いしているのに、どうして何も変わらないのですか?」これは、霊的な相談を受ける中で非常に多く…
怒りを“聴く”という祈り:癒されなかった怒りに巫師が向き合う
皆さま「怒りは魂の叫びです」「その苦しみは、あなたの波動の乱れかもしれません」「思考を変えれば感情は変わります。それは認知の歪みです」 こうした言葉を、皆さん…
皆さま 「最近、ずっと心が重たい」「特に悪いことが起きたわけでもないのに、疲れが抜けない」こうした言葉を口にする方が、最近、少しずつ増えてきております。 仕事…
ポップ化されたアドラー心理学を疑う:本当にアドラーはそんなこと言ったのか?
皆さま 現在、私が企画している新著の執筆をしている中で、構成案から外した研究者の学説がいくつかあります。 その中の一人がアルフレッド・アドラーです。 紙数の制…
あなたは「自己肯定」しなくても大丈夫:心理学から見つめ直す“自己を整える”という生き方
皆さま「あなたはもっと自己肯定感を高めるべきです」「自己肯定感が低いから、人間関係がうまくいかないのです」このような言葉を、最近ではよく耳にするようになりまし…
【出版企画】日本的霊性とは何か?(2):「あるがまま」を生きる祈りのかたち
皆さま 生きづらさに直面したとき、私たちは「どうにかしなければ」と焦ってしまいがちです。 ですが、日本的霊性が教えてくれるのは、「変えようとすること」よりも「…
【出版企画】日本的霊性とは何か?(1):日本人が忘れかけている祈りの感性
皆さま 今回の出版計画の中で一番コアになる部分のドラフトを書いています。 まだ完成版とは言えない状態です。 基本的には、当ブログの過去記事をリライトしています…
【出版企画】自己実現と自己超越(3):死を超え「道」として生きる
自己実現と自己超越(3):死を超え「道」として生きる 皆さま人生の午後に差しかかるとき、私たちは必ず「死」というテーマと向き合うことになります。老いていくこと…
皆さま✦ 令和七年 五月五日 ✦この日は、ただの祝日ではありません。五節句の一つ「端午の節句」と、季節の節目を告げる「立夏」が重なる、陰陽が交差する稀なる一日…
【出版企画】自己実現と自己超越(2):日常にひらく自己超越の扉
皆さま 新著出版企画のキーワードの一つ、自己実現と自己超越に関するドラフトをさらに書き進めました。 過去記事では過激なことを書いていますが、日常生活における「…
皆さま 当ブログの記事をベースにした出版企画が進行しております。 『“生きづらさ”を超えていく本――新著『日本的霊性に基づく自己超越の道しるべ』構成案を公開…
皆さま人は、何かにすがりたくなるとき、つい外へと祈りを向けます。神に、仏に、誰かに――。けれど、本当にたどり着くべき祈りの終着点は、外ではなく、あなた自身の中…
皆さま このような経験はありませんか?朝、なんとなく目が覚める。眠れなかったわけでもないのに、体が重い。予定は埋まっているはずなのに、やる気が出ない。「このま…
麗月より:夢に宿る魂の言葉 ― 神仏の象徴から運命を読む方法
皆さま誰にも知られずに見る夢――けれどその中には、あなた自身も気づかない魂の叫びや、神仏からの密やかなメッセージが宿っていることがあります。 白い動物、数字、…
“生きづらさ”を超えていく本――新著『日本的霊性に基づく自己超越の道しるべ』構成案を公開
皆さま いつもご訪問くださりありがとうございます。 当ブログで投稿してきた記事をベースにして、これを書籍化するプロジェクトが始動しました。 私たちは、これまで…
【麗月よりお知らせ】 :ブログジャンルとタイトルを変更しました。
【お知らせ】ブログジャンルとタイトルを変更しました。── 心に届く言葉を、これからも。皆さま 麗月です。いつもこの場をお訪ねくださり、静かに見守ってくださって…
麗月より:信仰と観光の違い ― 遊びの延長では願いは届かない
皆さま 麗月です。「神社めぐり」が、静かなブームとなって久しい時代。御朱印帳を手に、各地を旅する人が増えています。美しい社殿、神秘的な森、清らかな空気――その…
麗月より:まじないは魂が真剣であってこそ ― 禁厭の心得 ―
皆さま麗月です。 日々の中で、ふと「何かがうまくいかない」「気持ちが乱れている気がする」――そんな感覚を覚えたことはありませんか? 目には見えなくとも、私たち…
麗月より:蓮のように咲く祈り ― 願いを届ける方法と清めの作法
麗月より:蓮のように咲く祈り ― 願いを届ける方法と清めの作法皆さま麗月です。 本日もご縁をいただき、心より感謝申し上げます。 人は誰しも、人生の中でふと立ち…
麗月より:自然と神と動物と ― 万物は神であり動物は神使である
皆さま麗月です。 今日も魂の道を歩むあなたと出会えたご縁に深く感謝いたします。 私たちが“神”という言葉を知るよりも前――この国の祖先たちは、山に神を見、海に…
麗月より:真の信仰と慈悲の実践 ― 魂を磨くのは、他人ではなく自分自身
皆さま 麗月です。本日も、魂の道を歩むあなたと出会えたご縁に、深く感謝いたします。 この世界には、無数の「信じる形」があります。神社仏閣を巡る人もいれば、宗教…
皆さま 麗月です。 本日もご縁をいただき、心より感謝申し上げます。 私たちは皆、「自分の人生とは何なのか」「なぜこのような出来事が起きるのか」と問いながら、生…
麗月です。皆さまへ謹んで申し上げます。私たちは目には見えない“魂”を抱いてこの世に生まれてきます。その魂の本質はただ漠然とした光ではありません。水のように流れ…
皆さま 現代という波のような日常の中で、私たちはふとしたことで心を乱し、誰かを責め、自分を責め、やがて“本当のわたし”を見失ってしまうことがあります。 けれど…
出雲に稲荷がいる理由:古社の背後に祀られた“もう一つの神”──霊的構造から読み解く稲荷の真の役割
皆さま 私たちは令和7年3月に、出雲地方へ代参の仕事で巡礼を行いました。出雲大社、日御碕神社、佐太神社、神魂神社、須佐神社、熊野大社──出雲の古社を巡る中で、…
占星術は非科学的だから信じる人は知能が低い? ──“科学的評価”の不毛さを見つめてみる
🌟占星術は非科学的だから信じる人は知能が低い?──“科学的評価”の不毛さを見つめてみる 皆さま今日はちょっと話題になった「占星術と知能」に関する記事をきっか…
田和山遺跡と“空白の祭祀”──封じられた斎場の記憶|出雲の神域に眠る贄と祈り
皆さま 田和山遺跡は島根県松江市の中心にある小高い丘です。この地を初めて訪れたとき私は静かに目を閉じました。 風の音が耳に入ります。土のぬくもりが足元から立ち…
皆さま春の陽気がやわらかに満ち、大地の息吹がふくらみはじめるころ――わたしたちは、ふと立ち止まり、目には見えぬ世界の鼓動に耳を澄ませたくなるのです。清明(せい…
星の門巡礼記 ― 物部神社にて ~麗月、封じられし門に立つ~
皆さま 新シリーズとして「麗月の記憶」と題した連載記事を始めます。神社を巡る中でふと呼び覚まされた、“魂の記憶”を綴ってまいります。 よろしくお付き合いのほど…
神社は観光地なのか──和多都美神社の“立ち入り禁止”が示す信仰の危機
皆さま 長崎県・対馬にある和多都美(わたづみ)神社が、2025年3月23日をもって、氏子・崇敬者以外の境内立ち入りを禁止しました。 さらに、海中鳥居を含む建造…
信仰とは「心をつなぎ直す力」──神社・仏教・深層心理から読み解く日本人の祈り
皆さま 「あなたは信仰心がありますか?」 そう尋ねられて、即座に「はい」と答える人は、今の日本ではあまり多くないかもしれません。 むしろ、「特に信仰はない」「…