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2023年に蒔いた多肉・サボテンの幼苗の様子です。 フライレア・豹の子(Frailea pygmaea)です。 おしくらまんじゅうしております。 1つ鉢に蒔きすぎました。 3年前にも海外輸入物のフライレアの種子を蒔いた事がありまして、その時は1つも発芽しませんでした。 その翌年に採取したばかりのフライレア・アフィラネンシスの種子を手に入れて蒔いたところ、全て発芽しました。 今回も採れたての種子で、全部出ました。 フライレアの実生は種子の鮮度が大事なようです。 試しに「フライレア 鮮度」で検索してみると、ベテラン実生家さんの「フライレアの種子は鮮度が大事」というコメントがいくつもヒットしました。…
今年も自作の加温式育苗器を引っ張り出して、冬季実生を始めました。 今年は3鉢全部、コノフィツムのブルゲリを蒔きました。 ブルゲリは2年前にも蒔いているのですが、今年の猛暑で盛大に溶かしてしまい、3株しか残りませんでした。 置き場所や水やり等、反省すべき点が多かったのでリトライです。 今度こそ上手く育てたいです。 コノフィツムをはじめとした小さなメセンは、発芽してしばらくは1本の根がチョロっと伸びているだけで、この根を傷つけてしまうと枯れてしまう事が多いです。 ですので、今回は発芽してから2年くらいは植え替えない方針でいってみます。 いつもは赤玉土と砂で実生しているところを、鉢の下層に培養土、中…
アエオニウム・スミシーの植え替えをしました。 去年の初春蒔きの実生苗で、2年目の株になります。 植え替え前は、苗のサイズに対して鉢が浅すぎですね・・・。 もっと早くに植え替えてやらなければいけなかったのですが、先送りにしてしまいました。 スミシーは、夏にほとんどの葉を落としました。 調子が悪くなったわけではなく、そういうものらしいです。 成長不良の極小苗なんて、カリカリの消し炭のようになってしまいましたが・・・ こんな風になっても秋になると復活します。 かなり丈夫な品種なので、夏に枯れたと思っても処分せずに秋まで待ってみた方がいいです。 成長不良株はまとめて小さな鉢に植えました。 この鉢、内径…
長かった残暑もようやく終わりを迎え、ここ数日で急に冷え込むようになりました。 昨日の夜は特に寒くて薄手の毛布では凌げず、慌てて羽毛布団を引っ張り出しました。 ほんの10日前まで、何も掛けずに寝ていたのですけどね・・・。 今年の秋は多肉にとって快適な時期が短そうなので、急いで植え替えを進めています。 まずは絶対に植え替えが必要な砂実生の実生苗から。 砂は無機質ゆえに病害虫が発生しにくく、根張りも良いので発芽させるには優秀な用土です。 しかし、肥料分が皆無なので、早めに植え替えないと肥料不足で成長が止まるという欠点あります。 慎重に砂から掘り出して植え替えたパキポディウム・恵比寿笑いです。 厳しい…
カッコイイ芋、亀甲竜の実生の経過です。 ↓以前の記事はこちら 亀甲竜の実生①:種まき・発芽 亀甲竜の実生②:発芽率 亀甲竜の実生③:発芽から2ヶ月 亀甲竜の実生④:発芽から3ヶ月 亀甲竜の実生⑤:1回目の植え替え 亀甲竜の実生⑥:植え替えの効果 亀甲竜の実生⑦:発芽から10ヶ月 亀甲竜の実生⑧:休眠から目覚める 亀甲竜の実生⑨:発芽から1年 亀甲竜の実生⑩:腐らせない育て方 亀甲竜の実生⑪:大きく成長 亀甲竜の実生⑫:葉を落としたり落とさなかったり 亀甲竜の実生⑬:早くもお目覚め 亀甲竜の実生⑭:順調に葉を展開中 亀甲竜の実生⑮:イモが大きくなる季節 亀甲竜の実生⑯:3.5号鉢に植え替え 発芽…
9月24日に多肉植物の種蒔きをしました。 例年なら秋の実生は9月頭くらいから始めるのですが、今年はいつまでも最高気温30℃を下回らず、3週間ほど後ろにずれ込む事となりました。 早く蒔いた方が秋に成長させる時間が長くなるので、なるべく早く蒔きたいのですが・・・年々秋が短くなっているようで困ります。 蒔いたのは今年収穫したフィロボルス・エーンリエット、フォーカリア・怒涛、セダム・ミクロスタキウム、セダム・スアベオレンス。 加えて購入したディッキア・アイス、エケベリア・ルテアです。 スアベオレンスは、エケベリアにしかみえないセダムです。 花殻を捨てる前になんとなく逆さにして叩いたみたら種が出てきて驚…
ここしばらく最高気温34℃以上が続いていた関東平野部。 今日は30.4℃と幾分マシでしたが、相変わらずの真夏日。 9月も20日を過ぎたのに、ウロコ雲も見てないし、ヒグラシの声も聞いていません。 明日からは30℃を下回る予報なので、明日から秋と思っていいんですかね・・・。 そんな暑すぎる夏にもかかわらず、春に芽を出した小さな実生苗は、ほとんど被害が出ませんでした。 弱々しくみえて意外に強いです。 若さゆえでしょうか。 クラッスラ・アウセンシス・チタノプシス 発芽時には1mmほどの極小双葉を展開する多肉で、さすがにこの暑さは耐えきれないだろうと思っておりましたが、元気に育っております。 2年前に収…
カッコイイ芋、亀甲竜の実生の経過です。 ↓以前の記事はこちら 亀甲竜の実生①:種まき・発芽 亀甲竜の実生②:発芽率 亀甲竜の実生③:発芽から2ヶ月 亀甲竜の実生④:発芽から3ヶ月 亀甲竜の実生⑤:1回目の植え替え 亀甲竜の実生⑥:植え替えの効果 亀甲竜の実生⑦:発芽から10ヶ月 亀甲竜の実生⑧:休眠から目覚める 亀甲竜の実生⑨:発芽から1年 亀甲竜の実生⑩:腐らせない育て方 亀甲竜の実生⑪:大きく成長 亀甲竜の実生⑫:葉を落としたり落とさなかったり 亀甲竜の実生⑬:早くもお目覚め 亀甲竜の実生⑭:順調に葉を展開中 亀甲竜の実生⑮:イモが大きくなる季節 発芽から:986日目(7月3日) 葉が枯れ…
アンカンプセロスの桜吹雪の花が咲いていました。 1日花で開花時間も短いので、見られてラッキーでした。 先週採れた種を採り蒔きした鉢の様子です。 たった2日で一斉に発芽しました。 丈夫そうなガッシリした芽です。 勝手に自家受粉して種子を作り、2日で発芽して発芽率は100%。 発芽した芽も丈夫となると、桜吹雪は最も実生が簡単な多肉植物かもしれません。 調子に乗って蒔きすぎると収拾がつかなくなる予感がします。 ギムノカリキウムのフリードリッヒィも開花しました。 同じギムノカリキウムの麗蛇丸とよく似た花です。 麗蛇丸は薄いピンク色でした。 フリードリッヒィの純白の花も悪くないですが、やっぱり麗蛇丸の方…
多肉植物の中には、手をかけなくても勝手に結実して種を作るものがあります。 そのひとつ、玉ねぎのような球根を作るシゾバシス・イントリカータです。 糸のような葉(茎?)の先にカスミソウのような花を付ける変わった植物です。 ろくに植え替えもせず大渋滞させて申し訳ないと思っていたのですが、健気にも開花して結実してくれました。 矢印の先にあるのが種サヤです。 受粉を手伝ったわけではないので、結実したのはほんの2つばかり。 種子は回収しておきました。 もうひとつ勝手に種を作る多肉、アナカンセプロスの桜吹雪です。 これ、実はパピラケアの親戚です。 パピラケア 姿形は全然似ていませんけどね。 花の咲き方は似て…
今年の春の実生は、新しい種子は仕入れず、自宅で採れた種子を少しばかり蒔いてみました。 私が実生を始めるきっかけとなった植物、パピラケアです。 青い丸に囲まれた場所に2年前(2021年・春)に採れた種子を実験的に蒔いてみました。 結果、発芽率が25%未満と激減しておりました。 他の場所には昨年採れた種子を蒔いてみたところ、発芽率は80~90%でした。 保存の仕方にもよると思いますが、パピラケアの種子の消費期限は1年くらいまでのようです。 採り蒔きだとほぼ100%出ていたので、鮮度は大事だなと改めて思いました。 クラッスラ・アウセンシス・チタノプシスです。 昨年採れた種子を蒔いてみましたが、80%…
多肉の斑の大半は、遺伝子による形質遺伝ではなく、葉緑素の異常と言われています。 葉緑素は母系遺伝で引き継がれるので、母親を斑入り株にすると斑入りの子供ができる可能性があるそうです。 そこで、今年は斑入り株を母親にした交配をしてみました。 斑入りのお子様が出てくる事に期待です。 母親はこちらのハオルチアです。 オブツーサ系のハイブリッド。 品種はともかく、斑の入り方は極上です。 花粉はブラックオブツーサやカミンギーあたりを適当に。 交配の結果、意外なほどあっさりと結実しました。 結実した種子をさっそく蒔いてみたところ、1週間ほどで発芽しました。 発芽までは順調そのものだったのですが、見たところ斑…
フィロボルス・エーンリエットの種子を収穫しました。 昨年末に開花、1月に結実を確認しましたが、いつまで経っても実が熟さずヤキモキしておりました。 12月に開花。 1月に結実を確認。 5月半ばになってようやく熟しました。 実が出来てから熟すまで4ヶ月以上と、かなり長い時間を要しました。 3つできた実のうち、のこり2つはまだ熟しておらず、こちらはもう少し時間がかかりそうです。 さて、収穫した実から種子を取り出してみます。 形状的に、水に濡らせば実が開きそうな気もしますが、今回は力ずくでムシってみます。 取り出せました。 1つの実から60~70個の種子が採れました。 色が薄いので不稔かもと不安になり…
我が家にある唯一のアガベ、姫笹の雪の実生株です。 種を蒔いてから約1年が経ちました。 結構雑に育てているにしては、順調に育っているかなと思います。 丈夫で助かります。 姫笹の雪といえば、ペンキと呼ばれる白い模様が特徴なのですが、まだその模様は出ていません。 白っぽい模様らしきものが薄っすらと見えるのですが、ペンキなのか、薬剤の跡なのか。 たぶん薬剤の跡かな・・・。 ペンキが拝めるのはまだまだ先になりそうです。 多肉植物:アガベ 姫笹の雪*幅6cm価格:3,300円(税込、送料別) (2023/5/12時点)
Seed stockで、種を買いました。Pachupodium rosulatum var grailiusの実生を実施してみました。適宜、経過報告をしてまいります。こちらは、モニター用として頂いたもになります。どのように育っていくのか観察していきます! パキポディウム・グラキリスの実生記録 パキポディウム・グラキリス(Pachupodium rosulatum var grailius)を種まきから育てています。2023年2月10日に蒔いてから早速変化が出てきました。8時間ほど、ベンレートとメネデールに浸したあとに、土の上においてそれぞれ温めていました。10粒中半分以上が早速芽が出たので安心
最近はエケベリアを中心に自分で交配する方が増えているようで、「自家受粉」という言葉をよく耳にするようになりました。 私が育てているアボニア属パピラケアも自家受粉で種を作ってくれるので、このブログでも度々登場する言葉です。 この「自家受粉」という言葉、時々誤って使われているのを目にするので、自家受粉とは何ぞやという事を解説してみようと思います。 素人の解説なので、内容に間違いがあったらコメントで指摘していただけるとありがたいです。 まず、自家受粉とは、自宅で受粉させる事ではありません。 字の響きから、結構誤解している人がいるみたいです。 「自家受粉」はれっきとした科学用語で、しっかりとした定義が…
実生から育てているメセンブリアントイデスの中に、1つ調子の悪い株が出てしまいました。 小さく縮んでしまっています。 これ、1月に氷点下にあててしまった株です。 メセンブリアントイデスは夜間室内に避難させているのですが、1つだけうっかり取り込み忘れて-3℃の中、一夜を過ごさせてしまったのです。 メセブリは葉が柔らかく、葉の表面が保護されていない為、凍結しやすいようです。 冬型なので、寒くても水をしっかり吸うのも凍結しやすい一因かもしれません。 ムチムチのメセブリに育てるには、氷点下は厳禁という事ですね。 メセブリ達の中に、一株変なヤツが現れました。 手前のヤツです。 少し前までは普通に緑色だった…
Photo by Kyonkyon 撮影場所:奈良県 大和高田市 某所ピンクのかわいい花が、今年も咲いたよ。 私の勤務先の敷地内に勝手に生えているサボテンに2年続けて、花が咲きました。 建物の外部階段の下だし、雑草も多いので、サボテンがあることもわからないくらいですが、花が咲くと目立ちます。 かわいいです。昨年、初めて咲いた時のサボテンは・・・ → 「サボテンの花」(Anthony's CAFE 2021/04 /26)投稿者: キョンキョン...
今回初めてユーフォルビア・オベサの実生にチャレンジしました!1年間育てて、とても可愛い子たちでしたのでご紹介したいと思います♬
今年の春に蒔いた実生苗の様子です。 アガベ・姫笹の雪です。 5粒蒔いて、5粒発芽して脱落無し。 色艶も良く、安定しています。 小苗を長期間維持しなければならない他の多肉実生と比べると、すぐにガッシリした葉を展開してくれるアガベ実生は楽で良いです。 左がクラッスラ・アウセンシス・チタノプシス、右がクラッスラごった煮交配です。 アウセンシス・チタノプシスの方は一面に発芽したのですが、密集が仇となり、カビが発生して半減してしまいました。 去年は5粒だけ発芽したのを大事に大事に育てて、全て育てきったのですが・・・。 たくさん発芽すると、油断から管理が雑になっていけません。 右のクラッスラごった煮交配は…
パキポディウム・グラキリスの実生を開始してから約4カ月目に入りました。 ・今日の日付 :2022/1/4・植え付け開始日:2021/9/29・植え付けから :96日目・室温&湿度 :24.3℃&36% 4カ月目で腰水を止めた理由 無事生き残った3苗の紹介 真ん中のエース格 葉焼けした2番手 傷ついた3番手 今回のまとめ 植物育成ライト買いました!! エアコンを入れてるので室温は24℃以上と暖かいですが湿度が低くなってきました。加湿器を入れても冬なのでこの辺は仕方ないでしょうね。 4カ月目で腰水を止めた理由 さて最近のグラキリスなんですがこんな感じに育っています。6粒種を植えて結局3粒しか発芽し…
聞いたことはありましたが、はじめて見ましたよ🎵値段もいいですね(^▽^;)そりゃあそうですよね。。。これだけのものですものね。。。一桁間違えて見ましたよ。。。( *´艸`)にほんブログ村人気ブログランキング...
昨年の春に種を蒔いた実生苗が、1年で開花してくれました。 ブルビネ・メセンブリアントイデスです。 開花日は2月26日。 発芽が2月25日~3月10日なので、ちょうど1年ですね。 細い茎を長く伸ばして黄色の花を咲かせています。 風に揺れていると、黄色の蝶が舞っているようで綺麗です。 2株が同時に開花してくれたので、さっそく交配させてみました。 受粉が上手くいったかは、10日程でわかります。 うまく結実すると、花の付け根の子房がぷっくりと膨らみます。 失敗すると、花はポロっと落ちてしまいます。 こちらの株は1つしか結実してくれませんでした。 もう一つの株は全て結実してくれました。 同じように相互受…
Gibbaeum heathii (ギバエウム・銀光玉) 銀光玉の播種は、2回目の挑戦です。 一度、数年前にSuccseedから種子を導入し挑戦したことがあります。...