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このブログに2015年以来22回登場いただいている「コリオセファロケレウス・アウレウス」。花座のできる柱サボテンです。我が家に来て11年経過しますが、球体の大部分が変色して、まずい状態になってきました。この「コリオセファロケレウス・アウレウス」はサボテンとしてはかなり特異な姿ですが、ここまでどう変化してきたのか、11年前に遡り、振り返ってみましょう。2013年春に我が家にやってきたときの画像です。...
春の息吹を感じてメロカクタス属の「層雲」が動き始めました。二本の苗を維持しています。いずれの苗も実生10年生。袖台の接ぎ降し苗です。球体の直径は12~13cm程度。この冬は無加温温室内の日当たりの良い場所で過ごさせました。酷寒時には球体表面がやや白く変色しましたが、現在は回復しています。この層雲の見どころは純白の花座と、そこからニュッと飛び出てくる深紅の種鞘です。しかもこの種鞘がメロカクタス属の中でも...
花が少ないこの時期の温室内でひときわ目立つのはメロカクタス属のサボテンたちです。彼らは頭上に花座を載せており、その花座が派手な色で目を引くからです。多くのメロ達の花座はおおむねオレンジ色を呈していますが、本日の主役「層雲」の花座は純白でありひときわ目立つ存在です。実生7年生の自根株を二株育てています。メロカクタス属のサボテンたちは皆「○○雲」なる名前を冠せられていますが、この層雲の白い花座は富士山に...
今日大阪は! 晴れ 昨日の引き続き! 阪神ホテルにあります・・・花座さんに お迎えも! 新春用に・・・ 🎍 蟹味噌豆腐 ...
2013年に小さな苗を手に入れた花座のできる柱サボテン「コリオセファロケレウス・アウレウス」。老齢期に入ったのか、それとも管理が悪かったのか、悲しい姿になっています。球体のあちこちに瑕やシミが出てきて観賞価値が著しく低下しています。老いさらばえた雄ライオンの様です。この株の一番の見ごろは5年ほど前でした。幸いこの株は元気なころ毎年ひとつずつ子を吹いていました。これが最後に吹いた子株です。幸い元気に育っ...
実生7年生のディスコカクタス属「ギガンティア」です。一本は自根、他の一本は袖台の接ぎ木苗です。<自根苗> 球体直径11cm程度。<接ぎ木苗> 球体直径12cm程度。若いうちは大きさに差がありましたが、ここ最近はそれほど目立った差は無くなってきました。このギガンティア、なんといってもその見どころはバシバシ出ている漆黒の刺です。深い緑色の球体との組み合わせは何やら黒刺鳳頭を連想させます。もちろんディスコカ...
寒さに弱いと言われるメロカクタス属のサボテンたち。裏を返せば「暑さに強いメロカクタス」となりますが、やはり暑さにはめっぽう強いようです。<層雲><青嵐雲><グラウセッセンス><ロンギスピナ><バイエンシス>これらのメロカクタス、健康状態は”絶好調”でどんどん種鞘を揚げてきますが、見つけ次第廃棄しています。放っておくと花座を汚すことになりますので。兜のように蕾のうちに摘み取れば種子を作るエネルギーを節...
植物にとって花は繁殖のために重要です。それは、サボテンや多肉植物も同様です。そのため、最近はサボテンの受粉に関する論文をいくつかご紹介して来ました。しかし、繁殖のためには受粉して終わりではなく、種子を作りばら撒かなくてはなりません。せっかく出来た種子がた
連日45℃近い高温となる温室内で、メロカクタス属の「ロンギスピナ」が元気いっぱいです。これらの二本の苗、2013年春に実生した10年生の自根苗です。昨年の冬は温室内最低気温がマイナスの日が続き、寒さに弱いとされる本種の健康状態を心配していましたが、杞憂に終わりました。御覧の通り深紅の種鞘をどんどんあげてきており、血気盛んに見えます。メロカクタス属のサボテンは花座が出来さえすれば、次々に蕾を上げてき...
コレオセファロケレウス・アウレウス(Coleocephalocereus aureus)
あまり見かけない名前ですが、「花座のできる柱サボテン」ということでこのブログには何度か登場しています。でも世の中にこのサボテンを育てている変人は少ないようで、ネットでこの名前で検索すると私の撮影した画像が大量に出てきます。10年前に実生三年生ぐらいの小さな苗をヤフオクで入手しました。当時の姿です。まだ球体の直径が3cm程の大きさで、当然花座もありませんでした。その後生長を重ね球体直径が10cm程に育っ...
実生7年目のメロカクタス属「青嵐雲」。今日ふと視線を向けると新しい花座らしきものが出てきていました。球体の直径は10cm程。実生7年目の花座形成はメロとして標準的な期間と考えます。同じメロでも小型のマタンザヌスは実生4年目ぐらいから花座が出ます。一方この青嵐雲と同じ大型メロバイエンシスはやはり実生7年目ぐらいから花座を出し始めました。花座の形成時期と球体の大きさとは相関がありそうですね。ご訪問くださ...
この冬の寒さで球体に傷みが出たメロカクタス属の「バイエンシス」3苗。暖かな季節の到来とともに元気を取り戻してきたようです。白っぽかった球体に緑色が戻り、膨らみも戻ってきました。花座には小さなピンク色の花も認められます。しかし、球体上には冷気に当たった際に出た茶色のシミがいまだに点々と残り痛々しいところです。連休明けに植え替え、その後は十分に陽光に当てて秋まで過ごさせます。厳寒期の対応(*)はほぼわ...
メロカクタスとともに冬越しが懸念されていたディスコカクタス属の「ギガンティア」。二本の苗がありましたがいずれも無事にこの冬を越したようです。二本の苗のうち一つは自根苗、他の一つは袖ケ浦の台に載っているはずですが、外見からでは両者の区別がつかなくなってきました。近く植え替えますのでその時に地中部を確認して、ラベルに表記する予定です。本題に戻りますが、二番目の画像の苗は右肩の部分に茶色の変色が見えます...
こんにちは。️️️⛅️8℃/-2℃寒くてまたストーブ生活に逆戻り。でもお日様は見えていてお部屋の中が明るいのはいいですね。𖥧 𖧧ホヤ ラクノーサ少し前に ...
このところの寒さにあたり体調を崩し気味であったメロカクタス属のサボテンたち。これはまずいぞということで、球体の北側にビニールを被せ、棚下には小型の電熱器を設置しました。その結果一時マイナスを記録していた温室内の最低気温は、このところのかろうじてプラスの圏内を保っています。現金なもので、不調をかこっていたメロカクタス属のサボテンたち、満を持していたかのように急に種鞘を上げ始めてきました。<バイエンシ...
今年の寒波は厳しいと予想されているようですが、それに反してうちの温室は例年の二重張りを施していません。11月下旬から水遣りを断ち、この冬はサボテンたちの耐寒性に頼って乗り切ろうと思っています。今シーズン、温室内のこれまでの最低温度は3℃でした。こうなると気になるのは寒さに弱いと言われているメロカクタス属のサボテンたちです。<バイエンシス> 実生11年生の自根苗です。花座を形成してから6年ほど経過してい...
7年ほど前に実生したメロカクタス属の層雲。一時袖ケ浦の台に接いで、その後接ぎ降し現在に至ります。球体の直径は10cm弱、今年から開花してその後次々に種鞘をあげてきています。深紅の種鞘、牡丹類の開花が終了しつつある温室内では大変目立つ存在になっています。他のメロカクタス属のサボテンの様には多くの種鞘をあげることはありませんが、一つ一つのサイズが大変大きいです。バイエンシスのそれの3倍ほどの大きさです。...
実生して6年。今年初めて花座をあげてきたメロカクタス属の「層雲」です。まだ「花座」というよりは綿毛のかたまり。そこからポツンポツンとピンクの小さな花をあげてきています。最初の花を認めてからすでに二か月以上経過しますが、例のメロ独特の種鞘をニュッとあげてくる姿が見えません。おかしいなと思い、既に大分前からある花柄をつまんで引っこ抜いてみました。既に綿毛の中で種鞘は完成していました。これは待っていても...
確か実生7年ぐらい経過しているディスコカクタス属の「ギガンティア」です。二株維持しています。一株は袖台の接ぎ降し、もう一株は自根で育てていますがもはや両者の差はわからなくなりました。いずれも漆黒の太い棘をあげてきています。この漆黒色はギムノカリキウム属の黒刺鳳頭を思い出させますが、このギガンティアの棘はそれより太く長い。またこの漆黒色は次第に白っぽく退色してゆきますが、その速度はかなり遅く漆黒色を...