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成人してくると球体の頭上にトルコ帽の様な花座を形成するメロカクタス属のサボテンたち。普段はこの球体と花座を見るため横方向から写真を撮ることが多いですが、今日は視点を変えて真上から画像を撮ってみました。意外と新鮮な見かけでした。<バイエンシス> 我が家のメロの最古参。オレンジ色の花座が周年鮮やかです。<層雲> 純白の花座が特徴。大きな種鞘を揚げてきます。<グラウセッセンス> 三頭立ての球体でそのうち...
原産地が温暖の地で寒さに弱いとされているメロカクタスのサボテンたち。夏の今どう過ごしているのでしょう。<ロンギスピナ> 自根11年生の苗たちです。絶好調で種鞘を次々に揚げてきています。<青嵐雲> 袖台接ぎ降し苗です。ここ数年急激に大きくなってきました。うちのメロの中で最大級の大きさになりそうです。<グラウセッセンス> 実生10年生の自根苗です。冬の時期に白っちゃけた球体色になりましたが夏になってもそ...
2017年4月に播種したメロカクタス属の「層雲」です。実生三年目ぐらいに袖ケ浦の台に載せその後接ぎ降ろしています。既に花座が形成されており、開花して結実もしています。この層雲の特徴は画像からもお分かりの通り、純白の花座メロにしては大きめの花(…といっても所詮メロの花ですから普通のマミラリアのものよりやや小ぶりです。)大きく真っ赤な種鞘の三点です。他のメロと同様自家受粉する様で、頼んでもいないのに大き...
一般に寒さには弱いとされるメロカクタス属のサボテンたち。厳しい冬の寒さを生き延びて、今の時期は我が世の春を謳歌中です。それぞれ春の成長真っ最中です。といっても既に花座を形成したメロ達の本体である球体はほとんど動かず、その成長は主に花座の部分です。皆小さな深紅の花を咲かせています。基本的にメロカクタスは自家受粉しますので、今後これらの花の部分からもれなく種鞘を揚げてきます。<層雲> 純白の花座に小さ...
サボテンたちが一斉に成長を開始したこの時期、多少用土が水分過多になっても問題が起きることが少ないです。当地は明日の午後から天気が崩れる予報ですが、前回から1週間経過しており、今日は朝から一日よい天気ということで水遣りを決行しました。一鉢一鉢水遣りをしながらサボテンたちの健康状態をチェックしてゆきます。真っ赤な種鞘を二つあげているメロカクタス属の「層雲」です。袖ヶ浦の接ぎ降し苗ですが、冬を乗り越えて...
春の息吹を感じてメロカクタス属の「層雲」が動き始めました。二本の苗を維持しています。いずれの苗も実生10年生。袖台の接ぎ降し苗です。球体の直径は12~13cm程度。この冬は無加温温室内の日当たりの良い場所で過ごさせました。酷寒時には球体表面がやや白く変色しましたが、現在は回復しています。この層雲の見どころは純白の花座と、そこからニュッと飛び出てくる深紅の種鞘です。しかもこの種鞘がメロカクタス属の中でも...
寒さには弱いと言われるメロカクタス属のサボテン。そのメロのバイエンシス(涼雲)、今年の冬は発泡シートでぐるぐる巻きにして無加温ガラス温室内で過ごしました。二週間前にシートを外し、その後温室内で春の陽光に慣らしていましたが、今日身体検査を兼ねて植え替えを行いました。検査前の患者さんの姿です。刺座周囲の球体が何箇所か黄色に変色しています。昨年及び今年の冬の寒さにやられた跡です。続いてズボンを脱いでもら...
今日は二月の中旬。少し気が早いですがもう厳しい寒さは来ないだろうとの想定のもと、今冬のシーズンを過ごしたメロカクタス属のサボテンたちの状況をまとめました。<バイエンシス> 一番寒さに敏感なこのサボテン、今日まで発泡プラシートでくるんだまま温室の日当たりの良い場所に置いていました。今日、恐る恐るシートをはがしました。右側の苗は大丈夫でしたが、左側の苗はかなり傷んでいました。刺座付近の球体が黄色に変色...
今日はこの冬一番の寒波が列島を覆っていると言われています。本日平均年齢78歳のゴルフ仲間とラウンドしてきました。朝方はかなり冷え込んでいましたが、昼頃には風が強いと言え冷え込みは弱まりました。しかし、夜半の冷え込みは結構きつかったようで、メロ達の様子が気になるところです。特に今年の冬は温室内のプチプチシーによる内張を省略し、素ガラス一枚の防寒としていますのでメロ達には厳しい冬になるかもしれません。...
花が少ないこの時期の温室内でひときわ目立つのはメロカクタス属のサボテンたちです。彼らは頭上に花座を載せており、その花座が派手な色で目を引くからです。多くのメロ達の花座はおおむねオレンジ色を呈していますが、本日の主役「層雲」の花座は純白でありひときわ目立つ存在です。実生7年生の自根株を二株育てています。メロカクタス属のサボテンたちは皆「○○雲」なる名前を冠せられていますが、この層雲の白い花座は富士山に...
今年も押し詰まり、かなり寒くなってきました。温暖の地ここ横浜でも早朝の最低気温がマイナスとなる日も出てきました。昨年の冬からプチプチシートによる内張を止め、温室内最低気温は外気の最低気温とほぼ同一になっているものと思われます。そこで気になるのはメロカクタス属のサボテンたち。特に既に花座を形成している”成人株”の体調が気になるところです。<マタンザヌス> 実生10年生の小型メロ。元気そうです。<バイエン...
今週末はもう12月に入ります。あの暑かった夏も嘘のように過ぎ去り、朝夕は暖房が必要な日々になってきました。温暖の地ここ横浜では真冬の最低気温はあってもマイナス5℃ぐらいまで。プチプチシートの内張を昨年はやめて、素ガラス一枚でサボテンたちに寒さに耐えてもらいました。大半のサボテンたちは何事もなかったように春を迎えましたが、問題が出たのがやはりメロカクタスの一部。バイエンシス球体の北側ガラス面に近い部分...
寒さに弱いと言われるメロカクタス属のサボテンたち。裏を返せば「暑さに強いメロカクタス」となりますが、やはり暑さにはめっぽう強いようです。<層雲><青嵐雲><グラウセッセンス><ロンギスピナ><バイエンシス>これらのメロカクタス、健康状態は”絶好調”でどんどん種鞘を揚げてきますが、見つけ次第廃棄しています。放っておくと花座を汚すことになりますので。兜のように蕾のうちに摘み取れば種子を作るエネルギーを節...
連日45℃近い高温となる温室内で、メロカクタス属の「ロンギスピナ」が元気いっぱいです。これらの二本の苗、2013年春に実生した10年生の自根苗です。昨年の冬は温室内最低気温がマイナスの日が続き、寒さに弱いとされる本種の健康状態を心配していましたが、杞憂に終わりました。御覧の通り深紅の種鞘をどんどんあげてきており、血気盛んに見えます。メロカクタス属のサボテンは花座が出来さえすれば、次々に蕾を上げてき...
実生7年目のメロカクタス属「青嵐雲」。今日ふと視線を向けると新しい花座らしきものが出てきていました。球体の直径は10cm程。実生7年目の花座形成はメロとして標準的な期間と考えます。同じメロでも小型のマタンザヌスは実生4年目ぐらいから花座が出ます。一方この青嵐雲と同じ大型メロバイエンシスはやはり実生7年目ぐらいから花座を出し始めました。花座の形成時期と球体の大きさとは相関がありそうですね。ご訪問くださ...
この冬の寒さで球体に傷みが出たメロカクタス属の「バイエンシス」3苗。暖かな季節の到来とともに元気を取り戻してきたようです。白っぽかった球体に緑色が戻り、膨らみも戻ってきました。花座には小さなピンク色の花も認められます。しかし、球体上には冷気に当たった際に出た茶色のシミがいまだに点々と残り痛々しいところです。連休明けに植え替え、その後は十分に陽光に当てて秋まで過ごさせます。厳寒期の対応(*)はほぼわ...
メロカクタスとともに冬越しが懸念されていたディスコカクタス属の「ギガンティア」。二本の苗がありましたがいずれも無事にこの冬を越したようです。二本の苗のうち一つは自根苗、他の一つは袖ケ浦の台に載っているはずですが、外見からでは両者の区別がつかなくなってきました。近く植え替えますのでその時に地中部を確認して、ラベルに表記する予定です。本題に戻りますが、二番目の画像の苗は右肩の部分に茶色の変色が見えます...
今年もエキノプシス属の「黄花短毛丸」が開花しました。7年ほど前に”だものだもの”さんから頂いた二株で、一株は多頭株他の一株は単頭株で育てています。多頭株は温室内でメロカクタスや黒王丸などに埋もれて生きています。普段は極めて目立たないサボテンですが、開花するこの時期だけはその存在感をきっちりと主張しています。拡大画像です。単頭株は通風型栽培室で育てています。少し日差しがこの株には強すぎるのか、球体が褐...
今年の冬は温室内でのプチプチシートによる内張を廃止し、昨年まで行っていた小規模な加温も停止しました。そこで気にしなければならなかったのが一般には寒さに弱いと言われているメロカクタス属のサボテンたち。特にすでに花座を形成している大人の苗たちは本来の”耐寒性が弱い”性質が表に出てくる可能性が高いとみて、要注意でした。といってもやることは限られていて、温室北側においてあるサボテンの北側をプチプチシートで覆...
このところの寒さに当たり弱っているだろうと思われるメロカクタス属のサボテンたちが一斉に種鞘を揚げてきました。<バイエンシス><層雲><ロンギスピナ> 単純に春が来たのでいつものルーティンに従い種鞘を揚げてきたのか、それとも想定外の寒さに会って身の危険を感じ慌てて子孫を残すべく種鞘を揚げてきたのか。サボテンのみぞ知る!まあ、球体を観察すると少し白っぽくなっていますが致命的な寒さではなかったような気が...
今年は温室の内張をさぼって、温室内の最低気温は限りなく屋外の最低気温に近いものになっています。しかし基本的にサボテンたちは寒さに強い植物であることを再確認しました。メロカクタスの一部を除いて今のところ凍害の発生は見られません。しかし、さすがに春に開花すべきサボテン類の蕾の上りは遅れています。毎年春先に開花を見せてくれるストロンボカクタス属の「菊水」。ようやく蕾が上がってきました。いずれも実生10年生...
10年に一度の寒波襲来と言われた昨夜が明けて、そそくさと温室の状況確認のため横浜へ向かいました。川崎から横浜市郊外の地まで自家用車が示す車外の気温は0℃から1℃。天気は快晴で陽光がさんさんと降りそそいではいますが、空気が肌をピリピリと射すような低温です。水遣りに使用している天水桶の表面は2cm以上の厚さの氷で覆われています。特に熱源を置いていない第二温室の最低気温は-5℃を示していました。これまでにな...
このところの寒さにあたり体調を崩し気味であったメロカクタス属のサボテンたち。これはまずいぞということで、球体の北側にビニールを被せ、棚下には小型の電熱器を設置しました。その結果一時マイナスを記録していた温室内の最低気温は、このところのかろうじてプラスの圏内を保っています。現金なもので、不調をかこっていたメロカクタス属のサボテンたち、満を持していたかのように急に種鞘を上げ始めてきました。<バイエンシ...
今年の寒波は厳しいと予想されているようですが、それに反してうちの温室は例年の二重張りを施していません。11月下旬から水遣りを断ち、この冬はサボテンたちの耐寒性に頼って乗り切ろうと思っています。今シーズン、温室内のこれまでの最低温度は3℃でした。こうなると気になるのは寒さに弱いと言われているメロカクタス属のサボテンたちです。<バイエンシス> 実生11年生の自根苗です。花座を形成してから6年ほど経過してい...
7年ほど前に実生したメロカクタス属の層雲。一時袖ケ浦の台に接いで、その後接ぎ降し現在に至ります。球体の直径は10cm弱、今年から開花してその後次々に種鞘をあげてきています。深紅の種鞘、牡丹類の開花が終了しつつある温室内では大変目立つ存在になっています。他のメロカクタス属のサボテンの様には多くの種鞘をあげることはありませんが、一つ一つのサイズが大変大きいです。バイエンシスのそれの3倍ほどの大きさです。...
実生して6年。今年初めて花座をあげてきたメロカクタス属の「層雲」です。まだ「花座」というよりは綿毛のかたまり。そこからポツンポツンとピンクの小さな花をあげてきています。最初の花を認めてからすでに二か月以上経過しますが、例のメロ独特の種鞘をニュッとあげてくる姿が見えません。おかしいなと思い、既に大分前からある花柄をつまんで引っこ抜いてみました。既に綿毛の中で種鞘は完成していました。これは待っていても...