メインカテゴリーを選択しなおす
今年も温室内での殺ダニ剤ローテーション散布を開始しました。昨年は2月から10月まで連続して散布作業を行いましたが、その効果があってか赤ダニによる被害はゼロでした。今年は少し安心して開始を4月にしました。ローテーション第一弾は「ダニ太郎」です。赤ダニが取り付くサボテンにはかなりの好き嫌いがあります。うちの温室では一番の好物は銀冠玉ですが、総じて駄物よりは高級品と言われているようなサボテンが好きなよう...
本格的な春を迎え、ロフォフォラ属のサボテンたちも成長を開始し、開花を始めています。うちの温室内に居座る大苗たちです。<烏羽玉> 35年ほど前に小指の先ほどの苗を入手しました。地上部はここ何年か毎年同じような大きさで収縮を繰り返していますが、地下の塊根部は年々肥大しています。現在開花中ですが、烏羽玉は自家受粉するようです。<銀冠玉> 実生13年目の袖台接ぎ降し苗です。接ぎ降しということで成長著しいで...
2023年の7月に袖台に実生接ぎし、昨年秋に接ぎ降ろした銀冠玉。現在発根管理中です。発根管理中など私には関係ありませんよ、とばかりにそれぞれ好き勝手に開花中です。まだ発根しているかどうか確認していませんが、発根を刺激・促進するため用土が完全に乾ききる前に潅水しています。過去の経験からは8割程度が発根するものとみています。発根しないものでも穂の大きさがありますので、切り戻して挿し木救済する予定です。...
2020年夏に播種したロフォフォラ属の「銀冠玉」。たくさん蒔き過ぎたのか祟ったのか、ずっと成長が思わしくありませんでした。全部で800本近くあると思いますが、2023年の秋に根性で大鉢7つに寄せ植えしました。一年以上経過したこの春ようやくムクムク太りだしました。代表選手3鉢です。気が付きませんでしたが既に昨年秋から成長が続いていたのでしょうね。成長著しい部分ではすでにおしくらまんじゅう状態。球体が四角形に変形...
二週間前に植え替えたばかりの銀冠玉大苗二本が開花しました。これらの銀冠玉、実生12年生の袖台接ぎ降し苗です。二週間前に植え替えたときは、太い根を残し細い根はすべて取り払って植え付けました。従って二週間後の現在もまだ水を吸えるに十分な根は出ていないと思われます。そんなことはお構いないように球体上には(予定通りの)花を咲かせてきました。まあ、植え替えのために抜き上げている最中に開花する苗も良くあること...
ここ数日寒い日が続いています。特に朝方の冷え込みが厳しい。私のところではこの冬温室内の内張を止めました。この冬は温暖な日が続くと予想したからですが、その予想はやや寒い側に外れたようです。厳しい寒さを受けて銀冠玉の若い苗たちの球体に皴が寄り始めました。<実生三年生 自根><実生4年生 自根><実生5年生 自根>やはり若い苗ほど寒さが応えているようです。さてそれでは大苗はどうでしょうか。<実生10年生...
今年も多くの種子を提供し続けてくれた銀冠玉大苗二株。今年最後の種鞘を揚げています。いずれも10年ほど前に実生し、その後袖ケ浦の台に載せさらに接ぎ降ろした苗です。接ぎ木台による影響か、球体直径は12cm程に育っており、銀冠玉としてはかなり大柄です。”総身に知恵が回りかね”ているのか、球形の形状がやや乱れ気味。これまで数千の種子を輩出し多くの子孫を残しているので、まあこれでもいいか、というところです。ご訪...
真夏日や猛暑日の言葉が飛び交った今年の日本の夏。サボテンたちはとても元気でしたが、とりわけロフォフォラ属「銀冠玉」が良く育っています。下の画像の苗は袖ケ浦の台に載っていますが、それにしても良く育ちました。球体の直径は春の時期からおよそ倍の大きさになりました。球体の白みも増して美しく仕上がってきました。次は「銀冠玉錦」として入手した種子が由来の三年生株群生。斑入り苗は一本しか出ませんでしたが、双頭の...
銀冠玉の袖台に載ったままの苗。主頭の周りの子株たちが充実してきました。主頭を接いでから5年は経過しているはず。最初のうちは主頭がどんどん大きくなり、ついでに周囲に子を吹いてきました。このまま巨大な主頭が出来てくるかと思っていましたが、そうではありませんでした。主頭の成長は直径10cm程で止まり、その後子株たちがどんどん大きくなり始めました。次は大きく育った子株が孫を吹き、次第に大群生になって行くもの...
赤ダニによる銀冠玉等への被害予防のため、今年1月から毎月10日前後に殺ダニ剤を散布しています。赤ダニは薬剤耐性が出ると聞きますの下記4剤をローテーション散布しています。・ ダニ太郎・ コロマイト・ アーリーセーフ・ バロックフロアブル冬~春の期間は1か月に一回の散布で丁度良いと感じていましたが、このところの灼熱の温室内を見て気が変わりました。温室内の過熱を避けるため出入り口や窓を一部開放していますので...
今日の主役は三つ目の銀冠玉です。大まかにいえば三頭株ですが、普通の三頭株とはちと違います。通常銀冠玉の二頭株、三頭株といえば独立した複数の球体が根際でつながっているもの。しかし、本日の主役”三つ目の銀冠玉”はこんな姿。マミラリアのサボテンによくあるような、成長点が分割していって多頭になったものです。銀冠玉では珍しいと思います。通常の銀冠玉多頭株のように切り離して独立した複数株にするのは難しい形状です...
ロフォフォラ属の銀冠玉や烏羽玉は普通に群生し、また斑入りの苗が出現することも珍しくありません。ですから、銀冠玉錦や烏羽玉錦の群生株があっても何ら不思議ではないわけです。ということで…。<銀冠玉錦群生><烏羽玉錦群生>いずれも実生自根株で、彼らの欲するままに育ててきました。ばらして個別の株にして育てても大したものにはなりそうもない姿です。これ等の株は「斑入り群生株」なる新ジャンル?で群生株の姿で観賞...
今日は思い立って、かねてから懸案であった銀冠玉幼苗の植え替え作業に取り掛かりました。植え替えすべき銀冠玉の幼苗たちです。二つの小さなプランターにゴチャゴチャと生えています。数える気にはなりませんが500本は下らないでしょう。昨年秋に自家産の銀冠玉種子を実生したものですが、そろそろ限界だろうかという状態です。苗同士が密になって用土が盛り上がり、さらに杉苔も繁茂しつつあります。まずは引っ越し先の準備で...
このところPC画面の見過ぎか、眼精疲労が激しいです。そんな時、眼中に飛び込んできた銀冠玉。とても目に優しい見かけをしています。銀冠玉独特の灰緑色の球体にピンク色の開花。この色の組み合わせは同属の「烏羽玉」では実現できません。この苗は「疣銀冠玉」として入手した龍神木台の接ぎ木苗から掻き取った子株を挿し木して育てたものです。目に優しい球体色と疣との組み合わせ、眺めていて心が落ち着いてきます。一方「Y疣銀...
今日の素材はロフォフォラ属「銀冠玉」の袖台接ぎ降し苗です。実生してから11年、接ぎ降してから6年ほど経過しています。台木の力を得てすくすくと成長、現在の球体直径は12cmと銀冠玉としては十分に大きいです。大きくなったというもののこれまでは球体は真球形を保ち、なかなか美しい姿を楽しんでいました。しかしこの春、これまでの流れを変えるような異変が出始めています。球体下部から子を吹き始めました。美しい単球で...
今日のテーマは接ぎ木における「台木が穂に与える影響」についてです。接ぎ台はその旺盛な成長力で、圧倒的なエネルギーを送り込んで穂の成長を促進するもので、それ以上でもそれ以下でもないと考えていました。穂はそのエネルギーを得て、自根では成し遂げられないほどの自身の成長、刺の発達、多くの開花を実現します。しかし、今日この画像を見ているうちにその考えが少し変わりました。二本の台付き銀冠玉で、いずれも接いでか...
「サボテン春の開花」第三回目の今日はロフォフォラ属の「銀冠玉」です。三月初めの今日、実生5年前後の中堅の苗が一斉に花開いていました。疣銀冠玉の単頭株、三頭株、斑入り株、袖接ぎ株などの画像を並べてみました。接ぎ木苗以外の株は皆肌荒れがはなはだしいです。これは銀冠玉の宿命でしょうか。同じロフォフォラ属の「烏羽玉」や「ディフューザ(翠冠玉)」と同じように水やりし同じ用土に植え付けても、銀冠玉だけに茶膜の...
昨年夏に袖ケ浦の台に載せた銀冠玉。プラ舟の中に置き露天で育てています。春の訪れにより先週から水遣りを開始しました。水遣りといってもプラ舟の底に2cm程の深さに水を満たすいわゆる腰水です。今後数日暖かな日が予想される今日、今年二度目の腰水を施しました。6つの舟に順番に水を入れてゆき、その後船の中の鉢がどれほど水を吸い込んでいるかを確認していると、異変が…パカッ!!先ほどは何ともなかった銀冠玉の一つが大...
実生をしているといろいろと面白いことがあるものですが、これもその一つ。ネットオークションで入手した銀冠玉の種子を播種したところ一本だけ刺を生やした苗が出てきました。おやおやと思って育ててみると赤い棘がモジャモジャ。球体が見えないほどで、これは銀冠玉ではないと誰もが思う姿です。10年後の現在の姿です。結局エキノケレウス属の「白紅司」であることで決着しました。現在の球体直径は刺を含めて5cm程度。コン...
銀冠玉、白斜子、精巧殿、黒牡丹、菊水。これらは今までにうちの温室で赤ダニの被害に会ったサボテンたちです。よく赤ダニの被害に会いやすいとされているコリファンタ属のサボテンも何本かありますが、不思議と被害は出ていません。赤ダニが本格的に活動を始めるのは春三月と見ていますが、今年は少し気になることがあり早めに対策を開始することにしました。殺ダニを目的とした薬品に対し、赤ダニはすぐに耐薬品性を持つと言われ...
3年前に実生した銀冠玉の寄せ植えです。ポツポツと斑入りの苗も混ざっています。植え替えてから1年以上経過し、大きさにもばらつきが出てきましたので植え替えることにしました。取り敢えず全量抜き上げてみました。こうして根まで出して並べてみると、かなり量が増えたような錯覚に駆られます。取り敢えず斑入り苗8本、そして大きく育った苗5本をそれぞれ一鉢に植え付けてみました。あと残りの苗がまだ100本以上ありそうです...
今日、植え替えのため銀冠玉の寄せ植えを抜き上げました。18本は2021年に掻き子を挿し木したもの、9本は2019年に実生したものです。これらすべて27本の苗の地上部はほぼ同じ大きさに育っています。しかし抜き上げてみると、塊根の部分の大きさに明瞭な差がありました。<掻き子の挿し木苗><実生苗>銀冠玉の植物体は上から地上部/塊根/細根の順にあるのですが、地上部が同じであってもその育ちの過程によってこのように塊根の...
この夏に肥培した一部の接ぎ木苗を接ぎ降しのためカットしました。いずれの苗も台は袖ケ浦です。<赤花精巧殿> 接いでから3年経ちます。成長が止まり子を吹いてきました。接ぎ降しは遅すぎたようです。<銀冠玉 二苗> 昨年夏の接ぎ木です。良く大きくなってくれました。<コルムナアルバ 二株> 2013年春にメサガーデンから入手した種子を実生。一昨年それらの中から多頭株になったものをばらして袖ケ浦に接ぎました。...
フェロカクタス属の「レコンテ玉」。2013年春にたにさぼ実生俱楽部さんの第56回タネプレで頂いた種子を実生したものです。二本の苗を保持していますが、そのうちの一本には斑が入っています。苗が若い頃には球体の一部に斑が入っているのみでしたが、ここ数年次第に斑の部分の割合が増えてきました。しかも斑が球体上に心地よく散りばめられています。斑入りの苗が愛でられるルリ兜錦や銀冠玉なら目出度いのですが、基本的に...
今年の夏は銀冠玉の種子がたくさん採れました。種子の段階でその良否の選択はできませんのでとりあえず全部蒔いてみました。二つのプランターに播きましたが、ほぼ100%発芽しました。正確には数えておりませんが、少なくとも500本以上はありそうです。本日までは腰水で育ててきましたが、今後は上面からの如雨露潅水に切り替えます。遮光は現在50%程度ですが徐々に減らして12月には無遮光まで持ってゆきます。実は三年前にも銀冠...
主に掻き子を取ることを目的に育てている銀冠玉の親苗二本についての記事です。いずれも穂の部分は銀冠玉ですが、左の苗は袖ケ浦、右の苗は龍神木の台木に接がれています。元は斑入りの「銀冠玉錦」として入手した接ぎ木苗たちでしたが、いずれも斑は消えて普通の銀冠玉になってしまいました。左の苗は緑色が濃く肌に艶があるタイプ、右の苗は黄緑色の球体で肌の艶はなく白い粉を吹くタイプです。いずれも疣タイプの銀冠玉で子株を...
サボテン業界では銀冠玉の中でもいわゆる「疣銀冠玉」がもてはやされています。疣が大きくなるタイプを言いますが、この疣は幼苗の頃から大きいのではなく、ある時期から急に発達してくるようです。「疣銀冠玉」の掻き子です。2021年に掻き子挿し木した苗を育て、2023年3月に撮影したものです。その苗たちの最近(8月)の姿です。各苗の凸部の彫が深くなってきました。この凸部の一つ一つが成長に伴い独立して大きな疣になって行き...
ロフォフォラ属の「烏羽玉」は自家受粉します。管理している苗が少なければ咲き柄やその後にニュッと出てくる種鞘をこまめに取り除くことができるのですが、栽培数が多いとそうとも行かず、苗の成長点付近に咲き柄・種鞘・さらに種子が蓄積されてきます。おまけに烏羽玉は同属の銀冠玉に比べ咲き柄がしつこく球体にとりついて除去しにくいです。結果としてこんな具合に薄汚れた見かけの苗たちになり果てます。これらの苗はヤフオク...
今日は銀冠玉が一斉に開花していました。同種のサボテンが特定の日に一斉に開花することはよくあることです。開花を合わせて受粉する確率を高めるのでしょう。実生3年生の苗から、10年生の苗まで申し合わせたように開花していました。銀冠玉は自家受粉しないため種子を得るためには受粉作業が必要です。今年はこのような一斉開花が何度かありましたので、既に数百粒の種子を得ています。今回の一斉開花は受粉作業は行わず、花を...
烏羽玉(Lophopiora williamsii)はトゲがなく、何やらモチモチしている柔らかいサボテンで、様々な姿をとるサボテンの中でもかなり変わった部類でしょう。特筆すべきは、烏羽玉には幻覚作用のあるメスカリンと言う物質が含まれており、大昔から呪術師に使われて来たと言うこと
昨年袖ケ浦の台に接ぎ、今春からプラ舟で”水耕栽培”していた接ぎ木苗たち。大きく育ってきましたので接ぎ降し作業を開始しました。台木の袖ケ浦を2cm程付けてカットした苗たちです。ひっくり返しているのでわかりにくいですが…。恩塚ランポー玉、ルリ兜錦、銀冠玉錦銀冠玉、プセウドペクチニフェラ首をはねられた袖ケ浦の台たちです。再使用せずに廃棄します。ゴミの軽量化のために乾燥中。まだ半分残っています。もう少し大きく...
それでは一つ一つ見てゆきましょう。エキノケレウス属「大仏殿」。実生10年生の苗です。刺もなく凡庸な球体ですが、花は実に鮮やかな黄色。この時だけは自己主張が目立ちます。名称不明種。多分コリファンタ属のサボテンと思われます。年に数回思い出したように開花します。ロフォフォラ属の銀冠玉。実生6年生の自根苗です。”疣銀冠”の名の種子を入手したのですが、ようやくその特徴が出てきました。アストロフィツム属の「盤石」...
今日の主役はこのところ何度かこのブログに登場しているロフォフォラ属の「銀冠玉」二苗です。2013年春に実生したこれらの苗、割と早い時期に袖ケ浦に接ぎ木しその後台木を1cm程付けて接ぎ降ろしました。したがって現在は袖ケ浦の根が伸びています。春から秋まで断続的に開花しています。今日も複数の花が開花中です。二株は花色や疣の大きさに違いがありますが、いずれも純粋な銀冠玉です。これまでいくつか子を吹いていま...
大苗の銀冠玉に濃いピンク色の花が咲きました。袖ケ浦台の接ぎ降し株で根は袖ケ浦。気持ちよく成長しています。現在の球体直径は12cm程度。銀冠玉としてはかなり大きな株になりました。通常銀冠玉の花色は薄めのピンク色が多いですが、この株に限っては濃いピンク色です。これは袖台の影響と言うよりはこの株特有の個性の様です。更に角度を変えてみてみましょう。いつも苗の上方から見ていましたので気が付きませんでしたが、球...
今年も暖かな気候になり、そろそろ赤ダニ対策を考えなければなりません。赤ダニは好き嫌いが激しく、いろいろなサボテンが住んでいるわが温室でこれまで赤ダニの被害にあったのは、白斜子、精巧殿、菊水、黒牡丹(袖台接ぎ木)など一部のサボテンです。一般にアカダニが好むと言われているコリファンタ属については被害にあったのはマクロメリスのみ。毎年一番の被害にあうのはロフォフォラ属の「銀冠玉」です。この銀冠玉は昨年し...
ロフォフォラ属の植え替えシリーズ第三夜の今宵は「銀冠玉大苗」の植え替えです。この苗は「白肌小疣銀冠玉」と称する種子を実生し、袖ケ浦の台に接いだ後接ぎ降ろしたものです。植替え前の姿です。球体の直径は12cm程と銀冠玉にしてはかなり大きめです。丁度開花中ですが、無視して植え替え決行しました。抜き上げたところ。子株をいくつか吹いています。根張りはまあまあでした。用土を落としました。球体下部に袖ケ浦の台がい...
暖かな一日となった今日、ロフォフォラ属の銀冠玉が一斉に開花しました。赤ダニの食害のある株や斑入りの株などいろいろですが、多くは「大疣銀冠玉」として入手した種子を実生した自根苗です。実生6年目ぐらいのものが大半です。当初幼苗の頃は”大疣”が疑わしいものが多かったですが、この一二年ようやく本領を発揮して”大疣”の名に恥じない姿に変身してきました。これらの株は昨年秋に植え替えていますので、この春は植え替え不...
二月ももう中旬を過ぎました。気になっていたサボテンたちの植え替えを始めました。まずは丈夫な接ぎ木苗たちです。袖ケ浦の台に昨年中に接いだ苗を植え替えます.<牡丹類の実生接ぎ苗><ユーベルマニア属プセウドペクチニフェラ><恩塚ランポー玉・亀甲牡丹・銀冠玉錦><大疣銀冠玉・銀冠玉錦・黒王丸・ルリ兜錦・ペクチニフェラ>植え替え時には普段目の届かない台木の裏側などをチェックすることができます。早くも新しい芽...
実生6年生の銀冠玉の見かけがひどく悪くなってきたため抜き上げたところ根腐れしていました。数年前の赤ダニの被害から立ち直れなかったようです。球体の下部から患部が見えなくなるまで少しずつスライスしてゆき、結果球体は半分ほどになりました。太めの袖ケ浦がありましたのでそれを台に救済接ぎしました。接ぎ面の直径は4cmほどです。いつものように伸縮性包帯で固めに固定。二週間後に外しました。その時の画像です。接いだ...
今日は日曜日ですが、5回目のコロナワクチンを打ってもらってきました。ファイザー社製の最新型ということです。いろいろとありますが、これまですべてのワクチンを無料で接種してくれる国に生まれたことの幸運は実感しています。さてタイトルの「これからどうなってゆくのでしょう」ですが、ウクライナ情勢を語るというような大それたことではありません。5年前に実生した銀冠玉についても話題です。このころ銀冠玉の実生をせっ...
最近植替えを行った龍神木に接ぎ木された銀冠玉の苗二本です。いずれも銀冠玉錦の掻き子を狙って4年ほど前にヤフオクで入手した苗です。左側の苗はいつの間にか斑が消えて普通の銀冠玉群生苗になりました。幸い形態が疣銀冠玉と言えそうな姿ですので先日大きめの子株10個ほどを外して袖ケ浦の台に接ぎました。右側の苗は不幸な経過をたどっています。画像でもわかるように大きな斑なし子株二つと、全斑の小さな無数の子株を吹い...
2013年の春に実生した銀冠玉たち。皆大きくなりました。球体の直径は10cm程度。まだ老化する年齢ではないらしく、若々しい球体から、春から秋の間に断続的に開花を見せています。銀冠玉は思っていたより大きな苗に成長しています。3本の苗に登場してもらいますが、それぞれに疣の形状に個性を見せてくれています。疣がらせん状に並びます。3苗の中では大きめの疣です。3年前に銀冠玉によくある大きな身割れを起こし、その後遺症と...
今年の春に銀冠玉の大苗を植え替えた際に外した掻き子たちの成長が著しいので記事にしました。外した子たちがたくさん出ましたので、大平鉢に並べて植え付けました。植え付けたといっても用土に窪みをつけてその上に置いただけですが…。今年5月初旬の画像です。親株に無理やりくっついていて、鉢と主頭との間に挟まれていたため歪んだ形状のものが目立ちます。それから4か月経過した現在の姿です。皆さん健やかに育っています。...