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通風型栽培室に入れて2年経つフェロカクタス属の「赤刺金冠竜」二苗です。頂いた種子を実生してから5年ほど経過していると思いますが、成長は大体予想通りです。通風型栽培室に入れたあたりから力強い棘が出始めました。やはり強刺類は湿度の高い温室内で育てるより、風通しの良い環境で育てるほうが棘の発達には良いようです。ただ、苗があまり小さなうちから風通しをよくし過ぎるとひね媚びた意地けた苗になりかねません。小さ...
酷暑の中、フェロカクタス属のサボテンたちが元気です。意を決して温室内に侵入し熱射に輝く赤刺を写真撮影してきました。もちろん事が終わり次第即退室しました。<レコンテ玉> 実生10年生の自根苗です。球体の径7cm、高さ10cm程度の大きさです。二本の苗のうち一つは斑入りの苗です。<赤刺金冠竜> こちらは実生6年生の自根苗二本です。レコンテ玉よりやや大きなサイズに育っています。画像でもお分かりの通り両種の外...
フェロカクタス属の「ジョンストニア」が元気です。同属の王冠竜の台に載っています。それが功を奏してか、袖台の苗のような肥満や間延びもなく自根の苗と変わらぬ姿で成長を続けています。球体の高さは現在13cm程度です。下の画像は40年ほど前に五十鈴園さんから購入した金冠竜です。現在高さ40cm程の大株に育っていますが、このジョンストニアも将来こんな姿のサボテンに育ってゆくものと想像しています。原色サボテン辞典に...
2013年に実生したフェロカクタス属の「レコンテ玉」。実生10年ですがそれほど大きくはなっていません。二本の苗を維持しています。球体の直径は8cm、高さ12cm程度です。一本は斑入りの苗に育っています。見かけは赤刺の金冠竜や刈穂玉などによく似ています。血統的にも近いものがありそうです。このレコンテ玉の長所は赤刺の色があせないという点です。通常赤刺のフェロにおいては新刺のうちは目の覚めるような赤色の刺...