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2018年3月に、仙友のいっちゃんさんから頂いた種子を蒔いたエキノカクタス属の「春雷」。これまで何本かはヤフオクに出品し、現在虎の子の二本の苗が残っています。これ等の苗は2年前の冬に温室から通風型栽培室に移して栽培していました。その栽培室では塩ビ波板一枚越しの陽光が射し込み、南北面が開放されているため常に風があたり温室に比べて湿度が低く保たれます。加えて水遣りも厳しくしたため、全然成長せず棘だけが...
最近あまりその名を聞かなくなったですねえ「スパルタ教育」。「スパルタ教育」とは、古代ギリシアのポリス・スパルタで行われていたとされる教育であって、極めて厳格かつ過酷な訓練を施すことが特徴であるとされています。パワハラ・セクハラとかまびすしい世の中にあっては、使いづらくなった教育方法ではあります。で、その「スパルタ教育」をサボテンに施しているのが本日のテーマであります。強刺類の幼苗を植替え後、通風型...
通風型栽培室に入れて2年経つフェロカクタス属の「赤刺金冠竜」二苗です。頂いた種子を実生してから5年ほど経過していると思いますが、成長は大体予想通りです。通風型栽培室に入れたあたりから力強い棘が出始めました。やはり強刺類は湿度の高い温室内で育てるより、風通しの良い環境で育てるほうが棘の発達には良いようです。ただ、苗があまり小さなうちから風通しをよくし過ぎるとひね媚びた意地けた苗になりかねません。小さ...
フェロカクタス属の「偉冠玉」。その長い棘が強刺類の中でも異彩を放っています。実生5年生の自根苗です。もともと棘がやや長いなと感じていましたがここ数年さらに長く伸びてきました。球体の形状は刈穂玉に似ていますが、棘の長さは本種独特です。温室内の場所を取りすぎるきらいはありますが、今後球体が大きくなるにつれてこの刺がどれほど伸びてくるのか興味をもって見ています。ご訪問くださりありがとうございます。このブ...
サボテンの王様と言われるエキノカクタス属の「金鯱」。開花まで30年を要するといわれるほどその成長は遅々としています。2016年に安曇野を訪れた際に寄ったタカギカクタスさんで入手した金鯱の幼苗。今日はその後の7年間の成長を追ってみました。入手時の姿です。かなり厳しく水やりを制限しておられたようで、小さな球体に不似合いなほどに棘が発達していました。球体の直径は刺を除いて4cm程度でした。その3年後、2...