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9月に行った東京薬科大学の薬用植物園の続きです。灼熱の温室を出て、周囲を少し彷徨ってから帰りました。というわけで、東京薬科大学の記事は今回で最終回です。オオケタデ(大毛蓼) Persicaria orientalis見上げる高さに育つ蓼。驚きの一年草。高さ1〜2mと言われますが、
8月に行った神代植物公園の食虫植物展の続きです。いよいよ、サボテンや多肉植物が満載の乾燥地植物室に入ります。神代植物公園の乾燥地植物室は割りとレイアウトが変わる上、入れ替えもありますから毎度楽しみにしています。しかし、長々と続いてきた神代植物公園の食虫植物
NPO法人日本多肉植物の会(JSS)が開催するサボテン・多肉植物の展示会の続きです。前回に引き続きマミラリアが代表するイボサボテンの仲間、Butterworthの言うところのマミロイド・クレードを見ていきましょう。今回は近縁なマミラリアとコリファンタ、ペレキフォラ、コケミエ
10月に行った東京農業大学のバイオリウム温室の続きです。季節的によく葉が茂り、名札が増えて情報量が増え、前回より見どころが増えています。カエンボク(火焔木) Spathodea campanulataアフリカ中部に広く分布するノウゼンカズラ科の花木。ジャカランダ、ホウオウボクと合
最低気温がめっきり下がり、寒い日が続きます。多肉植物の室内への取り込みも本格的にやらないと、あっという間に降霜が始まってしまいます。本日も多肉植物たちを取り込みます。ユーフォルビアに加え、海外の蘇鉄類を取り込みました。海外の蘇鉄類と花キリンの仲間。花キリ
一昨年から2010年以降のエケベリアの新種についての記事を書いています。去年は新たに命名された新種と、一昨年の情報に漏れがあったため追記しました。今年も、あれから1年で命名された新種の情報を追加します。追記した部分は【追記】と表記しています。また、去年の記事は
10月に行った新宿御苑の続きです。今回は花メインでどんどん進みます。キツネノゴマ科のパキスタキスです。一般的に栽培されるパキスタキスはPachystachys luteaなので、おそらくそうでしょう。ブラジル、ペルーの原産。黄色の部分は苞で、飛び出してくる白いものが花弁です
9月に行った東京薬科大学の薬用植物園の記事の続きです。灼熱の温室を出て、少し周囲を散策しました。珍しいことにヤマノイモ属(Dioscorea)が沢山ありましたから、本日はヤマノイモ属特集です。しかし、これほど沢山のヤマノイモを見たのは初めてです。そういえば、『栽培植
8月に行った神代植物公園の食虫植物展の続きです。ラン室から出て、ベゴニアの部屋、さらには熱帯スイレンを見ていきます。ここいら辺はただ見るだけです。ベゴニアのフローティングフラワー。花が大きく八重咲きなので豪華に見えます。何やらオシャレな空間です。いつ来ても
多肉植物たちの室内への取り込みを始めています。大抵のユーフォルビアは寒さに弱いため、優先的に取り込みます。Aloe albifloraアロエでは珍しい純白な花を咲かせるアルビフロラが開花しています。花茎がもう1本出ていますから、株が充実しているのでしょう。Euphorbia prim
11月1日に横浜市の港北区にあるヨネヤマプランテイションで開催された、多肉植物のイベントに行って参りました。その帰りに同じ港北区にあるコーナン港北インター店に寄るのは、毎度恒例となっています。何と、今回は三連休に合わせてコーナンでも多肉植物のイベントを開催す
この三連休は横浜市の港北区にあるヨネヤマプランテイションで多肉植物のイベントが開催されたので、昨日いって参りました。「多肉植物BIGフェア」というイベントですが、今年は4月と7月にも開催されています。掘り出し物があるかも知れませんから、毎度楽しみにしています。
ここ2年ばかり、2010年以降に発見されたセダムについての記事を書いています。ということで、今年もセダムの新種2025をお届けします。本日はあれから1年経って、当時は論文が出ただけで正式に記載されていなかった新種がどうなったのでしょうか。答え合わせの時間です。さら
前回は東京農業大学の博物館の企画展示を見て回りましたが、今回からはいよいよバイオリウムの温室に入ります。生憎の雨模様でしたが、温室なので関係がありません。前回は1月の訪問でしたから葉を落とした植物もありましたが、今回は花も期待出来ます。Adansonia zaマダガス
10月に行った新宿御苑の続きです。園内を半周しましたが、いよいよ温室に入ります。まずは温室の入口付近の植物から。これは、皇帝ダリアの交配種、ガッツアリアとのこと。大変美しいですね。皇帝ダリアはあまりに背が高くなるため、あまり観賞向きとは言えませんが、これは
NPO法人日本多肉植物の会(JSS)が開催するサボテン・多肉植物の展示会にいって参りました。JSSと言えば、過去に飛鳥山公園やシマムラ園芸で開催された即売会に行ったことはありますが、展示会は初めてです。会場は日比谷花壇大船フラワーセンターの温室です。大船フラワーセン
9月に行った東京薬科大学の薬用植物園の記事の続きです。当時の最高気温が38度でしたが、温室内は地獄と化していました。拭いても汗が止まらず、全身から汗が滴る始末でした。堪らずに温室から出ましたが、風もなく容赦ない直射日光で逃げ場がありません。これは、本当に日射
8月に行った神代植物公園の記事の続きです。ラン室に入りましたが、あまりにも花が多くなかなかラン室から出られませんでした。しかし、ラン室も本日で最後です。Coelogyne speciosaジャワ、スマトラ島、スンダ列島の原産。やや花色の濃いスペキオサです。Coelogyne tomentos
最近は日が落ちると寒い日も出てきました。多肉植物たちは秋の生長期ですが、そろそろ室内への取り込みを考えなければなりません。というのも、去年はいよいよ氷点下という段階になって慌てて取り込んだ苦い記憶があります。まあそれなりの量があるので、計画的にやらないと
サボテン科全体を分子系統により分類した論文の続きです。引き続きJurriaan M. de Vosらの2025年の論文、「Phylogenomics and classification of Cactaceae based on hundreds of nuclear genes」をご紹介します。昨日はCereus連のUebelmannia亜連、Aylostera亜連、Rebutia亜
10月初めくらいに東京農業大学にいって参りました。目的はバイオリウムの温室です。実は1月にも行きましたが、なんせ真冬なもので温室とは言えども葉を落としているものもあり、良い時期に再訪しようと思っていました。あと、今回からは試したことがありました。毎度、植物園
10月の中頃に新宿御苑にいって来ました。バラがその頃から見頃だと言う話があり、ちょいと見てきたわけです。まあ、バラは全然咲いていなかったわけですが、園内を2時間ほどかけて散策しました。涼しくなって来ましたから、気持ちの良い散策でしたね。実は新宿御苑では11月に
9月に行った東京薬科大学の薬用植物園の続きです。熱帯の樹木を見ていますが、スパイスや食用の樹木が沢山あります。ムユウジュ(無憂樹) Saraca indicaブッダ三聖樹の1つで、ブッダの生誕に関わる樹。夢の島熱帯植物館でも見かけましたが、東京薬用植物園ではS. indicaと同種
いよいよ秋らしくなってきました。出掛けるのに良い時期になりました。何処に行こうか思案中です。さて、本日も我が家の多肉植物を少しご紹介しましょう。Zamia integrifoliaSyn. Zamia floridanaインテグリフォリアは秋のフラッシュも終了しました。葉のサイズはどんどん大
相変わらず8月に行った神代植物公園の食虫植物展の続きです。メインの食虫植物展は見終わりましたが、次の部屋であるラン室では蘭の開花ラッシュでした。本日はバスケット植えの、花がバスケットの下から咲くスタンホペアやドラクラを見ていきます。しかし、これほど沢山のド
サボテン科全体を分子系統により分類した論文の続きです。引き続きJurriaan M. de Vosらの2025年の論文、「Phylogenomics and classification of Cactaceae based on hundreds of nuclear genes」をご紹介します。昨日はCereus連のUebelmannia亜連、Aylostera亜連、Rebutia亜
サボテン科全体を分子系統により分類した論文の続きです。引き続きJurriaan M. de Vosらの2025年の論文、「Phylogenomics and classification of Cactaceae based on hundreds of nuclear genes」をご紹介します。本日はCactus亜科Cereus連の解説と、Cereus亜連のUebelmannia
9月に行った東京薬科大学の薬用植物園の続きです。コショウ属やショウガ科を中心に見てきましたが、本日は熱帯果樹を見ていきます。クスノハガシワ Mallotus philippensisカシワ(Quercus dentata)の葉には似ていませんが、クスノキ(Camphora offichinarum)のような葉のアカメ
最近は明け方や夜間は肌寒くなってきました。相変わらず多肉植物たちは元気ですが、室内の多肉植物置き場を整理して冬の準備を始める頃合いかも知れません。そんなこんなで、本日も我が家の多肉植物たちを少しご紹介しましょう。Fouquieria fasciclataファスキクラタはどうい
8月に行った神代植物公園の食虫植物展の記事の続きです。ラン室に入り3回目の蘭の記事です。しかし、まだラン室は終わりません。Dendrobium chrysopterum目が覚めるような色合いのデンドロビウムが咲いていました。ニューギニア島原産。2001年に記載されました。フウラン(風
9月に行った東京薬科大学の薬用植物園の続きです。温室内にいますが、本日はショウガ科を中心に見ていきます。そういえば、今まで植物園ではショウガ科の植物をあまり見かけたことがありません。注目していないから気が付かないだけかも知れませんが、とにかく東京薬科大学の
10月も半ばになりましたが、どういうわけかハダニが発生してしまいました。今のところユーフォルビアの一部だけですが、全体的に殺ダニ剤を撒いた方がいいかもしれません。というわけで、いくつかダニにやられたものも含め、花キリンの花を見ていきます。Euphorbia brachyphy
サボテン科全体を分子系統により分類した論文の続きです。引き続きJurriaan M. de Vosらの2025年の論文、「Phylogenomics and classification of Cactaceae based on hundreds of nuclear genes」をご紹介します。本日はCactus亜科のFrailea連、Rhipsalis連、Notocactus連を
サボテン科全体を分子系統により分類した論文の続きです。引き続きJurriaan M. de Vosらの2025年の論文、「Phylogenomics and classification of Cactaceae based on hundreds of nuclear genes」をご紹介します。本日はCactus亜科のPhyllocactus連を見ていきます。Phyllocac
8月に行った神代植物公園の食虫植物展の続きです。前回からラン室に入りましたが、ちょっとした蘭の展示会程度の花はいつでも咲いているのは流石ですね。胡蝶蘭(Phalaenopsis)が実にゴージャスですね。Paphiopedilum lawrenceanumいかにもなパフィオペディラム。ボルネオ島の
最近、リニューアルした鶴仙園に行って花キリンやらアロエを買いました。そして、五反田BBではユーフォルビアとアデニアを買ったりしました。というわけで、これらの購入品を早速植え替えてしまいます。あまり遅くに植え替えると、植え替えのダメージが抜けないまま寒くなっ
9月に行った東京薬科大学の薬用植物園の続きです。前回は熱帯の材をとる樹木などを見ました。今回はコショウ属(Piper)を中心に見ていきます。フウトウカズラやキンマなど、植物園の温室でコショウ属植物は見られますが、如何せん地味な存在で気が付かれないのが常です。コシ
いつの間にやら10月になってしまいましたが、11月のBBまで隙なので、植物園巡りを再開したいと思います。真夏の猛暑はありませんし、これからは秋バラの時期ですから植物園も華やかな季節ですね。楽しみです。さて、本日も我が家の多肉植物たちを少しご紹介しましょう。Gymno
8月に行った神代植物公園の食虫植物展の続きです。食虫植物展の会場を出て、ラン室に入りました。神代植物公園のラン室はいつ行っても何かしら咲いているイメージがあります。Dendrobium parthenium背の高いデンドロビウムが咲いていました。フィリピン、ボルネオ島の原産。
サボテン科全体を分子系統により分類した論文の続きです。引き続きJurriaan M. de Vosらの2025年の論文、「Phylogenomics and classification of Cactaceae based on hundreds of nuclear genes」をご紹介します。本日はCactus亜科のPhyllocactus連を見ていきます。Phyllocac
サボテン科全体を分子系統により分類した論文の続きです。引き続きJurriaan M. de Vosらの2025年の論文、「Phylogenomics and classification of Cactaceae based on hundreds of nuclear genes」をご紹介します。本日はCactus亜科のCactus連を見ていきます。Cactus連は、有
9月に行った東京薬科大学の薬用植物園の記事の続きです。熱々の温室で蒸されながらトロピカル植物を見ています。Cyclanthus bipartitusキクラントゥスは初めて見ました。キクラントゥス属は2種からなるパナマソウ科の植物です。ビパルティトゥスは中南米の原産。チャボイラン
Pencil-Stemのユーフォルビアは、最近イベントでも見かけるようになってきました。私も見かけると、ついつい買ってしまいます。我が家にも、Pencil-Stemのユーフォルビアがだいぶ増えてきたので、ちょっと生長具合を見てみましょう。Euphorbia aphyllaアフィラは今年は大変な
8月に行った神代植物公園の食虫植物展の続きです。ウツボカズラやサラセニア、ムシトリスミレ、モウセンゴケ、ハエトリグサ、ムジナモと有名どころは見てきました。しかし、流石に植物園の展示です。上に挙げた食虫植物以外の食虫植物もありました。あまり見たことがない風変
9月に行った東京薬科大学の薬用植物園の記事の続きです。まだ温室の入口付近でウロウロしています。マチン Strychnos nux-vomica毒性の高さで有名なストリキニーネを含有する樹木。ストリキニーネは医療用にも利用されますが、中毒量と薬効量が近いため使いにくいようです。
9月のサボテン・多肉植物のビッグバザールへ(2025年9月28日)
さあ、やって参りました。ビッグバザールです。前回のBBは5月でしたからずいぶん久しぶりです。しかし、7月に東京ビッグサイトでUNIQUE PLANTS FESTAというビッグイベントかあったため、それほど久しぶりな感じはしませんけどね。さて、ちょうど開場時間をまわったあたりでTO
さて、サボテン科全体を分子系統により分類した論文の続きです。引き続きJurriaan M. de Vosらの2025年の論文、「Phylogenomics and classification of Cactaceae based on hundreds of nuclear genes」をご紹介します。★まずは、サボテン科の大まかな分子系統を示します。
サボテンはその高い多様性にも関わらず、すべての種がサボテン科に分類されますが、その分類に関しては紆余曲折ありました。しかし、近年の遺伝子工学の発展により、サボテンに関しても遺伝子の違いを根拠とした分子系統が盛んに行われる様になりました。私もそれらの論文を
相変わらず、8月に行った神代植物公園の食虫植物展の続きです。本日はサラセニアとウツボカズラの残りをご紹介しましょう。Sarracenia psittacina var. okefenokeensis現在、変種okefenokeensisはS. psittacinaに含まれるとされているよう。Sarracenia purpurea ssp. venosaS
突如、思い立って鶴仙園にいって参りました。鶴仙園は入荷情報を毎日ブログに載せてくれるので、私も毎日見ています。以前は入荷情報を見ては足繁く鶴仙園に行っていたわけですが、公私共に以前より忙しくなり最近はすっかり足が重くなりました。まあ、ブログはなんだかんだ
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