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自家受粉して次々と種鞘を揚げてくるロフォフォラ属の「烏羽玉」。今日は2019~2020年に実生した苗を植え替えました。この年の実生苗は双頭株がかなり多く、それらの苗をまとめました。子吹き烏羽玉に代表されるように烏羽玉には多頭化する傾向があるようですが、特にこの一群の実生苗は双頭株や三頭株が多かったようです。この時点で切り離して二つの単頭株にして育ててゆく考えもありますが、双頭株に多少の希少性もあると思いま...
梅雨空の中、コリファンタ属の「マクロメリス」も開花しています。ピンクの大輪。花弁の数が多いことと、その先端部がギザギザ形状になっていることが印象的です。このマクロメリス、実生9年生の苗で群生株になっていましたが、昨年子株を全部切り離し単頭株にしました。したがって球体は縦長。今後球体の下部からまたぞろ子をポコポコと吹いてくるような雰囲気があります。コリファンタ属のサボテンとしては刺は細く長いです。そ...
いつも不思議に思うのは、烏羽玉の群生株を特に「子吹き烏羽玉」と呼んでいることです。例えばこんな株とか…こんな株もあります。プシス類やマミラリア属のサボテンなど、この程度の群生株はいくらでもあると思うのですが、それらについては決して「子吹き短毛丸」とか「子吹き白珠丸」などとは言いませんよね。確かに烏羽玉には大きくなっても単頭株や数頭の株にとどまっているものがある一方で、小さな株のうちからボコボコと子...
今年もエキノプシス属の「黄花短毛丸」が開花しました。7年ほど前に”だものだもの”さんから頂いた二株で、一株は多頭株他の一株は単頭株で育てています。多頭株は温室内でメロカクタスや黒王丸などに埋もれて生きています。普段は極めて目立たないサボテンですが、開花するこの時期だけはその存在感をきっちりと主張しています。拡大画像です。単頭株は通風型栽培室で育てています。少し日差しがこの株には強すぎるのか、球体が褐...
マミラリア属のアザラシ二株。2013年に入手した際は単頭株でしたが、その後何度か分頭し現在は3頭/4頭株になっています。マミラリア属のサボテンは普通子を吹いて群生株になってゆきますが、一部のマミラリアはこのように分頭して多頭株に変化してゆくようです。今はまさに春の開花時期。分頭した各頭に蕾を上げてきました。理想を言えばきれいな花輪を形成するように多くの蕾を出してほしいのですが、現状は画像の通りまば...
30年以上前に名古屋の五十鈴園さんから通信販売で購入したアリオカルプス属の「亀甲牡丹」です。購入時には単頭株でしたがいつのまにか双頭株になっていました。まずは現在の姿です。何度かカイガラムシの被害にあったために、美しいとは言えませんがそれなりに年季を感じさせてくれる姿です。2013年頃にはバランスの取れていない双頭株でした。手抜き栽培のせいもあり実にみすぼらしい姿でした。既にカイガラムシの兆候も見...