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2014年春に実生したコリファンタ属の「グリーンウッディー」です。今日は久しぶりに開花していました。パッと目に留まるような派手さはありませんが、花の少ないこの時期温室内では目立つ存在です。花はともかくとしてこのグリーンウッディー、コリファンタ属のサボテンとしてはかなり大きく育ち、その球体色も灰緑色の独特なものです。実生9年生のこの株はここ数年成長点付近に盛んに純白の綿毛を吹き美しい姿に変身中です。...
コリファンタ属の「マクロメリス」が灼熱の中、健気に開花しています。涼しげな透明感あるピンクの花ですが、この苗の置かれている温室内の温度計は45℃を指していました。この開花株、今春に掻き子した苗が無事発根したものです。親株は2013年春に実生したもので、群生株になっていたものをこの春にバラしました。12本の子株が現在発根管理中ですが、その中で一番大きな苗が今回開花しました。このマクロメリス、コリファ...
この春に色々と試行錯誤してみた結果のご報告です。 水鉄砲ダニ退治 スプレーだと薬剤が届かないタイプのサボテンにダニが湧いてしまったので、水鉄砲でこそぎ落としてみました。 試行直後にダニは消えたものの、1週間ほど経つとアカダニが1匹、2匹と見つかるようになりました。 水鉄砲が直撃しないと効果がないので、撃ち漏らしたり、葉裏に隠れていたヤツが出てきたものだと思われます。 ただ、水やり替わりに水鉄砲を撃ち続ける事で、確実にダニの数は減らすことができました。 小さな実生苗の陽炎は、3回目の試行でダニを全滅させる事ができました。 今のところ、ダニが再発する気配はありません。 黄金司も3回目でダニはほとん…
梅雨空の中、コリファンタ属の「マクロメリス」も開花しています。ピンクの大輪。花弁の数が多いことと、その先端部がギザギザ形状になっていることが印象的です。このマクロメリス、実生9年生の苗で群生株になっていましたが、昨年子株を全部切り離し単頭株にしました。したがって球体は縦長。今後球体の下部からまたぞろ子をポコポコと吹いてくるような雰囲気があります。コリファンタ属のサボテンとしては刺は細く長いです。そ...
細かい毛に覆われたふわふわのサボテン、陽炎です。 種から育てた大事なサボテンです。 去年の夏くらいから縮んで脱落してしまう株がポツポツ現れ、原因が分からずに悩んでいました。 春になって株が少し膨らみ、地肌が見えるようになってようやく原因が判明しました。 株の下半分が茶色くなっています。 これ、アカダニですね・・・。 ルーペで拡大してみると・・・ ぎゃー、思った以上にアカダニがびっしり。 株全体に大量にたかっています。 もっと早く気付いてやればよかったです。 でも、毛に覆われたサボテンについたダニなんて、素人ではなかなか気付きませんて・・・。 原因は分かったものの、問題はダニ退治の方法です。 通…
4月後半から6月にかけて、赤いダニがたくさん目につくようになります。 多肉植物の周りを動き回っているダニを見つけて、慌てて殺ダニ剤を散布する方も多いのではないでしょうか。 しかし、結論から言うと、このダニは植物には悪さをしないので、放置しても大丈夫です。 このダニはタカラダニという種類で、主に花粉を食べています。 毎年観察していますが、葉に傷をつける様子は見られません。 葉の上ではウロウロと歩き回り、花粉を見つけるとピタッと止まります。 花粉を食べているのは間違いないようです。 葉の上よりも、コンクリートブロックやベンチ等の方でたくさん見かけるというのも、葉に悪さをしない証拠ではないかと思いま…
今年も暖かな気候になり、そろそろ赤ダニ対策を考えなければなりません。赤ダニは好き嫌いが激しく、いろいろなサボテンが住んでいるわが温室でこれまで赤ダニの被害にあったのは、白斜子、精巧殿、菊水、黒牡丹(袖台接ぎ木)など一部のサボテンです。一般にアカダニが好むと言われているコリファンタ属については被害にあったのはマクロメリスのみ。毎年一番の被害にあうのはロフォフォラ属の「銀冠玉」です。この銀冠玉は昨年し...