メインカテゴリーを選択しなおす
「駄物」とは、くだらないもの、大して価値のないもの、といった意味があります。サボテン界における典型的な駄物はエキノプシス属のサボテンたちとされています。しかし私はこの駄物たちが大好きです。現在栽培中の駄物たちをご紹介しましょう。<大豪丸> 白花です。<黄花短毛丸> 真球形に近い球体が気に入っています。<長盛丸> ピンク色の大輪を咲かせます。<短毛丸> 正統派短毛丸。白花を咲かせます。<花盛丸> 白...
既に枯れたと思っていたエキノプシス属「長盛丸」が突如蕾を上げてきて、あっという間に開花しました。ピンク色の巨大輪です。10年前に実生した中から成長の良いものを選抜した苗です。通風型栽培室に置いていますが、この冬の寒さに当たり球体全体が茶色に変色しました。春になってもこの茶色は緑に戻らず、枯れてしまったのではないかと見ていました。プシスは夜咲のものが多く、この長盛丸の夜咲のため雨の一日となった今日の...
花芽形成を促進のため、エキノプシス属及びロビオプシス属のサボテンたち(以下「プシスたち」と言います。)をこの時期は通風型栽培室に置いています。この通風型栽培室は、陽光は大変良く当たりますが隙間風がたっぷりと入り込むため温室と比べると温度・湿度がかなり低いです。そのためプシスたちにとり花芽の形成には特良の環境ですが、生物として生き抜くための環境としてはかなり厳しいものとなっていそうです。皆さん顔色を...
前回5月6日に「プシスの日」と題してプシスの一斉開花をお伝えしましたが、今回のその二回目です。梅雨の晴れ間にプシスの二度目の一斉開花です。<短毛丸> 短毛丸本来の純白の花です。<花盛丸> 昔は民家の庭先によく見かけた駄物中の駄物。でも最近はあまり見かけなくなりました。この純白の花は美しいです。<長盛丸> こちらはわずかにピンク色がかかった花です。 これ等のプシスたちは通風型栽培室に置いており、その環...
それでは一つ一つ見てゆきましょう。エキノケレウス属「大仏殿」。実生10年生の苗です。刺もなく凡庸な球体ですが、花は実に鮮やかな黄色。この時だけは自己主張が目立ちます。名称不明種。多分コリファンタ属のサボテンと思われます。年に数回思い出したように開花します。ロフォフォラ属の銀冠玉。実生6年生の自根苗です。”疣銀冠”の名の種子を入手したのですが、ようやくその特徴が出てきました。アストロフィツム属の「盤石」...
今日の横浜は初夏を思わせる晴れの日、ただし強風が吹きまくっておりました。温室内ではプシスたちが開花を競っていました。<長盛丸> 実年9目の自根苗です。日差しの強い通風型栽培室に置いているためか午前10時過ぎにはそれまで開いていた花がしぼみかけています。また本来緑色の球体色が茶色に変色しています。<白花短毛丸> 正統派の白花です。これも通風型栽培室に置いていますがふっくらと育てるには普通の温室のほうが...