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今年最初の変形菌撮影。今のところ、ツノホコリの仲間とマメホコリのみ。 エダナシツノホコリの未熟子実体透明な変形体の一部が残っているようだ。 担子体の分岐の有無でツノホコリと区別する。 成熟して白濁した担子体の周りに未熟で透明な担子体が見られる。 ツノホコリの未熟子実体担子体が顕著に分岐している。 透明な変形体。中央付近で担子体の形成が始まっている。 マメホコリは5月中旬頃から出没していた。
キララホコリの子実体4週前に黄橙色の変形体がここに現れてから継続的に観察してきた。朽ち木は日陰でずっと湿っていたので、子実体はゆっくりと成熟し、良い感じに仕上がった。石灰質鱗片が銀箔のように輝いている。鱗片の最終形態は、湿度などの条件に影響されるかもしれない。青灰色の子実体は(未熟?)パンフウセンホコリと思われる(切株の側面に発生)。(同じ切株に白いパンフウセンホコリの子実体も多数見られた)茶色い子実体はケホコリの仲間不明変形菌(枯れたサワグルミの洞に発生)子嚢の大きさにばらつきがある。瑠璃色や紫色が見られるが、柄は確認できなかった。ホネホコリの仲間(倒木に生えた苔に発生)不明変形菌上の写真の中央左下の子実体を拡大したもの10mほど離れた斜面の上からニホンカモシカがこちらを見下ろしていた。晩秋の渓谷キララホコリ(Didermatigrinum)と変形菌
2週間前から、森の中のあちこちにキララホコリが出没している。成熟段階により子実体の色や形状が変化する様子をまとめてみた。子実体の形成初期変形体から形成中の子実体が盛り上がってくる。太い柄が形成される。子実体の形が完成。鮮やかな黄色で光沢があり、とても目立つので見つけやすい。褐色になる。子嚢は黒くなり、石灰質鱗片の析出が見られ始める。石灰質鱗片が集合し、結晶のような模様を形成する。花柄の蒔絵みたい。キララホコリ(Didermatigrinum)
ルリホコリ(Lamproderma columbinum)と変形菌
ルリホコリの未熟子実体(ルリホコリ属の別種の可能性もある)メダマホコリとキララホコリの子実体が発生した朽ち木に2本だけ確認できた。成熟した子実体肉眼的には、ほぼ黒い粒で、しかもとても小さい(1mm以下)ので、見つけるのは難しい。メダマホコリの未熟子実体がひとつだけ見つかった。キララホコリの未熟子実体1週間前に橙色の変形体が多数這っていた朽ち木を見ると、キララホコリの子実体が大量に発生していた。子実体の形成初期キララホコリの変形体と思われる。右端で子実体の形成が始まっている。左の変形体は朽ち木を移動中、右の変形体は子実体を作り始めるところと思われる。クダホコリドロホコリ?ドロホコリの仲間マメホコリヌカホコリ不明変形菌の未熟子実体ルリホコリ(Lamprodermacolumbinum)と変形菌
メダマホコリ(Colloderma oculatum)と変形菌
朽ち木に橙色の変形体がいたの拡大してみると、メダマホコリの子実体が点在していた。子実体はとても地味で小さいので、変形体がいなければ気付かなかっただろう。変形体はメダマホコリとは別種かもしれない。厚い透明なゼラチン質の子嚢壁に包まれた黒い子嚢が確認できる。両生類の卵を思わせるユニークな形状。キララホコリの未熟子実体?(メダマホコリと同じ朽ち木に発生)柄ががっしりしていて、きのこのよう。クダホコリの仲間と橙色の変形体大きな黄色いクダホコリの仲間白い未熟なクダホコリの仲間がたくさん見られた。橙色の変形体とケホコリの仲間の子実体橙色~黄土色の変形体があちこちで見られた。メダマホコリ(Collodermaoculatum)と変形菌
ダイダイホネホコリの未熟子実体柄は細く、子嚢は底が平らな半球型の特徴的な形態より未熟な子実体。地上に生えた苔の上の広範囲に広がっていた。変形体の一部が残っているので、子実体が形成されつつある時期と思われる。まだ柄が太く、柄と子嚢の境界がはっきりしていない。エツキケホコリの未熟子実体と思われる。あちこちの倒木に大量に発生していた。エツキケホコリ(ヌカホコリかも?)の子実体マメホコリ(右)とエツキケホコリ?(左)ケホコリの仲間の未熟子実体(立ち枯れた木の1mほどの高さに発生)ガマグチフクロホコリ立ち枯れた木に発生したアワホネホコリの未熟子実体先月から度々出没している不明変形菌子嚢壁のシワシワは、アワホネホコリのシワシワタイプに似るが、白く短い柄が確認できる。変形体?不明不明ダイダイホネホコリの未熟子実体と変形菌
ダイダイホネホコリの未熟子実体成熟すると子嚢壁が裂けて暗褐色の胞子塊が現れる。朽ち木に広がったダイダイホネホコリの変形体ヘビヌカホコリヘビヌカホコリと不明きのこヘビヌカホコリとホソエノヌカホコリ?ホソエノヌカホコリの成熟子実体赤色の鮮やかなウツボホコリの未熟~成熟子実体モモイロウツボホコリ真っ白なシロウツボホコリ灰色のシロウツボホコリ黒いコが混ざっている。カビてる?ジクホコリ子嚢壁が半分以上剥がれて軸柱が見えているサビムラサキホコリダイダイホネホコリ(子実体/変形体)と変形菌
子嚢が平べったい円盤型のイタモジホコリ(朽ち木から発生)シロモジホコリ(イタモジホコリと同じ朽ち木から発生)アオモジホコリの未熟子実体(イタモジホコリ&シロモジホコリと同じ朽ち木から発生)上部のネバネバは変形体っぽい3種のモジホコリの仲間が同じ朽ち木から発生しているのは、'ひとつなぎの大秘宝'?アオモジホコリ(別の朽ち木から発生)シロジクキモジホコリの未熟子実体(朽ち木から発生)モジホコリの仲間(落枝から発生)子嚢の底が暗い色のやつツヤエリホコリ(朽ち木から発生)銀色の子嚢壁がはがれやすい。朽ち木上の50cm以上の幅に広がっていた。クモノスホコリの未熟子実体(朽ち木から発生)フシアミホコリ(朽ち木から発生)落ち葉の上を這う変形体どんな子実体を作るかな?・・・夏休みの自由研究の素材に良さげ変形菌の子実体はと...イタモジホコリと変形菌
鮮やかな朱色のクダホコリの未熟子実体黄橙色のクダホコリの未熟子実体日本で見られるクダホコリは複数種に分けられる可能性があるらしい。マメホコリの未熟子実体色鮮やかでとても目立つ。成熟すると暗い色になるようだ。朽ち木(ウラジロモミ?)上に発生した未熟な子実体(ウツボホコリの仲間と思われる)同じ菌。かなり密生している。同じ朽ち木上で胞子を飛ばしていた成熟子実体無機質的な感じのフンホコリ黒く盛り上がっている部分が未熟子実体その周囲に網目状に広がるのは変形膜朽ち木の上方へ移動中の変形体(種は不明)変形体は、こんなに大きいのに多核の単細胞であるというのが驚きである。クダホコリと変形菌
ツノホコリ梅雨の時期には、森の中でツノホコリが目立つ。倒木上の1m以上に渡ってツノホコリが広がっていた。遠目には白いカビのように見える。柄の短いツノホコリタマツノホコリ?クダホコリ・・・キイチゴにそっくりクダホコリ・・・生うににそっくりマメホコリムラサキホコリの仲間より成熟したものウツボホコリ変形菌の変形体と思われるが種は不明。変形体は餌を求めて移動する。ツノホコリと変形菌