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次世代養成のための種子が欲しくて二本の苗を維持しているエリオシケ属の「フロッコサ」。今年は5月の初旬から断続的に開花を続けています。昨年は二本の苗の開花が合わずうまく交配を進めることができませんでしたが、今年は両株とも断続的に多くの花を咲かせましたので何度か交配の機会に恵まれました。既に咲き終わった咲き柄の根元を見るとオレンジ色の種鞘が膨らんでいるのが確認できます。気になるのはこのフロッコサ、過去...
半月前のブログ「不仲な奴ら」で、なかなか開花時期が合わないと嘆いていたエリオシケの「フロッコサ」二株。ようやく開花が合い交配が可能な状態になりました。苗が充実してきたのか、それとも気候がよろしいのか、昨年までのように二株が交互にパラパラと時期を合わさないように開花することなく、二株とも多くの蕾を付けて次々に開花してきました。余裕で交配することができました。これで100粒ほどの種子が取れれば、実生し...
5月6日の記事(何故かそろわぬフロッコサ)で、交配したいにもかかわらず開花が揃わぬことをお伝えしたフロッコサの苗二本。蕾を付けなかったもう一本の苗にも蕾が上がってきて期待していたのですが…。本日一本だけ開花しました。本当にこいつら仲が悪い。普通同種のサボテンが温室内に隣接しておいてあれば開花が揃うものですが。花粉を冷凍保存する手もありますが、今回はそこまですることもないでしょう。秋までの間何回か開花...
ここ数年来、次世代養成のための種子取りを計画しているエリオシケ属の「フロッコサ」。なかなか交配がうまく行かず、計画は進んでいません。今年も春を迎え二本の苗が成長を開始、新刺を揚げてきました。一本目の苗には4つの蕾が見えますが、あろうことかもう一本の苗は刺を伸ばすのみで蕾が見当たりません。この大きさの苗で刺も元気よく伸びているのに蕾を揚げてこないとは…。このフロッコサは自家受粉しないので、二本の苗を残...
2016年1月に実生したエリオシケ属の「フロッコサ」。二株を維持していますが、今年の春も成長を開始してきました。毎年新刺の生える刺座に蕾を現してくるのですが、今年はその蕾が見当たりません。確かフロッコサの開花時期は他のサボテンたちよりやや遅れて、毎年5月下旬~6月です。そうだとすると蕾の出現はこれからになりそうです。このフロッコサの花はその草姿からは想像できないほどの不思議な美しさがあります。昨年...
今日のブログの主役はエリオシケ属の「フロッコサ(Eriosyce paucicostata ssp.floccosa)」です。2016年2月にたにさぼ実生倶楽部さんの第73回種プレで頂いた種子を蒔きました。発芽した幼苗の同年5月の姿です。縦6列のうちの中央2列がフロッコサです。20粒の種子全てが発芽したようです。苗の形状はフェロカクタスのそれが小じんまりとしたものです。それから二年後の2018年5月には、9本の苗が生き残りました。...
2016年春に実生したエリオシケ属の「フロッコサ」です。8年を経た現在二本の苗を自根で管理しています。灰緑色の球体に黒~茶の密生した刺。いつ見ても玄人受けする渋い見かけのサボテンです。初夏にはこれまた微妙な色合いの美しい花を咲かせます。現在の球体直径は8cm程度です。あまり巨大にならず、狭い温室に悩む私にはその点でもありがたいサボテンです。難点は結実しにくく、わずかにできた種子を実生しても育てにく...
5月7日のブログで「今年こそは種子をたくさん採るぞ。」と書いたエリオシケ属の「フロッコサ」。その時は蕾であった二本の苗が今日ようやく咲き揃いました。毎年見る花ですが、何度見ても不思議なかつ魅力的な花色です。まあいつまでも見とれているわけにもいかず、湿らせた綿棒を使用してしつこいほどに交配作業を行いました。今日開花していた4つの花はかなりの確率で受粉しているはずです。フロッコサは一つの種鞘にそれほど多...
比較的気温の高い日が続き、二本の苗を維持しているエリオシケ属の「フロッコサ」が元気に成長を始めています。灰緑色の球体と漆黒の刺色がマッチしている渋くも美しいサボテンです。これらの苗は実生してから6~7年を経過しており、毎年花を咲かせています。当然都度交配していますが、一昨年は数個採れた種からの実生苗は全滅、昨年は交配するも結実せず、ということでなかなか思い通りに事は進んでおりません。成長点近傍をよく...