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あまり数は多くはありませんが、アストロフィツム属の「亀甲(ヘキルリ)ランポー玉」をいくつか維持しています。少ないながらそれぞれの苗には個性が現れています。彫の深い順に並べてみました。袖台に載っている亀甲ヘキラン。実生11年生のデブです。自根の亀甲ランポー。実生10年生です。ガッテンさんから(無償で)譲り受けた亀甲ヘキラン。彫が深く一番”亀甲”らしさの出ている苗です。なかなか大きくなりませんがそれでも...
先日のブログでピンク色の花が咲いたことを記事にした四稜ヘキラン。ピンク色の花が咲いた当時の画像です。しかし、しかし、同じ株に今度は黄色の花が咲いているではありませんか。こちらの黄花の方がヘキラン本来の花色です。赤や黄色を咲き分けるとは、まるで信号機の様なサボテンですね。それにしても、同じ花が咲いているうちにその花が色変わりしてゆくというのは聞いたことがありますが、同じ株上の別花で赤と黄とを咲き分け...
普通ヘキランの花色は黄色ですが、ピンク花を咲かせる株がありますのでアップします。11年前に実生した苗を袖接ぎしてその後降ろした苗です。4稜の苗で球体径は10cm程。同一ロットの種子から出た苗は皆黄花です。内包する遺伝子に赤花を咲かせるものが含まれているのでしょうね。原則黄花の兜に赤花があるのですから、ヘキランに赤花があってもなにも不思議なことではありません。ただ、あまりヘキランの赤花というのを見かけ...
ノーマルなランポーやヘキラン(以下ヘキランを含めて単にランポーと記すことがあります。)の派生種として恩塚ランポー玉に人気がありますが、最近亀甲ランポーにも人気が集まりつつあるような気がしています。私としてはこれまであまり亀甲ランポーには注目してきませんでしたが、それでも温室内を見渡すといくつかの苗が目につきました。この苗は通常の「ヘキラン」実生苗の中から出てきたものです。純粋な亀甲ランポーにしては...
袖台から接ぎ降ろして5年以上経過している三稜と四稜のヘキラン大苗。2年ぶりに植え換えました。こんな姿の苗たちです。球体直径は10cmを超えています。抜き上げてみました。丈夫なヘキランに袖台の組み合わせ。しっかりと根鉢が回っていました。箸を使用して用土を掻き落とします。久しぶりに見る穂と台との接着部。境目ははっきりとしていますが両者はほぼ一体となっていました。あまり大きくしたくはないため、同じ大きさの...
ネット上で時々話題に上がる恩塚ランポー玉の坊主苗。通常中々大きくならず小さいままであったり、身割れして中から本体が表れたりとサボテンの分際でなかなかの役者です。この坊主苗を興味本位で袖ケ浦の台に載せて大きくしてみました。昨年夏に接いだ苗、一年後には3mmであった球体が3cmほどまで膨らみました。8月末、その坊主頭の頂上が突然割れて中から二つの毛深い子を吹いてきました。更にその一か月後の9月下旬。子株は...
昨日は袖台上で成長著しい牡丹類の苗をご紹介しました。同じ栽培方法でこの春に台からカットし最近発根のために仮植えした恩塚ランポー玉たちが今日の主役です。恩塚ランポー玉はランポー玉由来の幾何学的形状の美しさに”恩塚模様”が相まって自然の造形の極みと言える独特の姿を有するサボテンです。このサボテン特有の美しい姿を早く実現したいと、昨年夏に袖台に接ぎ木し、自根では3年かかりそうな成長を1年で済ませました。こ...
サボテンも30年以上付き合っていると、入手当時の姿から到底想像もできなかった姿に化けるものも出てきます。今日は、35年の歳月を経て大変に長く(高く)なったサボテンたちの紹介です。いずれも35年ほど前に二和園さんから購入した苗たち。当時は皆親指の爪ほどの大きさでした。購入価格は一本100円以下でした。<胴長60cmのヘキラン> 25年ほど前に5稜から6稜に増稜しました。球体下部に不連続な段差が残ってい...
二泊で修善寺温泉に行ってきました。中日に久しぶりに伊豆サボテン公園へ行こうと計画していましたが、峠越えの道がチェーン規制。ノーマルタイヤを履いている我車では通行かなわず断念しました。それでも気になっていた御殿場周辺の積雪はごくわずかで、無事東名高速の往復し先ほど帰宅しました。今日のブログのテーマは「ヘキラン坊主」です。最初の画像にある6本の苗はすべて同時に実生したものです。上側にある三本の苗は三稜...
上から見るとただの大きなヘキランです。しかし横から見ると…やたらに背が高い。隣の金鯱(直径50cm)に背の高さでは優に勝っています。このヘキラン35年ほど前に二和園さんで購入した時には人差し指の爪ほどの大きさでした。確か数株で百円以下の値段だったと記憶します。根際から10cmほどの高さのところに大きなくびれがありますが、これは5稜から現在の6稜に増稜した際の段差です。この株、これまでその高さ(樹高?)を目...
以前に恩塚ランポー玉に出た坊主頭のような苗をご紹介しました。この苗は少しずつ大きくなり、やがて身割れのような現象を起こして内部に育っていた正常な形状の球体が表にクルンとひっくり返るように出てめでたしめでたしとなるものでした。今回はヘキランの実生苗の中から出てきた坊主です。比較のために同一実生群の中から出てきた正常な三角ヘキランと坊主苗を寄せ植えしていました。御覧のように、正常苗が成長しているにかか...