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19世紀流栽培 料理用ハーブ12種:ウォルター・ニコルのキッチンガーデン
料理用のハーブ12種類について栽培方法が手際よくコンパクトに解説されています。フレームやハンドガラスを使った促成栽培法が紹介されているのがうれしいです。 第5章 サラダ野菜とハーブの栽培 第2節 料理用ハーブ フレーム&ライト HorticulturalBuildings(...
19世紀流栽培 エンドウマメ:ウォルター・ニコルのキッチンガーデン
ここでは“早生品種から晩生品種までのタネがあれば、11月から6月まで播種して栽培できる”といったことが書いてありますが、最近はタネの価格も高くなって早生から晩成までタネを揃えるのはなかなかの贅沢ですね。 今年の春、 ミックスビーンズの中からエンドウマメを拾って蒔いて芽は出たものの...
昨日は袖台上で成長著しい牡丹類の苗をご紹介しました。同じ栽培方法でこの春に台からカットし最近発根のために仮植えした恩塚ランポー玉たちが今日の主役です。恩塚ランポー玉はランポー玉由来の幾何学的形状の美しさに”恩塚模様”が相まって自然の造形の極みと言える独特の姿を有するサボテンです。このサボテン特有の美しい姿を早く実現したいと、昨年夏に袖台に接ぎ木し、自根では3年かかりそうな成長を1年で済ませました。こ...
19世紀流栽培 ニンジン:ウォルター・ニコルのキッチンガーデン
ウォルター・ニコル先生のヤサイの栽培解説は簡明で余計なことは書いていないのが魅力です。各自の工夫の楽しみを残しておいてくれる感じがします。 第4章 キッチンガーデンの野菜の栽培 第9節 ニンジン ニンジンは、他のすべての野菜に比べて新しい土地を好み、最適な土地は少なくとも深さ...
19世紀流栽培 セロリ:ウォルター・ニコルのキッチンガーデン
19世紀の園芸書は、促成栽培法が書かれているのが私にとっては魅力です。セロリの本節でも温床やフレーム、ガラスのクロシェ利用の記述があります。 今の家庭菜園ならトンネル栽培にあたりますかね。トンネルは裾上げが結構面倒なので、21世紀のトンネルやフレームには手頃な自動換気機能が標準...
秋も深まりだいぶ涼しくなりましたので、そろそろ促成栽培の記事にもどります。 著名な造園家である WALTER NICOL 氏の書「 THE FORCING, FRUIT, AND KITCHEN GARDENER.(促成、果実とキッチンガーデナー) 」 (1802年) に、キ...