メインカテゴリーを選択しなおす
前二回、黒王丸(黒刺)、黒王丸(黄刺)に続き今日は白刺黒王丸です。2013年5月に札幌カクタスクラブさんから入手した種子を実生したものです。現在維持している実生13年生の自根苗は下の画像の一株です。御覧のようにこの株は双頭の株で、多くの子を吹いてくれています。いったん10数個あった子をすべて外しましたが、その後また画像にあるように4つの子を吹いてきました。既に外した子の大半は袖台に載せて現在発根管...
昨年秋に親株から掻き落とし袖ケ浦の台に接いだ「白刺黒王丸」。次々に子を吹いてきています。本来黒王丸は単頭で大きくしたかったのですが、御覧の通り主頭のグルリに子を吹いてきました。一般に接ぎ木すると子を吹いてくる傾向が強くなりますが、この株についてはそれに加えて血筋もあるようです。この主頭を掻き落とした親株は実生11年生の双頭株。昨年秋に子を掻き落とす直前の画像です。11年間自根で育ててきましたが、画...
袖接ぎに失敗した穂を挿し木した白刺黒王丸の苗たち。当初から元気に見えていた二本の苗が発根し、他の苗は干からび始めています。どうやら”勝負あり”で、二本の苗のみが生き残り他の9本はサヨウナラです。このまま8月いっぱい肥培して、9月に8cmプラステラ鉢に取り上げる予定です。それにしてもこれらの苗の生死を分ける要因は何だったのでしょう。同じようにベンレートで消毒し、オキシベロンで発根を促していたのですが…。...
暑すぎる日があったり、雨の日があったりとなかなか良いサボテン栽培日和が来ません。今日も朝から雨。温室内をうろついて花柄摘みなどしながら時間をつぶしていましたが、ふと思い立って掻き子接ぎをすることにしました。6月2日のブログでご紹介した白刺黒王丸の接ぎ木苗に、意図せぬ子が吹いてきました。そしてどんどん大きくなってきました。今のうちに外したほうが先々親子とも幸せになる気がします。いつもは手術用メスで親子...
昨年10月に16個の子株を外して接ぎ木したコピアピア属の「白刺黒王丸」。今日はその総括です。結果はタイトルの通り6勝10敗でした。その内訳は…<接木成功:4株> 袖台に接いだもの。すでに成長開始して球体は2~4cm程に成長しています。<接ぎ木失敗して穂を挿し木したもの> うち発根を確認したもの:2本発根せず昇天間近のもの:8本<行方不明のもの:2本>接木状態の穂にぶつかってどこかに飛んでいった者た...
2013年春に実生した白刺黒王丸。双頭株として大きく成長し、ここ数年どんどん子を吹き始めました。双頭株の子吹き群生はあまり良い姿になりそうにありません。主頭の双頭の部分は既に直径7cm程になっています。ここが潮時と判断し、バラすことにしました。手術後の双頭の主頭はこんな感じ。少し間が抜けた感もありますが、すっきりとした見かけになりました。16個の子株が外れました。これらの子は袖ケ浦の台に接ぎ木する...
10年前にメサガーデンから導入した数種類のFNを持つ黒王丸丸の種子。実生して10年が経ち、皆それぞれに大きな株に育ちました。それらの中で今日は私が気に入っている苗を二本紹介します。二本ともよく似た株に育ちました。一つ一つの稜はやや分厚く、アレオーレから出る棘は1~2本と疎らです。そしてその刺色は薄茶色~白色と、白刺黒王丸の様です。一番の特徴は良く子を吹くことで、両苗とも主頭の周りにグルリと子株を吹いて...
10年前に札幌カクタスクラブさんから入手したコピアポア属の「白刺黒王丸」の種子。結局1本の苗だけが生き残りました。確かに名前の通り白い棘が球体を飾っています。この株は、発芽直後から双頭株でしたがそのまま大きくなりました。4~5年前から子株を吹き始め、現在双頭を囲むように径1.5cmぐらいの大きさの子株がグルリと並んでいます。しかし、画像のとおり現在の姿はどう見てもアンバランスです。個人的には黒王丸は単...
サボテン栽培を再開した2013年に多くの黒王丸実生を行いました。現在の黒王丸ブームが起きる前のこと、種子価格も比較的安く、気楽に実生することができました。思うように育たない苗や、期待以上に育っている苗などいろいろあります。今日はそれらの中からブログに出せるように育っている苗3本を登場させます。メサガーデンから入手したコラムナアルバ。白く扁平な球体下部に二重に子を吹いています。これは上の画像の苗の兄弟株...