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今日のテーマはこのブログにはたびたび登場願っているマミラリア属の「白珠丸」です。約40年前に横浜市緑区のサボテン園さん(現在の所在不明)で購入した苗です。購入時既に小さな群生株でした。手許にある一番古い画像は22年前の2002年1月のものです。主頭の周りに子株がグルリとまわり、早くも孫株が少し認められます。それからさらに22年経過した現在の姿です。御覧のように子と孫とが入り乱れての大群生株に成長し...
今日のブログの主役は35年ほど前に五十鈴園さんから通信販売で購入したツルビニカルプス属の「昇竜丸」です。購入当初は小さな単頭株でしたが、年月を経て複数の子を吹き昇竜丸としては珍しい群生株に変化してゆきました。2013年4月の画像です。4つの子を吹いています。このまま貴重な昇竜丸の大群生株になって行くものと期待していました。しかし、好事魔多し。数年前の植え替えの際、主頭とその根が腐っていることが判明しました...
マミラリア属の「白珠丸」が花を咲かせています。画像の苗は購入してから30年以上経つ大群生株です。通常マミラリア属のサボテンの開花は球体をぐるりと囲む花輪のような群開を見せてくれますが、この白珠丸は例外。パラリパラリとやる気なさそうに、多くの場合は数頭に一輪、多くても一頭に二輪程度の開花です。それでも今年は”異常気候”のお蔭か、例年より花の密度が多いように感じます。植え替えよう、植え替えようとぐずぐずし...
マミラリア属の「マルコシー」がようやく思い描く姿に近づいてきました。思い描く姿とは、主頭をグルリと子株が囲む群生株で、赤い棘の集まりが球体の外縁をボヤッと縁どるように見えている姿です。かつてこのような姿の株がありましたが、わけもなく根腐れして、生き残った子株を挿し木して育ててきたものです。ここまで5年を要しました。マルコシーはマミラリアとしてもかなりの軟質サボテンですので、これが先の根腐れに関連し...
マミラリア属の「白珠丸」群生株が9月から散発的に開花を続けています。一般にはマミラリア属の開花は球体上部を花輪で飾ったように群開するものですが、白珠丸の開花はご覧のようなやる気の無さ。このような大群生株でも限られた球体上にせいぜい2~3輪咲く程度です。自家受粉しないため交配しなければ種子はできません。こちらもサボテンさんに付き合ってやる気なしですので交配はしていません。もし交配するとしたらどんな雄蕊...
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コリファンタ属の「マクロメリス」が灼熱の中、健気に開花しています。涼しげな透明感あるピンクの花ですが、この苗の置かれている温室内の温度計は45℃を指していました。この開花株、今春に掻き子した苗が無事発根したものです。親株は2013年春に実生したもので、群生株になっていたものをこの春にバラしました。12本の子株が現在発根管理中ですが、その中で一番大きな苗が今回開花しました。このマクロメリス、コリファ...
10年前にメサガーデンから導入した数種類のFNを持つ黒王丸丸の種子。実生して10年が経ち、皆それぞれに大きな株に育ちました。それらの中で今日は私が気に入っている苗を二本紹介します。二本ともよく似た株に育ちました。一つ一つの稜はやや分厚く、アレオーレから出る棘は1~2本と疎らです。そしてその刺色は薄茶色~白色と、白刺黒王丸の様です。一番の特徴は良く子を吹くことで、両苗とも主頭の周りにグルリと子株を吹いて...
梅雨空の中、コリファンタ属の「マクロメリス」も開花しています。ピンクの大輪。花弁の数が多いことと、その先端部がギザギザ形状になっていることが印象的です。このマクロメリス、実生9年生の苗で群生株になっていましたが、昨年子株を全部切り離し単頭株にしました。したがって球体は縦長。今後球体の下部からまたぞろ子をポコポコと吹いてくるような雰囲気があります。コリファンタ属のサボテンとしては刺は細く長いです。そ...
群生株で育てているコピアポア属の「バルクテンシス」が開花を見せています。2013年に入手した双頭株を二つに分けたうちの一つです。少しずつ子を吹き続け、10年後の現在画像のような群生株になりました。特に形を整えるために子を掻き落とすことはしておりません。ややゆがみがありますが一応バランスの良い群生株に育ってきました。花はコピ特有の黄色の小型、観賞に値するほどのものではありません。残念ながら今回の開花に同期...
今年もパロディア属(旧エリオカクタス属)のマグニフィカス(英冠丸)が一斉に開花しました。花弁も、雄蕊も雌蕊もすべて明るい黄色で統一されています。御覧の通りの大群生株で、群生の直径は60cm程に達しています。大変な重量がありおまけに細くてしつこい棘がありますので持て余し気味。ここ何年も植替えできていません。一時期、吹き出てくる子株をすべて掻き落とし大球だけになった時期もありましたが、見かけがへんてこに...
いつも不思議に思うのは、烏羽玉の群生株を特に「子吹き烏羽玉」と呼んでいることです。例えばこんな株とか…こんな株もあります。プシス類やマミラリア属のサボテンなど、この程度の群生株はいくらでもあると思うのですが、それらについては決して「子吹き短毛丸」とか「子吹き白珠丸」などとは言いませんよね。確かに烏羽玉には大きくなっても単頭株や数頭の株にとどまっているものがある一方で、小さな株のうちからボコボコと子...
今日の主役はコピアポア属の「バルクテンシス」群生株です。2013年に子を一つ吹いた株を入手しましたが、その子を外して育ててきたのがこの株です。このバルクテンシス、小型のコピアポアで子をどんどん吹くのが大好きなようです。挿し木した最初の6年間で主頭の周りグルリに心地よく子を吹きました。それで止まれば良かったのですが、その後内側に第二周目の子を吹き始めました。このままなすがままにして大群生株を目指すの...
エスコバリア属の「ダシアカンサ」。6年ほど前に譲っていただいた株ですが、どんどん子を吹き群生の姿が重く感じるようになってきました。子を二段に吹いています。下部一段目の子を外して、身軽に成形しました。8つの子を外しました。子を外して成型した株を植え付けました。子が一段だけになり身軽になりましたので同じ大きさの鉢に植えました。外した8個の子株は挿し木して発根を図ります。これでこのガラス質の刺を持つ優良...
懸案であった銀牡丹群生株の天辺にあった火口原湖のような大穴を埋める工事を行いました。改めて火口原湖の様子です。火口原湖の内面には殺菌剤ベンレートを厚く塗布しておりました。球体内面の乾燥によりひび割れができています。仙友さんのアドバイスで当初シリコーン系シーラントを埋め込む予定でしたが、これまで接ぎ木で使用していた木工用ボンドが手許にありこれでも行けそうだとの判断してこのボンドを使用することにしまし...
ロフォフォラ属の植え替えシリーズ、今回が最終回です。第四夜の今宵は「烏羽玉群生株」すなわち子吹き烏羽玉の植え替えです。この株は「銀冠玉錦」と称する種子を実生した苗の中から出てきたものです。幼苗の頃からどう見ても烏羽玉に見えますのでその名で育ててきました。そのうち子をどんどん吹き始めました。その後袖ケ浦の台に載せて肥育、接ぎ降し。多くの子を持つ群生株に育ってきました。さて、植え替えの様子です。鉢を持...
今宵の主役はこのブログではあまり登場しないマミラリア属のサボテンです。その名は「マルコシー」。軟質のサボテンで勝手に群生し、気付かぬうちに腐って消えてゆきます。この苗の親も数年で大群生株を形成していましたが、ある日気が付くと主頭が腐り始めていました。まだ無傷であった子を外して挿し木して大きくしたのがこの株です。主棘が赤く側刺が白でこれらが集まって御覧のような独特の外見を形成しています。棘が密で球体...
30年ほど前に名古屋の五十鈴園さんから通信販売で購入したツルビニカルプス属の「昇竜丸」。2017年頃には主頭の周りに5頭の子株を有する群生株になっていました。昇竜丸の群生株はあまり見かけないので嬉しく思っていました。しかし、好事魔多し。二年前に突然主頭が腐って枯れてしまいました。仕方なく子株たちを外し挿し木にて発根を図りましたが、幸い画像の3本が根付いたようです。御覧のように二本の苗は開花しました...
もう30年以上付き合っている、温室の主のようなマミラリア属「白珠丸」です。例年の通り秋の開花が始まっています。普通マミラリア属のサボテンは球体上部に花輪のようにグルリに花を咲かせますが、この白珠丸は全然そんな雰囲気はありません。やる気なさそうにパラパラと開花を見せるのみ。開花に関しては情熱を感じさせません。薄情けの開花です。花を咲かせて種子を実らせ子孫を増やすという王道を避けているようです。その代...
大きくなりすぎて植え替えがかなわず、もう10年以上も温室棚上に居座っているエリオカクタス属「英冠丸(マグニフィカス)」の大群生株。これ以上大きくなられては困るので、出てくる子をせっせと掻き落としてきました。しかし敵もさる者、上の画像からも垣間見えるように球体下部の目立たぬ場所から子ぶきを始めていました。しばらくの間はきちんと子の掻き落としをしていましたので中ぐらいの大きさの玉が無く、大玉の根元に小玉...
ガッテンさんから頂いた銀牡丹、このブログにも何度か登場してもらっています。昨秋接ぎ降ろして今年は発根し、順調に来ていたものと思っていました。しかし、このところなんだか元気がなくおかしいなと思っていたところ…なんと、主頭が腐り大きな穴が開いていました。腐敗は主頭の中心部で、球体頂部から下部に及んでいます。球体側部はまだしっかりとしており、腐敗が子株に及んでいる気配はありません。では、球体下部の腐敗は...