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温室内の敷き砂から拾い上げたこぼれ種からの二本の苗。この運のよい苗たちが10余年を経て大苗に育ち開花を見せてくれています。<般若> 球体の直径15cm、高さ18cmまで育っています。これからはもっぱら高さ方向に伸びてゆくでしょう。花は純黄色の大輪です。<盤石> 温室内で般若とランポー玉が自然交配したようです。球体の径及び高さは15cm程度。径はもう少し出そうです。花色は黄地に薄いピンク色が混じります。拾い...
それでは一つ一つ見てゆきましょう。エキノケレウス属「大仏殿」。実生10年生の苗です。刺もなく凡庸な球体ですが、花は実に鮮やかな黄色。この時だけは自己主張が目立ちます。名称不明種。多分コリファンタ属のサボテンと思われます。年に数回思い出したように開花します。ロフォフォラ属の銀冠玉。実生6年生の自根苗です。”疣銀冠”の名の種子を入手したのですが、ようやくその特徴が出てきました。アストロフィツム属の「盤石」...
私の温室の棚には、鉢底から伸び出た根が自由に伸びてゆくよう敷き砂を置いています。この敷き砂は水分を保持する機能もあり温室内の湿度を保持する機能もあり、サボテンたちの成長に有益であると信じてずっと利用しています。この敷き砂上にサボテンの種が落ちてきてそのまま発芽することがあります。たまたまこのように発芽した幼苗を拾い上げて育ててきたのが今日の主役「般若」と「盤石」です。昨年春から通風型栽培室に移し、...