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コノフィツムのデビウムです。 白と桜色の可愛らしい花を咲かせております。 前々回、受粉させたいけどメシベが見当たらなくて困っているという話をしました。 花粉をタップリ抱えたオシベはあるのですが、メシベが無いのです。 後日、もう一度観察してみたところ、今度はメシベを見つける事ができました。 何度かコショコショしてしまったので乱れていて見にくいですが、矢印で示したものがメシベです。 先端に葯(花粉の入ったカプセル)が無く、軸に黄色味があるのが特徴ですね。 こんなものは数日前にじっくり観察したときには見当たりませんでした。 メシベは、開花したばかりの頃は奥に隠れていて、数日経ってから伸びてくるようで…
10月上旬に開花したコノフィツム・デビウムです。 1つしか咲かなかったので交配できないと嘆いておりましたが・・・ 10日ほど経って、めでたく全ての株が蕾を付けてくれました。 しかし・・・花の色が全部違うぞ? 右側の少しくたびれているのが最初に咲いた薄ピンク色の花です。 追って咲いた花は少し濃いピンクと純白でした。 デビウムの花について調べてみると、基本はピンク色で、変種として白花もあるそうです。 その2つが交配して中間色も出ているのかもしれません。 花色の管理については色々な意見があると思いますが、ニワカの私的には色々な花色が楽しめてラッキーくらいに思っております。 さて、お気づきの方もおられ…
街路樹として植えられてるサルスベリの強烈に鮮やかな色彩に目を取られて近付いたら大量のミツバチ達がいました。ミツバチの激減が心配されているとの事ですが、この田舎ではノープロブレムなくらいにいます。ミツバチ以外の種類のハチも沢山いて、花壇の夏の花にはクマンバチが複数飛んでて恐怖を感じる事さえあるのです。ハチの種類、いや虫全体で種類にさえこだわらなければ、夏の田舎は虫達のパラダイス。花々の受粉も滞りなく、夏野菜も大豊作です。ミツバチ絶滅からの人類滅亡の壮大なシナリオはおいそれとはその通りにならないのでは?と思われるのですが。心配な方はミツバチがたかりそうな花を研究して植えるというのも対策の一つなのでは?写真に写ってるのは一匹ずつですが本当、サルスベリの木にはウジャウジャブンブンいましたよ!🐝🐝🐝田舎の夏は蜂が一杯なので人類滅亡する気がしない
こんにちは 梅雨入りは遠く今日も暑いです 今朝畑の水撒きをしていてようやくカボチャの雌花の開花を確認できました ずっと雄花ばっかりだったので本当にやっとという感じです 3株植えていますが同
その前に地植えにしてみた白菜にある時ふと見たら種が出来ていてかなり驚きました珍しい事じゃないのに全く考えていなかったから感動しましたよ~受粉したんだーと思ってね~植物と昆虫凄いです!にほんブログ村人気ブログランキングへ...
暖冬で梅が不作 8年くらい前に買ってきた南高梅の小さな苗木が、毎年ぐんぐん成長して大きな梅の木になり、最初は一桁だった梅の実も昨年は300個くらいでき、梅干しに!! 今年は眺めても、1個あたりは例年
難航していたビオラの種取りの続編です。 『パンジー・ビオラの種取り難航中…』 5月ももう1/3が過ぎました、早い…思っていたほど進んでいません…パンビオの…
茶色くなっていくいちごこれって失敗 他のプランターのいちごも花までは綺麗に咲いたけど花びらが落ちる頃から全部↑のようになってしまいました拡大して見るとめちゃく…
ベランダで鉢植え栽培しているレモン。今年も無事花が咲きましたしっかり真ん中にめしべのある「完全花」レモンの花が咲いても真ん中のめしべがない花もあるんです。めしべがないのは「不完全花」これだとレモンの実ができません。不完全花になる一番の原因は栄養不足。今年
マッソニアは南アフリカ産の多肉植物で、12月から1月にかけて花を着けます。2022年秋に初めて入手した苗を栽培し、初冬に一風変わった白花を楽しみました。今シー…
マッソニアは南アフリカ産の多肉植物で、12月から1月にかけて花を着けます。2022年秋に初めて苗を入手・栽培して、初冬に一風変わった白花を楽しみました。今シー…
Mammillaria magnimammaの特殊な受粉システム(2021)
植物は種類により様々な受粉システムをとりますが、サボテンもまた種類により様々な受粉システムがあります。しかし、サボテンの多くは雌雄同株で、1つの花に雄しべと雌しべがセットになった花を咲かせます。ところが、その常識を覆す論文を見つけました。それは、Alicia Cal
基本的に植物は受粉のために花粉媒介者を必要とします。しかし、共通する花粉媒介者に頼った場合、花粉媒介者が競合してしまう可能性があります。しかし、ある論文では3種類の開花期の異なるサボテンが、上手く花粉媒介者の競合を避け、花粉媒介者に1年中資源を提供し支えて
多肉植物の受粉に関する研究を度々ご紹介してきました。その中で気になったのはタイヨウチョウの存在です。タイヨウチョウはアフリカに分布する花蜜専門の鳥です。しかし、過去にご紹介した論文では、タイヨウチョウが花に訪れても受粉に寄与せず、ただの蜜泥棒になっている
般若(Astrophytum ornatum)は、Astrophytumの中でも大型のサボテンです。野生のAstrophytumは減少していますが、それは般若も同じことのようです。希少生物の保護を考える場合、まずは現在の分布と個体数の調査に加えて、その生態を詳しく知る必要があります。例えば、人工的
植物にとって花は繁殖のための非常に重要な器官です。さらに、植物の分類は花の形式を基準に発展してきました。ですから、植物にとっても学者にとっても花は重要なものと言えます。花の受粉は植物と花粉媒介者との相互作用により成立しています。植物の種類ごとに受粉形式は
Euphorbia brevitortaの受粉生物学(2010)
植物にとって花を咲かせることは、受粉し種子を作るために重要です。しかも、受粉は非常に多様で様々な工夫があり、植物の進化を考える上でも非常に面白い対象です。さらに、受粉について調べることは、希少植物の生態を理解し、保護のための基礎知識を与えます。ですから、
近年、プラスチックごみの残留が環境問題となっています。特にマイクロプラスチックと呼ばれる微細なプラスチックが動物に大量に摂取されており、その影響が心配されています。環境問題に関心がなくても、マイクロプラスチックを食べた動物を食べているであろう我々人類への
Aloe florenceaeと花粉媒介者の謎(2023年10月)
Aloe florenceaeが開花しました。マダガスカル中部原産のアロエで、2004年に新種として記載された割と新しい種類です。 本体のサイズからしたら、花茎はとても長いですね。Aloe florenceaeの花は、花茎の先端に固まってつきます。しかし、なんとも微妙な色合いの花です。ア
美しい花は我々を楽しませてくれますが、中には地味で奇妙な花を咲かせる植物も存在します。基本的に花は昆虫などの花粉媒介者へのアピールですから、それなりに目立つものが多いのです。では、地味は色合いの花にはどのような意味があるのでしょうか? 日があまり当たらない
植物の花は受粉し種子を作るための器官です。豊富な蜜や花粉は、花粉を運び受粉を手伝ってくれる受粉媒介者への報酬です。しかし、中には花そのものを食べてしまったりして、受粉を妨害してしまうような動物もいます。これを、とりあえず「送粉系撹乱」と呼ぶことにしましょ
らびです。おはようございます🤗 今年はサントリー本気野菜、とろとろ炒めナスを育てました😆 4/24 苗が高めなのでいつも迷うんですけど、毎年買ってしまいます💦 いつも通りの植え付け、
ダイソー極甘ホワイトコーンが倒壊!勝手に起き上がる?そんなの待ってられないよ
らびです。おはようございます🤗 今年はダイソーの極甘ホワイトコーンを育てました😄 6/4 2年前に初めてトウモロコシを育てたとき、受粉に失敗してしまいました😥 先っぽ実なしのトウモロコシ
おはようございます 朝から蒸し暑いです 野菜に水を撒こうとするとカボチャの雌花が咲いているじゃないですか この時期にして2輪目 1輪目は雄花が咲いておらず受粉できませんでした ようやく雄雌咲
サボテンの受粉は、様々な動物により行われてます。夜間に白い花を咲かせる柱サボテンは、種類によりますがコウモリや蛾により受粉します。逆に日中に咲く赤系統の細長い花にはハチドリが訪れます。ところで、花の受粉と言えばミツバチですが、サボテンではどうなのでしょう
大量開花するAloe feroxの受粉にミツバチは貢献するか?(2022)
Aloe feroxは高さ5mに達する巨大アロエです。開花時には複数本の花茎を伸ばし、大量の花をつけます。一般的に巨大アロエの花の受粉は日和見鳥により行なわれるとされています。日和見鳥とは普段は花の蜜を専門としていない鳥のことで、花の開花時期だけ蜜を吸いに来ます。ア
花を訪れ花粉を運ぶ花粉媒介者には、1種類の植物の花に特化したものも少数ですがあります。本日は、そのような特殊な共生関係について調査したJ. Nathaniel Holland & Theodore H. Flemingの2002年の論文、『Co-pollinators and specialization in the pollinating seed-con
花と言えば、色とりどりの美しい姿を思い浮かべますが、それらは被子植物の花です。被子植物の多くは蜜などの報酬を与え、目立つ花弁で昆虫などの花粉媒介者を引き寄せ、花粉媒介者があちこちの花をめぐることにより受粉し種子が出来ます。被子植物より早い時代に誕生した裸
「サボテンの地理的二分法仮説」なる説を聞いたことがありますか? 私も今回記事を書くにあたって初めて知ったくらいですから、まったく偉そうなことは言えませんが、 何やら気になりました。という訳で、本日はサボテンの地理的二分法仮説について南アメリカで調査を行った
植物の花は繁殖のための器官であり、種子を作るには受粉する必要があります。ですから、植物にとって受粉は非常に重要です。当ブログも植物の受粉に関して度々記事にしていますが、それは私が非常に興味があるからでもあり、実際に植物の論文では受粉に関係するものが非常に
おはようございますこんにちは 昨日から気温が高く高すぎることはないのですがまだ慣れず さらには湿度が高く空気の重さにやられています 夜中も気温が下がらなかったので朝からキツいです 朝露で地面
花はそのサイズや形、花色により、花を訪れる花粉媒介者はある程度は決まっていたり制限されています。小さな花はそれだけで訪問者をある程度は限定しますし、細長い管状の花ならば差し込むことが出来る細長いクチバシや口吻が必要です。逆に巨大な花ならば、ミツバチのよう
昨日はコウモリや蛾により受粉する柱サボテンについての論文をご紹介しました。論文で調査されたPilosocereus leucocephalusは夜間に開花する柱サボテンでした。夜間に咲く花は白色のものが多いのですが、サボテンは日中咲くものの方が多いでしょうし、花色も多様です。日中