メインカテゴリーを選択しなおす
オブレゴニア属の「帝冠」が今年の初開花を始めています。<実生11年生・自根・大疣タイプ><実生11年生・自根・普通疣タイプ><実生7年生・袖台接ぎ降し苗・小疣タイプ> もともと斑入り苗でしたが、いつの間にか普通の苗になりました。<実生8年生・袖台接ぎ降し苗・大疣タイプ> この苗が一番元気そうです。二本の自根苗は球体が茶色に変色しつつあることが気になります。そろそろ遮光が必要な時期になってきたようです。こ...
竜角牡丹はサイズが大きくならず美しい花を咲かせるので好きなサボテンの一つです。実生で育てるのはやや気難しい点もありますが、何とか数本の苗を維持しています。実生10年生の苗です。球体の直径は4.5cm程度です。一方で袖ケ浦の台に載せた苗も何本かあります。以下は6年前に実生し、その後袖台に載せさらに接ぎ降ろしたものです。球体の直径はいずれも7cm程度です。御覧のように接ぎ木苗はあとから実生したにもかかわら...
今日ふと接ぎ木苗養生エリアを見ると袖ケ浦に深紅の花が咲いているではありませんか。というのは深紅のウソ。実は袖台の上に接がれた竜角牡丹が季節外れの開花をしているのです。昨年秋に実生接ぎしたこの株。今春からプラ舟にためたハイポネックス液にドブ漬けして栽培しています。連日の真夏陽をを浴びて、自根苗では実現できないような成長を見せています。しかし開花は予定外。本体の何倍もの大きさの花を咲かせています。本体...
連日45℃近い高温となる温室内で、メロカクタス属の「ロンギスピナ」が元気いっぱいです。これらの二本の苗、2013年春に実生した10年生の自根苗です。昨年の冬は温室内最低気温がマイナスの日が続き、寒さに弱いとされる本種の健康状態を心配していましたが、杞憂に終わりました。御覧の通り深紅の種鞘をどんどんあげてきており、血気盛んに見えます。メロカクタス属のサボテンは花座が出来さえすれば、次々に蕾を上げてき...
フェロカクタス属の「偉冠玉」。その長い棘が強刺類の中でも異彩を放っています。実生5年生の自根苗です。もともと棘がやや長いなと感じていましたがここ数年さらに長く伸びてきました。球体の形状は刈穂玉に似ていますが、棘の長さは本種独特です。温室内の場所を取りすぎるきらいはありますが、今後球体が大きくなるにつれてこの刺がどれほど伸びてくるのか興味をもって見ています。ご訪問くださりありがとうございます。このブ...
気温の上がるこの時期、オブレゴニア属の「帝冠」が元気です。下の二つの画像の苗は実生10年生の自根苗です。二本の苗を比べると疣の大きさが異なり、それぞれ異なった系統の苗であるものと推定しています。次の二つの苗は袖台に載っている苗たちで、実生してから6年ほど経過しています。一つ目の画像の苗はもともと斑入りの苗でしたが、成長とともに斑は消えてゆきました。二つ目の画像の苗は疣が大きく、帝冠にしては成長が早...
画像は最近植替えした時に並べた竜角牡丹たちです。向こう側にある3本は実生6年生の袖台接ぎ降し苗、手前側2本は実生10年生の自根苗です。想像通りですが、あとから実生した袖台株の方が先に実生した自根苗より大きく育っています。系統(DNA)の違いもあるでしょうが、疣の数は同程度ながら一つ一つの大きさが袖台接ぎ降し苗の方が大きいです。こうして外見だけを見ると、接ぎ木苗の方に軍配が上がりそうです。一歩引いて、接...
今日の主役は実生5年生のペレシフォラ属「銀牡丹」自根苗です。三本ある苗のうちの一本が今日開花しました。いかにもサボテンの花らしい光沢感ある美しい花です。この銀牡丹、ペレシフォラ属サボテンのご多聞に漏れず成長は極めて遅いです。実生5年生の今球体の直径は3.5cm程度です。成長促すために鉢底に完熟牛糞を入れていますが、全然効き目なし。まるで栽培者をおちょくっているように泰然自若として極めてゆっくり成長し...
以下の二つの画像はいずれも2013年春に実生したアリオカルプス属「黒牡丹」自根苗です。上の画像の苗は見るからにすっきりとして美しく、一方下の画像の苗は黒牡丹らしい特徴を有するもなんとなく美しさに欠けます。この差はどうして生まれたのでしょうか。上の画像の苗は私のお気に入りの苗で、できた種子は丁寧に採って次世代養成用に実生に回します。一方下の画像の苗はそれほどお気に入りというほどでもないので、上げてき...
メロカクタスとともに冬越しが懸念されていたディスコカクタス属の「ギガンティア」。二本の苗がありましたがいずれも無事にこの冬を越したようです。二本の苗のうち一つは自根苗、他の一つは袖ケ浦の台に載っているはずですが、外見からでは両者の区別がつかなくなってきました。近く植え替えますのでその時に地中部を確認して、ラベルに表記する予定です。本題に戻りますが、二番目の画像の苗は右肩の部分に茶色の変色が見えます...
ロフォフォラ属の植え替え第二回の今宵は30年ほど前に中学生時代の友人Y君から譲り受けた「烏羽玉」です。もちろん自根苗。もう毎年大きさは変わらなくなりましたが、球体直径は10cmほどに育っています。5本の苗を保持していますが、今日はそのうちの二本の植え替えの様子について。まずは植え替え前の姿です。一株は開花中、もう一株は種鞘を揚げつつ開花中です。老いてますます盛んですな。ここ数年頭上潅水を止めています...
赤花菊水が開花しています。本来菊水の花は白か薄い黄色ですが、変種の一つとして「赤花」があるようです。まずは本来の白花の菊水に登場願います。実生10年生の自根株です。さて赤花ですが、2014年に一群の赤花菊水を実生してそのうちの何本かが生き残り、今が開花の盛りです。こちらも自根苗です。個体により花色が異なるのが気になるところです。基本的には赤花といっても一枚目や二枚目の画像のような、花の周辺が赤い個...
画像の苗は我が家で一番大きなアリオカルプス属「黒牡丹」です。2013年春実生の10年生、自根苗です。植えられている鉢の一辺の長さが7.5cmで、球体の大きさもこれと同等にまで育っています。昨秋に咲きそびれた蕾が膨らんでいますが、このところの寒さで動きが止まっています。暖かさが戻る2月ごろには開花するのでしょうか。話は本題になりますが、この黒牡丹、なんとなく薄汚れて見えます。主因はずっと頭上潅水してき...
2013年春に多くの実生をした太平丸類のサボテンたち。ビギナーズラックでかなり多くの実生苗を得ましたが、その後ヤフオク出品などで数は半分ぐらいになりました。約20本ほどの苗が残っていますが、そのうちの一本「白刺翠平丸」です。球体直径はまだ7cmぐらいです。自根苗のためか成長はかなり遅いです。球体の直径が5cmを超えたあたりから立派な棘が出始め、現在御覧の通り小ぶりではありますが見ごたえある苗に成長し...
袖ケ浦の台に載っているコピアポア属の「ギガンティア」です。接ぎ木して4年、接ぎ降ろして2年経っていますが、接ぎ木の割には意外と大きくなっていません。台の袖ケ浦は敷き砂中に長い根を伸ばし元気そのものですがその元気が穂のほうまで上がってきていません。一応台と穂とはつながっているようですが、不十分なつながりなのでしょう。機を見て、短い台をカットし自根の苗になるよう変身させたいと思っています。ご訪問くださ...
ここ数日晴れの日が続き、多くの牡丹類の蕾が膨らんできました。この週末、にぎやかな開花ラッシュを見ることができそうです。<亀甲牡丹錦> 実生9年生の苗で袖ケ浦の台に載っています。良い斑回りの苗になりました。今年も多くの種子を提供してくれそうです。<竜角牡丹> 実生5年生の苗でこれも袖ケ浦の台に載っています。同期の自根苗よりも蕾の数が多い。<黒牡丹> 実生9年生の自根苗です。同期の苗の中で一番大きくな...