メインカテゴリーを選択しなおす
5月に開花したマユミ、6号深鉢植えで、樹高40cm程です。花後の果実は径1cm程、角張った4裂の姿で、枝にぶら下がるように着きます。熟すと果皮が4つに割れて、鮮やかな赤い種子が現れます。6月中旬の緑果、酷暑で実成りは少ないですが、8月中旬には色付いてきて、9月中旬、10月中旬には淡紅色に熟します。11月末、熟した果実は4裂し、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が顔を出します。12月下旬、1月中旬、鳥に食べられなければ、長く残っています。実が着いているので、鉢を冬囲いの中に入れず、庇下の外玄関に置いています。鉢植えの「マユミ」b晩秋の果実
「マユミ」(真弓、檀)は、ニシキギ科の落葉低木で、材質が強く、よくしなるため、弓の材料とされました。北海道~九州の山地や丘陵などに自生します。雌雄異株ですが雌木1本で実が生ります。初夏に咲く花は、淡緑色の小さな4弁花です。5月中旬、小さな丸い蕾から開花し始めました。その4日後、花後に出来た緑の果実、6月中旬です。秋から冬の赤い果実はbで、鉢植えの「マユミ」a春の花
花後に着く緑果は、晩秋には黒く熟して輝きます。9月上旬の緑の小果、10月中旬、一部で色付き始める果実も、11月上旬、竹支柱を立てて縄で縛られた、冬囲い後の12月中旬、12月末、晴天に恵まれた昨日、葉の表面に光沢があり端正て美しい葉、自宅の神棚には年中飾られています。庭のサカキ(2)晩秋の黒熟果
「サカキ」(榊)は、モッコク科の常緑小高木で、漢字で示されるように、神棚や祭壇に供え、神事に用いられます。茨木・石川県以西の温暖な地域にに分布し、新潟県では類似種の「ヒサカキ」を代用としています。通販で苗木を入手し、自宅東側軒下に植えました。楕円形の葉は、厚みのある革質で光沢があり、初夏に小さな白花を咲かせ、晩秋には黒い実を着けます。6月中旬、小さな白花の咲き始めです。葉腋に着けた白い蕾から、下向きに咲かせます。その5~7日後、花は長持ちせず、6月下旬には終盤を迎えます。遅れて咲いた花が少し、秋の実成りは(2)で、庭のサカキ(1)初夏の白花
「アリドウシ」(蟻通し)はアカネ科の常緑低木で、関東以西の薄暗い林下に自生します。(別名が一両)葉腋に1対の細長い棘があり、蟻でも刺し貫く、または、蟻のような小さな虫しか通り抜けられない→蟻通し(過去画像)径5mmほどの赤い果実が美しく、「千両・万両有り通し」と称して、正月の縁起物とします。5月中旬、蕾から開花へ、5月下旬の花、葉腋に筒状の白い4弁花を、通常は2個咲かせます。花はたくさん咲いたのですが、夏の酷暑に耐えきれずに落果し、1個だけの実成りとなりました。8月下旬、10月中旬、きれいに色付くこともできません。本来ならば、下の様に・・・過年度画像で、赤熟した果実は径5mmほどで、先端にガクが残ります。5号深鉢植えで樹高40cm余りです。正月の縁起木(5)一両(アリドオシ)
「ヤブコウジ」(藪柑子)は、ヤブコウジ科の常緑小低木で、日本~東南アジア一帯に分布し、5号浅鉢植えで樹高10~30cm、小型で草のように見えます。赤い実が美しいので、正月の縁起物として十両の別名を持ちます。山林の木陰に生育し、匍匐茎で増殖します。斑入り葉などの変異株が江戸時代より選別され、古典園芸植物の1つ。7月上旬の花、白~淡いピンクで、葉腋から下向きに咲きます。8月上旬の緑の果実、10月下旬には赤く色付きましたが、今年は実生りの数が少しでした。12月上旬、12月下旬、下は画像は、昨日外玄関で撮りました。正月の縁起木(4)十両(ヤブコウジ)
万両や千両に対比させて、百両の別名があるのが、「カラタチバナ」(唐橘)です。ヤブコウジ科の常緑小低木で、茨木・新潟県以西に分布し、陽があまり当たらない林床に自生します。5号深鉢植えで、樹高40cm程です。6月末、花の咲き始めです。花径7mmほどの白花、7月上旬の花、7月下旬、花後に着いた緑実、8月中旬、3本の花茎に、まだ緑の実が着いていますが、この後、2本の花茎が枯れてしまいました。10月末、残った1本の花茎で、実が色付いてきました。11月中旬、径8mm位の鮮赤色に熟した果実です。12月上旬、12月末~現在も、玄関を飾っています。赤実の基本種だけが残りましたが、カラタチバナには、白実が稔る園芸種があり、この鉢は、2種2株を一緒に植え、紅白の実が鑑賞できる鉢でした。白実の株が枯れなければ下画像(昨年の正月)...正月の縁起木(3)百両(カラタチバナ)
センリョウの変種で、「黄実千両」(キミノセンリョウ)です。7月上旬の花、センリョウと同じで、メシベの外側にオシベが着いた変わった形です。8月下旬の小さな緑実、10月下旬、実が大きくなりましたが、まだ緑色の実です。11月下旬、果実の色が黄色く変わって来ました。その2日後は積雪の中で、12月末です。7号深鉢植で樹高70cm余りです。正月は、赤実の千両と並んで外玄関でした。正月の縁起木(2)黄実千両
「千両」(センリョウ)は、センリョウ科の常緑小低木で、関東以西の常緑樹林下に自生し、葉の上の方に実を着けます。20年以上前、養母が正月の床の間に行けた花材の実を、春に実生したものです。7月上旬の花は変わった姿をしています。花弁が無く、花軸に緑色のメシベが着き、側面に薄緑色のオシベが直接でます。8月下旬、花後の小さな緑実です。10月下旬にはオレンジ色に変わりました。11月下旬、7号深鉢植えで樹高50cm余りの株立ち状です。12月下旬、玄関前の雪上で、外玄関で正月を迎えて、正月の縁起木(2)千両
マンリョウの園芸品種「千鳥」(チドリ)は赤実種です。葉が長めの照り葉で、縁は波打つ特徴があります。7月下旬に開花しました。10月下旬の緑実です。11月下旬、色付き始めました。12月上旬、12月末、6号深鉢植えで、樹高70cm余りです。径7~8mmの赤い果実は、夏まで落ちずについていますが、翌年の実成りを考えて、切除します。正月の縁起木(1)万両d千鳥
「白鵬」(ハクホウ)は、斑入り葉で白実の品種です。7月下旬の花、8月初めの花、この鉢も酷暑の夏に実が育たず、11月下旬、僅か3個だけの実成りでした。12月上旬、実の大きさも小ぶりでした。下は、昨年の元旦の画像です。今年は雪の無い正月です。正月の縁起木(1)万両c白鵬
万両は古典園芸植物として、江戸時代に多様な園芸品種群が形成されました。「恵比寿」(エビス)は、斑入りの縮れ葉種の1つです。7月下旬の花、8月初めの花、花はたくさん咲いたのですが、夏の酷暑で、緑実の内に落果し、実成りは1個だけとなりました。11月下旬の色付き始め、12月上旬と中旬(下)の赤熟果です。昨年の正月はこんな実成りでした。正月の縁起木(1)万両b恵比寿
冬に熟す果実が美しく、名前がめでたいので、正月の縁起物とされる「万両」(マンリョウ)です。ヤヤブコウジ科の常緑低木で、関東以西の林内に自生します。7月下旬に咲いた花、径1cm弱の白花に、褐色の斑点が着きます。長楕円形で光沢のある葉は、革質で縁にギザギザがあります。10月下旬の緑実、11月下旬の色付いてきた果実、12月上旬、葉の下に着いた実が垂れ下り、鳥に食べられにくい。12月末の赤熟果、5号深鉢植で樹高数10cmです。鳥に食べられなければ、夏までも実が着いています。正月の縁起木(1)万両a基本種
ナンテンは「難を転ずる」に通じる縁起の良い樹とされ、晩秋には赤き果実をたくさん稔らせます。10月10月下旬、果実が色付いてきました。11月上旬、赤い実は径6~7mmの球形で、中に種子が2粒入っています。11月中旬、11月下旬、12月上旬、12月中旬、大晦日の昨日、ナンテンの赤い実には、苦みを伴う薬用成分があり、人にも鳥にも量が過ぎれば有毒となります。まだヒヨドリが食べないので、当分赤い実が鑑賞できます。ブログ作成中に大きな地震に見舞われました。災い転じて福となせるよう祈ります。庭の「ナンテン」(2)晩秋の赤い実
明けましておめでとうございます。新年もよろしくお願いいたします。「ナンテン」(南天)はメギ科の常緑低木で、日本、中国、東南アジアに分布します。「南天」を「難転」とかけて、災厄を追い返すとし、門や玄関近くに植えられ、正月飾りにもよく使われます。以前より玄関脇に植えられていた樹を、自宅改築時にも、玄関の東、自宅南東隅に移植しました。初夏に白い花を、晩秋から初冬にかけて赤い果実を稔らせます。6月中旬、蕾が開き始めました。白い6弁花だが、うち3枚はすぐに脱落します。メシベの周りに6個のオシベ、6月下旬、花の終盤です。花の後には細長い緑の果実が、7月中旬、花後の果実は、小さな丸い緑果となりました。晩秋の丸い赤熟果は(2)で、庭の「ナンテン」(1)初夏の白花
「ヒサカキ」(非榊、姫榊)はツバキ科又はサカキ科の常緑小高木で、葉は小さいが革質で艶があり、枝が横向きに出ます。榊(サカキ)の代替として、宗教的に利用され、市内のスーパー等では、切り枝をサカキとして販売しています。鳥が運んできた種で勝手に他の鉢で芽生えて、その鉢を占領しました。3月末の花、枝の下側に、白~クリーム色で壺型の花が多数咲きます。独特の芳香(臭気)を放ちます。4月初め、花後の果実は9月中旬までは緑色で、10月には黒色になり、11月下旬の黒い実は、径4~5mmほどの球形の液果です。鉢植えの「ヒサカキ」—花と実
「紫式部」(ムラサキシキブ)はクマツヅラ科の落葉低木です。枝が直立し、果実の付き方が疎らですが、紫色が美しい。(多く栽培されているのはコムラサキで、弓状に枝をしならせ、果実をビッシリ着けています。)花は6月に、淡紫色の小花を咲かせました。夏の酷暑で、今年の結実は1房だけとなりました。9月中旬の緑の果実、10月下旬には紫色に変わりました。11月上旬、11月下旬です。昨年はたくさんの実成リがあったので、比較にアップします。鉢植えの「紫式部」
ハナミズキの紅花種、秋の果実2023のまとめです。4月下旬の開花時、花後の緑果が色付き始めた8月下旬、9月中旬、10月上旬には葉も色付いてきました。10月中旬、来年の蕾も用意していました。10月下旬、離れて見ると紅葉に埋もれて、果実が見えませんが、アップで見ると、紅葉と赤熟した果実が、11月中旬、紅葉が枯れ落ちてきました。果実も鳥に突かれ、落果しています。11月下旬の晴天の朝、残り実が青空に映えて、最期の輝きを見せています。庭の「ハナミズキ」(4)秋の果実ー紅花種
庭に紅白のハナミズキを植え、4月中旬~5月上旬に開花し、5月14日と20日にブログアップしました。秋の果実、紅葉とともに赤熟する白花種のまとめです。玄関右手前の4月下旬の花、右端に西洋シャクナゲ、下端にツツジの花も、以下白花種で、8月下旬の果実、酷暑の夏に葉焼けする中で、9月上旬、9月中旬、10月上旬、果実が赤く色付きました。10月中旬、10月下旬の紅葉と赤い果実、11月上旬、連日落葉が続きます。11月中旬、葉数が減って、赤い実が目立ってきました。11月20日、小雨降る朝、殆どの葉が落ちて、赤い果実が輝きます。本日、朝陽を受けて、玄関から逆光で、背景は実生のススキとヤマボウシ・紅富士の紅葉です。庭の「ハナミズキ」(4)秋の果実ー白花種
「ウメモドキ」(梅擬)はモチノキ科の落葉低木で、雌雄異株です。本州~九州の山野に自生し、葉や花が梅に似ているのが名の由来です。親株の今年は花も実も僅かでしたが、自然実生で古典菊の鉢に育った子苗が、菊を滅ぼしてて樹高30cm程に成長し、雌木で実成りを見せました。6月初めの花は過去画像で、花径4mm程の淡紫色の花です。9月中旬、5mm程の球形の緑果が、色付いてきました。10月中旬の赤熟果です。葉も黄葉してきました。10月下旬です。11月初め、葉が枯れてきました。11月中旬、落葉しても、赤い果実は着いたままで、この後も長く観賞できます。鉢植えの「ウメモドキ」花と実
花後の緑の果実は、秋の紅葉とともに色付き、10月中旬の姿です。10月下旬、紅葉と同様に赤く色付いた果実が、果皮がめくれて、オレンジ色の仮種皮に包まれた種子が出ます。11月上旬、鮮やかな紅葉を見せた葉も多くが散って、その5日後、11月中旬、一昨日の実成り姿は、紅葉を落として、オレンジの種子が輝いています。花とともに果実が美しい樹木を、実物樹木として栽培しています。鉢植えの「ニシキギ・コンパクタ」(2)秋の紅葉と実
「ニシキギ・コンパクタ」は、ニシキギ科の落葉低木で、樹高1m以下の矮性種で、コルク質の翼が無い品種です。春の花は黄緑色の4弁花です。5号深鉢植えで、樹高は50cm位です。5月上旬の開花です。その7日後、黄緑色の花はあまり目立ちませんが、秋の紅葉と果実が魅力です。→(2)へ続きます。鉢植えの「ニシキギ・コンパクタ」(1)春の花
花後は、緑の果実が生りますが、今年は撮影し忘れたので、次の2枚は過去画像で、8月の緑果が、9月に色付き始めました。10月中旬には、赤く熟し、同時に緑の葉も黄葉して来ました。(紅葉する樹もあるそうですが、)10月下旬、11月上旬、黄葉が進み、実は鳥に食べられず、シワシワになってきました。昨日からの雨風で、一斉に落葉してきました。鉢植えの「カマツカ」(2)秋の赤熟果
「カマツカ」(鎌柄)は、バラ科の落葉小高木で、北海道南部~九州にかけて、低地や丘陵の林縁に自生します。名は材質が粘り強く折れにくいので、鎌の柄に使われたことから。山地で5~7mになる樹ですが、27X20cm角鉢植えで、樹高50cm程です。春に咲く花は小さな白い5弁花で、枝先に半球状に着きます。5月上旬、小さな丸い蕾から、開花し始めました。5月中旬、お椀状に丸い花弁が次々開いて、その3日後、満開です。秋の赤い果実と黄葉は(2)で、鉢植えの「カマツカ」(1)春の白花
径1cm程の球形の緑果は、秋に赤く熟し、朱赤色の種子を吊り下げます。9月中旬、緑の葉と果実が、ともにピンクに色付き始めました。10月上旬の赤い果実と紅葉です。10月中旬になると、球形の果実が5裂して、中から朱色の仮種皮に包まれた種子が吊下ってきました。全ての種子が吊下ってから記録写真をと待っていたら、1日で殆んどの種子を野鳥に食べられてしまいました。果実の殻だけ残った、7号深鉢植え樹高80cm余りの姿です。参考に、私のウォーキングコースの1つ、国道352号線沿いで、1本だけ植えられているツリバナの街路樹(樹高3m程)です。特に今年は、たくさんの種子が吊下っています(10月26日)。鉢植えの「ツリバナ」(2)朱赤色の種子と紅葉
「ツリバナ」(吊花)はニシキギ科で、低地~山地の林縁に自生する3~6mの落葉小高木です。花や実が垂れ下がって着くところからの和名です。5月上旬、丸い蕾から、開花してきました。葉腋から花柄を伸ばし、枝分かれして下垂し、淡紫色を帯びた5弁花(径8mm程)を開きます。(花色は黄緑色、緑白色、淡紫色と幅があるようです)小さな5弁花は、花盤が発達し、メシベ1個にオシベ5個です。5月中旬の花、花弁が落ち始めました。花後の果実は径1cm程の球形になり、8月末では黄緑色です。一部の葉が黄葉してきました。秋には朱色になって、5裂して種子が出ます。(2)へ続きます。鉢植えの「ツリバナ」(1)花から緑果へ
「風鈴ガマズミ」は中国原産で、レンブクソウ科の落葉低木です。白い小花、赤い果実、紅葉が美しい。7号深鉢植えで、樹高が100cm程になりました。開花し始めた4月下旬です。満開に近い5月上旬です。花後の緑果、7月上旬です。秋の赤い果実と紅葉は(2)で、鉢植えの「風鈴ガマズミ」(1)白花から緑果へ
7月には緑色で扁平な果実でした。8月中旬になると、果実の色が黄色を帯びて来ました。9月下旬、黄色い果実が丸みをを増してきました。10月中旬、果実が赤熟してきました。10月20日、日本のガマズミよりも細長い形の葉が、紅葉してきました。同時に熟果が野鳥に食べられます。6日後の昨日、残り実を少し着けた、独特な色合いの紅葉姿です。花・果実・紅葉、夫々に美しく変わる風鈴ガマズミでした。鉢植えの「風鈴ガマズミ」(2)赤熟果と紅葉
「西別コケモモ」は、北海道東部の亜高山~高山帯で、林縁や礫地に生える常緑小低木です。4号深鉢植えで、樹高10cm前後です。5月に咲いた花、桃色がかった白い釣鐘型の花を下向きに咲かせました。花後の果実は、異常な酷暑と乾燥で落果しましたが、9月の過去画像です。結実しなかった実物樹木(5)「西別コケモモ」
「ナツハゼ」(夏櫨)はツツジ科の落葉低木で、全国の山地丘陵に自生するそうです。職場の先輩からいただいた鉢植えは、以後30数年経て、今年は花も僅かでした。挿し木で育った3号の小鉢植えが、多くの花を咲かせました。5月下旬に咲いた花、花径4~5mm程の釣鐘型のです。花後の果実は、夏を越すことが出来ずにすべて落果しました。参考に過去画像で、7月下旬の茶色い果実、10月まで持てば、黒熟します。夏からハゼノキのような紅葉が見られるのが、名の由来です。この樹も強い陽射しを避けて、半日陰に鉢を移すべきでした。結実しなかった実物樹木(4)「ナツハゼ」
「オトコヨウゾメ」(男莢迷)は、レンプクソウ科ガマズミ属の落葉低木で、関東以南~九州の雑木林に自生します。名の由来、オトコは食用にならない(男ヨモギ、男ゼリなど)という意味と、ガマズミの方言で、イヨゾメ、ヨウゾメ、ヨンゾメなどが一緒になって、食べられないガマズミということから、6号深鉢植えで、株立ちとなって樹高120cmになり、4月20日、たくさんの白花が房状に吊下って開花してきました。その5日後です。先が5裂する合弁花で、ピンクのメシベが1個、クリーム色のオシベが5個です。今までも実成りが少ない樹でしたが、今年は1粒も無しです。(参考に)昨年の10月中旬、紅葉の中に赤い実が吊下りました。もともと半日陰を好み、乾燥が苦手な品種のようなので、来年は鉢の置き場も変えてみます。結実しなかった実物樹木(3)「オトコヨウゾメ」
「姫リンゴ」はバラ科の落葉低木で、小さなリンゴを生らせる園芸種で、小鉢栽培が出来ます。4月中旬に咲いた白花です。その数日後、花弁を散らし始めました。花後に小さな実が着いたのですが、成熟できずに終わりました。10~11月に、小さなリンゴの実が赤く熟すのですが、過去画像で、結実しなかった実物樹木(2)「姫リンゴ」
春の花と秋の実成りを楽しみにしている実物樹木、7月下旬からの異常な暑さと乾燥で、花は咲いたが実が生らなかった鉢植えです。「トキワガマズミ・イブプラス」は、種苗会社の商品名で、「ビバーナム・ティヌス」という地中海地方原産の園芸種のようです。レンプクソウ科の耐寒性常緑低木です。6号深鉢植で、樹高50cm余りです。春3月末の蕾、雪囲いの中で越冬し、常緑葉に傷みがありますが、たくさんのピンクの花蕾が出来ています。4月中旬に、白花を開花しました。途中で落果しなければ、コバルトブルーの美しい果実なのですが、昨年の9月下旬の画像です。結実しなかった実物樹木(1)「トキワガマズミ・イブプラス」
「白山吹」(シロヤマブキ)はバラ科シロヤマブキ属の落葉低木です。中国地方瀬戸内海側の山地、香川・兵庫・福井県の限られた地域に自生する一属一種の絶滅危惧種です。散歩中に種子をいただき、実生して育てた鉢植えです。春に白い4弁花を咲かせ、秋に黒熟果を稔らせました。今年は蕾が1個だけでした。4月20日、花弁の開き始めです。左に伸びた枝先には前年の種子が着いたままです。4月24日、開花しました。花径3cmほどの白い4弁花(山吹は5弁花)です。5月5日の花です。メシベは4本で、多数のオシベに囲まれています。9月18日(昨日)、果実が黒熟していました。左は枯れ枝に付いたままの昨年の果実で、右端の1個が今年の果実です。6号深鉢植えで、樹高は30cm程。枝は横に伸び、横幅が60cm程で、右上にも昨年の果実が付いたままです。鉢植えの「白山吹」花と実
ヤブデマリはスイカズラ科の落葉低木で、関東以南の林中などに自生し、基本種は白花です。「ピンクビューティー」は園芸品種で、花色が白色からピンクに変化し、赤い実を稔らせます。4号鉢植えで、幹が途中で折れて樹高は高さ10cm、横に25cm程枝張りしています。今年は1輪だけの開花でした。5月上旬の咲き始め、ガクアジサイ型の花です。その7日後、中心部の両性花も咲き出しました。5月中旬の花、両性花は小さな白い5弁花で、オシベが目立ちます。5月下旬、ガクのピンク色が、今年は薄い。6月上旬、花の終わりです。6月下旬、花後の果実は2個だけ稔り、赤くなってきました。7月初め、枝先が折れ落ちました。参考に、たくさん咲いた昨年の画像です。鉢植えのヤブデマリ「ピンクビューティー」の花と実
「アオキ」(青木)はアオキ科の常緑低木で雌雄異株、日本原産で、東北南部関東以西の森林内に自生し、北海道や本州北部日本海側多雪地にはヒメアオキがが自生します。7月上旬の小さな緑果まではブログアップ済み、2月20日(1)、12月中旬、果実は大きくなってもまだ緑色のままで冬を迎えます。2月下旬、雪囲いされた雪中のアオキです。雪の中でも葉や枝が青々として→青木雪ほとんど消えた3月上旬、黄色味を帯びた果実の一部がヒヨドリに食害されたので、防鳥網を掛けました。3月中旬、網に守られて果実が赤く色付いてきました。3月下旬、網を外して、緑葉の中で輝く赤熟果を撮ります。新枝の先には、新しい花芽が出てきました。4月上旬、赤熟果を着けたまま、開花しました。雌株なので、花は雌花だけ、緑色の花柱を囲んで、赤褐色の4弁花です。4月20...庭の「アオキ」(2)緑果から赤熟果へ
「西別コケモモ」(西別苔桃)はツツジ科の常緑小低木で、北海道東部の亜高山~高山の林縁・草地・礫にに自生します。ポット苗を4号深鉢に植えて、樹高10cm程です。5月上旬に咲いた花は、ピンクを帯びた壺型の花です。メシベが1本長く伸び出し、黄色いオシベが周りを囲んでいます。5月下旬、花弁を落とした後、小さな果実が出来るのですが、昨夏の酷暑で1個も稔ることなく、果穂が枯れました。参考に、美しい赤い果実を過去画像で、8月中旬、9月初め、9月下旬です。鉢植えの「西別コケモモ」花と実
「アオキ」(青木)はアオキ科(またはミズキ科)の常緑低木で、青々とした葉と、赤い果実が特徴です。日本原産で、北海道南部から沖縄に分布します。(北海道と本州北部日本海側は、変種のヒメアオキが分布)庭に鳥が運んで来たと思われる種子から、芽生えたアオキです。自宅北側の塀際で、ブルーベリーの樹の脇に芽生えました。殆ど日陰になる場所ですが、樹高120cm程に育ちました。雌雄異株なので、雄株なら伐採したのですが、雌株でした。春に赤い実を着けながら、雌花を開花させました。前年、果実が赤熟するとヒヨドリが食べ食べ尽したので、3月末、防鳥網を掛けました。4月上旬、緑の葉や茎の中に赤い実がきれいです。実の付いてない枝先には花蕾が育っていました。4月中旬、開花しました。褐色を帯びた紫色の4弁花です。枝先に小花を穂のようにまとめ...庭の「アオキ」(1)春の花と赤い実
「ヒメイチゴノキ」(姫イチゴの木)はツツジ科の常緑性低木、南ヨーロッパ原産の園芸品種で、花木で果樹でもあります。晩秋に咲く花は、少しピンクを帯びた、壺型の白花です。開花は10~12月で、この頃に前年の花の果実が熟すので、花と果実が同時に観賞できる、珍しい花木です。10月中旬の小さな蕾が、膨らんで、10月下旬、開花し始めました。11月上旬の花、7号深鉢植えで、樹高50cm、横幅60cm位です。開花期には、前年の花の果実が熟してくるのですが、昨夏の酷暑で夏に落果し、1個だけ上画像の左上に残っています。1cm余りの果実は、緑からオレンジ、赤色へと変化します。11月中旬、11月下旬、12月中旬、遅れて咲いてきた花と、オレンジ色に変わった果実です。花が終わり、茶変した花弁を落とすと小さな実が着いています。この果実が...鉢植えの「ヒメイチゴノキ」花と実
「ヒサカキ」(非榊、姫榊)は、本州~沖縄に分布する常緑小高木で、科名は?ツバキ科、サカキ科、モッコク科など、葉は革質で艶があり、サカキ(榊)の代用として使用されます。茶ノ木を挿し木した鉢に、鳥が運んできた種から芽生えて鉢を占領しました。雌雄異株で、雌株が育ちました。4月上旬の花、(昨春に撮り忘れ、過去画像です)枝の下側に、白~クリーム色の壺状の花がたくさん咲きます。独特の芳香(臭気)を放ちながら、雌木なので、雌花だけで、雌しべ1個だけの5弁花です。(雄木には雄しべが10~15個の雄花が咲きます。)運ばれて庭に雄木がありませんが、他所から花粉が運ばれてきます。10月中旬には、黒く丸い液果が生りました。果径は5~10mm余り。黒い果実の着いた枝先には、来春用の花蕾が着いています。12月中旬、冬囲いの中に移す直...鉢植えの「ヒサカキ」花と実
「アリドオシ」(蟻通し)は、アカネ科の常緑小低木で、関東以西の薄暗い林下に自生します。5号深鉢植えで、樹高50cm余りになりました。葉腋に1対の細長い棘を持ち、名の由来は、棘が蟻でも刺し貫く、又は、蟻のような小さな虫しか通り抜けられないことから。地域によっては、「千両・万両有り通し」と称して、正月の縁起物とする。冬に赤熟する果実が美しく、別名が「一両」です。5月中旬、蕾から、筒状の白い4弁花を咲かせました。5月下旬の花、日が当たらない北側軒下が定位置ですが、開花中は玄関前に置き、花後も少し日当たりに置いてしまいました。昨夏の酷暑で、葉枯れと若い実が全て落果してしまいました。従って、果実の画像は全て過去画像です。7月下旬の緑実、1月上旬の赤熟果、径5mm位です。鉢植えの縁起木(5)「アリドオシ」
5号浅鉢植えの「ヤブコウジ」、地下茎で増殖し、樹高は20cm前後です。花後の果実は秋に赤熟しました。8月上旬の緑果です。10月初めから、緑果が色変わりし始めました。10月下旬、多くの実が赤く染まりました。正月を飾った後の1月7日、赤熟した実の径は6~8mm、玄関外に出して、水やり後に日光浴です。鉢植えの縁起木(4)「ヤブコウジ」b果実
「ヤブコウジ」(藪柑子)は、ヤブコウジ科の常緑小低木で、樹高10~30cmで小さく、草のように見えます。藪の中に自生し、葉の形が柑子(コウジ)ミカンに似ています。冬に着ける赤実が美しく、別名が「十両」です。斑入り葉の変異株が、江戸時代より選別栽培され、古典園芸植物としては「紫金牛」(ヤブコウジ)と呼びます。6月下旬、20cm程の茎先の葉腋に、下向きに着く蕾が開いてきました。花冠が5つに裂け、径5~8mmです。7月初めの花です。淡いピンクを帯びた白花で、細かな斑点が入ります。7月末、花後の緑の果実です。赤い果実への変化は(2)で、鉢植えの縁起木(4)「ヤブコウジ」a花
神事に用いられる「サカキ」(榊)は温暖地に自生するので、新潟県では「ヒサカキ」で代用し、スーパーなどではヒサカキをサカキとして売っています。6月に径1.5cm程の白い5弁花を咲かせた後、小さな緑の果実は、冬には径7~8mmの黒く輝く果実となりました。7月中旬の緑果です。8月下旬、9月中旬、10月上旬になって、緑の果実が茶色に色付き始めました。11月上旬、11月中旬になると、こげ茶色の果実の中に、黒い果実が出てきました。新年を迎えて1月7日、黒い果実が輝いています。植えた場所は自宅の北東軒下で、樹高は1m数10cmになりました。12月中旬の冬囲いで、竹支柱を立てて縄縛りされています。直ぐ後に約1mの大雪となりましたが、その後は消える一方で、株元ではヒマラヤユキノシタが咲いています。庭植え「サカキ」の花と実(2)果実
「サカキ」(榊)はモッコク科の常緑小高木です。楕円形の葉は厚みがある革質で、光沢があり、神棚や祭壇に供え、神事に用いられます。関東以西の温暖地に分布し、関東以北ではヒサカキを代用とします。6月に白い小さな5弁花を、葉の下に下向きに咲かせます。6月中旬の蕾から、花弁が開いて、白い5弁花を咲かせました。この花は長持ちせずに黄変します。7月中旬、花後に着いた緑実です。正月の神棚、榊は年中お供えしています。黒く輝く実成りは(2)で、庭植え「サカキ」の花と実(1)花
「カラタチバナ」(唐橘)は、ヤブコウジ科の常緑小低木で、茨木、新潟県以西に分布し、日照の少ない林床に自生します。細長い葉が特徴で、別名が百両(万両・千両に対して)です。赤実種と白実種を5号深鉢に植えて、樹高40cm程です。6月下旬~7月上旬に、白花を咲かせました。花後に小さな緑果を着けます。秋9月下旬には、果実が肥大し、赤実種は色付き始めます。10月下旬には、クリーム色の白実種と、赤実種に分かれました。12月中旬、正月の玄関を飾り、5日の晴れ間に玄関前の雪上で、鉢植えの縁起木(3)「カラタチバナ」(百両)
花弁を落とした雌花は、晩秋には、木苺を大きくしたような赤く丸い集合果を作ります。10月下旬までは、緑の果実でしたが、11月上旬には色付き始め、11月中旬には、赤い果実が増えてきました。11月下旬です。12月上旬、遅れて開花し、まだ赤くならない果実もありますが、たくさんの実成りです。12月中旬、冬囲いされた、初積雪の後、右はアケビの樹です。斑入り葉種を植えたのですが、斑の入らない緑葉の枝もでます。混じっている小さな葉は白アケビです。昨日1月6日の午後です。12月20日には、約100cmあった積雪が、40cm程に減り小雨が降っています。常緑樹ですが、雪国なので、春までには落葉します。庭植え「サネカズラ」の花と実(2)果実
センリョウには、黄色い実を着ける「キミノセンリョウ」(黄実の千両)があります。HCで苗を入手、現在は7号深鉢植えで樹高70cmを越えました。7月初めの花、センリョウと同じで、花弁が無く、緑の雌しべに黄色い雄しべが直接ついた変わった形です。8月初め、雄しべが落ちて、果実が育ってきます。9月上旬、緑色の果実が生育します。10月中旬、11月上旬、果実の色が緑から黄色に変わり始めました。11月下旬には、ほぼ黄色に変わりました。12月中旬の黄熟した果実です。鉢植えの縁起木(2)b「キミノセンリョウ」
「サネカズラ」(実葛)は、マツブサ科の常緑つる性樹木で、主に関東以西の野山に分布します。昔、ツルから粘液を採って整髪料に使ったため、「美男カズラ」の別名があります。夏に開花し、冬に赤い実を着けます。庭の北西隅に、アケビと並べて植えました。緑の丸い蕾から、開花するとクリーム色の花弁で、雌雄異花です。早いものは6月から、今年は、真夏に休んで9月に多く咲きました。雄花は、紅色の雄しべが小球状に固まってつきます。雌花は、中心に淡い緑色の雌しべが小球状に固まってつきます。花後の9月下旬、花弁を落とした雌花が小さな緑実になります。冬にかけて肥大赤熟する果実は(2)で、庭の「サネカズラ」の花と実(1)花
「センリョウ」(千両)は、センリョウ科の常緑小低木で、関東以西の比較的暖かい常緑樹林下に自生します。正月に床の間に飾った生花を処分するときに、実を採取し鉢に蒔いて、実生から育てました。7号深鉢植えで、樹高70cmほどになりました。花や実は葉の上に上向きにつきます。7月上旬に咲いた花には、花弁が無く、花軸に緑色の雌しべが着き、側面に黄色い雄しべが直接出るという変わった姿です。8月上旬、花後の小さな緑実です。9月上旬の果実、10月下旬には、果実が色付き、オレンジ色になりました。10月末、11月上旬の果実、今年は小さい実のままで成熟しないものが多くありました。11月下旬、例年と違って、花や実付きが疎らでした。12月中旬、控えめに、外玄関で正月を祝っています。鉢植えの縁起木(2)a「センリョウ」