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ここ数年、コピアポアが人気なようでよく目にします。多肉植物のイベントではサボテンはすっかり日陰者であまり見かけませんが、必ずといっていいほどコピアポアはあったりします。さて、そんなコピアポアですが、分類学上の立ち位置は長らく不明でした。しかし、近年では遺
接木に失敗して、何とか挿し木で発根し生き残った黒王丸。その後順調に球体を膨らませてきました。今日根の状態の検査を兼ねて植え替えました。植替え前です。抜き上げました。一応根は回っているようですが…用土を落としてみると、黒王丸特有の脆い根です。ポロポロと脱落し残った根はわずかでした。でも生きている根はある!残っている根が切れないように丁寧に同じ大きさの鉢に植え付けました。これまでの経験では黒王丸は挿し...
実生10年生のコピアピア属「ギガンティア」。多くの同期苗はヤフオクなどですでに手放し、1本の苗だけが残っています。基本的に同期のギガンティアは縦長円筒形に育つものが多かったのですが、この苗だけは完全に近い球形に育ってきており、実生10年後の現在もその姿を保っています。現在球体直径は10cm程度。ここ数年の成長を見るとまだまだ大きくなってゆきそうな勢いです。同属の人気種「黒王丸」と比べると、球体色は黄...
今年の夏に袖台に載せた黒王丸の幼苗たち。良い刺を出してきました。ギムノの黒刺鳳頭や、ディスコのギガンティアを思わせるような艶のある黒刺です。来年いっぱい肥培し、大きく育った球体にこの黒刺が載れば、めでたしめでたし、の気分で接ぎ降しできます。だがしかし100%その筋書き通りに出来たとしても、膨らんだ球体色は緑色のはず。それから先には、果てしない球体白色化への道が続きます。ほれぼれするような黒王丸への道...
18日の本ブログ「メセンの幼苗を拡大撮影してみました」に続き、本日はサボテンの実生苗を拡大撮影した画像を挙げてみます。<金赤竜(23年9月播種)> 今からこんな刺出して、将来どうするの?という感じです。<神仙玉(23年9月播種)> こちらは順当な刺の発達。金赤竜にも通じますが、球体の紫色は強刺サボテンの”蒙古斑”でしょうか?<黒王丸(23年10月播種)> 当代の人気種も発芽直後はこんなものです。<白...
温室内での黒王丸を置いている一角の画像です。皆一応の大きさに育っていますが、手前側一列及び第二列左側の二苗は球体色の緑色が濃いことが分かります。まさによく言われる「青リンゴ」のよう。これ等の苗は昨年袖ケ浦の台から接ぎ降ろしたものです。他の苗の大半は2013年に実生した自根苗たちで、それなりに白っぽい球体色になっています。この白い色の成分は多分ワックスのようなものと想像しています。降雨の少ない地域に自生...
今年の初夏に袖ケ浦の台に接いだ黒王丸の掻き子たち。秋の日差しを満身に浴びてすごい棘を出してきました。代表選手3苗に登場願います。このまま行けば現地球も顔負けするほどのバリバリ黒刺の黒王丸が出来そうです。でもまあこんな事は接ぎ木を多数経験していれば日常茶飯事。最初のうちは大いに期待を持たせておいて、接ぎ降ろして数年もすると普通の苗の姿に戻ってしまいます。まさに「末は博士か大臣か、二十過ぎればただの人...
早春よりずっと液肥を満たしたプラ舟にドブ漬けして育ててきた袖台の接ぎ木苗たち。真夏の陽光をたっぷりと浴びてほど良い大きさに育ってきました。これらの苗の中から接ぎ降しに適した大きさまで育っている亀甲牡丹、ペクチニフェラ、銀冠玉錦、黒王丸をカットしました。台の袖ケ浦を3cm程付けてカットしました。カット面は2時間ほど直射日光に当てて半乾燥させ、その後ベンレート(殺菌剤)とオキシベロン(発根促進剤)の混合...
昨日に続いて接ぎ木ネタです。40年近く前に五十鈴園さんから入手した「黒王丸」。25年ほど前に成長点がつぶれ、その後次々に子を吹くようになりました。この子たちを掻き落として挿し木発根させて苗を得ていました。その第一号は親苗を超える大きさまで育っています。やや縦長になる球体はさすがに親苗のクローンです。しかし黒王丸は根の無い状態で乾燥にやたらと強いため、挿し木しても発根するのは容易ではありません。これ...
10年前にメサガーデンから導入した数種類のFNを持つ黒王丸丸の種子。実生して10年が経ち、皆それぞれに大きな株に育ちました。それらの中で今日は私が気に入っている苗を二本紹介します。二本ともよく似た株に育ちました。一つ一つの稜はやや分厚く、アレオーレから出る棘は1~2本と疎らです。そしてその刺色は薄茶色~白色と、白刺黒王丸の様です。一番の特徴は良く子を吹くことで、両苗とも主頭の周りにグルリと子株を吹いて...
10年前に札幌カクタスクラブさんから入手したコピアポア属の「白刺黒王丸」の種子。結局1本の苗だけが生き残りました。確かに名前の通り白い棘が球体を飾っています。この株は、発芽直後から双頭株でしたがそのまま大きくなりました。4~5年前から子株を吹き始め、現在双頭を囲むように径1.5cmぐらいの大きさの子株がグルリと並んでいます。しかし、画像のとおり現在の姿はどう見てもアンバランスです。個人的には黒王丸は単...
昨秋に袖ケ浦の台から接ぎ降ろした黒王丸たち。台を2cm程残してカットし、乾燥後発根確認前に植え付けました。その後鉢底から根が伸長していることを確認しているのですが、穂の部分の成長が今一です。代表して3本の苗の例を掲載します。画像上段は今年1月でまだ根が出ていなかった当時のもの。下段は根が伸長している7月(現在)の画像です。何が気になっているのかというと、根が伸長した結果いずれの苗も球体は膨らんでいるの...
サボテンさんたちにはかなり迷惑な話なのですが、気まぐれで暇に任せて袖ケ浦を台木にした接木を繰り返し行っています。これまでにかなりの数をこなしているのですが、未だ勘所がつかめず失敗を繰り返しています。失敗したことが明らかになった苗でも、穂が大きな場合、再び接ぎなおしたりさらには用土上に置いて(挿し木して)発根を図ることにしています。今日はこんな挿し木の中で、黒王丸の穂が発根した例を…。昨年12月の画像...
2013年春にメサガーデンから購入した黒王丸たち。6種の(小)変種を含んでいました。いろいろあってそれらの種子から育てた苗が現在まで20本ほど残っています。大半は黒王丸特有の黒刺を有していますが、一部刺色が黄色の株があります。最初の二つの画像の苗は自根で、白粉を帯びた黄緑色の球体から薄黄色の刺が出てきています。刺色の濃さが違いますがこれらは同一(変)種であると判断しています。下の画像の二苗は袖ケ浦に接い...
今年もエキノプシス属の「黄花短毛丸」が開花しました。7年ほど前に”だものだもの”さんから頂いた二株で、一株は多頭株他の一株は単頭株で育てています。多頭株は温室内でメロカクタスや黒王丸などに埋もれて生きています。普段は極めて目立たないサボテンですが、開花するこの時期だけはその存在感をきっちりと主張しています。拡大画像です。単頭株は通風型栽培室で育てています。少し日差しがこの株には強すぎるのか、球体が褐...
サボテン栽培を再開した2013年に多くの黒王丸実生を行いました。現在の黒王丸ブームが起きる前のこと、種子価格も比較的安く、気楽に実生することができました。思うように育たない苗や、期待以上に育っている苗などいろいろあります。今日はそれらの中からブログに出せるように育っている苗3本を登場させます。メサガーデンから入手したコラムナアルバ。白く扁平な球体下部に二重に子を吹いています。これは上の画像の苗の兄弟株...
昨秋接ぎ降しのためカットした苗を初冬に用土に植え付け、現在発根管理中です。<黒王丸 7苗><プセウドペクチニフェラ 12苗><黒王丸1苗、プセウドペクチニフェラ7苗 恩塚ランポー玉4苗>いずれの苗も台は袖ケ浦で、接ぎ降し時に台をカット後、カット面に殺菌剤(ベンレート)と発根促進剤(オキシベロン)の粉剤を塗布して十分に乾燥させ、その後植え付けています。カット後、発根するのを確認してから植え付ける方法...
2013年春にメサガーデンから導入した黒王丸種子。6種類のFN付きの種でしたが、実生しているうちにゴチャゴチャになって、現在のどの苗がどのFNに該当するかいささか危うい状況です。それらの中でどうやら「cinerea v columna-alba KK611 powdery white stem」と表示されたものに該当しそうな苗です。これらの苗だけやたらと群生したがり、そして成長点がダメになります。いわゆる南米病でしょうかね。窮余の策としてまだ成長...
サボテン'黒王丸'を種から育ててみた【種まき:2022年12月13日〜実生10日目】
こんにちは。つばさです。 Copiapoa cinerea '黒王丸'というサボテンの実生記録です。 種まき(2022年12月13日) 種まき〜実生1週間(2022年12月19日)まで 実生2日目 実生3日目 実生4日目 実生5日目 実生6日目 実生7日目 〜実生10日目(2022年12月22日)まで 実生8日目 実生9日目 実生10日目 種まき(2022年12月13日) 黒王丸の種はこんな感じでめちゃくちゃ小さいです。 今回は22粒用意しました。 いつものようにメネデールとベンレートの希釈水に12時間くらい漬け込みました。 メネデール 活力剤 メネデール 200ml メネデール Amazon…
『イイモノコレクション・22冬』オフィシャルブログ重要な内容等を記載しておりますので必ず最後までご熟読をお願いします!!! 植物は好きですか?ここ最近の世界…
接ぎ降しのため袖ケ浦の台木からカットされた黒王丸の苗木たち。発根を待って赤玉土の用土に植えられています。大きなもので球体直径は8cm程度。実生苗を自根でここまで育てるには10年はかかりそうです。これらの苗は2~3cmほどの苗を袖ケ浦に接いで2年程度経過したものです。9月に台木から切り離し、来春の発根を待って鉢の上にひっくり返して置きました。しかし、いずれ植え込むので先般このような姿に植え込みました。温...