例年は亀甲牡丹等の旧ロゼオカクタス属の開花が一段落してから花牡丹等大型牡丹類の開花が始まるのですが、今年は亀甲牡丹などが開花している最中から大型牡丹類の開花が始まっています。<ロイヤル玉牡丹> 袖台接ぎ降し苗です。白花です。<花牡丹> 実生13年生自根苗。薄いピンクが射した白花です。<三角牡丹> 五十鈴園さん由来の実生35年生自根苗。三角牡丹にお約束の黄花です。<三角牡丹チキータ> 三角牡丹の小型種で...
サボテン・多肉植物の栽培について気ままに投稿します。
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。 現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。 二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。
例年は亀甲牡丹等の旧ロゼオカクタス属の開花が一段落してから花牡丹等大型牡丹類の開花が始まるのですが、今年は亀甲牡丹などが開花している最中から大型牡丹類の開花が始まっています。<ロイヤル玉牡丹> 袖台接ぎ降し苗です。白花です。<花牡丹> 実生13年生自根苗。薄いピンクが射した白花です。<三角牡丹> 五十鈴園さん由来の実生35年生自根苗。三角牡丹にお約束の黄花です。<三角牡丹チキータ> 三角牡丹の小型種で...
2020年にヤフオクで入手した種子を実生したディテランサスの「バンジリーエメラルド(緑稜耀玉)」。当初15本ほどの苗がありましたが次第に消えてゆき現在二株のみになりました。元来ディンテランサス「バンジリー」は夏のシーズンを終えて新球が発達したころ根際から腐りやすく、次第に数が減ってゆく傾向が強いです。加えて”エメラルド”は交配しても極めて結実しにくいです。結果として、次第に数を減らしてゆく運命をたど...
毎年この時期、コノフィツムが脱皮を終え新球を露にしてくるのですが、一部のコノの身割れにも悩む季節でもあります。全てのコノに身割れがあらわれるわけではなく、種類により身割れ傾向の濃淡があります。旧オフタルモフィルムのコノが身割れする傾向が強いですが、その中でもほぼ全員が身割れするのが「風鈴玉」です。画像にもありますように、過去に身割れを経験した苗には目印として”赤ラベル”を立てて水遣りを抑制しているの...
5年ほど前に「白条般若」として入手した種子を蒔いて育てた苗です。現在の球体径は5cm、高さ7cm程度です。般若の名はありますが刺はありません。稜上にある二つのアレオーレの間に白い条(線)ができるためこの名があると思いますが、この苗は「条」の出来が不揃いです。不条理??まだ般若としては中途半端な大きさですので、もう少し大きくなるまで育てて「条」がどのように発達してくるのかを見定めたいと思います。ご訪問...
このブログではあまり表に出てこないフライレア属のサボテンたち。今日はそのフライレアの「フィランタス」です。2014年8月にヤフオクで入手した種子を実生したもののうちの二株です。既に二株とも群生株になっています。どれが主頭かなんとなくわかる程度になっていますが、各頭の大きさは大きくてもせいぜい径1.5cm程度です。フライレア属のサボテンの常で、開花は気まぐれです。その開花時の貴重な画像が一枚残っていま...
ようやく涼しい中で晴れ間が出るようになりました。秋はコノフィツムの開花の季節です。開放型栽培室のコノたちが一斉に開花を始めています。まだ、満開とはいきませんが咲き始めのコノフィツムたちが目を引きます。<ブルゲリ大玉><赤耳少将><マーベルズミルクマン><ミヌツム MG#1430.8><プラエセクツム>開花はこれからが本番です。ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人...
アリオカルプス属(旧ロゼオカクタス属)の「竜角牡丹」が開花しました。派手な花が多いアリオカルプス属のサボテンですが、その中でもこの竜角牡丹の花はひときわ派手で美しいです。その美しさで調子に乗り同じ苗を三方向から撮影してしまいました。通常竜角牡丹を自根で育てるとこの程度の大きさになるまで10年近くを要しますが、この苗は6年前に実生、4年前に接ぎ降ろした苗です。竜角牡丹の場合、同じ用土で同じ水遣りをす...
今日はサボテンの話ではありません。サボテンを植える鉢の話です。8年ほど前に購入した東南アジア産の素焼きの植木鉢。直径50cm程の大きさで手ごろな価格だったため金鯱大苗に使用しています。今日たまたまその鉢の上部の淵を見ると…。まるで鉄錆のように、ボロボロと剝片が浮き上がっています。日本製の駄温鉢でしたらこんなことは無く、半永久的に使用可能なのに。焼き物でも造りが甘いと(多分焼成温度が低い)こんなことに...
例年よりやや早めですが、フェロカクタス属の「日の出丸」が開花しました。基本的には刺を観賞すべきサボテンですが、花もなかなかのものです。深紅の鉤刺に囲まれたピンク色の花が引き立ちます。この苗は、2013年5月に札幌カクタスクラブさんから入手した種子を実生したものです。球体の径は既に10cmを超えていますが、まだ大きくなってゆきそうです。そろそろ植え替え作業に苦戦しそうな手ごわい相手になってきました。ご訪問く...
今日は久しぶりに秋の長雨が上がった感があり、特に午前中は晴れ間に恵まれました。開放型栽培室ではメセン類の開花が始まりました。この栽培室の特徴である開放された出入り口から蝶や蜂、アブなどが温室内を訪れています。今日はこんな珍客が…。ナガサキアゲハの雄の個体です。開花中のコノフィツムの間を飛びまわり、盛んに蜜を吸っています。人なれした個体で撮影のためごく近くに寄っても全然気にせずに吸蜜を続けていました...
袖台に載せて接ぎ降し発根に成功したユーベルマニア属の「フラビスピナ」三苗。この夏を経て球体が美しい扁平に育っています。これらの苗は2024年春に実生し、その年の秋に袖台に接ぎ木し、2025年夏に接ぎ降ろしたました。フラビスピナは、自根で成長した場合その球体は真球形からやや縦長に育つものです。出来ればこの扁平形状をなるべく保ちつつ育てたいと思っています。徒長は禁物なので、水やりは辛くし、陽光をたっぷ...
9月初旬にこのブログで、「5年間植替えなしの金盛丸群生」とご紹介したエキノプシス属の「金盛丸」群生株三鉢を植え替えました。まずは植え替え前の姿を再掲します。しばらく植え替えていないため球体の色が悪くなっています。そして植替え後・・。比較的大球で見かけの良いものを残しました。元の位置であるエアコン室外機の上に配置。水遣りは基本吹きこむ天水にゆだねます。これであと5年辛抱してもらいます。そしてオマケの...
実生35年生のロフォフォラ属「ディフューザ(翠冠玉)」の球体側部が異常に膨れてきました。でも、私には驚くにあたりません。このような現象はこの苗の同期にて既に二回経験しています。この膨らみ(瘤)はやがて破裂します。そして中からすでにある程度育った子株が複数現れます。その後それらの子株は主頭の根際の周囲に散って行き、年数を経て形の良い群生株へと変化してゆきます。ロフォフォラ属のサボテンでは時々このよう...
2013年春に播種したツルビニカルプス属の「精巧殿」二苗が開花しました。いずれも自根苗です。通常精巧殿は秋の終わりごろゴマ粒のような黒い蕾を見せ始め、開花は翌年1月になるのが通常です。これは同属のバラ丸にも共通します。しかしここ数年、精巧殿は秋のこの時期に開花する株が時折見かけられます。狂い咲きというには数が多いと思われます。これも精巧殿の開花パターンの一つになっているのかもしれません。ヤフオクに...
うちの温室では斑模様が移ろいがちで不安定な、オブレゴニア属の「帝冠錦」。期待していた数本の苗は斑模様が消え、現在「帝冠錦」と呼べることができる苗は下の画像の三本になってしまいました。この苗は最近のブログでもご紹介した、全斑から”斑入り苗”への転換中の苗です。幸い緑色の部分が広がりつつありますので、良い兆候が続いております。現在袖台に載っておりますので、成長は速そうです。球体の径は4cm程度です。この...
昨年秋に袖台に接いだ「銀冠玉錦」二苗。現在も台に載せたまま肥培を続けています。不満はあります。地の本来緑色の部分に黄味が入り、一方斑の黄色の部分には緑色が入り込み、結果として斑模様が不鮮明なものになっています。そして不満な点のもう一つは、こんな小さな苗のうちからどんどん子を吹いて群生化している点です。斑入り苗はできればその斑模様が目立つべく単頭でいて欲しいです。まあこれらは栽培者のコントロールの効...
2014年5月に奈良の業者さんからオマケで頂いたゲオヒントニア属の「メキシカーナ」の種子。20粒蒔いて16本が発芽。ヤフオク出品等で現在三本の自根苗が残っています。球体直径は4~5cm程度。成長はずっと緩慢ですが、これからまだ大きくなりそうです。このメキシカーナというサボテン、典型的な硬質サボテンで軟弱なサボテンによくあるブヨブヨに腐って枯れてしまう事はまずありません。したがってなかなか枯れることは...
5年前に実生した銀冠玉錦の自根苗たちです。「銀冠玉錦」と謳う多くの種子を蒔きましたがが斑入り苗が出るのはごく一部で、それらを後生大事に育てています。ルリ兜錦などでは発芽する苗の大半が斑入り苗で、それらの中から良い斑回りの苗を選別するのが通例ですが、銀冠玉錦の場合にはまだその域にまで達していません。あえて良い斑回りの苗と言えるのは二番目の画像の苗あたりでしょうか。各稜にうまく散った斑にこの苗の将来性...
9月上旬の長雨を経て気温が一気に下がり、本格的な秋がやってきた感があります。温室内ではこの秋を敏感に感じた牡丹類が一斉に開花し始めました。<亀甲牡丹> 袖台接ぎ降し苗。実生13年生です。<亀甲牡丹ヒントニー> 実生13年生、自根苗です。<亀甲牡丹> 実生13年生、自根苗です。<亀甲牡丹ヒントニー> 実生13年生、自根苗です。<亀甲牡丹ヒントニー> 実生13年生、自根苗です。<白花姫牡丹> 実生13...
先週には全く気配のなかったブルゲリの蕾が顔を出し始めました。蕾の先端が顔を出したものや、まだ蕾が顔を出す前の割れ目があらわれただけの苗もあります。昨年これらの苗が満開になったのは10月下旬でした。夏場よりも気温が下がり、植物たちの動きもゆっくりとしてきます。あとひと月、ゆったりと大きくなってゆくブルゲリの蕾の成長を見守ります。ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サ...
実生13年生のギムノカリキウム属「海王丸」自根苗です。球体の径は10cm程。体調の良否により球体色が緑になったり黄色味を帯びたりと、顔色を変えて栽培の良否を栽培者に訴えています。この海王丸、深い思い出があり本格的にサボテン栽培を再開した2013年に初めてたにさぼ実生倶楽部さんから提供された種子の一つです。同年3月に第56回タネプレで提供された種子20粒の中から発芽したのは13本でした。現在この苗一本...
2022年秋に実生したコノフィツムの「ラツム(Ratum)」別名「桃尻娘」が今年も開花しました。 透明窓を有する径3.5cm程の扁平な球体に遠慮がちにピンク色の花が開花しています。ちなみに二年前にヤフオクで「ハンメリ」??として入手した苗も開花しており、その姿からこちらもラツム(Ratum) であることが確定しました。コノフィツムには別にマウガニーの「ラツム(Latum)」がありこちらはLラツムとして区別されています...
昨年一月に入手したコピアポア属の「ヒポガエアvリザードスキン」4苗。自根で育てていますが、うちの温室に相性が良い様で、良い具合に育っています。入手当時は単頭でしたが、その後グルリに子を吹き各苗とも良い形の群生に育っています。こうして拡大してみるとなるほど艶の無いがさがさとした褐色の肌です。リザードスキン(トカゲの肌)の名に納得する姿です。ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブロ...
2024年8月に実生したルリ兜錦の寄せ植え苗。3か月前の6月の姿です。3か月経過した現在はどうなっているでしょうか。夏の高温のお蔭か、球体が大きくなり斑模様もより鮮明になりました。この系統(血筋)の苗は成長とともに斑の割合が次第に大きくなってゆくのが特徴です。良斑の苗は一本のみですが、今後も変化がありそうなので興味を見守ります。ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「...
実生6年生を超えたコノフィツム「ブルゲリ」の大玉。一時は50本を超える本数がありましたが少しずつ消えてゆき、現在45球が健在です。ここまで年数を経ると大小の差も顕著になってきました。大方の苗は球体の径が4cm前後ですが中には5cmを超える大玉も出てきました。<径:5cm><径:5.5cm>ここから先は未知の世界です。どこまで大きくなるのやら。腐らさないように水遣りをやや辛めにしつつ、良く陽光に当てて育て...
2013年春に実生したアリオカルプス属の「岩牡丹」自根苗です。このシュッ・シュッ・シュッと放射状に延びる疣の姿が何とも言えず好きです。また灰緑色のその色も絶妙。確か同期の苗が10本近くあったはずですが、各地に嫁入りして残り一本になってしまいました。次世代養成を怠っていましたが、今頃反省しても後の祭りです。残りのこの一本、大事に育ててゆきます。ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほん...
今年の一月にヤフオクで入手した種子を蒔いたコピアポア属の「黒王丸」です。20粒蒔いて15本が育っています。黒王丸にしてはかなりの好成績です。現在大きなものは球体の直径8mm程度に育っています。1~3月の間は空き家二階の窓際に置いて、常に腰水し、その下には20℃にセットしたヒーターを置いていました。月に一回はカビやアオゴケ発生防止のため、ベンレート水溶液をスプレーしています。この9月中にこれらの苗を二...
35年前に五十鈴園さんから購入した花牡丹二株。球体が縦伸びしたため、3月初旬に胴切りしました。当時の苗の姿です。確かに長いですね。しかも球体下部が木質化していましたので、胴切りに遠慮はありませんでした。球体の上部5分の2あたりでバッサリと切断。2週間ほど乾燥させてから、発根のため挿し木しました。半年後の現在、押してもグラグラしなくなったので発根に成功したようです。疣の一つ一つが細く、あまり魅力的な姿の花...
毎年9月初旬から10月にかけて始まる牡丹類の開花。今年の一番花は亀甲牡丹でした。三頭立ての亀甲牡丹群生株の一頭にピンク色の蕾が顔を現しました。開花まであと数日です。ここ何年かの記録を紐解くと、秋の一番花は亀甲牡丹ヒントニーが一番多く、ブラボアナスや亀甲牡丹も顔を見せています。関東地方は9月に入りずっと曇りや雨の日が続いていましたが、今日は久しぶりの晴れ間が顔を出し気温も30℃を超えてきました。秋の開...
接ぎ木の台木用に養成している袖ケ浦に赤い実が実りました。実に鮮やかな色です。不熟青硬の青い実が上部に、丁度いい具合に熟した赤い実が下部に付いています。袖ヶ浦は自家受粉しないはず。お相手は誰だったのでしょうか。それはともかくとして、この赤い実をどうするか。昨年同じように結実した実から取り出した種子を蒔いたのがありました。6月ごろの画像です。左側に林立しているのが実生半年後の袖ケ浦たちです。この苗は初...
袖ケ浦の台に幼苗接ぎで載せたユーベルマニア属の「ペクチニフェラ」。活着はしやすいのですが、その後簡単に穂が台から外れてポロリと落ちてしまいます。通常接ぎ木に成功して活着すると、3月もすれば触ったぐらいでは容易には台から穂が外れることは無いのですが、この「ペクチニフェㇻ」+「袖ケ浦」の組み合わせではそうはいかないようです。落ちた穂と台の断面を観察すると活着してくっついていたのは直径1mm程度の面積です...
コリファンタ属の「マクロメリス」が今年二回目の開花を迎えました。2013年に実生した親苗から噴いた子株を挿し木で発根させたものです。二株開花しました。このマクロメリス、他のコリファンタ属のサボテンとはかなり様相が異なります。まず、球体は軟質でその形状は他のコリファンタ属のものより縦長になります。赤ダニに好まれるのは他のコリファンタと同様ですが、このマクロメリスはアレオーレから蜜を分泌するため、黒カ...
2024年に実生、袖台に実生接ぎしたストロンボカクタス属の「菊水」綴れ苗。同期の他の苗たちは2025年に接ぎ降ろしましたが、この苗は成長が遅いため袖台に付けたまま2026年の現在に至っております。この夏を過ぎる頃からようやく動き出しました。この苗の系統は、綴れやすいのですがその癖が強すぎるせいか綴れが一直線にならず「Y字型」変形の「X字型」になることが多いのですが、この苗は幸い良い具合に一直線状の綴れになってく...
2024年に実生しその後袖台に載せ、昨年夏に接ぎ降ろして発根を図ったユーベルマニア属の「フラビスピナ」5株です。3本が発根して成長を再開しましたが、2本は未だ発根せず固まったままです。<発根した三株> 球体は膨らみを得て、さらに開花しました。画像には咲き柄があらわれています。<未発根の二株> 抜き上げて確認したわけではありませんが、押すとグラグラしています。球体も膨らみを回復できていません。折角苦労して...
駄物の王様、エキノプシス属の「短毛丸」が開花しました。しかも短毛丸にはピンク花、黄花などいろいろな花色がありますが、今回開花した株は正統派の白花です。やはりエキノプシスの花は白が美しい。球体を膨らませるため栽培場所を通風型栽培室から湿度が高くほぼ無風の温室内に移動しましたが、少しですがその効果が表れているようです。エキノプシスのサボテンは容易に子を吹く傾向がありますが、この株は今まで子を吹いたこと...
2020年11月にメサガーデンから入手した種子を蒔いたコノフィツム・ペルシダム・ssp クプレアツム・ルーイワルスプールトSB2276(Conophytum pellucidum ssp cupreatum Rooiwalspoort SB2276) が満開です。小型種の多いコノフィツムのこと、本種も一つ一つの粒径は7~8mm程度ですが、播種から6年経過した現在群生化して、7cmのプレステラ鉢にほぼ一杯になりました。オレンジ色の球体に純白の花が映えて見えます。この「SB2276」...
昨年春に実生し、秋に袖台に接いだエキノカクタス属の「翠平丸」二苗です。球体の径は3~4cm程度です。実生自根苗では一年生の苗の大きさはせいぜい1cm程度でしょうから、一応接ぎ木の効果は出ているようです。この秋は台木のついた状態で肥培し、来春に台をカット、発根を図る予定です。太平丸類は接ぎ木した場合、ややもすると不意に子を吹いてくることがありますが、鑑賞的価値から考えれば、単幹のまま大きくなっていって...
今日のブログは2013年春に実生したマミラリア属の「アザラシ」についてです。多くの苗(7頭)が並んでいるように見えますが、実は二株です。一株は赤い種鞘を付けている手前側の三頭、もう一株は奥側の四頭で、いずれも一つの主幹から分頭したものです。このアザラシ、子吹きをせず分頭して株が大きくなってゆく面白い性質を持っています。そして多分自家受粉するのでしょうね。手前側の株は多くの種鞘を上げており、この種鞘...
露天のエアコン室外機の上に置いているエキノプシス属の「金盛丸」が久しぶりに開花しています。群生株三鉢をこの場所に置いてから5年経過しました。この間全く植替えをしていません。水遣りは基本吹きつける雨水によっていますが、乾燥が気になる夏季は月に一回水道水をざぶざぶと与えています。冬季はカバーをかけることなく、露天に置いたまま寒風の吹き曝しに任せています。流石は駄物の王様金盛丸、全く衰えることなく悠々と...
2013年春に実生したアリオカルプス属の「黒牡丹」と「姫牡丹」との自根株です。<黒牡丹><姫牡丹>いずれも実生13年生で、同期実生の中の育ち頭です。黒牡丹は径7cm、姫牡丹は径6cmほど。ここら辺が成長の限界のような気もします。温室内の棚上に配置し、プチプチシート一枚の遮光で通年栽培しています。これら黒牡丹、姫牡丹は鑑賞上綿毛が白いことが重要と考え、頭上潅水は避けています。それでもやや黄色みがかって...
画像は2013年春に実生したアストロフィツム属の恩塚ランポー玉です。3~5稜ある恩塚ですがこの苗はその中でも希少な3稜の苗です。ただ、一部のアストロフィツム属のサボテンの常で年数を経るとともに次第に柱サボテン化してきました。球体径の三倍ほどの高さになっています。この苗の見頃は、球体径と球体高さが同じ頃だったと思います。このまま育ててゆけば、さらに柱サボテン化が顕著になることは明白です。今後の対策と...
この画像は袖台に載っているアリオカルプス属の「亀甲牡丹錦」です。実生してから8年ほど経過しています。自分でこういうのもなんですが、これ以上ないほどの良い斑の散り方をしています。この苗一本では心もとないので毎年次世代養成のための交配を行っています。斑の無い♂苗の花粉をこの苗に付けて結実させています。毎年100粒以上の種子を提供してくれています。問題はその先です。100%近い種子が発芽してくれますが、その後...
一昨年秋に袖台に載せたサボテンたち。大きく育ったものは昨年に接ぎ降しましたが、育ちが遅いものたちは今年7月まで肥培を続けました。そしてこの秋に接ぎ降し発根を図るべく、7月に台木を付けて切り落としました。切り口に殺菌剤と発根ホルモンを塗布して乾燥中です。こうしてサボテンたちを裏側からじっくりと眺めるのもたまには良いものです。<尖紅丸(多頭)><尖紅丸(単頭)><黒王丸><沙羅錦><フェロシオール>各...
袖台に載せた帝冠錦。それが今年の1月には全斑の苗になってしまいました。全斑の苗になり、温室内で目立つ存在にはなりましたが、斑入り苗としては何としてももったいない姿です。このままでは開花させて花粉親にでもするよりなさそうだと踏んでいました。ところが、ところが…。昨日この苗をよく見てみると、成長点付近から”斑模様”を予感させる緑色を含む組織が新たに復活してきているではありませんか。もともと帝冠錦の苗は、...
今日のブログの主役は、メロカクタス属「バイエンシス(涼雲)」の実生15年生自根苗です。なんだこれは!!三日間留守にしている間に、これでもかというほどの数の種鞘を上げてきていました。寒さには弱いとされるメロカクタス属のサボテンですが、その逆を行くような夏場の強さ。普段は見つけ次第取り去るメロの種鞘ですが、今回はあっけにとられしばらく見つめていました。ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「に...
その昔、”名前は長いが効き目は速い”という抗ヒスタミン剤(レスタミンコーチゾンコーワ軟膏)のコピーがありましたが、今日のお題は、名前が長い「コノフィツム ミニマム ウィッテベルゲンセ RR714」です。…ので以下、「RR714」と略します。この時期コノフィツムたちは新球が旧皮を破って新たな顔を覗かせる、栽培家にとっては心躍る季節です。ウィッテベルゲンセはコノフィツムの中でも鮮明な模様を呈する魅力ある品種ですが...
昨晩、3日間の道東旅行から帰ってきました。総じて天気に恵まれ、良い息抜きができました。<美幌峠>朝、女満別空港から直接目指したのが美幌峠。屈斜路湖を眼下に壮大な景色が拡がります。<サロマ湖>最初の宿泊ホテルから見たサロマ湖。10年ほど前に、右遠方に見えワッカ原生花園を”サロマ湖ウルトラマラソン”で5回ほど走りました<能取岬> 網走市街から車で30分ほどの景勝地。ここは「網走オホーツクマラソン」のスタ...
2018年10月にshabomaniac! さんから頂いたアガベの「ユタエンシス」です。あれから8年経過しました。現在どうなっているでしょうか。株の径は5cmから12cmへと大きく成長し、子株を3つ吹いています。このユタエンシス極めて丈夫な性質で、水遣り多くとも少なくとも我関せずとばかり成長を続けます。しかし日当たりはなり重要。無遮光の環境下に置くと、鋭い刺を先端に武装した葉を次々に伸ばしてきます。この先端の刺、...
2024年11月に実生したフリチア属の「プルケラ(光玉)」。栽培場の場所の関係で空き家二階の窓際に置いて管理しています。このフリチア、なかなか気難しいです。昨年の秋には12本あった苗が少しずつ消えてゆき現在7本に減ってしまいました。典型的なのはこの鉢です。下の苗は未だ生きていますが、上の苗は枯れて乾燥した海藻のような見かけになりました。枯れていった苗の最後は皆このような姿でした。ここで改めてchatGP...
昨年初秋に袖台に接いだ実生幼苗たち。活着率は約30%と惨憺たる成績でした。しかし活着に成功した苗たちは今年に入って袖台の力を借りて急速な成長を遂げています。…、というか急速過ぎて困っている苗たちもあります。接ぎ降しを前に既に多頭化している苗たちです。<銀冠玉錦><黒牡丹> 狂い咲きしようとしています。秋の開花のフライイングか。<ペクチニフェラ錦> まだ斑は出ていないようです。<ホルステイ(ディスコカ...
今日のブログはギムノカリキウム属「オコタレナエバリスピナ(武勲丸)」についてです。2013年春に実生した自根苗で1苗のみ維持しています。強刺ギムノらしい漆黒の刺と濃い緑色の肌を持つ球体です。現在球体直径は8cm程度。これから先はあまり大きくならない様子です。ご存じのように、一般にギムノ類はサボテンとしては弱光を好むとされています。一方でサボテンの刺をよく発達させるためには強光が必要ともされています...
今日の主役は優美なフェロカクタス属「ジョンストニア」です。仙友のいっちゃんさんから7年ほど前に頂いた、王冠竜を台にした苗です。通風型栽培室の棚上に置いて管理しています。現在の球体径は9cm、高さ12cm程の大きさに育っています。本種の見どころはフェロカクタス属のサボテンとしては細め、飴色の刺です。強刺というより優美という言葉がよく似合うサボテンです。原色サボテン事典によれば、球体径35cm、高さ60cm...
今日のブログは巨大サボテン フェロカクタス属の「紫禁城 (ferocactus diguetii)」について。8年ほど前に仙友のいっちゃんさんから頂いた自根苗です。青緑色の球体に飴色の強刺が美しいサボテンです。現在球体径は8cm、高さ11cm程度。成長は金鯱などと比べるとかなり遅いですが、通風型栽培室の上段の棚で着実に成長を重ねています。この紫禁城、なんと言ってもその最大成長した時の大きさが、高さ4m、径80cmと、球形サボ...
今日は2018年春に実生したフェロカクタス属の「火剣峰」についてです。実生8年生の自根苗を二本育てています。球体の径6cm、高さ9cm程に成長しています。特徴は美しい黄刺。カンナで削り上げた檜の色を思わせます。現在棘の発達を優先するため、通風型栽培室の上段に置いて栽培しています。植え替えは二年おきにしていますが、この黄刺の先が湾曲しているため作業は慎重に行っています。しかしこの先まだ数年間は手作業で...
40年ほど前に名古屋の五十鈴園さんから購入したフェロカクタス属の「金冠竜」。龍神木の台に載っていました。40年間で本体の金冠竜は高さ30cmを超えるサイズに成長しました。根の龍神木もそれなりに成長し行き場のない鉢の中でとぐろを巻いていました。今年二月にその龍神木の太根をカットし、数年ぶりに新しい用土に植え付けました。その時の様子です。もはや若木とは言えない苗なので、元気に発根してくれるか気になるとこ...
これといった理由なく始めた「黒王丸たち」シリーズ。第三回目の今日は、名古屋の五十鈴園さんから入手した親株とそれから出た子株たちの現在です。まずは親株。このブログに何度も登場してくれた古株です。25年ほど前に南米病を患い成長点がつぶれました。次から次へと子を吹いてくれます。現在の姿です。出てくる子を掻き落とし挿し木や接ぎ木の材料にしていますが、それにもめげず現在も4つの子を付けています。これらの子も...
2024年初秋に実生したオブレゴニア属の「帝冠」。今年三月に第二回目の植え替えをした直後の画像です。長辺15cmのミニプランタに新用土で22本の苗を植え付けました。大きな苗で直径1.3cm程度でした。温室南側棚上にプチプチシート一枚の遮光で配置しました。帝冠の様な緑色濃いサボテンにとってはかなり日当たりは強めです。その分、水遣りはかなり多め、表土が乾く前にたっぷりと潅水をすることを続けました。5か月経...
私にとってコノフィツムの実生難物は「ペルシダム メイキンズプラム」と「ハンメリ」です。いずれも苗の成長が遅く、小さなまま夏の時期を迎えるため水遣りを誤ると毛根までカラカラに乾いて再起不能になります。今年は水遣りに気を使い、何とか今まで生き続けています。上の二苗がメイキンズプラムです。実生三年目。今年は多く分頭しました。それでも主頭の径は5mm程度です。この赤ワインのような色合いが気に入っています。...
今日8月7日は「立秋」です。未だ日中の最高気温は35℃前後を行き来しており、さすがの「二十四節気」も影が薄くなりつつあります。しかし、植物たちは暑いながらも日の出日の入りの時刻や太陽光の角度などに、遠くない秋の気配を感じているようです。コノフィツム「ペルシダム」の実生6年生です。もともと小型種で年々多頭化が進んでいます。実質的には今シーズンの脱皮は完了しているはずですが、まだ旧皮が新球を包んでいる状...
昨日から始めた「黒王丸たち」シリーズの第二段。今日は2013年に播いたメサガーデン由来の種子から出てきた球体色が黄緑色の一群についてです。二つのグループに分けてみました。<Aグループ><Bグループ>両グループに共通するのが、球体が黄緑色であること、及び刺が飴色であることです。いずれも黒王丸としては”異色”です。よく見る黒王丸は白粉を帯びた濃い緑色の球体から黒色の強い刺が出ているのに比べ、これらの苗の色...
今日から数回にわたり、うちの温室に長くいるコピアポア属の「黒王丸」たちをご紹介します。今日は2013年春にメサガーデンから入手、播種した黒王丸たち二株です。球体や稜の形状、色や刺の特徴などから同一系統由来の黒王丸と思われます。実生13年生の自根苗たちです。黒王丸の名には相違するような黄刺ですが、丸み豊かな稜の形状がこれらの苗の穏やかな雰囲気を醸しています。またこれらの苗の特徴として、良く子を吹いてくるこ...
牡丹類の「秋の開花に備えて」の第四段。今日は「亀甲牡丹錦」です。袖台に載せて接ぎ降ろした苗で、実生してから10年ほど経過しています。御覧の通り斑が良く散った良い斑回りの苗で、大事に育てています。頭上潅水はしていませんが、なかなか豊かな綿毛になりません。ただ一時は球体の径が8cmぐらいで成長が止まったかと思った時期もありましたが、袖台のお蔭か少しずつ成長を重ねているようです。このブログに何度も書いて...
前二日に続いて牡丹類の「秋の開花に備えて」の第三段。今日は「青磁花牡丹」です。2013年春播種の実生13年生自根苗です。現在の球体の径は12cm程度で、まだまだ大きくなりつつあります。この苗の特徴は疣の形状で、尖った先端が上向きに反っています。球体色は「青磁」の名に負けないような灰緑色であり、渋い印象を醸しています。球体下部の疣に目立った傷が認められます。これは7年ほど前、寒冷紗の隙間から射し込んだ...
昨日に続いて牡丹類の「秋の開花に備えて」の第二段。今日は「ロイヤル玉牡丹」です。2013年春実生の13年生です。自根ではなく袖ケ浦の台に載っており、うちの温室の牡丹類では最大級の大きさ(径13cm)です。厚めの疣が特徴で、それでも扁平な球体形状を保っています。見るからに堂々としており、横綱大の里関を彷彿とさせます。まさに”ロイヤル”の名にふさわしい姿です。どこまで大きくなるか、将来が楽しみなサボテンで...
連日の猛暑日が続く横浜地方。温室内の大苗のサボテンたちには水遣りを控え、夏季の休眠をさせています。牡丹類の大苗たちは数か月後の秋の開花に備え、丁度よい花芽形成の機会になっているものと思われます。これから数回にわたり、この時期の牡丹類大苗の姿を追ってみます。<赤花三角牡丹>2013年春実生の13年生自根苗です。もう一か月以上水遣りをしていませんが、さすがサボテンの大苗です。球体や疣の縮みは全く感じら...
ひところは大いに人気があり、現在でもそれなりに人気のあるロフォフォラ属の「銀冠玉錦」。人気絶頂の頃価格の高い種子を入手し実生して大事に育ててきた苗です。ルリ兜錦のように多くの苗を実生してその中から良い斑回りのものを選抜するという訳にも行かず、斑入り苗ならいいや、との判断で選抜してきました。画像の苗はそんな中でも割と斑まわりの良い個体です。既に実生10年を超えて、球体直径は10cm近くあります。割と良...
人間様は生まれて17年も経つともう立派な大人の一歩手前。さてサボテンが17年の年月を経るとどう変化しているでしょうか。フェロカクタス属の「王冠竜」の例を見てみましょう。2009年6月の画像です。温室内の棚手前側に転がっている二本の苗。直前に親株から切り離して乾燥中の「王冠竜」掻き子です。球体の直径は4cm程度でした。この掻き子を挿し木し、そのうちの一本が根付きました。そして17年後の現在の姿です。フェロの中...
今日は連日の炎天下に置かれて生きるコノフィツムの「ブルゲリ」大玉について。実生5~6年生となり球体の直径が3cmを超えるブルゲリの大玉を50球ほど育てています。そのうちのランダムに選んだ代表選手4球です。旧球の内側で新球が育って居る頃なのですが、見かけは最中の皮をかぶった饅頭の様です。原因は栽培環境にあるようです。風が自由に通り抜ける通風型栽培室に置いています。この栽培室、陽光は終日当たり湿度・室...
今日の主役はマミラリア属の「マルコシー」群生株です。親株の主頭が腐敗し救済のために外した子株を育て、やっと元の親株の姿に近づいてきました。御覧の通り本種は群生株になるのが基本です。球体は触るとグニャグニャする超軟質サボテンで、容易に腐敗します。見どころは、球体を覆うように密生する赤刺で、少し離れてみると赤く輝いているように見えます。他に何本か本種を育てていますが、なかなかこのような良い形状の群生株...
昔、アンテナのコマーシャルで似たようなコピーがありましたが、今日のブログの主役は刺が長すぎて困るほどのサボテンです。フェロカクタス属の「偉冠竜」。2018年3月に仙友のいっちゃんさんから頂いた種子を蒔いたもので、自根で二苗を維持しています。本種の特徴は何と言っても球体の二倍ほどの長く赤い主刺を生やしていることです。球体は灰緑色で、実生8年目の現在はほぼ真球形ですが、この先成長を重ねると縦長の長円形に変化...
今年5月下旬に播種したアストロフィツム属の「赤花兜」。この一か月間の成長を見てみました。<6月24日> 播種一か月後の状態です。蒔き過ぎたと思っていましたが、よく見ると未発芽の種子がまだ結構残っています。<7月25日> 6月下旬に発芽していたものはそれなりに大きくなりました。球体色も緑色が濃くなり、生き生きとして見えます。ただ驚くほどの成長ではありません。一部の苗は生命力が弱く消えていっています。...
今日も日中の最高気温が35℃と猛暑日となった横浜。この一週間は熱中症を恐れて温室を訪れていませんでしたが、さすがにもう限界です。特に実生一年以内の実生苗は根までカラカラにしてしまっては取り返しがつきません。決死の覚悟で二つの温室と通風型栽培室のサボタニたちにサッと水遣りをしました。その間30分ほど。その後、あらかじめ冷房をかけて置いた室内に戻り、ガラス戸越しに写真を撮りました。プラ舟に液肥を満たしそれ...
植物としては成長が遅い部類に属するサボテンですが、10年も経てばさすがにその姿の違いは明確だろうということで、前後の画像を比較してみるこのシリーズ。第五回目の今日はロフォフォラ属の「烏羽玉錦」です。10年前の2016年三月の画像です。その二年前に実生した多くの「烏羽玉」の苗の中から二本の斑入り苗が出てきました。今回の烏羽玉錦はこの10年で大きく変わりました。現在の姿です。二株ともいわゆる「子ぶき烏羽玉」と呼...
2015年春に実生したペレシフォラ属の「精巧丸」です。実生11年生の自根苗です。二本の苗を維持しています。現在球体の直径は3cm程度。成長の遅いサボテンの中でも就中遅い成長です。サボテン界では松露玉、花籠に次ぐ成長の遅さです。この精巧丸、マミラリア属の精巧殿と名前も姿も良く似ていますが、本種の方が球体上に出来るゲジゲジの長さが長く、球体がより硬質である点で異なります。精巧殿も同様の傾向がありますが...
植物としては成長が遅い部類に属するサボテンですが、10年も経てばさすがにその姿の違いは明確だろうということで、前後の画像を比較してみるこのシリーズ。第四回目の今日はアリオカルプス属の「青磁牡丹」です。40年ほど前に名古屋の五十鈴園さんから購入した親株から出た子株。20年ほど前に挿し木発根させ育ててきています。2016年の姿です。丸く太めの疣に年輪状の白粉が噴いてくるのが本種の特徴です。この時点では成...
植物としては成長が遅い部類に属するサボテンですが、10年も経てばさすがにその姿の違いは明確だろうということで、前後の画像を比較してみるこのシリーズ。第三回目の今日はアリオカルプス属の「シワ疣花牡丹」です。35年ほど前に二和園さんを訪れ購入した「シワ疣花牡丹」。キリン台の接ぎ木苗でしたので拙い栽培でも生き残ってきました。しかし2013年頃に成長点に変調をきたし、球体のあちこちから子を吹き始めました。牡...
植物としては成長が遅い部類に属するサボテンですが、10年も経てばさすがにその姿の違いは明確だろうということで、二つの画像を比較してみるこのシリーズ。第二回目の今日はコピアポア属の「黒王丸」です。40年ほど前に名古屋の五十鈴園さんから購入した「黒王丸」。その黒王丸の成長点がつぶれて、あちこちから子を吹くようになりました。その子を掻き落とし、挿し木したり接ぎ木の穂にしたりと便利に使用しています。ちなみに...
今日は少し趣向を変えて、2017年初夏に訪れたマッターホルンで撮りためた高山植物の一部を。滞在地のブリュッセルから空路チューリッヒ。そこから陸路列車でマッターホルンふもとのツェルマットへ。遠方に見えてきたマッターホルン。翌朝ツェルマットから登山電車で中腹の終点駅まで向かう。絶景の数々。足元を見渡せば高山植物の開花まつり。流石にサボテンはありませんが、センペルビウムの自生を発見。涼しいスイスの高山を...
マミラリア属の「白珠丸」群生株。この10年の歩みを追ってみました。<2016年7月><2026年7月>成長が遅いサボテンですが、10年も経つとさすがに歳月の流れを否応なく感じさせてくれます。この群生株、植え替えよう、植え替えようを繰り返しながらもう4年近く植え替えていません。これを機会にこの秋にはぜひ植え替えてやろうと思います。ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「...
昨年秋に袖ケ浦の台に載せたユーベルマニア属「ペクチニフェラ」です。幼苗接ぎでしたので本格的に成長を開始したのは年明けの今年春。ずっとプラ舟内に溜めた液肥に浸漬して栽培しています。場所は終日陽光を受ける濡れ縁です。6月1日の姿です。成長点の赤い刺が初々しいです。それから1か月半後の現在は。短期間でこれだけの変化がみられるとは。さすが暖かな時期の接ぎ木の威力です。これから秋まで肥培しその後接ぎ降ろす予定...
昨年一月にヤフオクで落札したコピアポア属の「ヒポガエア v リザードスキン」。うちの温室にも慣れて。四本の苗とも好い群生株の形に整ってきました。小型のコピゆえ、意外と今が一番の見頃かもしれません。今日の温室内の温度は50℃。交配する気も起きず、早々に退散しました。ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださ...
昨年の春から今年にかけて、ヤフオクで落札したユーベルマニア属の「エリオカクトイデス」。現在7本の苗を維持しています。自根苗が多いためか、あまり成長は良くありません。特に5枚目の画像の苗は急に傾いてきました。この苗は今年の6月に入り急に丈が伸びたものです。球体下部に急に茶膜が出てきました。見通しは暗いです。その他の6苗は健康そうに暮らしていますが、結構な大きさになっているのに開花しません。焦って大き...
2022年の春に袖ケ浦の台に接ぎ、その後接ぎ降ろしたアリオカルプス属の「竜角牡丹」です。3本の苗を維持しています。現在の球体直径は7cm程。竜角牡丹としてはかなり大きめで、接ぎ木苗ならではです。もとはと言えば2018年頃に実生した同一ロットの苗たちですが、同じ竜角牡丹なのに疣の形状がそれぞれに異なるのが面白いです。毎年秋にはそれぞれの苗が開花し、交互に交配しています。袖台苗ですので結実による苗の衰弱...
2013年春に実生した「短疣青磁花牡丹」です。ヤフオクで落札した種子名は「青磁花牡丹」でしたが、出てきた苗のうちの一部が短疣の特徴を出してきており、これらを「短疣青磁花牡丹」として他の「青磁花牡丹」苗とは区別して取り扱っています。見かけはこの通り。見ての通り、短疣の青磁花牡丹そのものです。実生10年目を過ぎたころから球体の「青磁」色が強くなってきました。不思議なことにこれら二苗の「短疣青磁花牡丹」...
今日は昨秋に袖台に載せてそのまま育てているギムノカリキウム属の「フェロシオール」について。このフェロシオールは接ぎ木がうまくいったようで、袖台に1cm程の幼苗を載せてから10か月経過した現在、球体の径は5cmを超えています。そして御覧の通り花を咲かせてきました。この秋には接ぎ降し、発根管理に入る予定です。ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参...
「大型烏羽玉」なる名前が正式名称か、私自身としては疑わしいと見ていますが、確かに大型になる烏羽玉という点では本質を正しく表している名前です。で、その「大型烏羽玉」。2013年春にその名でヤフオクに出品されていた種子を落札しました。実生して現在13年目になります。球体の径は8cmほどあり、同期の烏羽玉と比べるとやや大きいです。同期の普通の烏羽玉です。疣の大きさ、形状や、稜の形成の仕方がかなり違います...
今日は昨秋に袖台に接いだエキノカクタス属の「翠平丸」幼苗接ぎ苗について。気温も高くなったこの季節、ようやく球体の直径が1.5cm程に大きくなりました。昨秋以来、空き家二階の窓際に置いているプラ舟の中に鉢を置いています。プラ舟には常に液肥を薄めた水を張って、底面給水を行っています。もう少し大きくなっても良いと思っているのですが、成長が遅い翠平丸のこと、このぐらいが適当なのでしょうか。この接ぎ木苗は来年...
今日のブログはメロカクタス属の「バイエンシス(涼雲)」についてです。もとはと言えば、2013年春にヤフオクで小さな苗を複数入手しました。当時の画像です。2018年頃に花座ができて、その後は花座のみが成長して現在このような姿になっています。花座は一年のうち春から秋に成長しますので、一年ごとにその成長の跡を記すように年輪のような模様を形成しています。現在ちょうど花座の径と高さが同じぐらいのサイズになっています...
実生時期不詳(多分2013年頃)、2018年に袖ケ浦の台に載せ、その後接ぎ降ろしたアリオカルプス属の「亀甲牡丹錦」です。我ながら良い散り斑の入った苗だと思うのですが、この苗の次世代養成にてこずっています。この亀甲牡丹錦の苗、毎年多くの種子を提供してくれます。その種子をせっせと蒔いて多くの苗から良い斑模様の苗を選抜しようとする趣旨です。多くの種子は発芽してくれます。しかし、その後がいけません。これは昨年...
2013年春に実生したフェロカクタス属の「レコンテ玉」自根苗です。斑入り苗と斑の無い普通の苗の二株があります。 いずれの苗も赤刺が鮮やかです。全体の見かけは赤刺金冠竜と酷似しています。両苗とも湿度が低く風通しの良い通風型栽培室に置いていますので、これが棘の発達に寄与しているものと見ています。斑入り苗が出てきたのは、腑に落ちません。実生3年後ぐらいに斑が表れ始め、その後その面積の割合がどんどん増え...
2014年に大量に実生したエキノプシス属の「長盛丸」。多くの苗の中から育ち頭の一本を標本球として残してあります。その標本球がひと月ぶりに開花しました。このところぐずついた天気の続く横浜ですが、そんな曇りの日の朝、もう晴れの日の来るのを待っていられないと栽培室内で凛とした開花を見せていました。薄いピンク色の大輪が梅雨の日の朝に爽やかな姿を見せていました。ダモノとは言え、やるべきときにはやるものです。...
毎年幼苗接ぎを楽しんでいます。春から初夏にかけてこれというサボテンの実生をして初秋まで成長を促します。これと並行して、台木となる袖ケ浦の養成を行っています。今その養成のたけなわです。枝分れしているものは接ぎ木に失敗した台木で、頂部付近から枝を吹いています。その枝をこれからもう少し大きくしてからカット、別鉢に植え付けて発根を促します。一本の柱のようになっているものはその枝が既に植え付けられて発根を待...
実生13年生の「亀甲ヘキラン」自根苗の異変が急を告げています。本来基本の稜数は「5」であるヘキラン。ところがこの苗は何を想うか二稜増加の7稜へと変身しつつあります。現在の球体の直径は12cm程度。太くなり5稜では手狭になってきたのでしょうか。稜が増えれば球体の直径を増やすことも容易になると思われます。してみると増稜せずに縦長になるよりは、基本を逸脱してまでも増稜して扁平な球体を維持することが好ましいの...
2013年春に実生したアストロフィツム属の「瑞鳳玉」実生13年生の自根苗が元気です。今日も三苗のうち二苗が開花していました。兜丸を除く他のアストロフィツム属のご多分に漏れず、二株が縦長になってきました。先々胴切りの対象になりそうです。本種は実に丈夫な性質を持っているようで、かなり乱暴な栽培をしても平気で成長してゆきます。花は平凡ですが、春から秋にかけて花の少ない時期にも開花しますので、温室内では貴重な存...
三年前に袖ケ浦の台から接ぎ降ろしたアリオカルプス属「黒牡丹」群生株です。接ぎ降し苗ならではの形良い群生株になりました。自根の実生株ではなかなかこのような群生株にはならないと思います。先般のブログにも書きましたが、黒牡丹接ぎ降し苗は腐りやすいので水やりは辛く締めて育てています。もともと成長の遅い本種のこと、この一年はほとんど成長しませんでした。それでも秋には黒牡丹特有の深紅の花を揚げてきてくれます。...
昨日に続き「幼苗接ぎ苗」の話題です。昨年春に実生し初秋に袖ケ浦の台に載せたディスコカクタス属の「ホルスティ」です。接いで一月後の画像です。こんな状態の幼苗接ぎ苗が20本近くあったはずです。しかし、台木と穂との相性が良くないのか、それとも私の腕が悪いのか、現在生き残っているのはたった三本の苗です。しかも育ちが今一です。いずれも球体の径1cm足らずです。しかしよくよく考えてみれば、仮にホルステイの苗が10...
昨年秋に袖台に接いだ黒牡丹です。昨年春に実生した幼苗を接ぎました。胴部も膨らみ新しい疣も伸長していますので活着しているのは明らかです。それらの兆候の前に活着の兆しとして現れてくるのは、台の袖ケ浦カット面に出てくるひび割れです。画像でも活着を追認するように穂の底部から放射状にひび割れ部が現れています。秋には台木を短くカットし接ぎ降しをする予定です。黒牡丹の袖台接ぎは経験上、油断をすると穂の部分が突然...
今年の一月の植え替えの際に根の大半を切り落とした巨鷲玉。当時の画像です。この巨鷲玉の生命力に期待して、新用土に植え付けましたが、半年後の現在どうなっているでしょうか。微妙ですねえ。球体が径12cmほどあるため、植え付けなしに床に転がしておいてもこんな状態かもしれません。まだ成長点の動きは無いようです。このまま野垂れ死にしてゆくのか、あるいは夏の暑さに目を覚まして根を伸ばしてくるのか、「天のみぞ知る。...
2013年春に実生した太平丸類。ビギナーズラックで多くの苗を得ることができました。13年後の現在これだけの苗が生き残っています。手前の金鯱、奥の春雷を除き他は全て太平丸類(太平丸・花王丸・翠平丸・小平丸・雷帝など)です。次の画像はこれらの苗のうちの育ち頭「花王丸」で、栽培室中央に配しています。球体の直径は8cm程度。花王丸のはずですがなんとなく「翠平丸」のようにも見えます。これらの苗は既にすべて開...
2024年秋にヤフオクで入手した「ムイリア(現ギバエウム)ホルテンセ(宝輝玉)」。なかなか栽培の難しい本種。特に夏場を超すのが難しい。2024年の入手当時10鉢であったものが、次々に脱落する苗があり現在半分の5鉢に減っています。最近になり命尽きたのはこの苗。原因は不明ですが、腐って融けてお亡くなりになったというより、内部で新球が育たず野垂れ死にしたかのような姿です。現在終日40%遮光の陽光が当たる場...
例年は亀甲牡丹等の旧ロゼオカクタス属の開花が一段落してから花牡丹等大型牡丹類の開花が始まるのですが、今年は亀甲牡丹などが開花している最中から大型牡丹類の開花が始まっています。<ロイヤル玉牡丹> 袖台接ぎ降し苗です。白花です。<花牡丹> 実生13年生自根苗。薄いピンクが射した白花です。<三角牡丹> 五十鈴園さん由来の実生35年生自根苗。三角牡丹にお約束の黄花です。<三角牡丹チキータ> 三角牡丹の小型種で...
2020年にヤフオクで入手した種子を実生したディテランサスの「バンジリーエメラルド(緑稜耀玉)」。当初15本ほどの苗がありましたが次第に消えてゆき現在二株のみになりました。元来ディンテランサス「バンジリー」は夏のシーズンを終えて新球が発達したころ根際から腐りやすく、次第に数が減ってゆく傾向が強いです。加えて”エメラルド”は交配しても極めて結実しにくいです。結果として、次第に数を減らしてゆく運命をたど...
毎年この時期、コノフィツムが脱皮を終え新球を露にしてくるのですが、一部のコノの身割れにも悩む季節でもあります。全てのコノに身割れがあらわれるわけではなく、種類により身割れ傾向の濃淡があります。旧オフタルモフィルムのコノが身割れする傾向が強いですが、その中でもほぼ全員が身割れするのが「風鈴玉」です。画像にもありますように、過去に身割れを経験した苗には目印として”赤ラベル”を立てて水遣りを抑制しているの...
5年ほど前に「白条般若」として入手した種子を蒔いて育てた苗です。現在の球体径は5cm、高さ7cm程度です。般若の名はありますが刺はありません。稜上にある二つのアレオーレの間に白い条(線)ができるためこの名があると思いますが、この苗は「条」の出来が不揃いです。不条理??まだ般若としては中途半端な大きさですので、もう少し大きくなるまで育てて「条」がどのように発達してくるのかを見定めたいと思います。ご訪問...
このブログではあまり表に出てこないフライレア属のサボテンたち。今日はそのフライレアの「フィランタス」です。2014年8月にヤフオクで入手した種子を実生したもののうちの二株です。既に二株とも群生株になっています。どれが主頭かなんとなくわかる程度になっていますが、各頭の大きさは大きくてもせいぜい径1.5cm程度です。フライレア属のサボテンの常で、開花は気まぐれです。その開花時の貴重な画像が一枚残っていま...
ようやく涼しい中で晴れ間が出るようになりました。秋はコノフィツムの開花の季節です。開放型栽培室のコノたちが一斉に開花を始めています。まだ、満開とはいきませんが咲き始めのコノフィツムたちが目を引きます。<ブルゲリ大玉><赤耳少将><マーベルズミルクマン><ミヌツム MG#1430.8><プラエセクツム>開花はこれからが本番です。ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人...
アリオカルプス属(旧ロゼオカクタス属)の「竜角牡丹」が開花しました。派手な花が多いアリオカルプス属のサボテンですが、その中でもこの竜角牡丹の花はひときわ派手で美しいです。その美しさで調子に乗り同じ苗を三方向から撮影してしまいました。通常竜角牡丹を自根で育てるとこの程度の大きさになるまで10年近くを要しますが、この苗は6年前に実生、4年前に接ぎ降ろした苗です。竜角牡丹の場合、同じ用土で同じ水遣りをす...
今日はサボテンの話ではありません。サボテンを植える鉢の話です。8年ほど前に購入した東南アジア産の素焼きの植木鉢。直径50cm程の大きさで手ごろな価格だったため金鯱大苗に使用しています。今日たまたまその鉢の上部の淵を見ると…。まるで鉄錆のように、ボロボロと剝片が浮き上がっています。日本製の駄温鉢でしたらこんなことは無く、半永久的に使用可能なのに。焼き物でも造りが甘いと(多分焼成温度が低い)こんなことに...
例年よりやや早めですが、フェロカクタス属の「日の出丸」が開花しました。基本的には刺を観賞すべきサボテンですが、花もなかなかのものです。深紅の鉤刺に囲まれたピンク色の花が引き立ちます。この苗は、2013年5月に札幌カクタスクラブさんから入手した種子を実生したものです。球体の径は既に10cmを超えていますが、まだ大きくなってゆきそうです。そろそろ植え替え作業に苦戦しそうな手ごわい相手になってきました。ご訪問く...
今日は久しぶりに秋の長雨が上がった感があり、特に午前中は晴れ間に恵まれました。開放型栽培室ではメセン類の開花が始まりました。この栽培室の特徴である開放された出入り口から蝶や蜂、アブなどが温室内を訪れています。今日はこんな珍客が…。ナガサキアゲハの雄の個体です。開花中のコノフィツムの間を飛びまわり、盛んに蜜を吸っています。人なれした個体で撮影のためごく近くに寄っても全然気にせずに吸蜜を続けていました...
袖台に載せて接ぎ降し発根に成功したユーベルマニア属の「フラビスピナ」三苗。この夏を経て球体が美しい扁平に育っています。これらの苗は2024年春に実生し、その年の秋に袖台に接ぎ木し、2025年夏に接ぎ降ろしたました。フラビスピナは、自根で成長した場合その球体は真球形からやや縦長に育つものです。出来ればこの扁平形状をなるべく保ちつつ育てたいと思っています。徒長は禁物なので、水やりは辛くし、陽光をたっぷ...
9月初旬にこのブログで、「5年間植替えなしの金盛丸群生」とご紹介したエキノプシス属の「金盛丸」群生株三鉢を植え替えました。まずは植え替え前の姿を再掲します。しばらく植え替えていないため球体の色が悪くなっています。そして植替え後・・。比較的大球で見かけの良いものを残しました。元の位置であるエアコン室外機の上に配置。水遣りは基本吹きこむ天水にゆだねます。これであと5年辛抱してもらいます。そしてオマケの...
実生35年生のロフォフォラ属「ディフューザ(翠冠玉)」の球体側部が異常に膨れてきました。でも、私には驚くにあたりません。このような現象はこの苗の同期にて既に二回経験しています。この膨らみ(瘤)はやがて破裂します。そして中からすでにある程度育った子株が複数現れます。その後それらの子株は主頭の根際の周囲に散って行き、年数を経て形の良い群生株へと変化してゆきます。ロフォフォラ属のサボテンでは時々このよう...
2013年春に播種したツルビニカルプス属の「精巧殿」二苗が開花しました。いずれも自根苗です。通常精巧殿は秋の終わりごろゴマ粒のような黒い蕾を見せ始め、開花は翌年1月になるのが通常です。これは同属のバラ丸にも共通します。しかしここ数年、精巧殿は秋のこの時期に開花する株が時折見かけられます。狂い咲きというには数が多いと思われます。これも精巧殿の開花パターンの一つになっているのかもしれません。ヤフオクに...
うちの温室では斑模様が移ろいがちで不安定な、オブレゴニア属の「帝冠錦」。期待していた数本の苗は斑模様が消え、現在「帝冠錦」と呼べることができる苗は下の画像の三本になってしまいました。この苗は最近のブログでもご紹介した、全斑から”斑入り苗”への転換中の苗です。幸い緑色の部分が広がりつつありますので、良い兆候が続いております。現在袖台に載っておりますので、成長は速そうです。球体の径は4cm程度です。この...
昨年秋に袖台に接いだ「銀冠玉錦」二苗。現在も台に載せたまま肥培を続けています。不満はあります。地の本来緑色の部分に黄味が入り、一方斑の黄色の部分には緑色が入り込み、結果として斑模様が不鮮明なものになっています。そして不満な点のもう一つは、こんな小さな苗のうちからどんどん子を吹いて群生化している点です。斑入り苗はできればその斑模様が目立つべく単頭でいて欲しいです。まあこれらは栽培者のコントロールの効...
2014年5月に奈良の業者さんからオマケで頂いたゲオヒントニア属の「メキシカーナ」の種子。20粒蒔いて16本が発芽。ヤフオク出品等で現在三本の自根苗が残っています。球体直径は4~5cm程度。成長はずっと緩慢ですが、これからまだ大きくなりそうです。このメキシカーナというサボテン、典型的な硬質サボテンで軟弱なサボテンによくあるブヨブヨに腐って枯れてしまう事はまずありません。したがってなかなか枯れることは...
5年前に実生した銀冠玉錦の自根苗たちです。「銀冠玉錦」と謳う多くの種子を蒔きましたがが斑入り苗が出るのはごく一部で、それらを後生大事に育てています。ルリ兜錦などでは発芽する苗の大半が斑入り苗で、それらの中から良い斑回りの苗を選別するのが通例ですが、銀冠玉錦の場合にはまだその域にまで達していません。あえて良い斑回りの苗と言えるのは二番目の画像の苗あたりでしょうか。各稜にうまく散った斑にこの苗の将来性...
9月上旬の長雨を経て気温が一気に下がり、本格的な秋がやってきた感があります。温室内ではこの秋を敏感に感じた牡丹類が一斉に開花し始めました。<亀甲牡丹> 袖台接ぎ降し苗。実生13年生です。<亀甲牡丹ヒントニー> 実生13年生、自根苗です。<亀甲牡丹> 実生13年生、自根苗です。<亀甲牡丹ヒントニー> 実生13年生、自根苗です。<亀甲牡丹ヒントニー> 実生13年生、自根苗です。<白花姫牡丹> 実生13...
先週には全く気配のなかったブルゲリの蕾が顔を出し始めました。蕾の先端が顔を出したものや、まだ蕾が顔を出す前の割れ目があらわれただけの苗もあります。昨年これらの苗が満開になったのは10月下旬でした。夏場よりも気温が下がり、植物たちの動きもゆっくりとしてきます。あとひと月、ゆったりと大きくなってゆくブルゲリの蕾の成長を見守ります。ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サ...
コピアポア属の「バルクテンシス」が開花しました。コピらしい小さな黄花です。この群生株は、2013年にネット経由で入手した株から出ていた子株を外し育てたものです。当時の画像です。左下側にある子株です。12年の歳月を経て御覧の通りの大群生になりました。普通コピの花は刺に阻まれて大きく開くことは見かけませんか、このバルクテンシスは刺が貧弱で開花の邪魔にはなりません。全開のコピの花はなかなか見られないので、今回...
6年前にウエブサボテン誌さんを介して入手したコノフィツムの「赤耳少将」が今年の開花を迎えています。6年前に入手した当時は左右一対の植物でした。いわゆるタビ型の形態がはっきりと見て取れます。6年間で御覧の通り大群生株に相成ったわけですが、ここまで大きな群生になると所謂”総身に知恵が回りかねる”状態になって個々の葉のサイズは小さくなってくるようです。花はコノとしては普通の黄色ですが、群開すると鮮やかさが...
秋は牡丹類開花の季節。既に亀甲牡丹など旧ロゼオカクタス属のサボテンたちは開花を開始しています。それに続く花牡丹たち大型牡丹類の開花が始まるのは、昨年実績では10月20日前後です。今日は10月11日。大型牡丹類の開花開始まであと10日足らずと思われます。花牡丹たちの今日の様子を写真撮影して来ました。いずれも実生11年生の自根苗です。どの苗も申し合わせたように綿毛の中心部あたりから新しい綿毛の膨らみを見せています...
2013年春に実生したテロカクタス属の「紅鷹」です。現在二本の苗を維持しています。現在の球体直径は5cm程度のやや小ぶりです。一時根がこじれてふてくされていましたが、ここ数年原因は不明ですが調子を取り戻し球体上に大きな疣を膨らませ、紅鷹らしい強い赤刺を発達させてきました。今後も機嫌を損ねないように、きびしめの水遣りでご接待してゆきます。ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村...
2015年の7月にヤフオクで入手した種子を実生したディスコカクタス属の「ギガンティア」です。二苗を維持しています。一方の苗は自根苗、他方は袖ケ浦台の接ぎ降し苗です。いずれも球体の直径は10cm程度です。<自根苗><袖台接ぎ降し苗>両者を比較してみると、接ぎ降し苗の方には既に花座が形成されており、自根苗はこれからです。また刺は明らかに接ぎ降し苗の方が太く力強く見えます。一方球体色は自根苗の方が鮮やかで...
2013年春に実生したゲオヒントニア属の「メキシカーナ」です。硬質のサボテンで成長速度は極めて遅いですが、それでも実生から13年も経って現在は球体の直径が5~6cmほどまでに育っています。2013年は私が本格的にサボテン栽培を再開した頃で、種子をあちこちから購入していました。そのうちの一つ、奈良の業者さんが好意でオマケに付けてくれた種子がこのメキシカーナです。当初10数本の苗が育っていました。一度発...
気が付けば季節はもう秋本番。旧ロゼオカクタス属の「亀甲牡丹」が本格的に咲き始めました。画像は皆2013年春実生の12年生自根苗です。蕾を膨らませて次の開花を待っている苗たち。これらの次には花牡丹や玉牡丹、三角牡丹などの大型牡丹類の開花が控えています。栽培家の一年間の苦労が報われる季節ですね。ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しており...
秋の日、コリファンタ属のマクドガリーがひっそりと開花しておりました。コリファンタ属のサボテンとしてはかなり大きめの本種。径10cmを超える球体に大きな疣がボツボツと出ているのが印象的です。灰緑色の球体色や純白な綿毛も美しいものです。一方花は黄色一色で凡庸ですが、多開しないで一本独立して咲くことにこのサボテンの潔さのようなものを感じます。実生して10年を経過していますが、この程度の年月では老化しないの...
2019年に実生したコノフィツムの「ブルゲリ」。昨年9月から一年ぶりに植え替えしました。あらかじめ用土は用意してありました。鉢の中央に設けた窪みに苗を配置しその周りに用土を寄せるだけですので、53本の苗の植え替えに要した時間は90分ほど。実にあっけない作業でした。ブルゲリも実生してから6年も経つと球体の直径は3cmを超えてきます。こうした大きなブルゲリを並べることが一つの目標でしたので、植え替え後...
2018年11月にShabomaniac! さんから頂いたコノフィツム、ペルシダム v ネオハリー(Conophytum pellucidum v.neohalli SB1187 Silverfontein) です。秋の開花期を迎えています。群生株を3年前に7個の苗に分割しましたが、それらが成長してまた中程度の群生に成長してきました。紫色を基調とした縞模様の球体と、純白のかわいらしい花とのバランスが見事です。こんな株は何本所有していてもうれしいものです。ご訪問くださ...
ここ数日、20℃台の落ち着いた気温になり、フェロカクタス属のサボテンたちの赤刺が美しく輝いています。<レコンテ玉> 2013年春実生の12年生苗です。低湿度の環境が好影響して刺の赤い色の退色が抑制されています。<赤刺金冠竜> 実生8年生の自根苗です。本来の太い主刺が発達し始めました。これら二苗の球体直径は未だ10cm足らずです。これからが強刺類の迫力と赤刺の美しさのあいまったこれらサボテンの本来の魅...
35年ほど前に友人から譲り受けたロフォフォラ属の「ディフューザ」自根苗です。35年も経つと球体の形状もいろいろと変化してきました。この苗は球体側部が妊婦のように膨れてきてやがてそこが身割れしました。今年6月の姿です。子吹きしたものの一部が顔を出しているように見えます。そして現在(10月初旬)の姿です。少なくとも9つの子が顔を出してきました。できれば根際にグルリとバランス良く子を吹いてきてほしいので...
2018年に徳島カクタスクラブのガッテンさんから頂いたマミラリア属の「ルエッティー」です。当初は袖ケ浦の台に載っていました。台の力を借りて、どんどん成長が進みますので調子に乗って水遣りをし過ぎたため穂に腐りが入りました。多頭株になっていましたが、大半はダメになり挿し木救済した一本のみ生き残りました。挿し木した苗は当初単頭でしたが、画像にあるように現在までに10頭近くの群生株に回復しました。この夏の酷...
実生10年生のロフォフォラ属「大型烏羽玉」自根苗です。球体径は7cm程度です。ヤフオクで種子を入手時、”大型烏羽玉”ということで、ただ大きめに育つ烏羽玉であるかと思っていました。しかし10年栽培してみるとその真の姿が露になってきました。比較のために、普通の烏羽玉(実生10年生、自根苗)の画像を挙げてみましょう。球体径は6.5cm程度で大型烏羽玉よりやや小ぶりです。両者を見比べてみるとその大きな違いは稜の...
テロカクタス属の「鶴巣丸」が久しぶりに開花しました。実生11年生の自根苗です。花は赤の中筋ある白花です。白花といっても花底部にはわずかにクリーム色がかかり、優しい感じを醸し出しています。鶴巣丸と言えばその刺に特徴があり、年数を経ると棘が縦方向にばらばらに裂けてその見かけが鶴の巣の様になるということで”鶴巣丸”の名の由来となったと聞いています。してみるとこの苗は真正の鶴巣丸ではないのでしょうか。種子は...
本格的な秋が始まり、プシスの開花が再開しました。夏の間に気まぐれに咲いていた花は小さなしょぼいものでしたが、秋の花は本来の本格的なものです。<金盛丸> 基本的に大変丈夫なサボテンで、建物南側のエアコン室外機の上に置いています。建物には庇がありませんので、終日陽が当たり雨除けもありません。3年間植え替えていませんが悠々と生き延びています。花は純白です。<長盛丸> 実生10年生の自根苗です。接ぎ木の台...
この夏の猛暑を謳歌して成長を続けるアストロフィツム属の「亀甲ランポー/ヘキラン」たちです。<亀甲ランポー玉> 実生11年生の自根苗たちです。基本形である五角形の球体は太り過ぎで円形に近い形状になっています。直径は12cm。<亀甲ヘキラン> 実生10年生、袖台接ぎ降し苗です。上のランポー玉より”亀甲模様”の彫は浅めです。これら亀甲模様を有するランポー類は開花はしますが花は普通のランポーたちより小さく貧弱...
昨年末から今年前半にヤフオクで購入したユーベルマニア属の「エリオカクトイデス」6株。購入後即自作の用土に植え替えています。環境が変わると調子を崩すこともあるので気にしていましたが、今のところ一本を除いて健康そうに過ごしています。その問題の一本。球体上部の成長点付近が茶色に変色していました。その後半年を経過し拡がると心配していた茶色の部分は変化なし。ただし他の株に比べ成長の速度が遅いです。かなり深刻...
2018年10月にshabomaniac!さんから頂いたアガベの「ユタエンシス」。当時の画像です。植物体の径は7cm程でした。7年後の現在このユタエンシスはフェロ等の強刺類サボテンと通風型栽培室上段に置いています。久しぶりに手許においてつぶさに観察してみました。乾燥、低湿度、高温、通風が特徴の栽培位置ですが、肥満することなくスリムな体形に育っているようです。植物体の径は15cm程度まで大きくなりました。葉数が増...
このブログによく登場するフェロカクタス属の「紫禁城」です。普段通風型栽培室の上段にあり、その高さは目線より上にあるためつぶさに観察することはできません。今日久しぶりに棚から降ろして、じっくりと検査しました。まず気が付いたのはこの一年でずいぶんサイズアップしたことです。最終的には巨大球になる紫禁城のことですから、どんどん成長するのは分かるのですが今回は想定を超える成長速度でした。この夏の酷暑は人間ど...