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春の暖かさを受けてアリオカルプス属(旧ロゼオカクタス属)の「竜角牡丹」がその球体を膨らませてきました。これら三本の竜角牡丹、7年前に実生しその後袖台に接いで降ろしたものです。同じロットの種子からの者たちですが、それぞれに疣の形状が微妙に異なりますので、三苗を並べて置いて鑑賞しています。袖ケ浦台の接ぎ降し苗ということで根は袖ケ浦のものです。その効果は抜群で、成長著しく現在の球体直径は8cm程。毎年秋に...
アリオカルプス属の「姫牡丹」。最近なんだか小さくなったのではないかとよく見たら、球体が用土の中に潜り込んでいました。<潜っている状態><周りの用土をどけた状態>この苗は2013年春に実生した10年生。自根苗でこの5年以上毎年開花しています。黒牡丹や姫牡丹は遮光を強めにしている人が多いようですが、この苗はプチプチシート+不織布で割と軽い遮光をしています。この夏の暑さから逃れるために地潜りを敢行したの...
以下の二つの画像はいずれも2013年春に実生したアリオカルプス属「黒牡丹」自根苗です。上の画像の苗は見るからにすっきりとして美しく、一方下の画像の苗は黒牡丹らしい特徴を有するもなんとなく美しさに欠けます。この差はどうして生まれたのでしょうか。上の画像の苗は私のお気に入りの苗で、できた種子は丁寧に採って次世代養成用に実生に回します。一方下の画像の苗はそれほどお気に入りというほどでもないので、上げてき...
今日のブログはアリオカルプス属「ロイヤル玉牡丹」に登場してもらいました。この株は自根ではなく、袖ケ浦の短台に載っています。現在の球体直径は14cmほど。牡丹類もこれぐらいの大きさになるとなかなか見ごたえがあります。ところで「ロイヤル玉牡丹」の”ロイヤル”とは何かとネットで調べてみました。ロイヤルとは「王の、王室の、また高貴な、などの意を表す。」とありました。王様の玉牡丹ぐらいの意味と考えておけばよろし...
6年前にアリオカルプス属(旧ロゼオカクタス属)の連山を実生しました。現在4本の苗が生きています。大疣連山ではなく「連山」です。なかなか大きくなってきませんでしたが、この春突然むくむくと大きくなり始めました。もともと同属の亀甲牡丹の変種であったと聞いていますが、確かに右上にある苗は連山というよりは亀甲牡丹のような風情です。これらの苗はまだ開花を見ていませんが、そろそろ開花すべき大きさになっています。...
昨年秋に花を咲かせたアリオカルプス属の「黒牡丹」及び「姫牡丹」が半年近くを経て結実してきました。<黒牡丹><姫牡丹(白花)>これらの苗は2013年春に実生したものたちです。黒牡丹、姫牡丹は成長が遅く、実生10年を経てようやく球体の直径が5cmを超えて充実してきました。これらの種鞘から少なくとも50粒程度の種子を回収できそうです。今回はしっかりと種子を収穫して、小規模ではありますが次世代の養成に努め...
画像の苗は我が家で一番大きなアリオカルプス属「黒牡丹」です。2013年春実生の10年生、自根苗です。植えられている鉢の一辺の長さが7.5cmで、球体の大きさもこれと同等にまで育っています。昨秋に咲きそびれた蕾が膨らんでいますが、このところの寒さで動きが止まっています。暖かさが戻る2月ごろには開花するのでしょうか。話は本題になりますが、この黒牡丹、なんとなく薄汚れて見えます。主因はずっと頭上潅水してき...
7年前に実生したアリオカルプス属の「三角牡丹」。そのうちの二株が日焼けや原因不明のケロイドの発生でみにくい姿になっていました。しかしこの三年間、つつがなく成長を重ねて一応みられる姿に近づきつつあるように思います。三角牡丹は疣の先端が細く折れやすいので、欠けた疣が散見されます。植え替え時の取り扱いも注意ですね。みにくい疣の部分が目立たなくなるまであと三年ほどかかりそうです。何とかなりそう。ご訪問くだ...
2013年春に「岩牡丹」として入手した種子を育てた苗です。実生9.5年生になります。シュッとした疣が特徴のこの苗。以前からずっと気になっていたのですが、ネット上に掲載されている岩牡丹より疣が細いです。むしろ一部岩牡丹の変種であるといわれている「雅牡丹」の姿に酷似しています。今はあまり見かけることのない「雅牡丹」に名札を書き換えるべきか。迷っています。書き換えるとなるとこの株から取れた種子を実生した苗...