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ユーベルマニア属の「プセウドペクチニフェラ」が今年も真っ赤な種鞘を揚げてきました。種鞘は20以上ありそうです。これから回収できる種子数は200粒以上と想定します。同じユーベルマニア属のサボテンでありながら、ペクチニフェラやフラビスピナは交配してやらなければ結実しませんが、このプセウドペクチニフェラだけは自家受粉するようです。今年は新たに同属の「エリオカクトイデス」を複数株導入して種子収穫を目指して...
昨年7月に播種したユーベルマニア属の「ペクチニフェラ錦」。発芽して8か月経過した今は…。画像はオリンパスTough TG4 の顕微鏡モード(ノーマル)で撮影しました。実生8か月の苗は総じてマッチ棒のような姿で、高さ1.5cm 球体の直径3~4mm(刺を含まず。)程度です。各画像には一本ずつ全斑の苗が認められます。本来これらはすぐに接ぎ木すべきものです。いつ枯れてしまうか分からない儚いものなので。ただ、現在台木の準備...
今日のブログのお題は「小錦」。小錦といってもあの大きなお相撲さんの小錦ではありません。2019年7月に「ペクチニフェラ錦」として入手した種子を蒔いて、生き残った苗のうち斑入りのものはこの一本でした。3時、4時、及び11時の位置の稜に斑が遠慮がちに出ています。それで小さな斑(錦)ということで「小錦」。お粗末でした。ペクチニフェラ錦は隠れた人気種で、苗も種子もなかなかオークションに出てきません。こんな小...
ユーベルマニア属の「ペクチニフェラ」は好きなサボテンの一つです。新旧いろいろな株を育ててきましたが今日はその中の三株をご紹介します。まずは三株そろい踏み。いずれも球体直径が10cm程度のペクチニフェラ大株です。中央に座る株は2013年春実生の11年生です。自根株ですがここ数年ムクムクと大きくなり、バックに控える大株と同程度の大きさに成長しました。球体の緑色に若々しさが感じられます。その背後に控える二...
40年ほど前に五十鈴園さんから購入したユーベルマニア属の「ペクチニフェラ」二株です。二枚目の画像の苗、成長点付近の色が変です。どうも枯れ込みが始まり、これからそれが拡がってゆきそうな雰囲気です。南米病、それとも単なる日焼け?長い付き合いの苗ですので大ごとにならなければ良いのですが。ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。この...
この三月に実生したユーベルマニア属の「ペクチニフェラ錦」を8月に実生接ぎしました。まずは接ぎ木直前8月初旬の実生苗の画像です。実生後5か月を経過し、大きなものは刺を含んで直径4mmぐらいに成長しています。そして接木直後。袖台に載せました。台との間は心もとない自重での接着です。フニャフニャした白い棘の心もとなさを見るにつけ、この接木が成功するかどうか心配でしたが…。一か月経過後の当該苗の姿です。球体は全...
今日の主役は自家実生のユーベルマニア三兄弟たちです。<ペクチニフェラ> ユーベルマニア属サボテンの本家です。実生11年生の自根苗。ここ数年球体の径が大きくなって増稜してきました。<プセウドペクチニフェラ> 翻訳すれば「偽のペクチニフェラ」。不名誉な名前ですが三兄弟の中では一番育てやすいです。そして本種のみ自家受粉するので、毎年多くの種子を提供してくれます。画像の苗は不意に落下させて残念ながら稜上に整...
第一温室の東側面、ここには金鯱大苗を置いており昨年夏までは素ガラスで過ごしてきました。しかし今年の夏はこれまでに経験したことのないような暑さが来そうな予感がいたします。そこで今年は思い切って70%遮光の寒冷紗を東側面全面に張り渡しました。なお、南面及び天面はプチプチシートを張り渡しており、これにより陽光を和らげています。中央にデンと構える金鯱大苗には申し訳ないですが、まあ致命的なことにはならないでし...
今日のブログの主役は、ユーベルマニア三兄弟(ペクチニフェラ、プセウドペクチニフェラ、フラビスピナ)のうち比較的成長の遅いフラビスピナについてです。まずは、実生自根苗。実生5年生で球体直径2.5cm、高さ4cm程度です。着実に大きくはなっていますが、成長速度は遅々としたものです。この自根苗の二年後に実生した、苗たち。これらも遅々とした成長で元来気長な私?もさすがに我慢できず、昨秋に袖ケ浦の台に接ぎ木しまし...
およそ35年前に五十鈴園さんから購入したユーベルマニア属の「ペクチニフェラ」二株です。両苗とも球体の直径は12cm程度です。ずっと扁平な形状を保ってきましたが、画像左側の苗は最近やや縦長になってきました。もともと球体色は緑色がかったものと赤みがかったものとがあったのですが、最近は両者とも赤みが強い球体色になり色での区別がつかなくなりました。昨年から温室内の一番陽光が当たる場所に置いていますので、サ...
毎年厳寒のこの時期に開花するユーベルマニア属のサボテンたち。今年も開花を見せてくれています。<フラビスピナ> 実生9年生の自根苗たちです。種子を採るため毎年交配しています。黄色の小さな花を咲かせていますが、通常使用する綿棒はサイズが大きすぎるため、ピンセットで雄蕊を切り取り別の株の雌蕊に擦り付けています。<プセウドペクチニフェラ> 実生10年生の自根株です。自家受粉するので交配する必要はありません...
今日の主役は35年ほど前に五十鈴園さんからやってきたユーベルマニア属の「ペクチニフェラ」二株です。それぞれの苗につき別角度から撮った3枚の画像を載せます。<苗A><苗B>苗Aは緑色がかり、苗Bは赤みがかりそれぞれに色の特徴があって見分けています。いずれの球体も直径は12cm程。さすがに35年も経っているのでペクチニフェラとしては大きめのサイズです。しかしこれまでの35年間一定の速さで成長してきたわけでは...
早春よりずっと液肥を満たしたプラ舟にドブ漬けして育ててきた袖台の接ぎ木苗たち。真夏の陽光をたっぷりと浴びてほど良い大きさに育ってきました。これらの苗の中から接ぎ降しに適した大きさまで育っている亀甲牡丹、ペクチニフェラ、銀冠玉錦、黒王丸をカットしました。台の袖ケ浦を3cm程付けてカットしました。カット面は2時間ほど直射日光に当てて半乾燥させ、その後ベンレート(殺菌剤)とオキシベロン(発根促進剤)の混合...
多肉に興味を持ち始めてからというもの、ショッピングモールやホームセンターなんかに買い物に行くと、必ず園芸コーナーに寄るようになってしまいました。 収集癖は無いので大抵は冷やかしで終わるのですが、時々琴線に響くサボテンに出会ってしまい、衝動買いしてしまう事があります。 店頭で実物を見て一目惚れしてしまったサボテンを3種ほどご紹介します。 クレイストカクタス・優吹雪柱です。 真っ白な刺に覆われたフサフサの柱サボテンです。 フサフサとは言っても結構丈夫なトゲなので、撫でると痛いです。 比較的よく見かける、似た感じの「老楽」は響かなかったのですが、こちらは一目惚れでした。 透明感のあるストレートな白刺…
二月ももう中旬を過ぎました。気になっていたサボテンたちの植え替えを始めました。まずは丈夫な接ぎ木苗たちです。袖ケ浦の台に昨年中に接いだ苗を植え替えます.<牡丹類の実生接ぎ苗><ユーベルマニア属プセウドペクチニフェラ><恩塚ランポー玉・亀甲牡丹・銀冠玉錦><大疣銀冠玉・銀冠玉錦・黒王丸・ルリ兜錦・ペクチニフェラ>植え替え時には普段目の届かない台木の裏側などをチェックすることができます。早くも新しい芽...
新年早々の昨日はフラビスピナの登場でしたが、今宵の登場はその親類筋にあたるユーベルマニア属の「ペクチニフェラ」です。その中でも我が家に来てから35年経過している一番の古手の二本の苗です。五十鈴園さんから購入して、何とか長年生き永らえてい...