正月の縁起木(3)百両 (カラタチバナ)
万両や千両に対比させて、百両の別名があるのが、「カラタチバナ」(唐橘)です。ヤブコウジ科の常緑小低木で、茨木・新潟県以西に分布し、陽があまり当たらない林床に自生します。5号深鉢植えで、樹高40cm程です。6月末、花の咲き始めです。花径7mmほどの白花、7月上旬の花、7月下旬、花後に着いた緑実、8月中旬、3本の花茎に、まだ緑の実が着いていますが、この後、2本の花茎が枯れてしまいました。10月末、残った1本の花茎で、実が色付いてきました。11月中旬、径8mm位の鮮赤色に熟した果実です。12月上旬、12月末~現在も、玄関を飾っています。赤実の基本種だけが残りましたが、カラタチバナには、白実が稔る園芸種があり、この鉢は、2種2株を一緒に植え、紅白の実が鑑賞できる鉢でした。白実の株が枯れなければ下画像(昨年の正月)...正月の縁起木(3)百両(カラタチバナ)
2024/01/06 09:02