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実生苗の植え替えを進めています。 実生にも慣れてきて、成株まで育つ確率も上がってきましたが、その分植え替えする数も激増して嬉しい悲鳴です。 ハオルチアのオリジナル交配です。 こんなに過密状態になるまで放置してはいけません。 悪い見本でお恥ずかしい限り。 全て独立させると置き場所が無くなってしまうので、間隔を空けてペヤング容器に。 室内多肉棚はいっぱいなので、ちらちらと日差しの当たるベランダ多肉棚下へ。 ずっとここで育てるとさすがに光量不足になりそうなので、適当にローテーションして凌ごうと思います。 ごった煮まとめ植えの中には将来有望そうな株もチラホラ。 カミンギー × グラシリデリアーナ。 透…
すっかり春めいた陽気になり、冬の間は動きが無かった小さな実生苗が動き出しました。 昨年10月に蒔いたリトープス・麗虹玉です。 芽の中央から、デメキンのような新葉が出てきました。 丸みがあるので、リトープスというよりコノフィツムっぽいですね。 親株はこんな模様をしておりました。 新芽には親株のような模様はありません。 これから色付いて模様が出てくるのか、次の脱皮までおあずけなのか。 初めて育てる植物はどんな成長をするのかワクワクします。 2年目のブルゲリです。 遮光とダニ対策で、あえて砂まみれで育てていました。 暖かくなって成長を始めたようで、膨らんでツヤツヤな部分が目立ってきました。 調子よく…
冬に発芽したクラッスラ・ウンベラ、通称ワインカップです。 1mm程の極小双葉で、よく見ないと発芽に気が付かないレベルです。 発芽率も低く、実生難度の高い高級多肉なので、枯らさないよう大事に育てていたのですが・・・ 消えてしまいました・・・なぜだ。 原因を突き止める為に、愛用のルーペで痕跡を探してみたところ・・・ 発見しました。 肉眼では視認困難なレベルの小さな塊根です。 直径は1mm足らず。 萎れてもいませんし、カビてもいません。 色も綺麗な緑色です。 葉は枯れているものの、塊根部は健康なように見えます。 もしかすると、このサイズで休眠して夏越しするのでしょうか。 もう1つの塊根も発見しました…
ユーフォルビア・紅彩閣の赤黄コンビです。 ユーフォルビアにしては珍しく、冬に元気になる品種です。 厳冬期の今の時期に花を咲かせております。 ユーフォルビアの多くは雌雄別株で、交配させるには雄株と雌株が必要となります。 この赤株と黄株は両方とも雌株でしたので、残念ながら交配はできませんでした。 こちらも冬に元気なポリゴナです。 ・・・花粉満載の雄花が満開ですねー。 ・・・。 品種は違うものの、雄花と雌花が揃いましたねぇ。 で、筆でこしょこしょやったのが2週間ほど前。 現在、子房が膨らんでいます。 めでたく結実したようです。 黄刺の方も全部結実しています。 ユーフォルビアは結実しやすいのでしょうか…
クラッスラ・ウンベラ、通称ワインカップが開花しました。 まだ蕾のようにも見えますが、これで満開です。 じみ~な花なので、正直、鑑賞価値はありません。 鑑賞価値は無くとも、自家受粉で種子を作ってくれるので、実生好きな私にとっては待ちに待った開花だったりします。 花びらが小さく丸まっているので、花というより実のようにも見えます。 メシベとオシベが飛び出していて分かりやすいのはありがたいです。 多肉の花って、メシベどこだよ?って花も多かったりするんです。 受粉させてから1ヶ月くらいで収穫できるので、1ヶ月後が楽しみです。 ワインカップは発芽率が低く、去年は条件を色々変えて蒔いてみましたが、最終的に発…
10月に蒔いたリトープス・麗虹玉です。 発芽してから4ヶ月程になります。 現在は鮮やかな緑色のビーズのような姿で、ツヤピカしていて状態は良さそうです。 こちらが今は亡き親株です。 子供にも同じような模様が出てくれると嬉しいです。 リトープスの実生は初めてなので、どう成長していつ模様が出てくるのかも楽しみです。 真ん中から本葉が出てくるのか、1年目で脱皮するのか。 同じ鉢に蒔いたコノフィツム・レガレです。 麗虹玉が1週間程で発芽したのに対し、こちらは3週間~1ヶ月で発芽しました。 麗虹玉と同じ環境で育てても光が強すぎるのか、こちらは赤っぽくなっております。 同じメセン類でも品種によって随分と違い…
パキポディウム・エブレネウムと恵比寿笑い(ブレビカウレ)の見分け方
パキポディウム・エブレネウムです。 葉が8割方落ちました。 葉が落ちるのは例年より少し遅いですね。 今年は残暑が厳しく、寒くなるのが遅かった為かと思われます。 この葉っぱ、キョウチクトウにそっくりだなと思っておりましたが、それもそのはず、パキポディウムはキョウチクトウ科なんですね。 とすると、葉は有毒なのかもしれません。 検索してみると、やはり毒があるとの事でした。 ペットを飼っているお宅では誤食しないように注意する必要がありそうです。 葉が落ちても鑑賞価値が下がらないのがパキポディウムの魅力です。 むしろ魅惑のボディが見やすくなります。 真珠光沢のトゲトゲボディが美しいです。 去年の10月の…
こちらは初春に実生したブルゲリです。 なぜ片隅に固まっているかというと、更地になっている場所にはワインカップの種を蒔いたからです。 100粒ほど蒔いたのですが、発芽したのは2つだけで、その2つも夏に乾燥させすぎて枯らせてしまいました。 いつもなら発芽しなかった鉢は半年ほどで処分していたのですが、この鉢はブルゲリが育っていたのでそのままになっておりました。 この更地、先日気付いたのですが・・・ ビックリ、発芽してますね。 蒔いたのが2月ですから、10ヶ月経ってからの発芽です。 処分しなくて良かったです。 あらためて目を皿のようにして探してみるともう1つ発芽しているのを発見しました。 1年近く過ぎ…
こんにちは、タニKです。 今日は、重要な「冬の水やり」について、私の経験と学びをシェアします。晴れの日の喜び 〜水やりチャンスの到来〜長い間続いた悪天候に、心…
こんにちは、タニKです。今日は、多肉植物育成における予想外の出来事についてお話しします。 翻弄される天気 〜自然の不思議〜まさか!一日中晴れると言っていたはず…
【変態交配!?】 チワワエンシスジェコラ × ラセモサの世界
当記事は以下のtmby公式サイトでも掲載しています。tmby公式サイト こんにちは、タニKです。 今日は、私が密かに期待し、ワクワクしている交配種の成長につい…
気温が15~25℃の範囲に落ち着き、多肉・サボテンのタネを蒔くには最適な季節になりました。 今年は春に採れた種子を何種かと、新たに購入したサボテンの種子を蒔いてみました。 麗虹玉 お気に入りだったリトープス・麗虹玉です。 初夏に側面を焼いてしまい、枯らせてしまったので今手元にはありません。 写真に写っているペラペラの種サヤをバラシてみたところ、種子がいくつか回収できたのでダメ元で蒔いてみました。 4日後、パラパラと発芽してくれました。 お気に入り多肉の忘れ形見、しっかり育て上げたいものです。 レガレ 真ん中に透明な窓のある面白いコノフィツムです。 種子がいくつか回収できたので蒔いてみました。 …
今年の初春から初夏にかけて蒔いた多肉・サボテンの実生苗の様子です。 ブルゲリです。 光に当てるとキラキラして宝石のようです。 初めて実生した時は夏にごっそり減らしてしまったのですが、今回はだいたい生き残っております。 肥料は最低限で、表土が乾いて2日ほどしてから水やりしています。 水をやりすぎると破裂するなんて話も聞きますが、私が育てた感じだと、肥料が多すぎた時に成長しすぎて割れてしまうように感じました。 こちらは半分砂に埋まったような感じで夏越しさせてみました。 現地株はこんな感じなのではないかなと。 見た目はちょっとよろしくありませんが、こちらの方が安定して育ってるかなと感じています。 エ…
こんにちは、タニKです。実は今、私たちの大切な多肉たちが危険にさらされているかもしれない!っていうお話をします。■ようやく訪れる涼しさ、そして隠れた危険皆さん…
こんにちは、タニKです。E.caamanoi,Pueblaカマノイプエブラ今日も夕方、マイハウスで大人苗たちのチェックをしてきました。 先日の水やり後、脱落者…
【本当は教えたくないアテマハックの〇〇】理想の交配を目指して
こんにちは、タニKです。 朝から30度を超える猛暑が続いていますが、皆様お元気でしょうか? tmby houseの実生たちは、この暑さにも負けず元気に育って…
こんにちは、タニKです。今日は、思わぬところで発見ついてお話しします。■意外な遮光効果:ダイソーの半透明仕切り最近、ふと気がついたのですが、ダイソーで購入した…
こんにちは、タニKです。 E. rubromarginata ルブロマルギナタ今日は、多くの方から質問をいただく、実生苗の水やりのタイミングについてお話しした…
こんにちは、タニKです。 E. racemosa ラセモサ 今日は少し趣向を変えて、多肉の育成中に遭遇した思わぬ出来事について、みなさんとシェアしたいと思いま…
【光の調整と〇〇の工夫】:ベランダで実生苗を美しく育てる秘訣
こんにちはタニKです。 E. lutea ルテア 今日も、私たちが愛してやまない多肉の育成について、最近の気づきをシェアしたいと思います。 今回のテーマは、「…
こんにちは、タニKです。 E. laui ラウイさあ、いよいよ夏も本番。毎年この季節には苦しめられていますが、今年は負けませんよー!! そんな中で、実生にまつ…
こんにちは、タニKです。 E. chapalensis チャパレンシス 今日は、灼熱の季節に奮闘する実生苗たちとの夏の過ごし方について、皆さんと一緒に考えてみ…
こんにちは、tmby代表のタニKです。 今日も、私たちが愛してやまないエケベリアの生態についてシェアしますね。 E. hyalina,San Luis de …
こんにちは、タニKです! E. colorata 'Mexican Giant'コロラータ メキシカンジャイアント 最近はすっかり夏の日差しが強くなって、日…
【虹が実生に与える影響とは?】朝日との〇〇な関係が発芽率を上昇
こんにちわ、タニKです。 昨日の夕方、うちの6歳の息子がとても可愛らしい質問をしてきました。 「なんで空って、朝は薄いピンクで昼は青くて夕方は赤いの?」 …
こんにちわ、タニKです。 E. chihuahuaensis, Yecora 今日は、室内育成の注意すべきポイントについてシェアいたします。 最近、雨が続…
こんにちは、タニKです。 E. agavoides,Salitrera. 今回は以前の記事でも少し触れた「苔」と「藻」について少し深ぼってお話ししたいと思い…
こんにちは。タニKです。 E. agavoides,Tuxpan. 今回は、先日行った多肉植物の植え替えから1ヶ月が経過した様子と、これから迎える真夏に向け…
こんにちは、タニKです。 E. agavoides 'Romeo Rubin'(アガボイデス ロメオルビン) 今回は、「札落ち保険」についてシェアしたいと思い…
こんにちは、タニKです。 E. agavoides 'Romeo' G. Koehres(アガボイデスロメオ) 多肉を育てる日々の中で、今日は少し気になる出…
こんにちは、タニKです。 今日はエケベリアの種子発芽について学んだことをシェアしたいと思います。 多肉植物の美しさに魅了されて始まった私の多肉ライフ、その…
こんにちは、タニKです。 いつもブログを読んでくださってありがとうございます。 早速、多肉の実生について、学びや発見のシェアいたしますね。今日は、「実生の…
こんにちは、タニKです。先日、私の実生苗たちに起こったちょっとした奇跡についてお話しします。 実は、以前お話した徒長気味の実生苗を間引いて新しい土に植え替え…
こんにちは、tmby代表のタニKです。 先日のブログ記事で、(前回の記事はこちら)種を撒いた後の最初の植え替えについてお話しました。 そんな中、「どのタイ…
こんにちは、タニKです。 今日は以前のブログで話題にしたポットにモリモリで徒長してしまった実生苗の植え替えについて詳しくお話しします。 実生苗の成長は予測…
こんにちは、タニKです。 いつもと変わらない朝、庭で育てていた実生苗たちにまさかのハプニングが起こりました。 前夜の強風で苗に付けていた札が全て吹き飛ばさ…
こんにちは、tmby代表のタニKです。 今日も発見をシェアしたいと思います。いつものように、実生苗のパトロールをしている時のこと。 愛情を込めて育てている…
こんにちは、タニKです。 今日の夕方、いつものように実生苗の健康チェックをしていると 一つのポットだけ、入っている苗のほとんどが溶けてしまっているのを発見しま…
こんにちは、tmbyのタニKです。今年は、実生に使用する土をtmby専用、基本のブレンド土に変えてみました。 これまでは、種撒き専用の土を使っていたのですが…
こんにちは、タニKです。 今日はエケベリアの実生について私が実体験から得た学びをシェアします。それでは行きましょう!【発芽後の管理方法について】エケベリアの…
今年はフィロボルス・エーンリエットがたくさん実を付けてくれました。 赤くて綺麗な実です。 実を付けてから3ヶ月ほどで乾燥してカリカリになったので、先週末に全て収穫しました。 乾燥した実はカチカチに固まっていて、素手では剥くことができません。 昨年はペンチでむしって無理やりタネを取り出しましたが、今年は数も多いので正攻法で取り出してみます。 まず、サヤを水に浸けます。 細かいタネの取り出しや小分けをする時は、深めの器の中で行うと紛失する可能性が減るのでお勧めです。 カチカチだったサヤは、水を吸うと花びらのように開きます。 浸けた直後に開くものもあれば、20分経っても開かないものもありました。 開…
2023年に蒔いた多肉・サボテンの幼苗の様子です。 フライレア・豹の子(Frailea pygmaea)です。 おしくらまんじゅうしております。 1つ鉢に蒔きすぎました。 3年前にも海外輸入物のフライレアの種子を蒔いた事がありまして、その時は1つも発芽しませんでした。 その翌年に採取したばかりのフライレア・アフィラネンシスの種子を手に入れて蒔いたところ、全て発芽しました。 今回も採れたての種子で、全部出ました。 フライレアの実生は種子の鮮度が大事なようです。 試しに「フライレア 鮮度」で検索してみると、ベテラン実生家さんの「フライレアの種子は鮮度が大事」というコメントがいくつもヒットしました。…
今年も自作の加温式育苗器を引っ張り出して、冬季実生を始めました。 今年は3鉢全部、コノフィツムのブルゲリを蒔きました。 ブルゲリは2年前にも蒔いているのですが、今年の猛暑で盛大に溶かしてしまい、3株しか残りませんでした。 置き場所や水やり等、反省すべき点が多かったのでリトライです。 今度こそ上手く育てたいです。 コノフィツムをはじめとした小さなメセンは、発芽してしばらくは1本の根がチョロっと伸びているだけで、この根を傷つけてしまうと枯れてしまう事が多いです。 ですので、今回は発芽してから2年くらいは植え替えない方針でいってみます。 いつもは赤玉土と砂で実生しているところを、鉢の下層に培養土、中…