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日本では「菊水」の名前でお馴染みのStrombocactus disciformisは渋いサボテンですが、今でも人気種です。今ではすっかり普及種となっていますから、育てておられる方も多いでしょう。このS. disciformisの由来は古く、はじめて命名されたのは1828年のことで、Mammillaria di
本日は野ざらしの多肉植物たちをご紹介しましょう。とはいえ、一応は雨避けしてありますが、冬の間は基本的に放置しています。水やりもしていないので乾ききっています。そろそろ水やりしたいところですが、最近また寒くなったので、しばらくは様子見ですかね。怪魔玉頭が重
JSS春の多肉市 in シマムラ園芸へ(2024年3月24日)
土曜日は神保町で春の古本まつりがあったのですが、残念ながら忙しく行くことが出来ませんでした。しかし、昨日はシマムラ園芸で「JSS春の多肉市 in シマムラ園芸」と言う多肉植物の販売イベントが開催されたので行って参りました。会場はシマムラ園芸の少し先の温室で、主催
早いものでもう3月も終わってしまいますが、最高気温はともかく最低気温はなかなか上がりません。植え替え含め、悩ましい季節です。さて、本日も我が家の多肉植物を少しだけご紹介しましょう。Euphorbia primulifoliaプリムリフォリアが開花し始めました。咲き始めの花色は薄
サボテンはサボテン科(Cactaceae)に分類されますが、大変種類が多く非常に多様です。樹木状のサボテンに見えないサボテンであるPereskiaなどは原始的な特徴を残しているのだろうと何となく予想しますが、柱サボテンや玉サボテンの関係などはまったく分かりません。現在、サボ
過去のサボテンの遺伝子解析の結果をまとめたPablo C. Guerreroらの2018年の論文、『Phylogenetic Relationship and Evolutionary Trends in the Cactus Family』を参照として、サボテン科植物の系統関係を見ています。本日で最後になります。サボテン科の進化と分子系統①
いよいよ多肉植物の植え替えの季節がやって参りました。去年の植え替えは3月末から5月初めくらいまでかかりました。去年の植え替えの記事を見ると、なんと春先だけで136鉢も植え替えていました。しかし、毎年植え替えているわけではありませんから、今年は去年植え替えなかっ
さてさて、引き続き植え替えに勤しんでいます。同時にハウォルチアやらガステリアやらを外に出しました。しかし、相変わらず忙しく午前中が丸々潰れてしまいました。暗くなるまでの作業なので、まあ進まないこと進まないこと。まだ、ハウォルチアはすべて外に出せていません
植え替えの続きです。新しい購入品たちを中心に植え替えています。とりあえず、赤玉土やら鹿沼土やらは適当に買いました。プレステラも3サイズを買い込んでいます。しかし、プレステラの新しいサイズが出て、確か150と180でしたか、シマムラ園芸では売り切れでしたね。アマゾ
ベンケイソウ科植物の中にオロスタキス属(Orostachys)と言う分類群があります。多肉植物として一般的に栽培されますが、国内にもイワレンゲやツメレンゲなど自生するオロスタキスがあります。さて、このオロスタキスですが、その名前を命名したのは一体誰なのか、何やら議論
去年の3月にソテツにつくカイガラムシが沖縄に侵入したと言う記事を挙げました。すっかり忘れていたのですが、最近になり奄美大島でカイガラムシが猛威をふるっていると言うニュースを目にしました。すでに、かなり危機的な状況のようです。調べて見ると、世界中でこのカイ
昨日は横浜市営地下鉄ブルーラインの新羽駅近くにあるヨネヤマプランテイションで開催された、「多肉植物BIG即売会」へ行って参りました。ヨネヤマプランテイションも久しぶりで、去年の10月末以来のことです。本当は植え替えやら何やらとやることが沢山あるにも関わらず、イ
昨日はヨネヤマプランテイションの多肉植物BIG即売会に行った様子を記事にしました。その後、バスに乗りコーナン港北インター店へ行ってきましたから、今日はそのお話です。入るとベンケイソウ科のミニ多肉が大量に並んでいました。まあ、この辺りは毎度お馴染みですね。ユー
さて、多肉植物たちの植え替えを続けています。今日は冬の間の購入品と、窮屈そうな塊根を植え替えました。あと、少し室内の多肉植物を外に出しました。室内にあったハウォルチアとアロエは先週ほとんど出しましたが、一部は出せていませんでした。と言うことで、残りもすべ
ここ数年、コピアポアが人気なようでよく目にします。多肉植物のイベントではサボテンはすっかり日陰者であまり見かけませんが、必ずといっていいほどコピアポアはあったりします。さて、そんなコピアポアですが、分類学上の立ち位置は長らく不明でした。しかし、近年では遺
昨日、久しぶりに西武池袋の屋上にある鶴仙園へ行って参りました。他にも目的があって池袋に来たのですが、せっかく池袋に来たのですから鶴仙園へと言うか、西武池袋にも寄っていこうと言うことになりました。暖かくなってきたせいか、店先にも多肉植物が並んでいます。いよ
先週の週末は横浜にあるヨネヤマプランテイションの多肉植物の即売会とコーナン港北インター店をハシゴしました。今回はその時の購入品を植え替えます。Euphorbia polygona良い形のポリゴナです。白粉はまったく吹かないタイプのようです。新しいトゲ(花茎)が美しいですね。
あいも変わらず多肉植物たちの植え替えに勤しんでいます。冬の間の購入品は植え替えていませんから、根の状態が非常に気になります。Ceraria namaquaensis3本の枝は最近伸びてきました。現在、Ceraria属はPortulacaria属と遺伝的に区別出来ないことが判明したため、Ceraria属
あいも変わらず多肉植物の植え替えに勤しんでおります。今年の植え替えは少ないはずですが、すでに今日で39鉢目です。なんだかんだで100鉢くらいやる羽目になるような気もしますが…Pachypodium cactipesカクチペスはあまり調子がよくありません。葉の出も悪いですね。植え替
久々に植物関連の新書が出ましたのでご紹介します。日本植物生理学会による『植物の謎』(講談社ブルーバックス)です。学会のホームページに質問箱があり、一般からの植物に関する質問を受け付けており、本書ではその中から60の質問を取り上げています。当然、質問には日本植
今日め植え替えは続きます。今回で43鉢目になります。そう言えば、外の多肉植物置き場はビニールが強風でビリビリに破けてしまったため 張り直す必要があります。しかし、いちいちビニールを張り直すのも何やら面倒くさくなってしまったので、波板を葺いてしまうことにしま
アロエの論文を探していた時に、たまたまアロエを用いた土地の浄化についての論文を見つけました。土壌汚染地域に植物を植えて、植物に汚染物質を吸収させると言う話はたまに聞きます。しかし、実際の結果については聞いたことがありませんでした。しかも、浄化する植物にア
相変わらず植え替えが続きますが、なかなか終わりませんね。今年の植え替えは、本日で47鉢目になります。Euphorbia obesa若いオベサですが、やや縦長ですね。根はまあ苗ですからこんなものでしょう。植え替え後。締めて育てたいですね。Haworthia beanii IB 284ベアニイはH.
チビ花キリンは挿し木だと塊根は出来ないと言うのは本当か? Part.2(2024年4月)
チビ花キリンと言う花キリンがありますが、一般的にはEuphorbia decaryiの名前で流通しています。しかし、このE. decaryiと言う名前は誤りで、本当はEuphorbia boiteauiが正しい名前です。ちなみに、E. decaryiとはEuphorbia francoisiiのことを指しているそうです。さて、こ
最近、ケファロケレウスについて少し調べていたところ、まあ色々な種類が出てくるわけです。では、現在認められているケファロケレウスは何種類あるのでしょうか? と、その前にケファロケレウス属自体について見てみましょう。ケファロケレウス属ケファロケレウス属は、正確
植え替えは続きます。今年の植え替えは今回で53鉢となりました。いやはや終わりませんね。これは。Euphorbia multifoliaプレステラ90に植えたムルティフォリアは見るからに窮屈そうです。2023年の4月にファーマーズ三郷店にて購入。根の張りは良好です。植え替え後。プレステ
先日、ケファロケレウスは現在何種類あるのと言う記事を上げました。これはケファロケレウスを調べていた際のある種の副産物で、本来は本日の記事に入れ込むつもりでしたが、ボリューム的に無理なので独立した記事にしたと言う経緯があります。さて、いくつかの論文をサッと
植え替えはまだ続きます。今年の植え替えは今回で58鉢となりました。Aloidendron dichotomumディコトムムはあまり調子がよくありません。前の植え替えで根が鉢に貼り付いてしまい、上手く剥がせず根が裂けてしまったせいかも知れません。2020年11月に鶴仙園にて購入。太い根
相変わらずハウォルチアやアロエ以外は外に出せていません。植え替えばかりやっています。植え替えも今回で64鉢目です。ゼブラホリダどうも去年は生長が今ひとつでした。雑草ばかり茂ってしまいます。2020年1月にプロトリーフにて購入。細根が少ないですね。植え替え後。ホリ
ヒマワリの花は太陽の方向を向くと言われています。私の好きなギムノカリキウムの花は花茎が短く球体に貼り付くように咲きますから、花の向きなどは気にしたことはありませんでした。しかし、花はアレオーレから出ますが、すべての稜(rib)に万遍なく蕾がつくのでしょうか?調
植え替えは続きますが、流石にそろそろ後半戦です。今年の植え替えは今回で69鉢目となります。最近は時間が取れず、休日の空いた時間にちょこちょこやっていますから、なかなか終わりません。Euphorbia gymnocalycioidesギムノカリキオイデスは植物用ライトを当てすぎて、や
最近、某匿名掲示板をダラダラ見ていたら、サボテンが霧から水分を得るという仮説に対して、かなり否定的な論調が見受けられました。しかし、実際に色素液をアレオーレに滴下してからサボテンを輪切りにすると、アレオーレから吸収された色素がサボテン内の維管束に拡がる様
未だに多肉植物たちを外に出せていません。それなのに植え替えだけは続きます。今年の植え替えは今回で74鉢となりました。Euphorbia heptagona明らかに鉢が小さいですね。植え替え時です。まあ、いわゆる紅彩閣ですが、長らくE. enoplaと言う異名で流通していましたが、最近
近年、マミラリア属とその近縁属の遺伝子解析が行われ、マミラリア属とその近縁属は大幅な改訂と整理を受けることになりました。過去に記事にしていますから、詳細は以下のリンクをご参照下さい。以前の記事の内容を簡単にまとめると、マミラリア属はまとまりがないグループ
終わりそうと言いながら植え替えはなかなか終わりません。今年の植え替えは、本日で79鉢となりました。しかし、ようやく外の多肉植物置き場の整備が進展しました。とは言え、どういうわけかGWも仕事なので、まだ多肉植物の大半を外に出せません。いやはや困りましたね。Gymno
一般的に「滝の白糸」と呼ばれているアガヴェがあります。葉縁から糸状の繊維を出す美しい植物で、国内でも昔から栽培されています。私はアガヴェは積極的に集めてはしていませんが、イベントに行った折にオマケでアガヴェの抜き苗をいただきました。名札には「Agave leopold
最近は植え替え一辺倒でしたが、1ヶ月ぶりに我が家の多肉事情をご紹介します。春ですから多肉植物たちもよく動いています。Euphorbia waringiaeワリンギアエが開花しました。冬の間も少し咲きましたが、花芽が一気に付いてきました。Euphorbia mahabobokensisまるで枯れ木状
いよいよ今年の植え替えも終盤戦です。今年の植え替えは本日で84鉢目となりました。Pachypodium succulentumスクレンツム(サキュレンタム)は去年大き目の鉢に植えましたが、冬の間に葉が緑色のままポロポロ落ちて何やら不調です。触るとぐらつくため抜いてみます。2021年10月
だいぶ遅れましたが、ようやくハウォルチアやアロエ以外の多肉植物を外に出す準備が整いました。しかし、一度に運び出すのは大変なので全部出すには時間がかかります。さて、そんな多肉植物たちを少しご紹介しましょう。Zamia furfuraceaフルフラケアは新芽が出ていましたか
蘇鉄(Cycas revoluta)は我々日本人にとっては馴染みが深い植物です。蘇鉄を蘇鉄と認識していない方もおられるかも知れませんが、実は宅地を歩けば何気なく蘇鉄が植えられていたりします。蘇鉄の仲間、いわゆるCycadは世界中に分布しますが、そのほとんどは非常に数が減少し絶
さて、多肉植物を外に出しつつ植え替えもしています。今年の植え替えは今回で89鉢目になりました。Euphorbia pseudocactus購入してからしばらくはまったく動きがありませんでしたが、去年は急に生長が始まりました。2020年7月にヨネヤマプランテイションにて購入。根の状態は
ゴールデンウィーク最終日、朝から晩まで多肉植物の植え替えをする予定でしたが、残念ながら朝から晩まで雨模様でした。植え替えが出来なかったので、急遽出掛けることにしましたが、あまり遠出は面倒なので、行き慣れた池袋の鶴仙園に行ってまいりました。鶴仙園は去年の11
かねてより、ベンケイソウ科植物の分類について幾度か記事にしてきました。遺伝子解析による分子系統の結果として分かったことは、形態と遺伝子の不一致でした。EcheveriaやGraptopetalumはSedumと分離することができません。ですから、将来的にはエケベリア属がセダム属に吸
なかなか多肉植物をすべて外に出せずにいましたが、ほとんど外に出すことができました。今年のGWは仕事だったので、少しづつしか出来ませんでしたから無駄に時間がかかりましたね。それはそうと、今年の植え替えは今回で95鉢目となりました。Euphorbia begardiiベガルディイ
最近、埼玉ではコーナンが攻勢をかけているようで、新たに草加松原店がオープンしたと言うことです。早速行って参りましたが、実際には草加駅に用事があったのでついでに寄っただけだったりします。さて、このコーナンはそこそこ大きく、コーナンPROとジョーシン電気がくっつ
いつの間にやら5月も折り返し地点ですが、未だにチマチマ多肉植物たちを外に出している途中です。鉢やら用土やらが足りないので、また買いに行かなければなりません。外の多肉植物置き場も徐々に充実してきました。Dioon spinulosumスピヌロスムのフラッシュが始まりました。
チマチマ植え替えを続けています。なんと今年の植え替えは今回で100鉢となりました。植え替えはまだしばらくは続きそうです。Gymnocalycium ragoneseiラゴネセイはあまり根がない状態で入手しましたから、ちょっと様子が気になっています。2023年6月のビッグバザールにて購入
植物は育てていると、稀に生長点が異常になる「帯化」が起きることがあります。これは石化とも呼ばれますが、サボテンでも綴化と呼ばれ珍重されています。さて、園芸的には帯化は肥料過多が原因なのではないかと言われているようですが、その実態はよく分かりません。帯化の
今年の植え替えは今回で107鉢となりました。しかし、去年は強風で多肉植物置き場のビニールが破け、あちこち雨漏りしてしまい、一部の多肉植物は雨水を被ってしまいました。なかなか直さずにグズグズしていたため、徒長気味のものはおそらくそれが原因かなあと思っています。
相変わらず植え替えばかりしています。今年の植え替えは今回で112鉢になりました。まだまだ忙しく、土日に開催されていた北区グリーンフェスタやボタニカル横丁は断念しました。しかし、この忙しさはしばらく続きますから、イベントへの参加も難しいかも知れません。ちょうど