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今日登場するのはフェロカクタス属の「真珠」です。私が初めてサボテンの実生をした苗で、30年生になります。親苗は五十鈴園さんから入手したもの。親苗とともに温室内で管理していましたが、刺は黒カビに悩まされ、球体はさび色の茶膜ができやすく、美しく育てるのが困難なサボテンでした。3年前に通風型栽培室に移動し、それ以来黒カビや茶膜に悩まされることがなくなりました。画像の通り球体の上三分の一は美しく育っていま...
九州サボテンクラブ主催『サボテン・多肉植物展』2025年4月15日〜戦利品の植え替え
九州サボテンクラブ主催『サボテン・多肉植物展』in福岡市植物園近年人気が高まっているサボテン・多肉植物約200鉢を展示します。アガべ・コーデックスなどマニア向けの展示・販売もあり、栽培相談のコーナーもあります。◆4月15日(火)~19日(土...
一時は大変人気のあった銀冠玉錦。その後一時のブームは落ち着いているようですが、アマチュア栽培家の私はそんなことには関係なく良い斑模様の苗を求めて毎年実生を続けています。種子採取用の親苗たちです。実生10年生の袖台接ぎ降し苗です。銀冠玉錦は斑の境界がぼけた苗が多いですが、これらの苗は境界がはっきりとした親苗の種子をヤフオクで入手し実生選抜したものです。下の画像はこれらの親苗間で交配し、得た種子を実生...
アデニウム・アラビカムTDD(Adenium Arabicum Tiny Ding Dong)アデニウム・アラビカムTDD(Adenium Arabicum Tiny Ding Dong)です。2024年6月播種です。10ヶ月経過しました。...
多肉植物の植え替え㉝2025年4月(Pachypodium lealii x saundersii)
パキポディウム・レアリーxサンデルシー(Pachypodium lealii saundersii)パキポディウム・レアリーxサンデルシー(Pachypodium lealii saundersii)2023年2月実生。2年でまるまる太って...
パキポディウムとアデニウムの種蒔きパキポディウム・ミケア(PACHYPODIUM MIKEA) 5パキポディウム・エブレネウム(Pachypodium Eburneum) 5パキポディウム・フィヘレンセ(Pachypodium fihere...
黒星病の原因や発生しやすい時期アデニウムの黒星病は何が原因で発生するのでしょうか。経験をふまえ主な原因や、発生しやすい時期を解説していきます。原因はカビ(糸状菌)です黒星病の原因は糸状菌というカビの仲間です。カビの一種だけあって、湿度の高い...
多肉植物の植え替え㉜2025年3月(Matelea cyclophylla)
マテレア・シクロフィラ(Matelea cyclophylla)マテレア・シクロフィラ(Matelea cyclophylla)です。最大の特徴は塊根部です。ひび割れたコルク質で、成長するに従って白みがかった色に変化していきます。メキシコ原...
冬に発芽したクラッスラ・ウンベラ、通称ワインカップです。 1mm程の極小双葉で、よく見ないと発芽に気が付かないレベルです。 発芽率も低く、実生難度の高い高級多肉なので、枯らさないよう大事に育てていたのですが・・・ 消えてしまいました・・・なぜだ。 原因を突き止める為に、愛用のルーペで痕跡を探してみたところ・・・ 発見しました。 肉眼では視認困難なレベルの小さな塊根です。 直径は1mm足らず。 萎れてもいませんし、カビてもいません。 色も綺麗な緑色です。 葉は枯れているものの、塊根部は健康なように見えます。 もしかすると、このサイズで休眠して夏越しするのでしょうか。 もう1つの塊根も発見しました…
多肉植物の植え替え㉘2025年3月(Euphorbia polygona)
ユーフォルビア・ポリゴナ(Euphorbia polygona)2023年2月播種のユーフォルビア・ポリゴナ(Euphorbia polygona)です。ちょうど2年経ちました。日光が足りてないのか寸胴です。上に膨れてくれてば良いのですが・...
多肉植物の植え替え㉗2025年3月(Euphorbia canariensis)
ユーフォルビア・カナリエンシス(Euphorbia canariensis)墨麒麟ユーフォルビア・カナリエンシス(Euphorbia canariensis)墨麒麟の実生ですが昨年上をカットしてそのままだったのですが植え替えをしました。ユー...
多肉植物の植え替え㉕2025年3月(Euphorbia inermis)
①ユーフォルビア・イネルミス(Euphorbia inermis)九頭竜ユーフォルビア・イネルミス(Euphorbia inermis)九頭竜です。2年ぶりの植え替えです。下の方の長い茎は2本取りました。根はこんな感じです。深鉢からプラ鉢に...
多肉植物の植え替え㉔2025年3月(Aloe melanacantha ssp. Erinacea)
アロエ・エリナケア(Aloemelanacantha ssp. Erinacea)アロエ・エリナケア(Aloe melanacantha ssp. Erinacea)成長遅い。流石にドルステニアが邪魔になってきたので植え替えします。鉢から抜...
多肉植物の植え替え㉓2025年3月(Euphorbia pulvinata)笹蟹丸
ユーフォルビア・プルビナータ(Euphorbia pulvinata)笹蟹丸ユーフォルビア・プルビナータ(Euphorbia pulvinata)笹蟹丸を植え替えしました。抜いてみると、根の方はこんな感じです。子株は殆どが根が出ていて独立さ...
多肉植物の植え替え㉒2025年3月(Dorstenia foetida Monster)
ドルステニア・フォエチダモンスター(Dorstenia foetida Monster)ドルステニア・フォエチダモンスター(Dorstenia foetida Monster)です。木質化してかなりの古株です。抜いてみると、根の方もしっかり...
多肉植物の植え替え㉑2025年3月(Euphorbia fish bone)
ユーフォルビア・フィッシュスケール(Euphorbia fish bone)ユーフォルビア・フィッシュスケール(Euphorbia fish bone)植え替えました。根っこは、思いの外細く、人参のようです。少し大きめの鉢に入れ替えました。...
ユーフォルビア・紅彩閣の赤黄コンビです。 ユーフォルビアにしては珍しく、冬に元気になる品種です。 厳冬期の今の時期に花を咲かせております。 ユーフォルビアの多くは雌雄別株で、交配させるには雄株と雌株が必要となります。 この赤株と黄株は両方とも雌株でしたので、残念ながら交配はできませんでした。 こちらも冬に元気なポリゴナです。 ・・・花粉満載の雄花が満開ですねー。 ・・・。 品種は違うものの、雄花と雌花が揃いましたねぇ。 で、筆でこしょこしょやったのが2週間ほど前。 現在、子房が膨らんでいます。 めでたく結実したようです。 黄刺の方も全部結実しています。 ユーフォルビアは結実しやすいのでしょうか…
多肉植物の植え替え⑳2025年3月(Pachypodium brevicaule subsp. leucoxanthum)
パキポディウム・レウコキサンツム(Pachypodium brevicaule subsp. leucoxanthum)パキポディウム・レウコキサンツム(Pachypodium brevicaule subsp. leucoxanthum)...
多肉植物の植え替え⑲2025年3月(Dyckia Red devil)
ディッキア・レッドデビル(DyckiaRed devil)ディッキア・レッドデビル(Dyckia Red devil)、子株が押さえつけられて葉が折れているので、そろそろ植え替えせねばと思いはや1年。やっと植替えと株分けをしていきます。子株...
多肉植物の植え替え⑱2025年3月(Aloe boylei)
二頭のアロエ・ボイレイ「Aloe boylei」グラスアロエの一種のAloe boyleiです。草アロエと言われる品種です。未詳より10年以上が経過しております。昨年植え替えてなくて、すこぶる元気がなかったです。枯れてるねは全部整理しました...
多肉植物の植え替え⑰2025年3月(Dyckia ‘Pallada Gold’)
ディッキア・パラダゴールド(Dyckia 'Pallada Gold')Dyckia 'Pallada Gold'子株がうじゃうじゃしだしたので株分と植え替えを行なっていきます。子株はだいたい2年ほど...
多肉植物の植え替え⑯2025年3月(Pachypodium rosulatum var. gracilius)
パキポディウム・グラキリス(Pachypodium rosulatum var. gracilius)2024年8月播種のパキポディウム・グラキリス(Pachypodium rosulatum var. gracilius)発芽難種子。2つ...
多肉植物の植え替え⑮2025年3月「Aloe cryptopoda」
アロエ・クリプトポダ「Aloe cryptopoda」アロエ・クリプトポダ「Aloe cryptopoda」は、2015年6月播種で、もう少しで10年になります。鉢の下からも根が出てますし、鉢の上の部分も根が回っています。下の鉢の土の中に潜...
多肉植物の植え替え⑭2025年3月(Ledebouria concolor)
レデボウリア・コンカラー(Ledebouria concolor)レデボウリア・コンカラー(Ledebouria concolor)はケープバルブの一種で塊根というよりも球根です。毎年株分をしないと大変なことになる品種です。鉢から抜き出した...
多肉植物の植え替え⑬2025年3月(euphorbia tirucalli )
ユーフォルビア・ティルカリー(euphorbia tirucalli)2023年2月播種のユーフォルビア・ティルカリー(euphorbia tirucalli)です。25個発芽したんですが、2年経過して10個しかなくなっています。鉢から抜い...
多肉植物の植え替え⑫2025年3月(Adenium arabicum)
アデニウム・アラビカム(Adenium arabicum)2013年6月播種の今年12年目のアデニウム・アラビカム(Adenium arabicum)です。鉢から抜くと、根もパンパンでした。根をほぐすとこんな感じです。ある程度根を整理して、...
多肉植物の植え替え⑪2025年3月(Ceraria pygmaea)
ケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)ケラリア・ピグマエア(Ceraria pygmaea)2024年6月播種です。18粒あって少しずつ減って12個ありますが3〜4個はもう既に枯れそうな感じです。ケラリアは今回初めてタネから...
多肉植物の植え替え⑩2025年3月(Agave victoriae reginae)
アガベ・笹の雪(Agave victoriae reginae)アガベ・笹の雪(Agave victoriae reginae)長葉タイプ。子株を取り除いて株分けしました。5つ子株がありました。小さすぎる物は破棄しました。ドルステニア・フォ...
多肉植物の植え替え⑨2025年3月(Adenium obesum)
アデニウム・オベスム(Adenium obesum)アデニウム・オベスム(Adenium obesum)2015年6月播種の株です。10年経つとは思えないほどの小ささで、しっかりしまった株になっております。鉢からなかなか抜けなくて、下に根が...
多肉植物の植え替え⑧2025年3月(Adenium somalense)
アデニウム ソマレンセ Adenium somalenseアデニウム ソマレンセ(Adenium somalense)2023年6月播種した株です。昨年一本伸びだった茎をカットして。2〜4本枝が出た状態です。室内管理だったので、落葉はギリギ...
多肉植物の植え替え⑦2025年3月(Pachypodium rosulatum subsp. rosulatum)
パキポディウム ロスラーツムPachypodium rosulatum subsp. rosulatum2022年7月播種のロスラーツムです。2号から3号鉢に植え替えました。パキポディウム・レアリー✖️サンデルシーPachypodium l...
多肉植物の植え替え⑥2025年3月(Adenium Super red MIX)
Adenium Choco X Super redアデニウム・チョコ(Adenium Choco)X スーパーレット(Super red)アデニウム・チョコは、ブラウン系のボディーで、スーパーレッドは赤系のボディーなので、赤茶になると嬉しい...
多肉植物の植え替え⑤2025年3月「Hechtia texensis」
ヘクチア・テクセンシス Hechtia texensis2022年8月播種のヘクチア・テクセンシス Hechtia texensisです。2回目の植え替えです。同日播いたヘクチア・ラナータ Hechtia lanatらしきものが1つ混ざって...
多肉植物の植え替え④2025年3月(Agave titanota ‘Blue’)
アガベ チタノタブルー Agave titanota 'Blue'「Agave titanota 'Blue'」2022年4月に実生したものです。中々葉が増えてくれません。外管理では、マンションのベラ...
多肉植物の植え替え③2025年2月(Pachypodium rutenbergianum)
パキポディウム・ルーテンベルギアナム(Pachypodium rutenbergianum)パキポディウム・ルーテンベルギアナム(Pachypodium rutenbergianum)実生5年目。昨年は鉢増しのみで、2年ぶりに植え替えをしま...
多肉植物の植え替え②2025年2月「Adenium arabicum King Kong」
アデニウム植え替え Adenium arabicum King Kongアデニウム アラビカムキングコング(Adenium arabicum King Kong)アデニウム ゴッジ x MKMK(Adenium arabicum Godji...
多肉植物の植え替え①2025年2月「Pachypodium gracilius」
パキポディム・グラキリスの植え替え2025年植え替えがスタートしました。気温の方は、まだ安定はしていませんが、最高気温が10度下回ることはもうなさそうです。現状、葉はまだ展開していませんが、根が動きがしている模様。空いた時間にちょこちょこし...
家の中で一部の実生苗を育てています。 最初は外で育てていたのですが、双葉から本葉がでないまま冬に突入してしまい、外で冬越しするのが難しそうだったので室内管理にしました。 何かに食われたのでしょうか。 基本的には腰水&ライトをあてています。 ライトといっても皆さんが使っているような立派なものではなく、勉強用の卓上ライトを使っているだけです。 家の中は20℃くらい保たれているので、外より成長が早いですね。 大きな多肉は外で育てるのが良いのですが、実生のまだ小さいものなんかは室内で育てるのも良さそうですね。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村
ビカクシダ2種類、P.ベイチー(Platycerium veitchii)とP.ウィリンキー(Platycerium bifurcatum ssp. willinckii)の胞子培養を始めた記録
クラッスラ・ウンベラ、通称ワインカップが開花しました。 まだ蕾のようにも見えますが、これで満開です。 じみ~な花なので、正直、鑑賞価値はありません。 鑑賞価値は無くとも、自家受粉で種子を作ってくれるので、実生好きな私にとっては待ちに待った開花だったりします。 花びらが小さく丸まっているので、花というより実のようにも見えます。 メシベとオシベが飛び出していて分かりやすいのはありがたいです。 多肉の花って、メシベどこだよ?って花も多かったりするんです。 受粉させてから1ヶ月くらいで収穫できるので、1ヶ月後が楽しみです。 ワインカップは発芽率が低く、去年は条件を色々変えて蒔いてみましたが、最終的に発…
10月に蒔いたリトープス・麗虹玉です。 発芽してから4ヶ月程になります。 現在は鮮やかな緑色のビーズのような姿で、ツヤピカしていて状態は良さそうです。 こちらが今は亡き親株です。 子供にも同じような模様が出てくれると嬉しいです。 リトープスの実生は初めてなので、どう成長していつ模様が出てくるのかも楽しみです。 真ん中から本葉が出てくるのか、1年目で脱皮するのか。 同じ鉢に蒔いたコノフィツム・レガレです。 麗虹玉が1週間程で発芽したのに対し、こちらは3週間~1ヶ月で発芽しました。 麗虹玉と同じ環境で育てても光が強すぎるのか、こちらは赤っぽくなっております。 同じメセン類でも品種によって随分と違い…
2013年春に実生したストロンボカクタス属の「菊水」。一人前の大きさに育っています。前半の二本は「白花」、後半の二本は「赤花」の菊水です。実生当時はこのサボテンの実生の独特の要領が分からず、苦労しました。種子や幼苗が微小で、普通の他のサボテンのように扱うとすぐに消えてゆきます。結局のところ、「播種してから三年間植え替えず、播種する用土はそれを前提に構成する。」ということに落ち着きました。具体的な播...
いや~そろそろ、日本パキラ協会みたいなところからお𠮟り受けそうなんですけど…(そんな協会存在しない) ついこの間双子パキラをダイソーで見つけて、2つもお迎えし…
パキポディウム・エブレネウムと恵比寿笑い(ブレビカウレ)の見分け方
パキポディウム・エブレネウムです。 葉が8割方落ちました。 葉が落ちるのは例年より少し遅いですね。 今年は残暑が厳しく、寒くなるのが遅かった為かと思われます。 この葉っぱ、キョウチクトウにそっくりだなと思っておりましたが、それもそのはず、パキポディウムはキョウチクトウ科なんですね。 とすると、葉は有毒なのかもしれません。 検索してみると、やはり毒があるとの事でした。 ペットを飼っているお宅では誤食しないように注意する必要がありそうです。 葉が落ちても鑑賞価値が下がらないのがパキポディウムの魅力です。 むしろ魅惑のボディが見やすくなります。 真珠光沢のトゲトゲボディが美しいです。 去年の10月の…
こちらは初春に実生したブルゲリです。 なぜ片隅に固まっているかというと、更地になっている場所にはワインカップの種を蒔いたからです。 100粒ほど蒔いたのですが、発芽したのは2つだけで、その2つも夏に乾燥させすぎて枯らせてしまいました。 いつもなら発芽しなかった鉢は半年ほどで処分していたのですが、この鉢はブルゲリが育っていたのでそのままになっておりました。 この更地、先日気付いたのですが・・・ ビックリ、発芽してますね。 蒔いたのが2月ですから、10ヶ月経ってからの発芽です。 処分しなくて良かったです。 あらためて目を皿のようにして探してみるともう1つ発芽しているのを発見しました。 1年近く過ぎ…