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昨年秋に開花交配した牡丹類のうち、比較的小型種の旧ロゼオカクタス属のサボテンたちが次々と種鞘を揚げてきました。<黒牡丹><姫牡丹><亀甲牡丹><竜角牡丹><アガベ牡丹>時間を見て種子を回収し、次世代の養成に努めようと思います。ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださいます方は下のバナーへ応援の「クリ...
2013年春に実生したアリオカルプス属の「白花姫牡丹」です。このサボテンは直径が3~4cmぐらいが成長の限界の様です。初開花は実生6年目ごろでした。今年も元気に開花しています。「白花」の名がありますが現実は画像のように白地にピンク色が射した花です。業界ではこの程度のピンク色の昆入は許して「白花姫牡丹」を呼んでいるようです。昨年から交配して次世代の養成を図っています。今年の春に採取して実生した幼苗を袖台に...
振り返ってみれば今年の牡丹類の開花のパターンは異常でした。金木犀は夏の花芽の形成時期に一定の気温の条件が整うと秋に二度開花するといわれています。今年の夏の異常な高温が牡丹類の開花に影響を与えたのでしょうか。旧ロゼオカクタス属の小型牡丹類が最初に開花、その次に花牡丹などの大型牡丹類はきっちりと二度開花し、さらにその後に小型牡丹類が二度目の開花を迎えています。<黒牡丹> 実生11年生自根苗。<姫牡丹> ...
牡丹類の一斉開花も終盤になり、今は旧ロゼオカクタス属のサボテンたちを中心に開花を競っています。2013年春に播種したアリオカルプス属の「白花姫牡丹」も二株がタイミングを合わせて開花しておりました。「白花」といっても純白の花ではなく、薄いピンクの地に赤い中筋が印象的な花です。同種の同時開花を見た私は、パブロフの犬よろしく条件反射的に交配作業を行っていました。来春の結実を期待しています。ご訪問くださりあり...
急に冷え込みましたが 咲いています アリオカルプス・アガベ牡丹 ちょっと葉先が枯れ込んでるけど アリオカルプス・黒牡丹(くろぼたん) と ・・・ アリオ…
今日のブログも日々変わる牡丹類開花の様子についてです。一つ一つの苗をつぶさに見ると、多くの苗が蕾を上げてきていることに驚きました。<三角牡丹チキータ> 3時と6時の位置に小さな蕾を上げています。わかりますか?<三角牡丹> 五十鈴園さん出身の古株です。既に黄色の花色が見えています。<アガベ牡丹> 実生4年生の若い株です。サボテンらしからぬ草姿にいかにもサボテンらしい花を咲かせます。①<亀甲牡丹> 実...
まだまだ気温の高い夏日が続きそうですが、気がつけは暦は既に10月中旬。旧ロゼオカクタス属のサボテンたちが本格的に開花を始めています。サボテンたちは気温のみでなく、日照時間の変化にも敏感に反応しているようです。<白花姫牡丹> 実生11年生の自根株です。<亀甲牡丹> まずは袖台接ぎ降し苗です。続いて実生11年生の自根苗二株です。次は今日の時点でまだ蕾の状態ですが、数日中にも開花しそうな苗たちです。<黒...
昨日のブログ(姫牡丹の幼苗接ぎ)の中の画像で、穂を二つに切断した画像。左側の上半身はそのまま袖ケ浦の台に載せたわけですが、右側の下半身も実は袖台に載せました。袖台上に逆さに置いて接ぎますので”逆さ接ぎ”と呼んでいます。12本の(上半身の)穂を接ぎましたが、同時に9本の逆さ接ぎを行いました。小さな穂(下半身)は接いでも育たない場合が多いので廃棄しました。下の画像は昨年逆さ接ぎした菊水の苗の画像です。中央...
9月初旬になりそろそろ植え替えの時期に差し掛かっています。今日はそのための用土ブレンド作業をする予定でしたが、午前10時には既に気温が30℃を超えていました。肉体労働は中止し室内作業に変更しました。前からやろうとして一部準備を進めていた「姫牡丹」の幼苗接ぎです。「穂」はこれ。2022年5月実生の姫牡丹。画像で左側2列の12本です。抜き上げて流水で良く洗い用土を落とします。台は袖ケ浦。挿し木発根したも...
地獄のような暑さが続く7月下旬の日々です。昨日に続き「満を持す牡丹類」の第二夜。今日のブログに登場するのは旧ロゼオカクタス属の牡丹たちです。<姫牡丹> 実生11年生の自根株です。夏場になると地面に潜り込みたがる様子を見せます。<竜角牡丹> 実生8年生の袖台接ぎ降し苗です。自根の苗では実現が難しいほどの勢いで育っています。<黒牡丹> 実生11年生の自根苗です。<亀甲牡丹> 実生11年生の自根苗です。...
2013年春に実生したアリオカルプス属の姫牡丹たち。この時季4本の苗はどんどん土中に沈み込んでいきます。この春に植え替えたときには塊根の一部が見えるぐらいに植え込んだのですが、どんどん沈み込み現在球体表面と地面とが同一高さ位になっています。「姫牡丹」の名のごとく、同時期に実生した「黒牡丹」が径7cm近くまで育っているのに本種は最大で5cm程度です。その分小さなイボが多数重なり合って、それなりに風格...
前回12月4日のブログで12月に入っても旧ロゼオカクタス属牡丹類の開花が続いていることをお伝えしましたが、今日もその開花が続いていました。手前の二本のピンク花は袖台に載った竜角牡丹、奥の赤、ピンク、白色の花を咲かせているのは実生10年生の黒牡丹、姫牡丹の自根苗たちです。こうも数が揃うと、これは単なる狂い咲きではなく今年の異常気象の影響かという思いが強くなります。でも、牡丹さんたちよ、いつまでも浮かれてい...
もう疾うに終了しているであろうと思われた牡丹類の開花ラッシュ。現実には12月に入った現在でもまだダラダラ続いています。<亀甲牡丹ヒントニー> 実生10年生、自根苗。<黒牡丹> 実生10年生、自根苗。<白花姫牡丹> 実生10年生、自根苗。<アガベ牡丹> 実生10年生、自根苗。いずれも旧ロゼオカクタス属の小型の牡丹類です。花牡丹等の大型の牡丹類は既に咲き終わり現在開花の気配はありません。あとひと月足らずで酷寒の...
一連の開花ラッシュは終わった感がありますが、晩秋の陽を受けていまだポツポツと開花している牡丹があります。その一つが白花姫牡丹です。これら二本の苗は2013年春に実生した10年生。「姫」の名にふさわしく球体直径は未だ3.5cm程です。姫牡丹基本種の花色は「赤」ですが、白乃至はピンクがかった白色の花を咲かせる苗は「白花姫牡丹」と呼ばれています。画像からもわずかにその雰囲気が見て取れますが、これらの姫牡丹...
恒例?の秋の牡丹類開花。今年は多くの種類が一斉に開花しました。温室内がパッと明るくなりました。(今日のブログは登場人物<画像>が多く、長くなります。)それでは一つ一つ見てゆきましょう。いずれも実生10年生以上の成年たちです。<黒牡丹><姫牡丹><亀甲牡丹><玉牡丹><亀甲牡丹錦><赤花玉牡丹> <花牡丹><三角牡丹><三角牡丹チキータ><竜角牡丹><アガベ牡丹>これでわが温室内の牡丹類ほぼ「全員集合...
長かった今年の猛暑も終焉を迎え、ようやく秋の牡丹類の開花が本格的に始まったようです。<花牡丹> 掻き子の挿し木株です。親株は35年ほど前に二和園さんで購入したものです。花牡丹はピンク色の指した花色を見せることが多いですが、この株の花色は純白です。一方球体色は緑というより紫色。<亀甲牡丹ヒントニー> 毎年秋の牡丹類開花シーズンに一番花を見せてくれるのが本種です。斑入りの株も開花しています。<ブラボア...
アリオカルプス属の「姫牡丹」。最近なんだか小さくなったのではないかとよく見たら、球体が用土の中に潜り込んでいました。<潜っている状態><周りの用土をどけた状態>この苗は2013年春に実生した10年生。自根苗でこの5年以上毎年開花しています。黒牡丹や姫牡丹は遮光を強めにしている人が多いようですが、この苗はプチプチシート+不織布で割と軽い遮光をしています。この夏の暑さから逃れるために地潜りを敢行したの...
実生10年生の姫牡丹の一本が双頭化し始めました。自根で育てているこの姫牡丹、成長は極めて遅く10年経っても直径は3cm程度にすぎません。しかし毎年数枚の新しい葉(疣)を出し、秋には開花して確実に成長していることを知らせてくれます。姫牡丹の多頭株は、接ぎ木苗などでの子を吹いている苗を見かけることもありますが、この苗の様に分頭化して双頭の苗になったのを見るのは初めてです。マミラリア属の「アザラシ」など...
猛暑の日が続きますが、そんな温室の中でじっと秋の開花を待っているサボテンたちがいます。牡丹類です。暑がっている暇はありません。涼しくなればすぐに開花して次世代を残す仕事が待っているからです。く黒牡丹> 自根実生10年生、直径5cm<竜角牡丹> 袖台、実生後6年。直径7cm。<ブラボアナス> 自根実生10年生。直径8cm<花牡丹> 掻き子発根苗。直径10cm。親苗は二和園出身。<亀甲牡丹> 実生10年生自...
今年の5月に自家産の種子を採り蒔きした幼苗たちの中から、有望そうなものを二鉢選びました。<姫牡丹><竜角牡丹>いずれもアリオカルプス属(牡丹類)のサボテンとしては気難しい部類に入るものです。実生を本格的に始めてから10年経ちました。いろいろ失敗がありましたが、その間の経験から将来元気に育ってゆく実生苗群の特徴らしきものが見えてきました。・割と短期間のうちに一斉に発芽し、すぐに生え揃う。・変形苗など...
昨年秋に花を咲かせたアリオカルプス属の「黒牡丹」及び「姫牡丹」が半年近くを経て結実してきました。<黒牡丹><姫牡丹(白花)>これらの苗は2013年春に実生したものたちです。黒牡丹、姫牡丹は成長が遅く、実生10年を経てようやく球体の直径が5cmを超えて充実してきました。これらの種鞘から少なくとも50粒程度の種子を回収できそうです。今回はしっかりと種子を収穫して、小規模ではありますが次世代の養成に努め...
今日、予定通り姫牡丹が開花しました。2013年に播種した実生9年生の苗たちです。いずれも「白花姫牡丹」として入手した種子を蒔いたものですが、花色にはかなりの差があります。一つ目の画像の苗はピンクの地に赤の中筋、二つ目のそれは白の地にピンクの中筋です。もともと白花姫牡丹といってもかなり赤が入るものがあると聞いていましたが、確かにその通りです。”白花”といっても「赤花に白が入り込んでいる花」ぐらいの命名でし...
ここ数日晴れの日が続き、多くの牡丹類の蕾が膨らんできました。この週末、にぎやかな開花ラッシュを見ることができそうです。<亀甲牡丹錦> 実生9年生の苗で袖ケ浦の台に載っています。良い斑回りの苗になりました。今年も多くの種子を提供してくれそうです。<竜角牡丹> 実生5年生の苗でこれも袖ケ浦の台に載っています。同期の自根苗よりも蕾の数が多い。<黒牡丹> 実生9年生の自根苗です。同期の苗の中で一番大きくな...