メインカテゴリーを選択しなおす
およそ35年前に五十鈴園さんから購入したユーベルマニア属の「ペクチニフェラ」二株です。両苗とも球体の直径は12cm程度です。ずっと扁平な形状を保ってきましたが、画像左側の苗は最近やや縦長になってきました。もともと球体色は緑色がかったものと赤みがかったものとがあったのですが、最近は両者とも赤みが強い球体色になり色での区別がつかなくなりました。昨年から温室内の一番陽光が当たる場所に置いていますので、サ...
今年の春は早い。いよいよ本格的な春が現実的なものになってきました。温室内にずっと住み着いているツルビニカルプス属のサボテンたちが開花し始めています。<昇竜丸> 30年以上前に五十鈴園さんから入手したもの。昇竜丸にしては珍しい6頭立ての群生株に育ちましたが、5年ほど前に主頭が枯れ、子株たちを挿し木して育てています。今ではすっかり根付いて、毎年清楚なピンクの花を咲かせてくれます。<精巧殿> 40年近く...
今日のブログの主役は35年ほど前に五十鈴園さんから通信販売で購入したツルビニカルプス属の「昇竜丸」です。購入当初は小さな単頭株でしたが、年月を経て複数の子を吹き昇竜丸としては珍しい群生株に変化してゆきました。2013年4月の画像です。4つの子を吹いています。このまま貴重な昇竜丸の大群生株になって行くものと期待していました。しかし、好事魔多し。数年前の植え替えの際、主頭とその根が腐っていることが判明しました...
今日の主役は35年ほど前に五十鈴園さんからやってきたユーベルマニア属の「ペクチニフェラ」二株です。それぞれの苗につき別角度から撮った3枚の画像を載せます。<苗A><苗B>苗Aは緑色がかり、苗Bは赤みがかりそれぞれに色の特徴があって見分けています。いずれの球体も直径は12cm程。さすがに35年も経っているのでペクチニフェラとしては大きめのサイズです。しかしこれまでの35年間一定の速さで成長してきたわけでは...
30年以上前に五十鈴園さんから入手した象牙牡丹が開花しました。ややクリーム色が入った白地の花で、3輪ありますがそれぞれ花弁の外周部にピ色がかかっています。見るほどに上品な花です。この株、15年ほど前に深刻な根腐れを起こし全体が褐色に変化しもう枯れてしまったと思うほどでした。根元をえぐってみるとまだ生きているようなみずみずしい部分がありましたので、そのまま挿し木し奇跡的に生き返りました。現在の草姿を...
昨日に続いて接ぎ木ネタです。40年近く前に五十鈴園さんから入手した「黒王丸」。25年ほど前に成長点がつぶれ、その後次々に子を吹くようになりました。この子たちを掻き落として挿し木発根させて苗を得ていました。その第一号は親苗を超える大きさまで育っています。やや縦長になる球体はさすがに親苗のクローンです。しかし黒王丸は根の無い状態で乾燥にやたらと強いため、挿し木しても発根するのは容易ではありません。これ...
猛暑が続く今日は過去の画像を探って、三角牡丹二苗のこの十年の歩みを追ってみます。<苗1> 40年近く前に五十鈴園さんから購入した苗です。サボテン栽培の”イロハ”も分からぬころからの付き合いですが、丈夫なためこれまで生き永らえています。最初の画像はサボテン栽培を本格的に再開した2013年春のものです。入手してから30年近くたっているはずですが、この直前まではあまり熱心に栽培していませんでしたので瀕死の状態に...
30年以上前に五十鈴園さんから入手したツルビニカルプス属の「長城丸」です。バランス良い8頭立ての群生株になって既に15年以上経過しています。これ以上の子を吹かず、さらに各頭の大きさもここ何年かはほぼ一定できています。ちなみに2015年(8年前)の画像が出てきましたので下に掲載します。現在の状態に比べて大分若々しい印象がありますが、大きさの点ではあまり変わっていません。この株の見どころはやはり開花時...
昨日は大変失礼いたしました。お陰様で「認知症ではない。」とのご託宣をお上より頂くことができました。さて、本日の話題は「青磁牡丹」。花牡丹の球体色が青磁色(っぽい)ものをさし、いろいろなタイプのものが流通しておりますが、本日登場するのは五十鈴園系?のものです。35年ほど前に五十鈴園さんから入手した株からの掻き子を育ててきたものです。他の系統でもう少し疣が平たく発達するものもありますが、私はこのタイプ...
35年ほど前に五十鈴園さんから入手した三角牡丹です。細疣で茶色っぽい球体色が特徴です。最近このタイプの三角牡丹はあまり見かけなくなりました。変わってよく見るのはこんなタイプ。疣幅がやや広く、球体色は緑色が濃いです。こちらのタイプの方が大きくなります。そしてまた別のタイプ。赤花三角牡丹として入手した種子から出てきたタイプですが、細い疣が湾曲しくすんだ緑色の肌です。これらはいずれも「三角牡丹」として流...
約40年ほど前に五十鈴園さんから通信販売で入手した亀甲牡丹です。購入当初は単頭の株でしたが20年ほど前に双頭化し始めました。双頭化した株が単頭の株より観賞価値が上がるかどうかは疑問のあるところですが、当時は仕事も忙しくそのまま双頭化を見守りました。過去の画像にこの株があるか探してみました。2009年1月に撮ったものがありました。ピンボケで申し訳ありません。二つの画像の間に14年の歳月があるわけですが、疣...
成長が遅い牡丹類の中では比較的に成長の早い三角牡丹。この10年の成長の歩みを振り返ってみました。<苗1> 30年ほど前に五十鈴園さんから通信販売で購入した苗です。-2013年4月-:実生してからすでにかなりの年数がたっていますので疣の数は多いです。しかしそれまでの手抜き栽培が祟って全体的に褐色に変色しかなり弱った感じを受けます。-2023年3月-:この10年はちゃんと管理して育てました。そのかいあってか、疣の...
厳寒の中、通風型栽培室で管理しているフェロカクタス属の「真珠」が開花しました。金属光沢に輝く紫色の花が美しいです。球体は結構大きく、直径12cm、高さ20cm程度です。栽培室は開放型ですので、気温は露天とそれほど変わらないと思います。それでも陽光はたっぷりと当たるのでこのような開花に至ったのでしょう。この真珠、35年ほど前に五十鈴園さんから購入した苗から取れた種子を実生したもので、うちで最も古い実生苗で...
新年早々の昨日はフラビスピナの登場でしたが、今宵の登場はその親類筋にあたるユーベルマニア属の「ペクチニフェラ」です。その中でも我が家に来てから35年経過している一番の古手の二本の苗です。五十鈴園さんから購入して、何とか長年生き永らえてい...
2022年最後のブログは、うちで一番古い実生苗についてです。35年ほど前に五十鈴園さんから購入した「真珠」二株が数年後に開花し結実したものを実生したものです。多分実生30年生ほど。既に親株たちは手抜き栽培で枯らしてしまいました。実生苗のうちこの一本がうちの温室で生き残り、あとの一本は房総半島の温暖の地にもらわれてゆきました。30年ほど前と言えばインターネットもままならない時代、実生に関する情報も書籍のみです...
30年ほど前に名古屋の五十鈴園さんから通信販売で購入したツルビニカルプス属の「昇竜丸」。2017年頃には主頭の周りに5頭の子株を有する群生株になっていました。昇竜丸の群生株はあまり見かけないので嬉しく思っていました。しかし、好事魔多し。二年前に突然主頭が腐って枯れてしまいました。仕方なく子株たちを外し挿し木にて発根を図りましたが、幸い画像の3本が根付いたようです。御覧のように二本の苗は開花しました...
30年以上前に名古屋の五十鈴園さんから通信販売で購入したアリオカルプス属の「亀甲牡丹」です。購入時には単頭株でしたがいつのまにか双頭株になっていました。まずは現在の姿です。何度かカイガラムシの被害にあったために、美しいとは言えませんがそれなりに年季を感じさせてくれる姿です。2013年頃にはバランスの取れていない双頭株でした。手抜き栽培のせいもあり実にみすぼらしい姿でした。既にカイガラムシの兆候も見...
ここ数日晴れの日が続き、多くの牡丹類の蕾が膨らんできました。この週末、にぎやかな開花ラッシュを見ることができそうです。<亀甲牡丹錦> 実生9年生の苗で袖ケ浦の台に載っています。良い斑回りの苗になりました。今年も多くの種子を提供してくれそうです。<竜角牡丹> 実生5年生の苗でこれも袖ケ浦の台に載っています。同期の自根苗よりも蕾の数が多い。<黒牡丹> 実生9年生の自根苗です。同期の苗の中で一番大きくな...
三角牡丹が開花する時期になりました。この機会をとらえ、開花前の大苗達にスポットライトを当ててみました。<1> このタイプの三角牡丹は昔からよく見かけるものです。一つ一つの疣は小さく大苗になると多くの疣が球体を包むように林立します。球体全体の色は少し茶色がかる傾向もあります。この苗は30年以上前に五十鈴園さんから購入したもの。この10年ほどようやく本来の成長を見せ”らしい”姿になりつつあります。 <2>...