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2月15日のブログで菊水実生苗群のうち綴れ苗たちだけ蕾が付かない旨報告しました。今日これらの綴れ苗の中から二本だけ蕾を付けているものを発見しました。但し画像にある通り、出てきた蕾はたったの1~2個ほど。きわめて遠慮がちな態度です。他の綴れ苗は相変わらずこんな状態。蕾が出てくる気配はありません。一方、綴れていない苗たちには多くの蕾が上がっています。以上はすべて自根苗です。これらの苗の他にこれらの苗の同期...
袖ケ浦の台に載せている全斑の「ルリ兜錦」。持て余し気味です。多頭化している穂の部分、全ての頭が綴れています。またそれぞれに勝手な部分が身割れし、全体としてどんなサボテンであるのか判断のつかない姿になっています。もとはルリ兜錦であったものですが、まさにモンストそのものに化けています。花芽の手掛かりになるアレオーレらしきものは見当たらず、当然これまで開花を見たことはありません。全斑ですので袖台は外せま...
8月27日のブログで、綴れるのか多頭化するのかどちらに転ぶか、とした菊水の袖接ぎ苗。8月26日当時の姿です。この姿からはどちらに転ぶか全く見当がつきませんでしたが、その後生長が進んで先行きが見え始めてきました。どうやら一時と四時の方向のものは独立頭になりそうです。中央と九時の方向のものは独立頭になるかあるいは綴れを形成するかまだ定かではありません。できればこれらも二つの独立頭になって私の希望してい...
4年前に実生し、昨年秋に袖ケ浦の台に載せたストロンボカクタス属の「菊水」綴れ苗たち。露天で栽培していますが、この夏の暑さを受けて自根ではありえないような急速成長を遂げています。それに伴い綴れの形状も先行きが見えてきました。代表選手として4本の苗に登場願います。<一方向への延伸> 少し蛇行気味ではありますが…。<扇形> 綴れ苗ではよく見かける姿ですね。<枝分れ> 双頭株ですがご丁寧に両方とも綴れまし...
昨日のブログで取り上げた菊水綴れ苗を接ぎ木した際に、穂の反対側すなわち根の部分を袖ケ浦の台に逆さに接いだ苗のその後の経過です。この逆さ接ぎについては過去に何度か記事にしています。ご興味がおありの方はリンク先の画像をご覧ください。1/30「逆さ接ぎ苗半年後の今は」3/27「赤い出べそが動き始めた」5/17「菊水逆さ接ぎのその後」昨年8月に接ぎ木したものですが、なかなか成長が進みませんでした。1月の記事の画像を再掲...
5年前の2019年6月に播種したストロンボカクタス属の「菊水」。種子はヤフオクで「菊水綴化」として入手したものです。このロットの種子はいわゆる”当たり種”で、菊水としてはかなり高い発芽率(80%近く)を示し、その後の成長も順調でした。それほど期待していなかった綴化の割合も高く、3割近い苗が綴れています。その一部は袖ケ浦の台に載せ順調に成長していることを昨年12月にこのブログに載せています。他の多くの...
今日は今年の夏に袖ケ浦の台に接ぎ木した菊水綴化苗の様子についてです。まずは画像から。上の二苗は一直線状の綴れ、三番目の苗は双頭の球体上に「Y」字状の綴れが出ています。袖ケ浦の台と菊水の穂との相性はとても良いようで、これらの苗以外にも接いだ”正常な苗”も多くが活着して成長開始しています。気の早いこの苗は厳寒のこの時期に蕾を上げ始めています。当面の目標は綴れ苗の綴れ部両サイドにずらりと並ぶ開花の列です。...
この春に袖ケ浦の台に接いだ実生三年生の菊水小苗たち。その後どうなっているでしょうか。まず最初に試しに接いだ普通の苗です。すでに直径が接ぎ木時の倍以上に成長しました。これで自信を得てその後に接いだ綴化苗たちは?…皆順調に育っています。接いだ時期が良かったのか。それとも袖台と菊水との相性が良いのか。更に綴れ苗は成長点が長いためなのか、正常な苗よりも成長が明らかに早いようです。あまり大きすぎる菊水は趣に...
2021年に実生したストロンボカクタス属の「菊水」綴化苗。今年の7月に袖ケ浦の台に接ぎ木しました。それから約2か月経過し、穂の部分は約1.5倍に成長しています。まだ幅が3cm程と小さいですが、一人前の綴れ苗の姿に成長してきました。良くネットで見かけるように、この株も綴れのラインに沿って数多くの花を上げてくることを夢見ています。そのため現在ガンガンと直射日光を当て、台の袖ケ浦はハイポネックス1000倍液を満たした...
8月2日のブログで、菊水綴れ苗の接ぎ木は自信がないので、事前の練習用として普通の菊水苗を接ぎ木したことをお伝えしました。その後も何本かのトライを行い、皆うまくいっているようです。今回は作業の「基本事項」として、健康そうな台木を選ぶこと、刃物・手指をアルコールで確実に消毒すること、よく切れる刃物を使用すること、スパッと切って台・穂とも綺麗な平滑な面を作ること、強めの圧をかけること、急激な乾燥が起きな...
2019年6月に播種した菊水綴化の苗たちについてです。ヤフオクで「菊水綴化」の名称の種子100粒を入手して蒔きました。元気の良い種子だったようで、勢い良く発芽しその後も元気に成長しています。現在総数53本の苗が育っています。すべての画像を掲載します。53本の苗のうち、綴れたのは12本でした。実生4年目の今年、画像でお分かりのように一部の苗で初開花が始まりました。蕾を上げてきたのは53本の苗のうち、16本です。ここで...
この冬はとても寒い日が続きますが、それでもサボテンたちはわずかな日照時間の変化からそこまで来ている春の訪れを感じているようです。ステノカクタス属の「千波万波」です。実生9年生の苗。数年前成長点がおかしくなり始め、綴れが始まったのかと期待しましたが結局画像の通りの双頭化でした。この二週間の間に急に成長点から純白の新棘と綿毛が噴き出てきました。今日、気が付くとその中央に小さな蕾が顔を出しています。春は...