メインカテゴリーを選択しなおす
2018年春に実生したエキノカクタス属の「春雷」です。二本の苗を維持しています。このサボテンの見どころはその鋭い刺ですが、その刺の発達の前に球体を充実させたいため現在湿度の高い温室内に置いております。一時刺の発達を重視して湿度の低い通風型温室に置いていましたが、球体がやせて貧弱な姿になってきましたので、温室内の栽培に切り替えました。ようやく縦長の球体が真球形に近づいてきましたので、もう一年ほど温室...
2013年に実生したエキノカクタス属の「弁慶」二苗です。もちろん自根で育てています。実生12年生のこれらの弁慶達、球体の直径は13cmほど。”樹齢”100年は優に超えるという弁慶、これらの苗はまだ幼苗、鼻たれ小僧の領域にいます。それでもこの数年は球体上に現れていた蒙古斑のような紫色の縞模様は姿を消しました。そして球体はここ数年次第に扁平になってきました。まずはどっしりと低く構えてから、それから巨大な球体を形成...
私が加入しているサボテンクラブの会長は、大のフェロカクタス好き。 こんなデカくて、痛々しそうなサボテンの何処が良いのだろう?...
今日の主役はこの時期にはあまり話題とはならないエキノケレウス属の「紫太陽」です。実生11年生の自根苗二本を維持していますが、そのうちの一本です。どうです、この落ち着いた佇まい。球体の紫色(実は刺の色)が気温の低下を受けて一段と鮮やかになってきました。もちろん春の開花はこのサボテンの一番の見どころですが、秋の球体の姿もなかなか良いものです。今の球体の大きさになってからすでに5~6年経過していると思い...
今日は久しぶりに最高気温が20℃を下回り、いきなり秋後半の気候になりました。しかし今日のブログの主役は2018年3月に播種したエキノカクタス属の「春雷」です。 強刺類のど真ん中のサボテンということで、3年前から強光、乾燥の通風型栽培室に置きましたが、実生4年目の幼苗にはスパルタ教育は厳しかったようで成長が止まってしまいました。 そこで今年の春に中光、湿度高の温室に戻しました。 二本の苗にようやく膨...
季節は秋になりましたが、今日のブログの主役は「春雷」。エキノカクタス属のサボテンで、弁慶や曙など似た仲間がいます。弁慶は幼苗時に球体上に蒙古斑のような紫色の縞模様ができるのですが、この春雷に蒙古斑はできないようです。これ等の苗は2018年春の実生で、既に6年を経ているのですが、同じエキノカクタス属の金鯱よりは成長が遅いようです。過去二年ほど通風型栽培室で育てていましたが、湿度が低いためかいじけた育...
「金鯱園芸種」として譲っていただいた種子を播種したのが6年前。ようやく球体の直径が10cmを超えてきました。自根で育てていますが根は丈夫。鉢底から細かな根がたくさんあふれ出ています。ここまで育ってくると「金鯱園芸種」という名ではなく、「鷲爪」とか「王」とかつけたくなりますが、「短刺金鯱」あたりが無難なような気がいたします。流石エキノカクタスのサボテンの王様です。この暑さにもびくともせず綿毛を吹き上げ...
2013年に実生したエキノカクタスの「弁慶」です。二本の苗を維持しています。上の画像の苗は球体が青々としていますが、刺の強さは今一。対する下の画像の苗は球体下部が木質化していますが、刺の強さはさすがエキノカクタス属のサボテンだと思わせる強いもの。実際に触ってもカチカチの刺です。2年前から通風型栽培室に置いています。当初球体の径と高さが同程度でしたがこの二年で御覧の通り随分扁平なものとなりました。現...
実生11年生のエキノカクタス属「小平丸」。原因不明ですが根腐れを起こして枯れる寸前になりました。ダメもとで、根を球体下部で完全にカットして乾燥させその後赤玉細粒の鉢に載せました。5月7日の画像です。球体は完全に干からびて色が白っぽくなり、お先真っ暗の状態です。こんな状態で温室の日当たりの良い場所に置き、一週間ごとに水やりしていました。その後発根したような雰囲気が出てきました。7月1日の画像です。球体...
2018年3月に、仙友のいっちゃんさんから頂いた種子を蒔いたエキノカクタス属の「春雷」。これまで何本かはヤフオクに出品し、現在虎の子の二本の苗が残っています。これ等の苗は2年前の冬に温室から通風型栽培室に移して栽培していました。その栽培室では塩ビ波板一枚越しの陽光が射し込み、南北面が開放されているため常に風があたり温室に比べて湿度が低く保たれます。加えて水遣りも厳しくしたため、全然成長せず棘だけが...
うちの温室での最大のサボテンであるエキノカクタスの「金鯱」。暖かい季節になり気まぐれに花を咲かせています。今年の開花はまだ二つですが、周りには昨年、一昨年の咲き柄がずらりと並んでいます。これ等の咲き柄はその下部に種鞘を宿しており、各種鞘には100粒前後の種子が実っています。真面目に種子を収穫すれば1000粒以上採れそうですが、播種する場所も時間も気力もありませんのでそのままにしています。金鯱大玉の頭上に...
実生11年生のエキノカクタス属「弁慶」を植え替えました。巨大サボテンとなる弁慶としてはまだまだ幼苗ですが、例の蒙古斑のような紫の模様は既に消失しております。球体径は12cm程度。胴長が20cm程の深鉢に植え込んでいました。鉢から抜き上げました。下方に向かって直線的なテーパーがついている鉢なのですんなりと抜けました。長~い鉢の最下部まで根が張り詰めています。仮に地植えしたら、水を求めて地中深く根が伸びて...
今日の主役の「紫禁城(Ferocactus diguetii)」。このブログにはあまり多く登場していません。小さな苗だったからです。で、今日の「紫禁城」です。このところ少し大きくなってきたなというところですが、まだ球体の径、高さは10cm程度です。本来の姿が現れてくるのはこれからでしょう。原色サボテン事典によりますと、本種の最大径は80cm、高さはなんと4mとのこと。球形サボテンとしては最大級の大きさです。他に巨大な球形...
2013年春に実生したエキノカクタス属「太平丸類」。多くの苗が自根で育っていますが、一本だけ気になる苗がいました。他の苗はエキノカクタスの名に恥じない立派な刺をあげているのですが、この苗だけはとても貧弱な刺を出していました。その苗がこの春に突然…太平丸類らしい刺をズドンと揚げてきました。何が彼をしてこのような変化をなさしめた??。サボテンさんの心は実に読みづらい。同期の苗は既にこのような立派な刺を...
10年前に実生したエキノカクタス属の「弁慶」。二本の苗が元気に育っています。いずれも札幌カクタスクラブさんから入手した同一ロットの種子由来の苗ですが、比べてみると個性があります。上段の画像の苗は刺が長く球体もごつごつして男性的な感じがします。弁慶の名にピッタリ。一方下段の画僧の苗は刺が短めで球体も丸みがあり女性的。こちらは”女性的な弁慶”ということでやや支離滅裂。さらに10年後にこれらの苗はどうなって...
今日のブログの主役はエキノカクタス属の「弁慶」です。2013年春に札幌カクタスクラブさんから入手した種をまいて早10年。二本の苗が残っています。同じエキノカクタス属のサボテンですが「金鯱」ほどは成長は早くありません。現在の球体直径は10cm程度。金鯱なら10年育てれば15cmほどには育ちます。二本の苗それぞれ強い棘をはやしていますが、その雰囲気はかなり違います。主な違いは棘の長さでしょうか。この弁慶、巨大なサ...
エキノカクタス弁慶(echinocactusgrandis)をじっくりと育てる
とても時間がかかりそうですが、エキノカクタス属弁慶が成長する姿を見守りたいと思います。
新産地(ラスタブラス)の金鯱写真手前側の金鯱が新産地(ラスタブラス)金鯱(とのこと)です。確たる情報がないので明言は避けますが、簡単に言いますと本来の金鯱の生息域とは別の場所で従来のものとは異なるタイプの金鯱が見つかったとのことで、その新しいタイプの金鯱
2013年春に一斉に播種したエキノカクタス属の太平丸類5種。このブログにこれまで登場したことはなかったと思いますが、実生しておよそ10年経過しましたので現状を記録として残すことにします。<翠平丸><花王丸><太平丸>< 小平丸><雷帝>ネットオークションで入手したものが多いため、100%種名が正しいとは保証できません。しかしそれぞれに特徴が出ていますので出鱈目なものではなさそうです。ざっと見て、翠平丸...