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サボテンたちが一斉に成長を開始したこの時期、多少用土が水分過多になっても問題が起きることが少ないです。当地は明日の午後から天気が崩れる予報ですが、前回から1週間経過しており、今日は朝から一日よい天気ということで水遣りを決行しました。一鉢一鉢水遣りをしながらサボテンたちの健康状態をチェックしてゆきます。真っ赤な種鞘を二つあげているメロカクタス属の「層雲」です。袖ヶ浦の接ぎ降し苗ですが、冬を乗り越えて...
春の息吹を感じてメロカクタス属の「層雲」が動き始めました。二本の苗を維持しています。いずれの苗も実生10年生。袖台の接ぎ降し苗です。球体の直径は12~13cm程度。この冬は無加温温室内の日当たりの良い場所で過ごさせました。酷寒時には球体表面がやや白く変色しましたが、現在は回復しています。この層雲の見どころは純白の花座と、そこからニュッと飛び出てくる深紅の種鞘です。しかもこの種鞘がメロカクタス属の中でも...
シードポット(種鞘)の行方 + 🎵LALALA LOVE SONG 英語バージョン
前回 12.5cmまで大きくなっていたシードポットですが ★←前回の種鞘の記事その後の様子です。(01/13/2024)10日ほどで1cm大きくなって13.5cmになりました。長さだけじゃなく、しっかり太くもなってきました。なんだかキュウリみたい(*´艸`*)ですよね!はちきれんばかり な感じなのでテープはゆるめてとか、していたある日(いや、3日まえ)の夜 午後11時ちょっと前あれ? 開いている!この日、朝から夕方遅くまで出...
花が少ないこの時期の温室内でひときわ目立つのはメロカクタス属のサボテンたちです。彼らは頭上に花座を載せており、その花座が派手な色で目を引くからです。多くのメロ達の花座はおおむねオレンジ色を呈していますが、本日の主役「層雲」の花座は純白でありひときわ目立つ存在です。実生7年生の自根株を二株育てています。メロカクタス属のサボテンたちは皆「○○雲」なる名前を冠せられていますが、この層雲の白い花座は富士山に...
2024年 今年もよろしくお願いいたします。元日に飛び込んできた能登半島沖で発生した地震、また飛行機同士の追突事故などがありました。犠牲者の方にはお悔やみ申し上げます。そしてもしまだ閉じ込めたりされているのなら、一刻も早く助け出されますようにお祈りしています。私自身は1日の夕方椅子に座っていたのですが、揺れを感じました。最初気のせいかなと思ったのですがやっぱり揺れは続いてけっこう長い時間揺れました...
☆彡Merry Christmas☆彡 Bal京都のクリスマスツリーこのオーナメント、ガラスらしいです。チョット触ってみればよかったな~^^シンプルでシック 。小さな電飾が燈っていました。夜になるとガラスも輝きだす? きっと?知らんけど Ahaha!いただいたピンクの薔薇とカーネーション。とっても可愛いです 2~3日前載せるつもりは・・・ アハハ!ちょっと雑でした 💦 今日はラジオでもクリスマスソング満載(えっ、満載...
2014年に実生したコリファンタ属の「グリーンウッディー」。早朝の最低気温が5℃を切ってきたこの時期に開花しています。コリファンタ属のサボテンとしてはかなり大きな球体に大きな疣がごつごつと飛び出していて、浅い緑色の球体色とともに温室内ではかなりの存在感があります。花色はコリファンタらしい黄色で珍しくはありませんが、温室内では花の少ないこの時期、ありがたい存在です。実生10年近く経たこのサボテン、成...
前回ビックリしたとお話ししたプルメリアの種さや ←その記事はこちら11/20(1w)約1週間後・・・ちょっと伸びて、茶色っぽかった表面が緑色になってきました。(11/22)そして順調に大きくなっています。(11/24) 種さやが出来たSeladine その枝にまだ一輪咲いているので一緒に記念撮影 水をやっていないので花がこんなに丸まっています同じ日の夜には向こうが見えた!(どうしてもハッキリ撮れません。プディカだけ...
部屋に取り入れたプルメリアを何気に見ていると・・・この丸いのは何?んン??ひょっとして???ちょっと近づいてみました。た、たね?そうです。種鞘(たねさや)ですよ。上手くいけばこの中に種ができます。大変珍しいことで、2012年から育てていますが、実際に見たのは初めて!夏によく飛んできていた蜂がいい仕事 してくれたのかな~。(プルメリアは、めしべもおしべも覗いても全然見えなおほど花の奥にあるんですよ~...
竜角牡丹はサイズが大きくならず美しい花を咲かせるので好きなサボテンの一つです。実生で育てるのはやや気難しい点もありますが、何とか数本の苗を維持しています。実生10年生の苗です。球体の直径は4.5cm程度です。一方で袖ケ浦の台に載せた苗も何本かあります。以下は6年前に実生し、その後袖台に載せさらに接ぎ降ろしたものです。球体の直径はいずれも7cm程度です。御覧のように接ぎ木苗はあとから実生したにもかかわら...
2013年春に実生したエピテランサ属の「月世界」。二本の苗を維持しています。前回の植え替えから約二年経ち、植え替えることにしました。抜き上げてみると…根の状態は可もなし不可もなし、といったところ。それぞれの球体に二段の段差があります。これは去年、今年の成長分が表れているのでしょうか。実生して10年も経過すると、たとえエピテランサ属のサボテンと言えどそれなりに大きくなっています。径は4cm程。マミラリ...
寒さに弱いと言われるメロカクタス属のサボテンたち。裏を返せば「暑さに強いメロカクタス」となりますが、やはり暑さにはめっぽう強いようです。<層雲><青嵐雲><グラウセッセンス><ロンギスピナ><バイエンシス>これらのメロカクタス、健康状態は”絶好調”でどんどん種鞘を揚げてきますが、見つけ次第廃棄しています。放っておくと花座を汚すことになりますので。兜のように蕾のうちに摘み取れば種子を作るエネルギーを節...
サボテン栽培を長くやっていると、親苗から種子を採りそれを蒔いて子苗を育てるというプロセスが可能になります。しかしその親苗が金鯱となると簡単ではありません。開花に至るまで30年近くを要するからです。私も長くサボテン栽培をしていましたが、最近やっと金鯱の種子を採って、幼苗を得るに至りました。<親苗> 40年近く前に二和園さんで「短刺金鯱」として入手しました。4年ほど前から開花が始まりました。現在の球体直...
ロフォフォラ属の「烏羽玉」は自家受粉します。管理している苗が少なければ咲き柄やその後にニュッと出てくる種鞘をこまめに取り除くことができるのですが、栽培数が多いとそうとも行かず、苗の成長点付近に咲き柄・種鞘・さらに種子が蓄積されてきます。おまけに烏羽玉は同属の銀冠玉に比べ咲き柄がしつこく球体にとりついて除去しにくいです。結果としてこんな具合に薄汚れた見かけの苗たちになり果てます。これらの苗はヤフオク...
連日45℃近い高温となる温室内で、メロカクタス属の「ロンギスピナ」が元気いっぱいです。これらの二本の苗、2013年春に実生した10年生の自根苗です。昨年の冬は温室内最低気温がマイナスの日が続き、寒さに弱いとされる本種の健康状態を心配していましたが、杞憂に終わりました。御覧の通り深紅の種鞘をどんどんあげてきており、血気盛んに見えます。メロカクタス属のサボテンは花座が出来さえすれば、次々に蕾を上げてき...
リトープスの紫大津絵(Lithops Cesky granat)が結実しました。昨年秋にウエブシャボテン誌さんを通じて紫大津絵の小さな苗を二株入手しました。まだあまり流通していない種類の様で、リトープスとしては比較的”良い”価格でした。当時の画像です。長径部分で2cm程の大きさです。紫大津絵といっても他の紫色のリトープス(例えば紫福来玉、紅大内玉など)のような鮮やかな紫色ではなく、ややくすんだ紫色の球体です。二葉の間に...
「パブロフの犬」よろしく、条件反射のように見事に赤く実った種鞘を収穫し、それをせっせと実生し続けました。その結果がこれ ↓。二鉢あります。ユーベルマニア属の「プセウドペクチニフェラ」です。苗の数を数える気はしませんが、500本近くあるのではないでしょうか。この多くの小さな苗たち、こののちどうしましょう。繰り返し述べますが、計画してこうなったのではありません。ただ、実った種鞘を見て、条件反射的に収穫し...
以下の二つの画像はいずれも2013年春に実生したアリオカルプス属「黒牡丹」自根苗です。上の画像の苗は見るからにすっきりとして美しく、一方下の画像の苗は黒牡丹らしい特徴を有するもなんとなく美しさに欠けます。この差はどうして生まれたのでしょうか。上の画像の苗は私のお気に入りの苗で、できた種子は丁寧に採って次世代養成用に実生に回します。一方下の画像の苗はそれほどお気に入りというほどでもないので、上げてき...
昨年秋に交配していた亀甲牡丹。袖付き降し苗ですが期待通り多くの種子を実らせてくれました。最初に出てきた種鞘が爆ぜて種子が露出しています。手製の吸引器とピンセットを使用して種子を残さず回収します。露出した種子以外に綿毛中に8つの種鞘が隠れていました。これらの種鞘に宿る種子もすべて回収します。回収した種子を茶こし器に入れて、洗剤を振りかけつつ洗浄します。300粒近い種子を回収できました。自根苗ですとこ...
昨年秋に開花した際に交配しておいた「亀甲牡丹錦」にやっと種鞘が出てきました。”ゴジラ”というほどではありませんが、ボコボコ凹凸のある球体上に細かな班が散りばめられた良いタイプの斑入り苗です。花粉親は斑入りではありませんが、やはりゴジラタイプのものを使用しました。中々種鞘らしきものが現れず今年はダメかとあきらめていましたが、今日いきなりニュッと飛び出してきました。4本の鞘が見られますが、これだけあれば...
5月7日のブログで「今年こそは種子をたくさん採るぞ。」と書いたエリオシケ属の「フロッコサ」。その時は蕾であった二本の苗が今日ようやく咲き揃いました。毎年見る花ですが、何度見ても不思議なかつ魅力的な花色です。まあいつまでも見とれているわけにもいかず、湿らせた綿棒を使用してしつこいほどに交配作業を行いました。今日開花していた4つの花はかなりの確率で受粉しているはずです。フロッコサは一つの種鞘にそれほど多...
エピテランサ属の「月世界」が種鞘を揚げてきました。このかわいらしいサボテンは自家受粉する様で、改めて交配することなく勝手にどんどん種鞘を揚げてきます。その種鞘の中にはゴマ粒のような種子がたくさん詰まっており、これらの種子は蒔くと高確率で発芽します。御覧のように白い球体上にニュッと突き出た深紅の種鞘は温室内でも大変に目立ちますし、美しいです。原産地ではこのように目立つことにより鳥などに食われて種を広...
昨年秋に花を咲かせたアリオカルプス属の「黒牡丹」及び「姫牡丹」が半年近くを経て結実してきました。<黒牡丹><姫牡丹(白花)>これらの苗は2013年春に実生したものたちです。黒牡丹、姫牡丹は成長が遅く、実生10年を経てようやく球体の直径が5cmを超えて充実してきました。これらの種鞘から少なくとも50粒程度の種子を回収できそうです。今回はしっかりと種子を収穫して、小規模ではありますが次世代の養成に努め...
40年近く育てている金鯱。直径50cmを超えてきました。昨年18個の蕾が開花しました。これらが一年を経て結実してきました。一つの種鞘を開いてみました。一つの種鞘に100個近くの種子を内包しているようです。下の画像は同じ苗から3年前に採取した種を蒔いたものです。やはり充実した親苗からは良い種子、苗が採れるものです。*******************************************************************ご希望の方にこの金鯱種...
ロフォフォラ属の植え替えシリーズ、今回が最終回です。第四夜の今宵は「烏羽玉群生株」すなわち子吹き烏羽玉の植え替えです。この株は「銀冠玉錦」と称する種子を実生した苗の中から出てきたものです。幼苗の頃からどう見ても烏羽玉に見えますのでその名で育ててきました。そのうち子をどんどん吹き始めました。その後袖ケ浦の台に載せて肥育、接ぎ降し。多くの子を持つ群生株に育ってきました。さて、植え替えの様子です。鉢を持...
実生10年生の黒牡丹。ようやく冬眠を終え春の成長を開始し始めました。色々なロットの黒牡丹を実生してきましたが、この苗は疣が大きくて艶がありまた、綿毛も純白でとても良い見かけです。昨秋に交配した結果の種鞘がようやく膨らみ始めました。この種を実生して美しい黒牡丹の苗を優良な系統をたくさん育ててみたいところです。ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」...
このところの寒さに当たり弱っているだろうと思われるメロカクタス属のサボテンたちが一斉に種鞘を揚げてきました。<バイエンシス><層雲><ロンギスピナ> 単純に春が来たのでいつものルーティンに従い種鞘を揚げてきたのか、それとも想定外の寒さに会って身の危険を感じ慌てて子孫を残すべく種鞘を揚げてきたのか。サボテンのみぞ知る!まあ、球体を観察すると少し白っぽくなっていますが致命的な寒さではなかったような気が...
結実しているリトープスの種鞘が膨らんできました。<コレオルム(Coleorum)> SuccSeed 由来の種子を2018年1月に実生したものです。リトープスにしては成長の遅い種類です。昨年2つに分頭し初開花しました。特に交配しませんでしたが結実しました。自家受粉だといいのですが…。<日輪玉系(Aucampiae `Kuruman Form`)> こちらはKakteen Piltz 由来の種子を2018年2月に播種したもの。5年経った今も分頭していませんが、リトープ...
このところの寒さにあたり体調を崩し気味であったメロカクタス属のサボテンたち。これはまずいぞということで、球体の北側にビニールを被せ、棚下には小型の電熱器を設置しました。その結果一時マイナスを記録していた温室内の最低気温は、このところのかろうじてプラスの圏内を保っています。現金なもので、不調をかこっていたメロカクタス属のサボテンたち、満を持していたかのように急に種鞘を上げ始めてきました。<バイエンシ...
実生して6年。今年初めて花座をあげてきたメロカクタス属の「層雲」です。まだ「花座」というよりは綿毛のかたまり。そこからポツンポツンとピンクの小さな花をあげてきています。最初の花を認めてからすでに二か月以上経過しますが、例のメロ独特の種鞘をニュッとあげてくる姿が見えません。おかしいなと思い、既に大分前からある花柄をつまんで引っこ抜いてみました。既に綿毛の中で種鞘は完成していました。これは待っていても...
2013年春にヤフオクで入手した種子から育てたコリファンタ属の「魔象丸」です。実生から5~6年間はラグビーボールのような形状の球体でしたが、この数年急に先端がとがってきました。現在開花中で、そのすぐ下には昨年咲いた花を由来とする種鞘があります。これはコリファンタ属のサボテンの特徴なのでしょうか、種鞘は放っておくといつまでも若々しい見かけのまま球体についています。過去の経験では開花後最長2年間くっつい...