メインカテゴリーを選択しなおす
今日のブログは実生して二年経つ太平丸類の幼苗を取り上げてみたいと思います。2022年の春~秋に実生したものを二つの鉢に寄せ植えして、温室内の日当たりの良い棚上で育てています。一つ目の鉢は主に「太平丸」。中央右側一列のみ「小平丸」です。大きなもので球体径が1cm程度です。二つ目の鉢は横方向に上から「スーパーニコリー」、「尖紅丸」、「花王丸」、「雷帝」。左下にある小さな4本は「ニコリーx雷帝(交配種)...
昨年の夏に実生した太平丸類の幼苗たち。皆健康に育っているが、いかんせんこの種類のサボテンは成長が遅いです。(最初の画像左下の4本のみ2023年夏の実生です。ニコリーx雷帝)ここまで育つと、もうほとんど落ちこぼれる苗は出てこなくなります。あとは成長の遅いことには目をつぶりひたすら育ててゆくのみ。とはいってもそこは人の心。早く先を見てみたくなるものです。そこでサボテン界のタイムマシンの登場。接ぎ木です。前...
今日も接ぎ木ネタです。この春に行った一連の接ぎ木作業の合間に気まぐれで実生接ぎした苗たちの様子です。<エキノマスタス属「虎爪丸」><エキノカクタス属「ニコリーx雷帝 交配種」><ギムノカリキウム属「光琳玉」><ユーベルマニア属「フラビスピナ」>こうして接木成功した苗の画像を並べると今回の実生接ぎが100%成功したかとの印象を与えると思いますが、現実は厳しいです。今回は私の実生接ぎの平均打率5割をやや下...
昨年秋にヤフオクで入手した太平丸類の種子。クエン酸飽和液に20分浸漬する方法で上々の発芽率(50%程度)を得て、それらの苗を育てています。現在の姿です。うまく落札できなかった白刺翠平丸を除きほぼすべての太平丸類の苗を並べています。発芽が揃ってから一度植え替えて現在の配列になっています。発芽後半年を経て大きなものは径5mmを超えてきました。気温の上がってきたこの時期、陽光をガンガン当て、じゃぶじゃぶ潅...
今年の秋のサボテン・多肉植物のビッグバザールでは、ラフレシアリサーチさんのブースでGymnocalycium berchtiiを購入しました。毎度、ラフレシアリサーチさんはオマケ苗をくれますが、この時のオマケはアガヴェでした。今はなんと言ってもアガヴェ・ブームですからね。しか
昨日のブログテーマは「白刺翠平丸」でしたが、今宵のテーマは「雷帝」です。蒔いた種子の数が少なかったため現存する苗の数も4本。そのうちの一番見かけの良い苗です。特に「黒刺雷帝」と謳った種子ではありませんでしたが、かなり黒い棘を出しています。同期の苗でも太平丸や小平丸は大きなものでは球体の直径が10cmを超えていますが、この雷帝はまだ7cm程度です。まあ、あまり焦らず現在の雰囲気を保ったまま気長に育てて...
2013年春に一斉に播種したエキノカクタス属の太平丸類5種。このブログにこれまで登場したことはなかったと思いますが、実生しておよそ10年経過しましたので現状を記録として残すことにします。<翠平丸><花王丸><太平丸>< 小平丸><雷帝>ネットオークションで入手したものが多いため、100%種名が正しいとは保証できません。しかしそれぞれに特徴が出ていますので出鱈目なものではなさそうです。ざっと見て、翠平丸...