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今日のブログに登場するのは11年前に実生し、その後袖ケ浦の台に載せたルリ兜錦の苗です。接ぎ降した後、毎年多くの種子を提供してくれました。一昨年あたりから老境に入ったのか、開花数が激減し球体上部から子を吹くようになりました。親株はなかなか良い斑回りでしたが、子を吹いた位置が悪いためか、全ての子が全斑の苗です。残念!反対側からも撮影してみました。下部には5年ほど前に身割れした跡の大きな穴が。さて、穴の...
2/18(日)のブログでサボテン接ぎ木苗の身割れについてお伝えしましたが、今日はメセン類の身割れについてです。2/12(月)にメセン類全体に今年初めて鉢底からあふれ出るほどの本格的な水遣りをしました。そして翌週20日(火)に第二回目の水遣りをしました。翌21日朝に見回ると、予想以上の数の苗に一斉に身割れが生じていました。😮メセン類におけるこのような一斉の身割れ発生は初めての経験です。<コノフィツム・クラスツム...
昨年夏に袖ケ浦の台に載せた銀冠玉。プラ舟の中に置き露天で育てています。春の訪れにより先週から水遣りを開始しました。水遣りといってもプラ舟の底に2cm程の深さに水を満たすいわゆる腰水です。今後数日暖かな日が予想される今日、今年二度目の腰水を施しました。6つの舟に順番に水を入れてゆき、その後船の中の鉢がどれほど水を吸い込んでいるかを確認していると、異変が…パカッ!!先ほどは何ともなかった銀冠玉の一つが大...
2013年春に実生したルリ兜錦の苗たち。選別を繰り返し、残った苗を袖ケ浦の台に接いで種親に使用してきました。袖接ぎ苗ということで遠慮なく交配を繰り返し、これまで数千の種子を提供してくれました。その種子を再び実生、選別して多くの良班の苗を得ています。しかしさすがにこれらの親苗は10年を経てくたびれてきました。<苗1> 成長点近傍全体がコルク化し、開花もしなくなりました。良班かつ大疣で好きだった苗なの...
5年前に身割れしたミラクル兜です。真上から見た画像では目立たなくなってきましたが、真横から見るとドッカーンと大きなクレーターのような穴が開いたままです。この株、袖ケ浦の台に接いだものです。接ぎ木に成功してしめしめと思っているうちに大きく身割れしてしまいました。成長すればやがて目立たなくなるだろうと高をくくっていましたが、残念ながらご覧の通りです。あまり長くはない兜類の寿命を考えるとこの株に明るい未...
今日もメセンネタですみません。まだ栽培になれていないためか、コノフィツムの中で頻繁に身割れする種類があります。特に旧オフタルモ節のコノフィツムに多いです。<プラエクセツム><フリードリッヒアエ(風鈴玉)><ビレッティー><トリエブナー><ミヌタム>画像中で名札のラベルの他に、白いラベルは昨年身割れした株、赤いラベルは今年身割れした株です。多くは旧オフタルモフィルムに属するもので、二年続けて身割れし...
コノフィツムのヒリーです。 昨年の2月にシワシワで投げ売りされていたところをレスキューしてきた株です。 無事に回復してツヤツヤになったと喜んでおりました。 先日、土が乾いたのでチョロっと水やりしたところ・・・ ガーン・・・ザックリ身割れしてしまいました。 ツヤツヤのコノフィツムに水やっちゃダメなんですね・・・。 要・反省です。 傷は深いものの、すでに乾いているように見えるので、ここから雑菌に感染して枯れるような事は無さそうです。 割れたのは1株だけだったのも幸いでした。 今後は、少しシワが寄ったタイミングで水やりしようと思います。 今回、逆光気味で撮影していて、コノフィツムについて1つ誤解して…
昨日は袖台上で成長著しい牡丹類の苗をご紹介しました。同じ栽培方法でこの春に台からカットし最近発根のために仮植えした恩塚ランポー玉たちが今日の主役です。恩塚ランポー玉はランポー玉由来の幾何学的形状の美しさに”恩塚模様”が相まって自然の造形の極みと言える独特の姿を有するサボテンです。このサボテン特有の美しい姿を早く実現したいと、昨年夏に袖台に接ぎ木し、自根では3年かかりそうな成長を1年で済ませました。こ...
春の光が次第に強くなり、コノフィツム「ブルゲリ」が赤く色づいてきました。2021年秋に実生のこの株は、旧球体をパカッと割るようにして出てきました。通常ブルゲリは旧球体は新球体上に白い薄皮として張り付いて残ります。この新球全体を見るにはその薄皮をはぐ必要があるのです。しかし、この苗は身割れするように新旧交代が行われたため、いきなり新球全体表面がきれいな形で現れました。もう一つ、同じように身割れで新旧...
暖かな日が続くと予想された2/10(金)に、今年初めてメセン類に本格的な水遣りを施しました。本格的水遣りとは鉢底から水が流れ落ちる程度です。その結果、一部の苗が身割れを起こしました。<タンクアナ ヒルマリー(明玉)> もともと軽度の身割れをしていましたが、今回本格的に割れました。割れたのは旧葉のほう。これから委縮してゆく方です。新葉でなくてよかったと思っています。<ディンテランサス バンジリー(稜耀玉...
二泊で修善寺温泉に行ってきました。中日に久しぶりに伊豆サボテン公園へ行こうと計画していましたが、峠越えの道がチェーン規制。ノーマルタイヤを履いている我車では通行かなわず断念しました。それでも気になっていた御殿場周辺の積雪はごくわずかで、無事東名高速の往復し先ほど帰宅しました。今日のブログのテーマは「ヘキラン坊主」です。最初の画像にある6本の苗はすべて同時に実生したものです。上側にある三本の苗は三稜...
メセンのディンテランサスを育てています。外見はリトープスに似ていますが生長時期が若干異なるようです。ディンテランサスたちは現在新球を生成中。二枚の旧葉を押し広げて成長するものや、旧葉を身割れさせて成長するものなどいろいろなパターンが見られます。<春桃玉><妖玉><稜耀玉><幻玉><幻玉vターコイス><南蛮玉>ディンテランサス属はリトープスのような大家族ではなく色違いの亜種を入れてもせいぜい10種類...
今日のブログの主役はリトープス。人気種の「紅大内玉(Lithops optica 'Rubra')」です。2020年秋に実生したものです。種子は主にメサガーデンから購入したものですが、国内ネットオークションで入手したものとあまり変わりは無いようです。実生三年目の今年は皆開花しています。リトープスには黄花と白花がありますが、この紅大内玉は白花です。紫色の球体には白花が良く似合います。身割れをしている苗が目立ちますが、水遣りを...
以前に恩塚ランポー玉に出た坊主頭のような苗をご紹介しました。この苗は少しずつ大きくなり、やがて身割れのような現象を起こして内部に育っていた正常な形状の球体が表にクルンとひっくり返るように出てめでたしめでたしとなるものでした。今回はヘキランの実生苗の中から出てきた坊主です。比較のために同一実生群の中から出てきた正常な三角ヘキランと坊主苗を寄せ植えしていました。御覧のように、正常苗が成長しているにかか...
2013年の春に実生した銀冠玉たち。皆大きくなりました。球体の直径は10cm程度。まだ老化する年齢ではないらしく、若々しい球体から、春から秋の間に断続的に開花を見せています。銀冠玉は思っていたより大きな苗に成長しています。3本の苗に登場してもらいますが、それぞれに疣の形状に個性を見せてくれています。疣がらせん状に並びます。3苗の中では大きめの疣です。3年前に銀冠玉によくある大きな身割れを起こし、その後遺症と...