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色々なサボテンの実生をしていると、同じ種類のサボテンでも発芽率が高くその後の成長も極めてよろしい種子と、その逆に発芽率が低く数少なく出てきた苗もヒョロヒョロとしてやがて消えてしまうような種子とがあることを経験しています。前者のような嬉しい種子を私は”当たりの種子”と呼んでいます。今回のブログはその当たりの種子についてです。昨年9月に実生したフェロカクタス属の「金赤竜」。2024年二月の現在の姿です。...
2016年の冬にたにさぼ実生倶楽部さんの第73回タネプレで種子を頂いたフェロカクタス属の「鯱頭」。実生してから7年半を経た現在、ようやく本来の美しい赤刺が目立つようになってきました。まだ球体の直径は6cm程度と成長は早くありません。むしろその成長の遅さが逆に赤刺を目立たせているのかもしれません。原色サボテン事典によれば、鯱頭は球体の直径50cm、高さ3mまで育つとされています。この成長の遅さ、東京タワー...
2013年春にたにさぼ実生倶楽部さんから頂いたフェロカクタス属の「巨鷲玉」の種子。この種子はたにさぼさんから最初に頂いた記念すべきものでした。発芽率良好、その後の二年間は順調に成長しました。問題はそれから。根をこじらせる苗が続出しました。結局40本以上発芽した苗のうち、いろいろあって現在うちの温室にいるのは3本です。その中で一番健康そうなのがこの苗です。発芽してから10年経って球体の直径は15cm程に成長し...