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森の中は乾燥し、落ち葉を踏むとパリパリと音を立てて割れるが、湿気のある場所にはまだ変形菌が見られる。アカマツの朽ち木に発生したルリホコリ大量に発生していたが、子嚢が割れていたりカビが生えていたものが多かった。ツチアミホコリ短い柄が確認できる。エツキケホコリ濃い褐色から黄土色へ色が変化している。ムラサキホコリかカミノケホコリの仲間キララホコリは健在11月以降は、森の中で見つかる変形菌の半分以上がキララホコリ。キララホコリの周囲をよく見ると、別の変形菌が見つかることがよくある。左の黒い小さい子実体はバルベイホコリと思われる(右側は未熟なキララホコリ)。10月に撮影したもので、撮影した時は気付かなかったが、写真を整理していて見つかった。極めて小さく(子嚢の直径0.1-0.2mm)黒いので、肉眼ではまず見つけられ...ルリホコリと変形菌
タマジクホコリ(Didymium bulbillosum)と変形菌
八ヶ岳は冠雪し、森の中には霜柱が立っていた。寒い時期にタマジクホコリが見られるとは思っていなかった。アミホコリの仲間。杯状体は暗褐色同じ菌パンフウセンホコリと思われる。子嚢壁の石灰粒が剥がれ、構造色が見られる。キララホコリは高頻度に発生し、たくさん見られる。キララホコリと思われるが、ドーナツ型不明(朽ち木上の苔に発生)。子嚢は薄茶色、柄は橙褐色同じ菌変形菌は少なくなり、年内の観察はほぼ終了。今年の夏から変形菌の観察を始め、およそ60種を見つけることができた。変形菌の多い場所が分かってきたので、来年は効率的に撮影できるだろう。タマジクホコリ(Didymiumbulbillosum)と変形菌
キララホコリの子実体4週前に黄橙色の変形体がここに現れてから継続的に観察してきた。朽ち木は日陰でずっと湿っていたので、子実体はゆっくりと成熟し、良い感じに仕上がった。石灰質鱗片が銀箔のように輝いている。鱗片の最終形態は、湿度などの条件に影響されるかもしれない。青灰色の子実体は(未熟?)パンフウセンホコリと思われる(切株の側面に発生)。(同じ切株に白いパンフウセンホコリの子実体も多数見られた)茶色い子実体はケホコリの仲間不明変形菌(枯れたサワグルミの洞に発生)子嚢の大きさにばらつきがある。瑠璃色や紫色が見られるが、柄は確認できなかった。ホネホコリの仲間(倒木に生えた苔に発生)不明変形菌上の写真の中央左下の子実体を拡大したもの10mほど離れた斜面の上からニホンカモシカがこちらを見下ろしていた。晩秋の渓谷キララホコリ(Didermatigrinum)と変形菌
ムラサキアミホコリ(Cribraria purpurea)と変形菌
独特な紫色のムラサキアミホコリ朽ちた大木に数千個以上群生していた。キララホコリキララホコリとメダマホコリ(7日前と同じものを撮影)黄色だったキララホコリの未熟子実体は成熟して石灰質鱗片を析出している。ゼラチン質の細胞壁に包まれていたメダマホコリ子実体は、乾燥してゼラチン質が消失している。(右上の白い子実体だけ未熟のままであり、ゼラチン質が残っている)メダマホコリ1mmあまりの子嚢壁に撮影する私の姿が写りこんでいた。パンフウセンホコリは、先月から高頻度に出没している。苔の生えた立ち枯れた木でよく見られる。モートンフクロホコリ?(パンフウセンホコリと同じ枯木に発生)マメホコリアワホネホコリ?クダホコリ不明ムラサキアミホコリ(Cribrariapurpurea)と変形菌
ブドウフウセンホコリ(Badhamia utricularis)と変形菌
エノキタケに密着して形成されたブドウフウセンホコリの未熟子実体(立ち枯れたヤナギの木に発生)エノキタケを食べて増殖したと思われる。細い紐のような柄が特徴ブドウフウセンホコリの子実体の形成初期成熟して青くなった子実体が傾いた枯木から垂れ下がっている。先週末に黄色だった子実体は青くなっていた。ムラサキアミホコリ一ヵ所にたくさん発生していたが、状態の悪い子実体が多かった。ブレフェルトホコリ?の未熟子実体5日後に同じものを撮影黄色いキララホコリの未熟子実体が7個子嚢壁がゼラチン質のメダマホコリの子実体が6個(右上の子嚢は未熟で白いが、他は黒い)キララホコリとメダマホコリは仲良しで、同居していることが多い。鮮やかな朱色のマメホコリパンフウセンホコリ?立ち枯れた木の凹んだ場所に発生ケホコリの仲間変形菌は朽ち木の凹みで...ブドウフウセンホコリ(Badhamiautricularis)と変形菌
2週間前から、森の中のあちこちにキララホコリが出没している。成熟段階により子実体の色や形状が変化する様子をまとめてみた。子実体の形成初期変形体から形成中の子実体が盛り上がってくる。太い柄が形成される。子実体の形が完成。鮮やかな黄色で光沢があり、とても目立つので見つけやすい。褐色になる。子嚢は黒くなり、石灰質鱗片の析出が見られ始める。石灰質鱗片が集合し、結晶のような模様を形成する。花柄の蒔絵みたい。キララホコリ(Didermatigrinum)
青と黄色のブドウフウセンホコリ(Badhamia utricularis)
美しい青色のブドウフウセンホコリの子実体立ち枯れた広葉樹に発生していた。ぶどうの形状に似るが、ブルーベリー感もある。未熟で黄色い子実体。同じ木の低い場所に発生。粉を吹いた果実のよう。細い柄が分岐するため、房のような構造になる。キノコナカセホコリとも呼ばれ、きのこを食い荒らし、栽培きのこに被害を与えることもあるという。この枯木には、エノキタケが大量に発生していた。青と黄色のブドウフウセンホコリ(Badhamiautricularis)
ルリホコリ(Lamproderma columbinum)と変形菌
ルリホコリの未熟子実体(ルリホコリ属の別種の可能性もある)メダマホコリとキララホコリの子実体が発生した朽ち木に2本だけ確認できた。成熟した子実体肉眼的には、ほぼ黒い粒で、しかもとても小さい(1mm以下)ので、見つけるのは難しい。メダマホコリの未熟子実体がひとつだけ見つかった。キララホコリの未熟子実体1週間前に橙色の変形体が多数這っていた朽ち木を見ると、キララホコリの子実体が大量に発生していた。子実体の形成初期キララホコリの変形体と思われる。右端で子実体の形成が始まっている。左の変形体は朽ち木を移動中、右の変形体は子実体を作り始めるところと思われる。クダホコリドロホコリ?ドロホコリの仲間マメホコリヌカホコリ不明変形菌の未熟子実体ルリホコリ(Lamprodermacolumbinum)と変形菌
メダマホコリ(Colloderma oculatum)と変形菌
朽ち木に橙色の変形体がいたの拡大してみると、メダマホコリの子実体が点在していた。子実体はとても地味で小さいので、変形体がいなければ気付かなかっただろう。変形体はメダマホコリとは別種かもしれない。厚い透明なゼラチン質の子嚢壁に包まれた黒い子嚢が確認できる。両生類の卵を思わせるユニークな形状。キララホコリの未熟子実体?(メダマホコリと同じ朽ち木に発生)柄ががっしりしていて、きのこのよう。クダホコリの仲間と橙色の変形体大きな黄色いクダホコリの仲間白い未熟なクダホコリの仲間がたくさん見られた。橙色の変形体とケホコリの仲間の子実体橙色~黄土色の変形体があちこちで見られた。メダマホコリ(Collodermaoculatum)と変形菌
パンフウセンホコリ(Badhamia panicea)と変形菌
パンフウセンホコリの子実体苔の生えた切り株の側面に発生別の場所の複数の立ち枯れた木でも見られた。エツキケホコリの未熟子実体?(アカマツの朽ち木に発生)4日後に同じものを撮影橙桃色から濃い褐色に変わり、子嚢の半分くらいまでの深い杯状体が確認できる。同じ菌?(同じ朽ち木に発生)ヌカホコリの未熟子実体ヌカホコリヘビヌカホコリトゲケホコリ?アワホネホコリの未熟子実体あちこちの草木を這い上って高い場所で子実体を形成していた。マルホネホコリ?(倒木に生えた苔に発生)キノウエホネホコリ?(岩の上の苔に発生)不明変形菌の未熟子実体マメホコリチチマメホコリ?美味いの?てか君たち誰?パンフウセンホコリ(Badhamiapanicea)と変形菌
ダイダイホネホコリの未熟子実体柄は細く、子嚢は底が平らな半球型の特徴的な形態より未熟な子実体。地上に生えた苔の上の広範囲に広がっていた。変形体の一部が残っているので、子実体が形成されつつある時期と思われる。まだ柄が太く、柄と子嚢の境界がはっきりしていない。エツキケホコリの未熟子実体と思われる。あちこちの倒木に大量に発生していた。エツキケホコリ(ヌカホコリかも?)の子実体マメホコリ(右)とエツキケホコリ?(左)ケホコリの仲間の未熟子実体(立ち枯れた木の1mほどの高さに発生)ガマグチフクロホコリ立ち枯れた木に発生したアワホネホコリの未熟子実体先月から度々出没している不明変形菌子嚢壁のシワシワは、アワホネホコリのシワシワタイプに似るが、白く短い柄が確認できる。変形体?不明不明ダイダイホネホコリの未熟子実体と変形菌
生草?を覆いつくしたアワホネホコリの未熟子実体生草?の根元に横になっていた枯草を引きはがしてみた。網目状に見えるのは、出来立ての変形膜。タマジクホコリケホコリの仲間(アカマツの朽ち木から発生)シロススホコリ不明落ち葉の上に広がった白い変形体アワホネホコリと変形菌
子嚢が虹色に輝くタマジクホコリ子嚢壁が剥がれ始めていて、暗褐色の胞子塊が見えている。モミジの落ち葉にびっしりと発生していた。アワホネホコリホネホコリワガタホネホコリ?ホネホコリの仲間?フクロホコリの仲間?(落ち葉から発生)同じ菌?(落枝から発生)イオウモジホコリ?(落枝から発生)今月繰り返し遭遇しているやつササの葉からも発生ヘビヌカホコリとケホコリの仲間ケホコリの仲間?白いのが未熟子実体、成熟すると茶色くなると思われる。ムラサキホコリの仲間ツノホコリ先週末に見たのと同じ変形菌黄色から黄緑色に変わりつつある子実体が混ざっている。何かの卵っぽいタマジクホコリと変形菌
落枝から発生した緑色のモジホコリ落ち葉からも発生柄は白~淡黄色、太く短い。図鑑には載っていないし、画像検索するとウリの仲間ばかり出てくる。名前がないなら、スイカモジホコリにしたらどうだろう。落ち葉から発生したコシロジクキモジホコリヤマグリの花穂からも発生シロジクモジホコリシロジクモジホコリとツヤエリホコリイオウモジホコリ?今月はこの変形菌がよく出没している。ダイダイモジホコリ?アワホネホコリ?マメホコリの仲間不明変形菌同じ菌。子嚢壁が割れているもの不明変形菌不明変形菌上と同じ菌?同じものを4日後に撮影色が変化したが種は不明不明不明落ち葉に付いていた全長2mm程度の小さなゴマガイ科の巻貝(同じ葉に3個体付いていた)。変形菌を探していると見つかるやつ。緑色のモジホコリと変形菌
小絞りボケは、レンズの絞りを絞った時に光の回折により画像がボケる現象。大きな被写体では気にならないことが多いが、変形菌のような微小な被写体では大きな問題になる。今年の夏から変形菌の世界に迷い込み、すぐに小絞りボケに悩まされることになったが、ようやく撮影に慣れてきた。アミホコリの仲間(種は不明、杯状体が大きい)。小さな落枝上に5本だけ発生していた。子嚢の直径は0.5mm弱程度。LEDライト内蔵レンズ(EF-M28mmF3.5マクロISSTM)を使用(スーパーマクロモード、LED照明ON)左右の子嚢にフォーカスを合わせている。同じフォーカスで、F16まで絞って撮影。被写界深度は大きくなった一方で、子嚢は少しボケている。最大絞りF22まで絞ると、フォーカスがどこに合っているのか分からないほどボケてしまう。このレ...アミホコリの仲間と変形菌撮影における小絞りボケ
オレンジ色の粒々をつけた木の葉が落ちていた。シロジクキモジホコリの未熟子実体に良く似ているが・・・・・シロジクではなく、柄はオレンジ色である。手元の図鑑には、シロジクキモジホコリの類似種としてミカンモジホコリPhysarumcitrinumが紹介されている。ミカンモジホコリでググっても画像は見つからないが、海外のウェブサイトを見ると、Physarumcitrinumは全体が黄色いものやオレンジ色のものがあるようだ。ミカンモジホコリ?
先週ジクホコリを撮影した場所に行ってみると、白く細長い糸状のものが大量に発生していた。風に揺れてブレているが、これは細胞性粘菌(カビモドキ属?)らしい。ウツボホコリの仲間(ウスベニウツボホコリ?)未熟子実体は、オリーブ色~濃紫色~ベージュ色。成熟すると子嚢壁が裂けて細毛体が露出する。小さなカタツムリ(数mm程度)とヤスデの仲間がご来店中。変形菌レストランは千客万来。様々な小さなお客様が食べ物を求めてやってくる。オムレツのようなキフシススホコリイオウモジホコリ(落ち葉から発生)シロサカズキホコリ(落ち葉から発生)サカズキホコリ(落ち葉から発生)シロジクキモジホコリの腐ったやつ?朽ち木の下面にヌカホコリの未熟子実体が密生していた。ホソエノヌカホコリの成熟子実体ケホコリの仲間?成熟するにつれて白から茶色に変わる...ジクホコリから発生した細胞性粘菌の子実体と変形菌
ホソエノヌカホコリの子嚢(直径1mm程度)から発生した白く細長い菌生菌Polycephalomycestomentosusこのきのこは、様々な変形菌に寄生するという。きのこを食べる変形菌もいれば、変形菌に寄生するきのこもいるのだ。ヌカホコリの未熟子実体(朽ち木から発生)ヌカホコリの成熟子実体イオウモジホコリ?(落枝から発生)サカズキホコリ?(落ち葉から発生)キミミズフクロホコリ?(落ち葉から発生)ガマグチフクロホコリ(落ち葉から発生)マメホコリホソエノヌカホコリに寄生する極小きのこと変形菌
朽ち木に密生するジクホコリの子実体未熟なため虹色はあまり見られない。約3時間後に戻ってくると・・・虹色出てる!!アオモジホコリ(黄)とシロモジホコリ(白)(ジクホコリと同じ朽ち木から発生)2色のお花畑のよう。アオモジホコリとシロモジホコリは、森の中のいたるところに出没していた。ツノホコリ右側にシロウツボホコリの子実体が3つススホコリの仲間ケホコリ?ケホコリの仲間(アカマツの朽ち木から発生)同じ菌の未熟子実体?(アカマツの朽ち木から発生)フシアミホコリ?黒っぽいのは未熟子実体と思われるアミホコリの仲間(広葉樹の朽ち木から発生)子嚢はかなり小さく(0.5mm以下)、節が目立つ倒木の上を這う変形菌ジクホコリの虹を待つ&変形菌
きのこから発生したイタモジホコリイタモジホコリは、きのこが大好物。硬くて人間が食べないようなきのこも食べる。雨に濡れて子嚢が互いにくっついている。イタモジホコリ
子嚢が平べったい円盤型のイタモジホコリ(朽ち木から発生)シロモジホコリ(イタモジホコリと同じ朽ち木から発生)アオモジホコリの未熟子実体(イタモジホコリ&シロモジホコリと同じ朽ち木から発生)上部のネバネバは変形体っぽい3種のモジホコリの仲間が同じ朽ち木から発生しているのは、'ひとつなぎの大秘宝'?アオモジホコリ(別の朽ち木から発生)シロジクキモジホコリの未熟子実体(朽ち木から発生)モジホコリの仲間(落枝から発生)子嚢の底が暗い色のやつツヤエリホコリ(朽ち木から発生)銀色の子嚢壁がはがれやすい。朽ち木上の50cm以上の幅に広がっていた。クモノスホコリの未熟子実体(朽ち木から発生)フシアミホコリ(朽ち木から発生)落ち葉の上を這う変形体どんな子実体を作るかな?・・・夏休みの自由研究の素材に良さげ変形菌の子実体はと...イタモジホコリと変形菌
シロジクキモジホコリの未熟子実体(落ち葉から発生)変形体から子実体が作られつつある。コシロジクキモジホコリの未熟子実体(落枝から発生)アオモジホコリ(朽ち木から発生)アオモジホコリの未熟子実体サカズキホコリの仲間の未熟子実体(落枝から発生)クモノスホコリ(アカマツの朽ち木に発生)アミホコリ(?)(ウラジロモミの朽ち木に発生)子実体はとても小さく(0.5mm以下)、撮影が難しい。アミホコリの仲間今日は、アカマツ林の3ヵ所でこの変形菌が見られた。子嚢はアミホコリよりも大きい。柄は赤褐色で上部の色が濃い。ヒメカタホコリ(?)柄は黒い。クダホコリマメホコリツノホコリ子実体が作られつつある。タマツノホコリシロジクキモジホコリと変形菌
子嚢が虹色に輝くジクホコリ(落枝から発生)落ち葉の両面から発生したジクホコリ20-30枚の落葉と生草に広がった大群生が見られた。落ち葉から発生したヨリソイフクロホコリ変形膜が分かりやすい。若い子実体と思われる。ヨリソイフクロホコリ子嚢が密着している。クラカタホコリ子嚢は中央が凹む鞍型同じ形で子嚢と柄が黄色いタイプが複数個所で見られた。同種か別種か不明カタホコリの仲間(ゴマシオカタホコリ?)サカズキホコリホネホコリホネホコリとサカズキホコリこの落ち葉には、コシロジクキモジホコリを含めて3種の変形菌が同居していた。変形菌は、ひとつの落ち葉や朽ち木に3種以上同居していることが珍しくない。ガマグチフクロホコリがま口財布のような形態ジクホコリと変形菌
落ち葉に発生したコシロジクキモジホコリの未熟な子実体宝石のようにきらきらしている。朽ち木からも発生成熟するとひび割れて胞子を放出する。モジホコリの仲間ヤマグリの雄花穂にびっしりと発生コシロジクキモジホコリに似るが、子嚢底部が暗い色で、柄が淡黄色。未熟な子実体朽ち木に発生したシロジクモジホコリマルウツボホコリ?クダホコリススホコリの仲間の変形体黄色い変形体は、立ち枯れの木の樹皮の下に広がっている(単細胞なので黄色い部分は全て連結している)。3日後に同じ場所を撮影子実体が形成され、胞子を飛ばしていた。朽ち木の裏側に2種類のヨコバイの仲間がいた。左下の白いものは、胞子をほとんど飛ばし終えたモジホコリの仲間コシロジクキモジホコリと変形菌
梅雨明け後の森の中では、多種多様な変形菌(真正粘菌)が姿を見せていた。倒木の下側に発生したアオモジホコリ子嚢の直径は0.3-0.6mm。特徴的な割れ方をする。未熟な子実体も混ざっている。白いのは別の変形菌かもしれない。アオモジホコリの未熟子実体シロジクモジホコリシラカバの倒木上の黒い物体から発生していた。ルリホコリの仲間子嚢は銀色で上部が瑠璃色に見える。クモノスホコリが大量に発生していた朽ち木(たぶんアカマツ)から発生クモノスホコリススホコリの仲間変形体は、胞子の散布に適した高い場所に移動し子実体を形成するという。落枝上のススホコリの仲間(キフシススホコリ?)高い場所へ移動したのが分かる。不明白いネバネバの上の黒いタマタマアオモジホコリと変形菌
ウツボホコリキウツボホコリシロウツボホコリムレウツボホコリオオムラサキホコリ?サビムラサキホコリ?ムラサキホコリの仲間ムラサキホコリの仲間銀色の被膜のようなものが少し見える。ムラサキホコリの仲間胞子を飛ばして透き通っている。クダホコリクダホコリの仲間クダホコリの仲間20cmほどに広がったフンホコリウツボホコリと変形菌
鮮やかな朱色のクダホコリの未熟子実体黄橙色のクダホコリの未熟子実体日本で見られるクダホコリは複数種に分けられる可能性があるらしい。マメホコリの未熟子実体色鮮やかでとても目立つ。成熟すると暗い色になるようだ。朽ち木(ウラジロモミ?)上に発生した未熟な子実体(ウツボホコリの仲間と思われる)同じ菌。かなり密生している。同じ朽ち木上で胞子を飛ばしていた成熟子実体無機質的な感じのフンホコリ黒く盛り上がっている部分が未熟子実体その周囲に網目状に広がるのは変形膜朽ち木の上方へ移動中の変形体(種は不明)変形体は、こんなに大きいのに多核の単細胞であるというのが驚きである。クダホコリと変形菌
ツノホコリ梅雨の時期には、森の中でツノホコリが目立つ。倒木上の1m以上に渡ってツノホコリが広がっていた。遠目には白いカビのように見える。柄の短いツノホコリタマツノホコリ?クダホコリ・・・キイチゴにそっくりクダホコリ・・・生うににそっくりマメホコリムラサキホコリの仲間より成熟したものウツボホコリ変形菌の変形体と思われるが種は不明。変形体は餌を求めて移動する。ツノホコリと変形菌
浦島太郎に出会う旅part15~コウノトリの郷公園に行く2~ 本編の前に我が家のプチネタ。 今日のお題は「ももた、ぬか喜び2」。 大きな期待を寄せつ…
春から秋にかけて朽木に発生するイクビマメホコリです。 私の地域ではどちらかと言うと秋頃に見かける事が多く梅雨明け頃にはあまり見かけません。 子嚢の基部が太く猪の首のように見えることからイクビだそうです。 大きさは高さが 2-4mm 程度、直径 2mm ぐらいです。 未熟な子実体の時は鮮やかな朱色をしていますが暗褐色へ変化していきます。 未熟なときはイチゴをひっくり返したように思えるのは私だけかな? (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); ドロホコリ科 マメホコリ属 イクビマメホコリ (Lycogala conicum) 変形菌 発見…
春から秋にかけ長い期間でよく見つかる変形菌の一つです。 リター(地面に落ちた落ち葉や枝)や生草にくっついていることが多いですが大抵、落ち葉にくっついてます。 大きさは 1.5㎜ 程度までで群生してます。 色は白色や黄土色です。 柄の長さ子実体の2/3まで、子嚢の下部が凹んでることがおおいです。 よく似た変形菌でテリエカタホコリがありますが、柄が比較て黄色っぽく子嚢がくっついていることが多いです。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); カタホコリ科 カタホコリ属 シロエノカタホコリ (Didymium squamulosum) 変形…
クネリカタホコリ 夏場によく見かけたクネリカタホコリも最近は見なくなってきました。 落ち葉などに発生し大きさや形は不定形。 見たままでクネクネして固そうだからクネリカタホコリ、覚えやすいですね。 形がアートみたいで個人的に好きな分類です。 特徴 幅は0.2-0.4mm程度 長さは30mmまで 子嚢の中は褐色で粒状の石灰節はない (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); カタホコリ科 カタホコリ属 クネリカタホコリ (Didymium flexuosum) 変形菌 発見と観察を楽しむ自然図鑑 作者:川上 新一 山と渓谷社 Amazon …
今日は年休とって変形菌探しへ行ってきました。 何時もは家の近くの公園とか小沢で探してますがちょっと車1時間ぐらい走らせて山の中へ。 台風後、人が入ってないのか林道終点まで倒木に落石だらけでどけるのに時間かかりましたが。。。 この季節あるあるシロウツボホコリは大量発生中。 ケホコリ科 ウツボホコリ属 シロウツボホコリ(Arcyria cinerea) (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); 枝付きもみつけて何かなって虫眼鏡で観察したらルリホコリや。 これは嬉しい所なのですがキラキラの膜がとれてしまって残念。 前日雨降ってたせいなのかち…
かわいい。 よく生えましたね~ (〃゚ o ゚〃) 。 森の精霊たちが行列をつくっているように生えていたシロジクキモジホコリと思うやつ どこに行くんだろうなあ… pic.twitter.com/JMYTkliRjE— ぺん
ムレウツボホコリ 夏場から秋にかけて広葉樹の朽木に発生するムレウツボホコリ。形はどちらかと言うと気持ち悪い系、沢山の指が重なっているような脳みそみたいな形をしてます。大きさは1-3mm程度、色は銅色から桃色を帯びた褐色です。よく見ると子嚢にらせん紋があります。大きい分類ですが時々見かける程度なので発生頻度はそれほど多くないのかも。 ケホコリ科 ウツボホコリ属 ムレウツボホコリ (Arcyria stipata) (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); 変形菌 発見と観察を楽しむ自然図鑑 作者:川上 新一 山と渓谷社 Amazon 美…
旅スポット紹介64~鳥取博物館で粘菌ざんまい~ 本編の前に我が家のプチネタ。 今日のお題は「ももた、シャワーする2」。 シャワーが苦手なももた。 …
【変形菌】 サカズキホコリ と シロサカズキホコリ 小さなカップから広がる不思議な世界
サカズキホコリ サカズキホコリは、落ち葉や主に枯れ木に生える小さな変形菌です。子実体は高さ0.7~1.5mm、直径0.3mmから1mm程度の小さなワイングラスのような形をしています。色は黄土色から褐色をしており主に梅雨時から夏場によく見かける代表的な変形菌の一つです。朽木では発生せず、主に落ち葉やリーダーに発生しますが色が落ち葉に同化しているのでよく見ないと見つけれないかもしれません。 モジホコリ科 サカズキホコリ属 サカズキホコリ (Craterium minutum) (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); シロサカズキホコリ …
秋の山野草も咲き始めたとSNSでチラホラ見かけるようになってきたので、ホームマウンテンの三重県は伊勢市の朝熊山へ行ってきました。 何時も出発は遅いので10時頃に駐車場へ。安定の満車ですが、朝一組が降りてくる時間帯でもあるのでいつも通りに止めることが出来ました。 満車でも第3駐車場まであるので止めれないって事はないと思います。 一般的な朝熊岳道で出発します。 出発してすぐ山道はキノコ祭り。 キノコはよく分かってないですが見かけるたびに撮ってしまって中々進まず。 今年は8月に雨が少なかった?のかキノコの発生がちょっと遅めな感じもします。 そこら中に発生中のドクベニタケかな。 こっちも大量発生中。 …
森の中や公園を歩いている時、朽木の上に赤い宝石のような物体を見かけたことはありませんか? その物体は変形菌の一種であるクダホコリです。 クダホコリの特徴は、なんといっても鮮やかな光沢のある赤色や桃色です。 未熟な時は黄色から赤色や橙色をしており成熟するにつれて赤渇色に変化していきます。 未熟な期間が比較的に長い種類な為、鮮やかな未熟な期間を長く楽しむことが出来ます。 クダホコリは、朽木など枯れ木に発生し比較的高い位置でもよく発生しているのを見かけます。 大きさは高さ2-6mm、幅4-25mmと変形菌の中では比較的大型な種類です。 梅雨明け頃によく発生するイメージがありますが秋頃まで発生するので…
特に夏になると朽ちたによく発生してウツボホコリ属の中ではよく見つかる種類です。 大きさは5㎜ほど白色で時々灰色や黄色ぽいのがあったりします。 密集して発生していることが多く見かけます。 ケホコリ科 ウツボホコリ属 シロウツボホコリ(Arcyria cinerea) 変形菌 発見と観察を楽しむ自然図鑑 作者:川上 新一 山と渓谷社 Amazon
比較的、頻繁に見ることが出来る赤色の子実体を持つウツボホコリ。 梅雨明け頃によく見かけられますが秋頃まで朽木に発生します。 赤色をしているので何気なく探していても目に入ってききやすいので探しやすいですね。 大きさは3㎜程度で赤色、時間がたつにつれてくすんだ赤色に変化していきます。 未熟な子実体は白色をしているのでシロウツボホコリとみ分けするには子実体にならないと難しいかもですね。 ケホコリ科 ウツボホコリ属 ウツボホコリ (Arcyria denudata) 変形菌 発見と観察を楽しむ自然図鑑 作者:川上 新一 山と渓谷社 Amazon
変形菌を探している方なら絶対に一度は見てみたいと思うジクホコリです。 変形菌の写真集などでも表紙になったりしているので見かけたことがある方は多いかと思います。 発生時期は梅雨明け頃に見かける事が多く比較的よく発生すると言われますが地域的なものもあると思われますが地味に見つからないので見つけたときの喜びは大きいです 。 大きさは2㎜程で生草や枝・落ち葉に発生します。 虹色は構造色らしく帯状に下から光沢のある青から紫・銀・金色に変化して虹色に見えます。 ぱっと見た目は虹色ではなく黒いブツブツに見えますので見つけた際は光の当たり方を変えてみて観察してみてくださね。 カタホコリ科 ジクホコリ属 ジクホ…
子実体より未熟な子実体の方が有名なホソエノヌカホコリです。 未熟な子実体ではオレンジ色の風船状態でかわいい形をしています。また、未熟な期間が比較的長いので未熟な時期に見つけやすい種類。 発生は主に朽木に発生して大きさは3㎜程度です。子実体は黄色くポップコーンがはじけたような感じに密集しているのでこちらも目につきやすいです。未熟な状態の方がオレンジ色で目立つので見つけやすいかもしれませんが。。。 ケホコリ科 ヌカホコリ属 ホソエノヌカホコリ (Hemitrichia calyculata) 変形菌 発見と観察を楽しむ自然図鑑 作者:川上 新一 山と渓谷社 Amazon
とにかく夏場にそこら中で見かける事が出来る変形菌です。 大きさは1㎜程度で朽木に発生しますが白いウネウネの集合体なのでとにかく目立ちます。 ムーミンにでてくるニョロニョロに見えるのはうちだけじゃないと思うかとw 但し、似た物シリーズが2つありツノホコリとタマツノホコリがありぱっと見た目では判断できないので見つけたら あぁツノホコリねとでも言っとくのがあたりさわりが無いかなと思っていたり。 虫眼鏡やスマホで写真を撮って拡大して観察してみて下さい。 枝分かれしているのであればそれはツノホコリです。 又サンゴのように丸い形をしている場合、タマツノホコリになります。 エダナシツノホコリは水分を多く含む…
先週、台風直撃してあっちこっちで倒木や土砂崩れがありましたが、1週間たち落ち着いてきたので何時もの場所へ菌探しへ行ってきました。 雨も降り暑い日が続いていたのでちょっとぐらい活性化してないかなと期待して出発。 早速みつけた子実体形成中。 近くを探してみたけど子実体は見当たらないので分からないですが多分ツノホコリの仲間かな。 この季節その辺で大量発生するのでまぁ間違えないと思う。 そのまま奥へと進むとマメホコリ発見。 まだ桃色ぽい色をしているので未熟な子実体。 時間がたつにつれて暗褐色へ変化していきます。未熟な状態は色が目立つので見つけやすい。大きさは10㎜程度。未熟な方が色が可愛いのでみんなこ…
変形菌の中ではよく見つかる種類の一つです。 うちが変形菌を探し始めて初めて変形菌として見つけた思い出のある変形菌だったりします。 大きさは 3 - 15mm 程度あり朽木によく発生してます。 子実体は豆粒のような形で、表面に鱗片状の突起があります。 未熟なものは朱色ぽい色をしていますが、時間が経つにつれて灰色から暗褐色へ変化します。 大体、SNS などでよく撮られているのは未熟な子実体ですね。 ドロホコリ科 マメホコリ属 マメホコリ ( Lycogala epidendrum) 未熟な子実体 熟成すると暗褐色へ 変形菌 発見と観察を楽しむ自然図鑑 作者:川上 新一 山と溪谷社 Amazon ラ…
去年、MIND TRAILで来た時にツルリンドウを沢山見かけたので見にやってきました。 済浄坊の滝は、奈良県宇陀郡曽爾村にある滝で落差は約30m、幅は約10mです。 かつては、この滝の近くに「済浄坊」という仏寺があり、修験者が行水して身を清め、水煙大不動明王の霊を仰いだと伝えられていたとか。。。 近くには屏風岩公苑、兜岳、門僕神社、鎧岳などの観光スポットがありますのでそのついでにでも来る所かもしれません。 車で来られる場合、路駐含め3台ほど止めることはできますが林道なので迷惑の掛からない所に車は止めましょう。 今回はお花目当てなのでのんびり歩きで渓谷を楽しんで気ました。 まずは去年咲いていたツ…
我が家を取り囲んでいるヤマユリです東西南北、数えたことはないけど100本以上はあるでしょう近所の人に聞いたらむせかえるような匂いとか(*´ω`)は嗅覚が半減しているせいか、程よい匂いです(21日の画像なので今はほとんど散っています)玄関への通路裏庭シデシャジンこれも繁殖力旺盛で家の周りや道路、空き地にまで広がっています粘菌①名前は?です粘菌②まるでスーパーに売っているシメジですねといっても端から端まで1cm弱と...