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春の暖かさを受けてアリオカルプス属(旧ロゼオカクタス属)の「竜角牡丹」がその球体を膨らませてきました。これら三本の竜角牡丹、7年前に実生しその後袖台に接いで降ろしたものです。同じロットの種子からの者たちですが、それぞれに疣の形状が微妙に異なりますので、三苗を並べて置いて鑑賞しています。袖ケ浦台の接ぎ降し苗ということで根は袖ケ浦のものです。その効果は抜群で、成長著しく現在の球体直径は8cm程。毎年秋に...
前回12月4日のブログで12月に入っても旧ロゼオカクタス属牡丹類の開花が続いていることをお伝えしましたが、今日もその開花が続いていました。手前の二本のピンク花は袖台に載った竜角牡丹、奥の赤、ピンク、白色の花を咲かせているのは実生10年生の黒牡丹、姫牡丹の自根苗たちです。こうも数が揃うと、これは単なる狂い咲きではなく今年の異常気象の影響かという思いが強くなります。でも、牡丹さんたちよ、いつまでも浮かれてい...
昨日のブログで触れた竜角牡丹を齧る茶色の芋虫。ネットで調べた結果「オオタバコガ」の幼虫であることが判明しました。サボテンを食い荒らす結構悪いヤツであることがわかり、改めて露天栽培している接ぎ木苗を精査しました。昨日のものよりサイズは小さいが新たに4匹を発見。画面中央やや下にいる小さなヤツです取り敢えず全員逮捕して退場していただきました。中には小さな穂がほぼ食べ尽くされたり、成長点から深く食い入られ...
21日のブログで牡丹類が一斉に開花したことを記事にしておりましたが、この日に咲き遅れ気味であった竜角牡丹が3日遅れて咲き揃いました。いずれも袖ケ浦の台に載っている苗ですが、その台のおかげか苗の本体が見えないほどに大きな沢山の花が咲き誇っています。これらの苗はここ数年がサボテンとしての一番の盛りなのかもしれません。この機を逃すことなくしっかりと相互に交配しておきました。袖台に載っているので安心して結...
恒例?の秋の牡丹類開花。今年は多くの種類が一斉に開花しました。温室内がパッと明るくなりました。(今日のブログは登場人物<画像>が多く、長くなります。)それでは一つ一つ見てゆきましょう。いずれも実生10年生以上の成年たちです。<黒牡丹><姫牡丹><亀甲牡丹><玉牡丹><亀甲牡丹錦><赤花玉牡丹> <花牡丹><三角牡丹><三角牡丹チキータ><竜角牡丹><アガベ牡丹>これでわが温室内の牡丹類ほぼ「全員集合...
竜角牡丹はサイズが大きくならず美しい花を咲かせるので好きなサボテンの一つです。実生で育てるのはやや気難しい点もありますが、何とか数本の苗を維持しています。実生10年生の苗です。球体の直径は4.5cm程度です。一方で袖ケ浦の台に載せた苗も何本かあります。以下は6年前に実生し、その後袖台に載せさらに接ぎ降ろしたものです。球体の直径はいずれも7cm程度です。御覧のように接ぎ木苗はあとから実生したにもかかわら...
昨年秋に実生接ぎした「竜角牡丹」。約15本の苗が袖ケ浦の台に接がれてどんどん大きくなっています。通常自根の竜角牡丹は秋に開花しますが、これらの接ぎ木苗は初夏から断続的に咲き続けています。今は9月の中旬。そろそろ自根の竜角牡丹も蕾を上げてくる準備をする頃。接ぎ木苗たちはそんなことにもお構いなしに今日も開花を見せてくれています。今のところ台木の勢いを借りているので、自由に咲かせていますが、そろそろ接ぎ...
今日ふと接ぎ木苗養生エリアを見ると袖ケ浦に深紅の花が咲いているではありませんか。というのは深紅のウソ。実は袖台の上に接がれた竜角牡丹が季節外れの開花をしているのです。昨年秋に実生接ぎしたこの株。今春からプラ舟にためたハイポネックス液にドブ漬けして栽培しています。連日の真夏陽をを浴びて、自根苗では実現できないような成長を見せています。しかし開花は予定外。本体の何倍もの大きさの花を咲かせています。本体...
今年の5月に自家産の種子を採り蒔きした幼苗たちの中から、有望そうなものを二鉢選びました。<姫牡丹><竜角牡丹>いずれもアリオカルプス属(牡丹類)のサボテンとしては気難しい部類に入るものです。実生を本格的に始めてから10年経ちました。いろいろ失敗がありましたが、その間の経験から将来元気に育ってゆく実生苗群の特徴らしきものが見えてきました。・割と短期間のうちに一斉に発芽し、すぐに生え揃う。・変形苗など...
プラ舟にためた水にドブ付けして、露天で育てている袖台接ぎ木苗たち。それらの中で竜角牡丹が直射の太陽を受けて狂い咲きしています。本来秋に開花する本種ですが、接ぎ木の過剰なエネルギーの供給を受けて真夏の今開花しました。直射日光を受けて金属光沢のある花弁が輝いて見えます。小さな蜂が雄蕊の上でせっせと花粉を集めています。竜角牡丹の花粉は美味なのでしょうか。カメラを近づけると一度飛び去りましたが、すぐに戻っ...
昨年夏に実生接ぎした牡丹類のサボテンたちが真夏の太陽の直射を浴びて成長の波に乗ってきました。これらの苗は袖ケ浦の台に載っており、鉢はハイポネックス1000倍液の入ったプラ舟にドブ付けしています。綿毛が多くて画像からは判断できませんが、竜角牡丹です。開花寸前の蕾が顔を出しています。黒牡丹です。これだけ頭数が多いと接ぎ降ろしても…、と悩むところです。これも黒牡丹(らしい)。蕾がたくさん出ています。こち...
今日の横浜は(も)とんでもなく暑い日で、温室内には5分以上留まれません。命の危険を感じるほどでした。そこで冷房を効かせた室内で実生接ぎに勤しむことにいたしました。3日前にカットしておいた袖ケ浦。その尖った上部をさらに平たくなるようにカットし、その上に下部をカットした竜角牡丹の実生苗(3か月)を載せてゆきます。どうです。涼し気な見かけでしょう。穂はやっと本葉が出始めたころで、まだ米粒ぐらいの大きさです...
画像は最近植替えした時に並べた竜角牡丹たちです。向こう側にある3本は実生6年生の袖台接ぎ降し苗、手前側2本は実生10年生の自根苗です。想像通りですが、あとから実生した袖台株の方が先に実生した自根苗より大きく育っています。系統(DNA)の違いもあるでしょうが、疣の数は同程度ながら一つ一つの大きさが袖台接ぎ降し苗の方が大きいです。こうして外見だけを見ると、接ぎ木苗の方に軍配が上がりそうです。一歩引いて、接...
この秋に実生接ぎした牡丹類の苗たちです。いずれも台は袖ケ浦。このような状態の苗が40本近くあります。実際に接いだ苗は100本近くあったのですが成功率が低くやや残念な結果でした。黒牡丹、亀甲牡丹(錦)、竜角牡丹、岩牡丹などを接いでいます。この時期穂の部分を見ただけではどの種類の牡丹なのか区別がつきません。一応ラベルはつけていますが。11月中は露天のプラ舟の中で腰水状態で育てていましたが、12月に入り通風栽培...
大型の花牡丹類に先駆けて、旧ロゼオカクタス属の小型牡丹類が一斉に開花しました。赤やピンク系の美しい花です。<黒牡丹> 実生9年生の自根苗です。このぐらいの年数を経ると開花数も増えて一株でもかなり派手な雰囲気になります。<白花姫牡丹> この株も実生9年生の自根苗です。咲き始めに比較すると花色の白みが増しました。<竜角牡丹> 袖ケ浦台の接ぎ降し苗です。黒牡丹とともに最も濃い赤の花を咲かせます。<亀甲牡...