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ハナミズキの紅花種、秋の果実2023のまとめです。4月下旬の開花時、花後の緑果が色付き始めた8月下旬、9月中旬、10月上旬には葉も色付いてきました。10月中旬、来年の蕾も用意していました。10月下旬、離れて見ると紅葉に埋もれて、果実が見えませんが、アップで見ると、紅葉と赤熟した果実が、11月中旬、紅葉が枯れ落ちてきました。果実も鳥に突かれ、落果しています。11月下旬の晴天の朝、残り実が青空に映えて、最期の輝きを見せています。庭の「ハナミズキ」(4)秋の果実ー紅花種
庭に紅白のハナミズキを植え、4月中旬~5月上旬に開花し、5月14日と20日にブログアップしました。秋の果実、紅葉とともに赤熟する白花種のまとめです。玄関右手前の4月下旬の花、右端に西洋シャクナゲ、下端にツツジの花も、以下白花種で、8月下旬の果実、酷暑の夏に葉焼けする中で、9月上旬、9月中旬、10月上旬、果実が赤く色付きました。10月中旬、10月下旬の紅葉と赤い果実、11月上旬、連日落葉が続きます。11月中旬、葉数が減って、赤い実が目立ってきました。11月20日、小雨降る朝、殆どの葉が落ちて、赤い果実が輝きます。本日、朝陽を受けて、玄関から逆光で、背景は実生のススキとヤマボウシ・紅富士の紅葉です。庭の「ハナミズキ」(4)秋の果実ー白花種
「ウメモドキ」(梅擬)はモチノキ科の落葉低木で、雌雄異株です。本州~九州の山野に自生し、葉や花が梅に似ているのが名の由来です。親株の今年は花も実も僅かでしたが、自然実生で古典菊の鉢に育った子苗が、菊を滅ぼしてて樹高30cm程に成長し、雌木で実成りを見せました。6月初めの花は過去画像で、花径4mm程の淡紫色の花です。9月中旬、5mm程の球形の緑果が、色付いてきました。10月中旬の赤熟果です。葉も黄葉してきました。10月下旬です。11月初め、葉が枯れてきました。11月中旬、落葉しても、赤い果実は着いたままで、この後も長く観賞できます。鉢植えの「ウメモドキ」花と実
花後の緑の果実は、秋の紅葉とともに色付き、10月中旬の姿です。10月下旬、紅葉と同様に赤く色付いた果実が、果皮がめくれて、オレンジ色の仮種皮に包まれた種子が出ます。11月上旬、鮮やかな紅葉を見せた葉も多くが散って、その5日後、11月中旬、一昨日の実成り姿は、紅葉を落として、オレンジの種子が輝いています。花とともに果実が美しい樹木を、実物樹木として栽培しています。鉢植えの「ニシキギ・コンパクタ」(2)秋の紅葉と実
「ニシキギ・コンパクタ」は、ニシキギ科の落葉低木で、樹高1m以下の矮性種で、コルク質の翼が無い品種です。春の花は黄緑色の4弁花です。5号深鉢植えで、樹高は50cm位です。5月上旬の開花です。その7日後、黄緑色の花はあまり目立ちませんが、秋の紅葉と果実が魅力です。→(2)へ続きます。鉢植えの「ニシキギ・コンパクタ」(1)春の花
花後は、緑の果実が生りますが、今年は撮影し忘れたので、次の2枚は過去画像で、8月の緑果が、9月に色付き始めました。10月中旬には、赤く熟し、同時に緑の葉も黄葉して来ました。(紅葉する樹もあるそうですが、)10月下旬、11月上旬、黄葉が進み、実は鳥に食べられず、シワシワになってきました。昨日からの雨風で、一斉に落葉してきました。鉢植えの「カマツカ」(2)秋の赤熟果
「カマツカ」(鎌柄)は、バラ科の落葉小高木で、北海道南部~九州にかけて、低地や丘陵の林縁に自生します。名は材質が粘り強く折れにくいので、鎌の柄に使われたことから。山地で5~7mになる樹ですが、27X20cm角鉢植えで、樹高50cm程です。春に咲く花は小さな白い5弁花で、枝先に半球状に着きます。5月上旬、小さな丸い蕾から、開花し始めました。5月中旬、お椀状に丸い花弁が次々開いて、その3日後、満開です。秋の赤い果実と黄葉は(2)で、鉢植えの「カマツカ」(1)春の白花
径1cm程の球形の緑果は、秋に赤く熟し、朱赤色の種子を吊り下げます。9月中旬、緑の葉と果実が、ともにピンクに色付き始めました。10月上旬の赤い果実と紅葉です。10月中旬になると、球形の果実が5裂して、中から朱色の仮種皮に包まれた種子が吊下ってきました。全ての種子が吊下ってから記録写真をと待っていたら、1日で殆んどの種子を野鳥に食べられてしまいました。果実の殻だけ残った、7号深鉢植え樹高80cm余りの姿です。参考に、私のウォーキングコースの1つ、国道352号線沿いで、1本だけ植えられているツリバナの街路樹(樹高3m程)です。特に今年は、たくさんの種子が吊下っています(10月26日)。鉢植えの「ツリバナ」(2)朱赤色の種子と紅葉
「ツリバナ」(吊花)はニシキギ科で、低地~山地の林縁に自生する3~6mの落葉小高木です。花や実が垂れ下がって着くところからの和名です。5月上旬、丸い蕾から、開花してきました。葉腋から花柄を伸ばし、枝分かれして下垂し、淡紫色を帯びた5弁花(径8mm程)を開きます。(花色は黄緑色、緑白色、淡紫色と幅があるようです)小さな5弁花は、花盤が発達し、メシベ1個にオシベ5個です。5月中旬の花、花弁が落ち始めました。花後の果実は径1cm程の球形になり、8月末では黄緑色です。一部の葉が黄葉してきました。秋には朱色になって、5裂して種子が出ます。(2)へ続きます。鉢植えの「ツリバナ」(1)花から緑果へ
「風鈴ガマズミ」は中国原産で、レンブクソウ科の落葉低木です。白い小花、赤い果実、紅葉が美しい。7号深鉢植えで、樹高が100cm程になりました。開花し始めた4月下旬です。満開に近い5月上旬です。花後の緑果、7月上旬です。秋の赤い果実と紅葉は(2)で、鉢植えの「風鈴ガマズミ」(1)白花から緑果へ
7月には緑色で扁平な果実でした。8月中旬になると、果実の色が黄色を帯びて来ました。9月下旬、黄色い果実が丸みをを増してきました。10月中旬、果実が赤熟してきました。10月20日、日本のガマズミよりも細長い形の葉が、紅葉してきました。同時に熟果が野鳥に食べられます。6日後の昨日、残り実を少し着けた、独特な色合いの紅葉姿です。花・果実・紅葉、夫々に美しく変わる風鈴ガマズミでした。鉢植えの「風鈴ガマズミ」(2)赤熟果と紅葉
「西別コケモモ」は、北海道東部の亜高山~高山帯で、林縁や礫地に生える常緑小低木です。4号深鉢植えで、樹高10cm前後です。5月に咲いた花、桃色がかった白い釣鐘型の花を下向きに咲かせました。花後の果実は、異常な酷暑と乾燥で落果しましたが、9月の過去画像です。結実しなかった実物樹木(5)「西別コケモモ」
「ナツハゼ」(夏櫨)はツツジ科の落葉低木で、全国の山地丘陵に自生するそうです。職場の先輩からいただいた鉢植えは、以後30数年経て、今年は花も僅かでした。挿し木で育った3号の小鉢植えが、多くの花を咲かせました。5月下旬に咲いた花、花径4~5mm程の釣鐘型のです。花後の果実は、夏を越すことが出来ずにすべて落果しました。参考に過去画像で、7月下旬の茶色い果実、10月まで持てば、黒熟します。夏からハゼノキのような紅葉が見られるのが、名の由来です。この樹も強い陽射しを避けて、半日陰に鉢を移すべきでした。結実しなかった実物樹木(4)「ナツハゼ」
「オトコヨウゾメ」(男莢迷)は、レンプクソウ科ガマズミ属の落葉低木で、関東以南~九州の雑木林に自生します。名の由来、オトコは食用にならない(男ヨモギ、男ゼリなど)という意味と、ガマズミの方言で、イヨゾメ、ヨウゾメ、ヨンゾメなどが一緒になって、食べられないガマズミということから、6号深鉢植えで、株立ちとなって樹高120cmになり、4月20日、たくさんの白花が房状に吊下って開花してきました。その5日後です。先が5裂する合弁花で、ピンクのメシベが1個、クリーム色のオシベが5個です。今までも実成りが少ない樹でしたが、今年は1粒も無しです。(参考に)昨年の10月中旬、紅葉の中に赤い実が吊下りました。もともと半日陰を好み、乾燥が苦手な品種のようなので、来年は鉢の置き場も変えてみます。結実しなかった実物樹木(3)「オトコヨウゾメ」
「姫リンゴ」はバラ科の落葉低木で、小さなリンゴを生らせる園芸種で、小鉢栽培が出来ます。4月中旬に咲いた白花です。その数日後、花弁を散らし始めました。花後に小さな実が着いたのですが、成熟できずに終わりました。10~11月に、小さなリンゴの実が赤く熟すのですが、過去画像で、結実しなかった実物樹木(2)「姫リンゴ」
春の花と秋の実成りを楽しみにしている実物樹木、7月下旬からの異常な暑さと乾燥で、花は咲いたが実が生らなかった鉢植えです。「トキワガマズミ・イブプラス」は、種苗会社の商品名で、「ビバーナム・ティヌス」という地中海地方原産の園芸種のようです。レンプクソウ科の耐寒性常緑低木です。6号深鉢植で、樹高50cm余りです。春3月末の蕾、雪囲いの中で越冬し、常緑葉に傷みがありますが、たくさんのピンクの花蕾が出来ています。4月中旬に、白花を開花しました。途中で落果しなければ、コバルトブルーの美しい果実なのですが、昨年の9月下旬の画像です。結実しなかった実物樹木(1)「トキワガマズミ・イブプラス」
「白山吹」(シロヤマブキ)はバラ科シロヤマブキ属の落葉低木です。中国地方瀬戸内海側の山地、香川・兵庫・福井県の限られた地域に自生する一属一種の絶滅危惧種です。散歩中に種子をいただき、実生して育てた鉢植えです。春に白い4弁花を咲かせ、秋に黒熟果を稔らせました。今年は蕾が1個だけでした。4月20日、花弁の開き始めです。左に伸びた枝先には前年の種子が着いたままです。4月24日、開花しました。花径3cmほどの白い4弁花(山吹は5弁花)です。5月5日の花です。メシベは4本で、多数のオシベに囲まれています。9月18日(昨日)、果実が黒熟していました。左は枯れ枝に付いたままの昨年の果実で、右端の1個が今年の果実です。6号深鉢植えで、樹高は30cm程。枝は横に伸び、横幅が60cm程で、右上にも昨年の果実が付いたままです。鉢植えの「白山吹」花と実
ヤブデマリはスイカズラ科の落葉低木で、関東以南の林中などに自生し、基本種は白花です。「ピンクビューティー」は園芸品種で、花色が白色からピンクに変化し、赤い実を稔らせます。4号鉢植えで、幹が途中で折れて樹高は高さ10cm、横に25cm程枝張りしています。今年は1輪だけの開花でした。5月上旬の咲き始め、ガクアジサイ型の花です。その7日後、中心部の両性花も咲き出しました。5月中旬の花、両性花は小さな白い5弁花で、オシベが目立ちます。5月下旬、ガクのピンク色が、今年は薄い。6月上旬、花の終わりです。6月下旬、花後の果実は2個だけ稔り、赤くなってきました。7月初め、枝先が折れ落ちました。参考に、たくさん咲いた昨年の画像です。鉢植えのヤブデマリ「ピンクビューティー」の花と実
「アオキ」(青木)はアオキ科の常緑低木で雌雄異株、日本原産で、東北南部関東以西の森林内に自生し、北海道や本州北部日本海側多雪地にはヒメアオキがが自生します。7月上旬の小さな緑果まではブログアップ済み、2月20日(1)、12月中旬、果実は大きくなってもまだ緑色のままで冬を迎えます。2月下旬、雪囲いされた雪中のアオキです。雪の中でも葉や枝が青々として→青木雪ほとんど消えた3月上旬、黄色味を帯びた果実の一部がヒヨドリに食害されたので、防鳥網を掛けました。3月中旬、網に守られて果実が赤く色付いてきました。3月下旬、網を外して、緑葉の中で輝く赤熟果を撮ります。新枝の先には、新しい花芽が出てきました。4月上旬、赤熟果を着けたまま、開花しました。雌株なので、花は雌花だけ、緑色の花柱を囲んで、赤褐色の4弁花です。4月20...庭の「アオキ」(2)緑果から赤熟果へ
「西別コケモモ」(西別苔桃)はツツジ科の常緑小低木で、北海道東部の亜高山~高山の林縁・草地・礫にに自生します。ポット苗を4号深鉢に植えて、樹高10cm程です。5月上旬に咲いた花は、ピンクを帯びた壺型の花です。メシベが1本長く伸び出し、黄色いオシベが周りを囲んでいます。5月下旬、花弁を落とした後、小さな果実が出来るのですが、昨夏の酷暑で1個も稔ることなく、果穂が枯れました。参考に、美しい赤い果実を過去画像で、8月中旬、9月初め、9月下旬です。鉢植えの「西別コケモモ」花と実
「アオキ」(青木)はアオキ科(またはミズキ科)の常緑低木で、青々とした葉と、赤い果実が特徴です。日本原産で、北海道南部から沖縄に分布します。(北海道と本州北部日本海側は、変種のヒメアオキが分布)庭に鳥が運んで来たと思われる種子から、芽生えたアオキです。自宅北側の塀際で、ブルーベリーの樹の脇に芽生えました。殆ど日陰になる場所ですが、樹高120cm程に育ちました。雌雄異株なので、雄株なら伐採したのですが、雌株でした。春に赤い実を着けながら、雌花を開花させました。前年、果実が赤熟するとヒヨドリが食べ食べ尽したので、3月末、防鳥網を掛けました。4月上旬、緑の葉や茎の中に赤い実がきれいです。実の付いてない枝先には花蕾が育っていました。4月中旬、開花しました。褐色を帯びた紫色の4弁花です。枝先に小花を穂のようにまとめ...庭の「アオキ」(1)春の花と赤い実
「ヒメイチゴノキ」(姫イチゴの木)はツツジ科の常緑性低木、南ヨーロッパ原産の園芸品種で、花木で果樹でもあります。晩秋に咲く花は、少しピンクを帯びた、壺型の白花です。開花は10~12月で、この頃に前年の花の果実が熟すので、花と果実が同時に観賞できる、珍しい花木です。10月中旬の小さな蕾が、膨らんで、10月下旬、開花し始めました。11月上旬の花、7号深鉢植えで、樹高50cm、横幅60cm位です。開花期には、前年の花の果実が熟してくるのですが、昨夏の酷暑で夏に落果し、1個だけ上画像の左上に残っています。1cm余りの果実は、緑からオレンジ、赤色へと変化します。11月中旬、11月下旬、12月中旬、遅れて咲いてきた花と、オレンジ色に変わった果実です。花が終わり、茶変した花弁を落とすと小さな実が着いています。この果実が...鉢植えの「ヒメイチゴノキ」花と実
「ヒサカキ」(非榊、姫榊)は、本州~沖縄に分布する常緑小高木で、科名は?ツバキ科、サカキ科、モッコク科など、葉は革質で艶があり、サカキ(榊)の代用として使用されます。茶ノ木を挿し木した鉢に、鳥が運んできた種から芽生えて鉢を占領しました。雌雄異株で、雌株が育ちました。4月上旬の花、(昨春に撮り忘れ、過去画像です)枝の下側に、白~クリーム色の壺状の花がたくさん咲きます。独特の芳香(臭気)を放ちながら、雌木なので、雌花だけで、雌しべ1個だけの5弁花です。(雄木には雄しべが10~15個の雄花が咲きます。)運ばれて庭に雄木がありませんが、他所から花粉が運ばれてきます。10月中旬には、黒く丸い液果が生りました。果径は5~10mm余り。黒い果実の着いた枝先には、来春用の花蕾が着いています。12月中旬、冬囲いの中に移す直...鉢植えの「ヒサカキ」花と実
「アリドオシ」(蟻通し)は、アカネ科の常緑小低木で、関東以西の薄暗い林下に自生します。5号深鉢植えで、樹高50cm余りになりました。葉腋に1対の細長い棘を持ち、名の由来は、棘が蟻でも刺し貫く、又は、蟻のような小さな虫しか通り抜けられないことから。地域によっては、「千両・万両有り通し」と称して、正月の縁起物とする。冬に赤熟する果実が美しく、別名が「一両」です。5月中旬、蕾から、筒状の白い4弁花を咲かせました。5月下旬の花、日が当たらない北側軒下が定位置ですが、開花中は玄関前に置き、花後も少し日当たりに置いてしまいました。昨夏の酷暑で、葉枯れと若い実が全て落果してしまいました。従って、果実の画像は全て過去画像です。7月下旬の緑実、1月上旬の赤熟果、径5mm位です。鉢植えの縁起木(5)「アリドオシ」
5号浅鉢植えの「ヤブコウジ」、地下茎で増殖し、樹高は20cm前後です。花後の果実は秋に赤熟しました。8月上旬の緑果です。10月初めから、緑果が色変わりし始めました。10月下旬、多くの実が赤く染まりました。正月を飾った後の1月7日、赤熟した実の径は6~8mm、玄関外に出して、水やり後に日光浴です。鉢植えの縁起木(4)「ヤブコウジ」b果実
「ヤブコウジ」(藪柑子)は、ヤブコウジ科の常緑小低木で、樹高10~30cmで小さく、草のように見えます。藪の中に自生し、葉の形が柑子(コウジ)ミカンに似ています。冬に着ける赤実が美しく、別名が「十両」です。斑入り葉の変異株が、江戸時代より選別栽培され、古典園芸植物としては「紫金牛」(ヤブコウジ)と呼びます。6月下旬、20cm程の茎先の葉腋に、下向きに着く蕾が開いてきました。花冠が5つに裂け、径5~8mmです。7月初めの花です。淡いピンクを帯びた白花で、細かな斑点が入ります。7月末、花後の緑の果実です。赤い果実への変化は(2)で、鉢植えの縁起木(4)「ヤブコウジ」a花
神事に用いられる「サカキ」(榊)は温暖地に自生するので、新潟県では「ヒサカキ」で代用し、スーパーなどではヒサカキをサカキとして売っています。6月に径1.5cm程の白い5弁花を咲かせた後、小さな緑の果実は、冬には径7~8mmの黒く輝く果実となりました。7月中旬の緑果です。8月下旬、9月中旬、10月上旬になって、緑の果実が茶色に色付き始めました。11月上旬、11月中旬になると、こげ茶色の果実の中に、黒い果実が出てきました。新年を迎えて1月7日、黒い果実が輝いています。植えた場所は自宅の北東軒下で、樹高は1m数10cmになりました。12月中旬の冬囲いで、竹支柱を立てて縄縛りされています。直ぐ後に約1mの大雪となりましたが、その後は消える一方で、株元ではヒマラヤユキノシタが咲いています。庭植え「サカキ」の花と実(2)果実
「サカキ」(榊)はモッコク科の常緑小高木です。楕円形の葉は厚みがある革質で、光沢があり、神棚や祭壇に供え、神事に用いられます。関東以西の温暖地に分布し、関東以北ではヒサカキを代用とします。6月に白い小さな5弁花を、葉の下に下向きに咲かせます。6月中旬の蕾から、花弁が開いて、白い5弁花を咲かせました。この花は長持ちせずに黄変します。7月中旬、花後に着いた緑実です。正月の神棚、榊は年中お供えしています。黒く輝く実成りは(2)で、庭植え「サカキ」の花と実(1)花
「カラタチバナ」(唐橘)は、ヤブコウジ科の常緑小低木で、茨木、新潟県以西に分布し、日照の少ない林床に自生します。細長い葉が特徴で、別名が百両(万両・千両に対して)です。赤実種と白実種を5号深鉢に植えて、樹高40cm程です。6月下旬~7月上旬に、白花を咲かせました。花後に小さな緑果を着けます。秋9月下旬には、果実が肥大し、赤実種は色付き始めます。10月下旬には、クリーム色の白実種と、赤実種に分かれました。12月中旬、正月の玄関を飾り、5日の晴れ間に玄関前の雪上で、鉢植えの縁起木(3)「カラタチバナ」(百両)
花弁を落とした雌花は、晩秋には、木苺を大きくしたような赤く丸い集合果を作ります。10月下旬までは、緑の果実でしたが、11月上旬には色付き始め、11月中旬には、赤い果実が増えてきました。11月下旬です。12月上旬、遅れて開花し、まだ赤くならない果実もありますが、たくさんの実成りです。12月中旬、冬囲いされた、初積雪の後、右はアケビの樹です。斑入り葉種を植えたのですが、斑の入らない緑葉の枝もでます。混じっている小さな葉は白アケビです。昨日1月6日の午後です。12月20日には、約100cmあった積雪が、40cm程に減り小雨が降っています。常緑樹ですが、雪国なので、春までには落葉します。庭植え「サネカズラ」の花と実(2)果実
センリョウには、黄色い実を着ける「キミノセンリョウ」(黄実の千両)があります。HCで苗を入手、現在は7号深鉢植えで樹高70cmを越えました。7月初めの花、センリョウと同じで、花弁が無く、緑の雌しべに黄色い雄しべが直接ついた変わった形です。8月初め、雄しべが落ちて、果実が育ってきます。9月上旬、緑色の果実が生育します。10月中旬、11月上旬、果実の色が緑から黄色に変わり始めました。11月下旬には、ほぼ黄色に変わりました。12月中旬の黄熟した果実です。鉢植えの縁起木(2)b「キミノセンリョウ」
「サネカズラ」(実葛)は、マツブサ科の常緑つる性樹木で、主に関東以西の野山に分布します。昔、ツルから粘液を採って整髪料に使ったため、「美男カズラ」の別名があります。夏に開花し、冬に赤い実を着けます。庭の北西隅に、アケビと並べて植えました。緑の丸い蕾から、開花するとクリーム色の花弁で、雌雄異花です。早いものは6月から、今年は、真夏に休んで9月に多く咲きました。雄花は、紅色の雄しべが小球状に固まってつきます。雌花は、中心に淡い緑色の雌しべが小球状に固まってつきます。花後の9月下旬、花弁を落とした雌花が小さな緑実になります。冬にかけて肥大赤熟する果実は(2)で、庭の「サネカズラ」の花と実(1)花
「センリョウ」(千両)は、センリョウ科の常緑小低木で、関東以西の比較的暖かい常緑樹林下に自生します。正月に床の間に飾った生花を処分するときに、実を採取し鉢に蒔いて、実生から育てました。7号深鉢植えで、樹高70cmほどになりました。花や実は葉の上に上向きにつきます。7月上旬に咲いた花には、花弁が無く、花軸に緑色の雌しべが着き、側面に黄色い雄しべが直接出るという変わった姿です。8月上旬、花後の小さな緑実です。9月上旬の果実、10月下旬には、果実が色付き、オレンジ色になりました。10月末、11月上旬の果実、今年は小さい実のままで成熟しないものが多くありました。11月下旬、例年と違って、花や実付きが疎らでした。12月中旬、控えめに、外玄関で正月を祝っています。鉢植えの縁起木(2)a「センリョウ」
万両の園芸品「白鵬」(はくほう)は斑入り葉で、白実の品種です。7月末の花、9月上旬の小さな実、10月初め、まだ緑の実もありますが、1月1日には、白い果実となりました。万両の果実は、鳥に食べられなければ長く樹に付いたままです、白鵬の白い果実は、美味しくは見えないので、夏まで残る年が多い。鉢植えの縁起木(1)c「マンリョウ」の「白鵬」
「万両」は江戸時代にたくさんの園芸種が育てられた古典園芸植物でもあります。我が家にある3種のうちの2種です。上が「恵比寿」、下が「千鳥」という園芸品種です。「恵比寿」(エビス)は、斑入りの縮れ葉品種です。株元近くで2本に分かれ、樹高80cm余りになりました。7月末の花、8月初めの小さな緑実、9月上旬には、果実が緑から白っぽく変わって来ましたが、10月初め、10月下旬でも、まだ淡緑とクリーム色の果実でした。その後赤く色付いて、1月1日午前の実成姿です。次の「千鳥」(チドリ)という品種は砂子覆輪系で、長めの照り葉で縁が波打ちます。7月末の花、9月上旬の緑実、10月初めの樹姿と実生り、樹高70数cmで、幹の途中から側枝が1本出ました。1月1日の玄関前です。鉢植えの縁起木(1)b「マンリョウ」の「恵比寿」と「千鳥」
「マンリョウ」(万両)は、ヤブコウジ科の常緑低木で、関東以西の林内に自生します。冬に熟す果実が美しく、名がめでたいので正月の縁起物とされます。7月に開花し、終盤の8月初めの画像です。径1cmに満たない小花で、褐色の点がある白い5弁花です。9月上旬の緑の実です。葉の下にたくさんの実が垂れ下がります。10月初めでも、まだ緑実のままでした。10月末になると、果実が色付き始めました。苗から育てて、現在は樹高80cm余りになりました。晩秋まで自宅北側軒下に置き、冬は玄関の内外に置きます。1月1日は雨天です。赤く熟した果実を玄関前で撮りました。下画像は、鉢置き場に実生で芽生えた苗を鉢植えし、樹高樹高30cm足らずでの実生りです。鉢植えの縁起木(1)「マンリョウ」基本種
明けましておめでとうございます。新年もよろしくお願いいたします。続くコロナウイルスやウクライナ情勢、難転して平穏な世界を望みたいです。「ナンテン」(南天)はメギ科の常緑低木、玄関右手前で東南角に植えています。初夏に白花、晩秋に赤い実を着けました。6月中旬、白い6弁花が咲き始めました。6月下旬の花、黄色い雄しべが6本、花弁が落ちると雌しべの柱頭に紅が差します。8月下旬の果実、緑実が褐色に色付いてきました。幹の先端に多数の小葉が集まって付き(3回奇数羽状複葉)、葉の間から花茎を伸ばして花と実を着けます。11月10日、果実が赤く染まりました。11月下旬、緑の葉と青空に、赤い実が映えます。12月上旬、12月中旬、冬囲いされていますが、実は長く着いています。南天の実には薬効成分がありますが、量が過ぎれば有毒で、すぐ...庭の「ナンテン」花と果実
6月に花を咲かせた「ムラサキシキブ」(紫式部)、花後の果実です。8月中旬の緑実、酷暑の中で、樹の上部が枝枯れした、9月下旬の実生り姿、10月上旬、果実が色付き始めました。10月中旬、葉も黄葉してきました。11月上旬には、ほぼ紫色に染まりました。11月中旬、11月下旬、径3mm程の丸い紫の果実が熟期を迎えました。12月になっても、鳥に食われることも落果も無く、たくさんの実生り姿のままで、冬囲いの中に移動しました。鉢植えの「ムラサキシキブ」(2)晩秋の果実
「ムラサキシキブ」(紫式部)は、クマツヅラ科の落葉低木で、樹高2~3m程になり、日本各地の林野に自生します。(庭木として普及しているのは、別種のコムラサキです。)初夏に淡紫色の花が咲き、秋に果実が熟すと紫色になります。6月下旬、蕾から開花へ、花径3mm程の小花をまとめて咲かせます。6月中旬、満開の花、6月下旬、花の終盤です。7号深鉢植えで、樹高40cm程、直立した枝先に開花結実します。8月中旬、花後に付いた小さな緑実です。実成りの様子は(2)で、鉢植えの「ムラサキシキブ」(1)初夏の花
4月に白花を咲かせた「姫リンゴ」、秋、10月半ばには赤熟してきました。6月中旬の緑の果実です。8月中旬には、果実が黄色みを帯び、重くなって枝が垂れ下がってきました。9月上旬から少し赤みが出て、9月中旬、10月上旬、10月下旬には、赤く熟してきました。果実は径2~2.5cm程です。11月に入ると、自然落果し始めました。一昨日の姿です。姫リンゴはズミとリンゴの交配種だそうです。落花した熟果を口に入れて見ました。強い酸味や渋みはすでになく、食べれますが、美味しくは?庭植えして収穫すれば、ジャムや果実酒には利用できそうです。「姫リンゴ」の花と実(2)秋の果実
「姫リンゴ」はバラ科の落葉低木で、一般に盆栽樹として、鉢植えで花や実を観賞します。20ⅹ16cm程の鉢植えで、樹高は20cmですが、横に30cm余り枝を張っています。4月中旬、ピンクの蕾をたくさん着けました。2日後には咲き始めました。白い5弁花です。4月下旬、満開となりました。花後の6月、緑実を吊り下げました。秋の実成りは(2)で、「姫リンゴ」の花と実(1)春の花
オトコヨウゾメはガマズミの仲間での本固有種ですが、名の由来は?(ヨウゾメはガマズミ類の食用になる果実のことだそうです。苦くて食べられない本種がなぜオトコかは?また、別種のヨウゾメは染料になったが、本種は染料に使えないのでオトコ?になった。)4月に白花をたくさん咲かせた「オトコヨウゾメ」ですが、何故か果実は1個しか稔りません。8月中旬の緑の果実、9月下旬にはオレンジ色に変わり、葉も紅葉し始めました。10月中旬には、果実も葉も赤く染まり、きれいです。10月下旬、果実は長さ8mm幅6mmの楕円形で、中に1個の種子が入っています。11月上旬、紅葉と赤い果実の共演です。11月中旬には落葉し、1個の赤い果実だけが残りました。すでに、各枝先には来年の花芽が出来ているようです。この樹は、半日陰を好み乾燥を嫌う性質だそうで...「オトコヨウゾメ」の花と実(2)秋の果実
「オトコヨウゾメ」は、レンプクソウ科(←スイカズラ科)の落葉低木で、関東以南の山地の林内・林縁に分布します。鉢植えで毎年花が咲きましたが、実が殆どなりません。苗木を小鉢植えにしていたので、6号深鉢に植え替えて、今年は株立ち状に育って樹高1m程になりました。春に咲く白花は、お椀状で、先端が5裂し、径7~9mmです。4月下旬、丸い蕾から、開花してきました。短い枝先に、一対の葉とともに、散房花序をつけ、白花をまとめて咲かせます。4日後、初めに咲いた花は萎んできました。5月上旬の名残り花です。実成りは(2)で、「オトコヨウゾメ」の花と実(1)春の花
径5mm位のウメモドキの果実が、秋に赤熟してきます。9月中旬、緑実が色付いてきました。9月下旬の果実、10月上旬、10月中旬、10月下旬には、梅に似ているとされる葉が黄葉し始め、11月上旬、黄葉と赤い実が、周りを明るくします。11月中旬、黄葉は散り落ちましたが、赤い果実は落葉後も枝に残って目立ち、長く鑑賞できます。6号深鉢植えで、樹高50cm、花がたくさん咲いた割には、実成り数が少ないのは、近くに雄木が無いためと思われます。「ウメモドキ」の花と実(2)秋の果実
「ウメモドキ」(梅擬)はモチノキ科の落葉低木で、本州~九州の林下に自生し、雌雄異株です。雌株を1本、鉢植えで育て、7号深鉢植えで50cm程です。6月上旬に咲いた花です。淡紫色の花弁が5枚、花径4mm程の小花で目立ちませんが、アップで見ると、それなりに美しい花です。雌株には、雌しべとともに小さな雄しべが5本着いていて、1本で実が生ります。(雄株の花には雄しべしかありません)花後の果実、8月中旬の丸い緑実です。秋に赤く熟す果実が目立ち、長く鑑賞できます。(2)で、「ウメモドキ」の花と実(1)花と緑実
ニシキギの矮性種「ニシキギコンパクタ」の鉢植え、オレンジ色の秋の果実です。8月中旬では、果実はまだ扁平な緑果のままでしたが、紅葉が始まりました。9月下旬、紅葉とともに、果実も1個~2個が膨らんできました。10月上旬です。10月下旬、一部の紅葉が散り始めました。果実が丸くなって赤みを増してきました。10月末の紅葉、鮮やかな紅色ですが、残り葉です。11月上旬、果実が熟して裂開してきました。オレンジ色の仮種皮に包まれた種子の直径は8mm位で、仮種皮を除くと、中に5mm程の種子が1個入っています。11月中旬、昨日の実成り姿、このオレンジの種子は長く枝に残ります。「ニシキギコンパクタ」の花と実(2)秋の果実
ニシキギ科の落葉低木、「ニシキギコンパクタ」は種苗会社の品種名、ニシキギの矮性種で、一般には「コマユミ」と言われています。ニシキギのように、枝にコルク質の「翼」が出来ませんが、花や実は同じで、秋の紅葉が美しい樹です。6号深鉢植えで、樹高は50cm余りです。5月上旬の開花でした。雌雄同株なので1本の樹で実が生ります。黄緑色の花は花径7~8mm、花弁は4枚、雄花は4個の雄しべがあり、両性花の雄しべは退化しています。5月中旬の花です。1か月後の6月中旬、両性花が結実し、緑色の扁平な果実が生っています。秋の紅葉と、オレンジ色の果実は(2)で、「ニシキギコンパクタ」の花と実(1)春の花
5月に白花を咲かせた「風鈴ガマズミ」、その後の経過です。扁平な緑果が、秋には、卵型の赤い果実となって吊下りました。6月中旬、花後の緑果です。2か月後の8月中旬、花柄を長く伸ばして、果実が垂れ下がりました。9月上旬、果実が黄色味を帯びてきました。9月下旬の黄色い果実、形も丸くなってきました。10月上旬、オレンジ色に変わって来ました。10月中旬、果実が赤熟してきました。果実の大きさは径7~8mmで、長さ1cm程、中に種子が1個入っています。10月下旬、8号深鉢植えで、樹高1m余りになりましたが、幹も枝もか細い感じです。11月上旬、紅葉してきました。今朝、夜雨の雫を溜めた果実が、朝日に煌いています。葉も果実も落ち始めてきました。「風鈴ガマズミ」の花と実(2)秋の果実
「風鈴ガマズミ」は中国原産の落葉低木です。スイカズラ科で、日本のガマズミより葉が細長い形です。春に小さな白花が集まって咲き、秋に赤い果実が吊下ります。8号深鉢植えで、樹高が1m余りになりました。5月上旬、白い小花が集まって咲き出しました。5月中旬、細い枝先に満開の花です。花後、6月中旬の緑実です。扁平な緑実が、丸く赤熟し、風鈴のように吊下り、葉も紅葉する変化は(2)で、「風鈴ガマズミ」の花と実(1)春の白花
鉢植えの「カマツカ」(鎌柄)、5月に白花を咲かせた後、実成りの変化を画像でまとめました。7月上旬の緑の果実です。9月下旬、10月初め、実が色付き始めました。花柄には、褐色でイボ状の皮目が多いのが特徴です。10月中旬、果実が赤熟してきました。果実は7~9mmの楕円形です。10月下旬、昨日の陽射しの中で、果実は萎み始めましたが、一気に黄葉が進んできました。「カマツカ」の花と実(2)秋の果実