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4月1日のブログで「交配します!(2) 銀牡丹」として、開花を心待ちにしていたペレシフォラ属の「銀牡丹」の二苗。ようやく今日揃って開花しました。2015年実生の10年生。成長の遅いペレシフォラ属の「銀牡丹」のこと、現在の球体直径は未だ3cmを少し超える程度ですが、ここ数年毎年開花しています。以前は綿棒を交配に使用していましたが、現在は専用の「筆」を用いています。同じペレシフォラ属の「精巧殿」は、う...
一週間前の「交配します!」(精巧丸)に引き続き、今夜はその第二段「銀牡丹」です。前回の精巧丸も成長が遅いサボテンですが、同属ペレキフォラのこの銀牡丹も遅い遅い。実生8年目で直径3.5cm程度。二本の苗が生きています。これらの銀牡丹も数年前から開花が始まり、今年も蕾のようなものが見え始めてきました。銀牡丹もなかなか入手が困難なサボテンですので、手ぐすね引いて開花を待ちます。こちらもうまく開花が揃います...
6年前に実生したペレシフォラ属の「精巧丸」。2本の苗が生き残っています。成長が極めて遅い本種、球体直径は未だ2.5~3cm程度です。同属の「銀牡丹」は実生6年で開花しましたが、本種の開花は未だです。老眼の私には裸眼では難しいですが、こうしてデジカメで撮った画像を拡大してみるとそのゲジゲジの創りの”精巧”さには見るたびに圧倒されます。もっとたくさんの苗を欲しいのですが、ネットによく出ているような子吹きの気...
ペレシフォラに属している二種のサボテン、「銀牡丹」と「精巧丸」。いずれも硬質サボテンで成長が極めて遅いです。<精巧丸> 二本の苗を維持しています。実生7年生ぐらいだと思いますが、直径は3cm程度。名前も姿も精巧殿に良く似ていますが、こちらの方がゲジゲジの大きさが大で、よくよく見ると不気味です。<銀牡丹> こちらは7年生の実生苗が三本。群生株はガッテンさんからのものです。実生苗の大きさは3.5~4cm...
2015年に実生したペレシフォラ属の「精巧丸」がやっと開花しました。実生9年生にして初開花です。嬉しいので角度を変えて二画像とってみました。豪華さこそありませんが清楚なピンク色の花です。ちなみにこの精巧丸と同属(ペレシフォラ)で、同一時期に実生した銀牡丹が同時開花していますのでその画像を見てみましょう。やはり同じような印象の花ですが、こちらの方がやや赤みが濃いですね。両種は同属同士ですので交配すれ...
今日の横浜は黄砂に影響されてか薄曇りの天気でしたが、そんなことは気にはしていないように温室内ではサボテンたちが多くの花を咲かせていました。それらの中で同一種で複数の株が開花しているものの中から気に入ったものを交配しました。<ツルビニカルプス・アロンソイ> 実生11年生の自根株同士です。<ストロンボカクタス・赤花菊水> こちらは実生10年生の自根株同士です。花といい、草姿といいアロンソイによく似てい...
2015年に実生したペレシフォラ属の「精巧丸」と「銀牡丹」です。実生した年の画像が残っていました。左側の二列が銀牡丹、右側の二列が精巧丸です。成長が遅くなかなかうまく育たないこれ等のペレシフォラ属たち。9年後の現在、精巧丸の苗が2本、銀牡丹が3本生き残っています。やっとこさ生き残っているという感触です。<精巧丸> 球体の直径は2cm程です。実生9年目にして初めて蕾を揚げてきました。どんな花が咲くの...
色々なサボテンの実生に取り組んでいますが、成長が遅いものベスト5に入るのが今日のブログに登場する「精巧丸」、及び「銀牡丹」です。いずれも「ペレシフォラ属」の硬質サボテンで、成長は気が遠くなるほど遅いです。<精巧丸> 実生6年生の自根株二苗です。名前も姿もツルビニカルプスの「精巧殿」とよく似ています。成長の遅い精巧殿よりさらに成長が遅く、球体表面の”ゲジゲジ”はやや細長いです。この精巧丸でいつも不思議...
ペレキフォラ属の「銀牡丹」。現在由来の異なる二系統の苗を育てています。上の画像の苗はもともと徳島カクタスクラブのガッテンさんから頂いた袖台の群生株でした。接ぎ降ろしましたがその後主頭に腐れが出て、生き延びた子株を挿し木により自根を発生させて維持しているものです。主頭は直径5cm程に育っています。自根になり子は吹かなくなりました。上の画像の三苗は自根の実生苗。播種してから6年ほど経過しています。球体...
今日の主役は実生5年生のペレシフォラ属「銀牡丹」自根苗です。三本ある苗のうちの一本が今日開花しました。いかにもサボテンの花らしい光沢感ある美しい花です。この銀牡丹、ペレシフォラ属サボテンのご多聞に漏れず成長は極めて遅いです。実生5年生の今球体の直径は3.5cm程度です。成長促すために鉢底に完熟牛糞を入れていますが、全然効き目なし。まるで栽培者をおちょくっているように泰然自若として極めてゆっくり成長し...
表題の「ペレシフォラ実生苗二種」、といってもペレシフォラ属のサボテンは二種しかありません。「銀牡丹」と「精巧丸」です。これらのサボテンの種子はたまにヤフオクに出品されます。5~6年前に目ざとく見つけて落札。実生してきました。これらのサボテンの実生、なかなか手ごわいです。<精巧丸><銀牡丹>それぞれ20粒ほどの種子を蒔いたはずですが現在まで生き残っているのはそれぞれ2株/3株です。これだけ数少ないと接...
懸案であった銀牡丹群生株の天辺にあった火口原湖のような大穴を埋める工事を行いました。改めて火口原湖の様子です。火口原湖の内面には殺菌剤ベンレートを厚く塗布しておりました。球体内面の乾燥によりひび割れができています。仙友さんのアドバイスで当初シリコーン系シーラントを埋め込む予定でしたが、これまで接ぎ木で使用していた木工用ボンドが手許にありこれでも行けそうだとの判断してこのボンドを使用することにしまし...
実生6年生のペレキフォラ属「銀牡丹」が今年も開花寸前です。3本の苗が育っていますが、そのうち二本が開花します。これらの苗、昨年が初開花でした。苗も種子もあまり市場に出回らない銀牡丹ですが、ヤフオクに種子が出品されていた時多少価格が高いことには目をつぶり落札しました。発芽してもなかなか成長しないサボテンで、実生6年経過しても球体の直径は2~3cm程度です。ただ一定の大きさになりさえすれば結構丈夫なサボ...
主頭が腐り、水圧洗浄して天辺に大きな穴が開いた銀牡丹群生株。完全に腐敗してしまった主頭を切除するため高圧水を噴射しましたら、群生の頭に大きな穴が開いてしまいました。穴の内部にベンレートを塗布して乾燥させ何とか腐敗の進行は食い止めたようです。春になり、子株たちの成長点が動き始めました。群生内部の腐敗は止まっているようです。問題はこの株に頭上潅水するとこの穴に水が溜まってしまう事です。今のところ無事に...
主頭が腐敗した銀牡丹接ぎ降し苗。腐敗部分を高圧水で吹き飛ばしたため、群生株の天頂部に大きな孔ができました。その内面に殺菌剤ベンレート粉末を塗布して二か月。どうなっているでしょう。焦点深度合成モードで撮影していますので孔の内部まで鮮明に見えます。どうやら腐敗はここでとどまり、残った部分には進行していないようです。これでひとまず安心。来春以降の成長を見守りたいと思います。さらに保険のためにこの群生から...
ガッテンさんから頂いた銀牡丹、このブログにも何度か登場してもらっています。昨秋接ぎ降ろして今年は発根し、順調に来ていたものと思っていました。しかし、このところなんだか元気がなくおかしいなと思っていたところ…なんと、主頭が腐り大きな穴が開いていました。腐敗は主頭の中心部で、球体頂部から下部に及んでいます。球体側部はまだしっかりとしており、腐敗が子株に及んでいる気配はありません。では、球体下部の腐敗は...