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アレオーレのブログ https://areole.blog.fc2.com/

サボテン・多肉植物の栽培について気ままに投稿します。

中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。 現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。 二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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2022/01/28

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  • 接ぎ木マジック:コピ、ギガンティアの場合

    接木をした結果、その苗が自根で育てたものより格段に成長が良いことはサボテン界においては普通のこととされていますし、多くの方がその通りのことを経験されていることと思います。、ということで今日のブログは終わります。…というわけにもいきませんので、たまたま昨年袖接ぎしたコピアポアのギガンティアについて、1~2本ではなく多くのN数がある例がありますのでそれについて記載します。2022年秋に実生したギガンティア...

  • 逆さ接ぎ苗、半年後の今は?

    接木をする際、小さなサボテンを水平に切断して二分し、その上半身をカット面を下にして穂として台木の上に配置します。片割れの下半身はそのまま廃棄することが多いです。しかし、比較的大きく育った穂(例えば直径1cm程度)を切断した場合、その下半身は捨てるには忍びないほど大きく生き生きとしている場合があります。こんな場合にはその下半身をくるっとひっくり返してカット面を下にして台木の上に載せる、いわゆる”逆さ接...

  • 春を待つ花サボテンたち

    この時季の花サボテンは目立ちません。見かけはまるでエキノプシスの「短毛丸」の様。温室内の一角でひっそりと気配を消して春を待っています。<那須の朝焼け> 手前側の主頭と向こう側にある4つの子株の大きさが揃って5頭だてのバランスの良い群生株に育ってきました。手前側の小さな子株は外して挿し木発根させます。<壬生の夕日> やりたい放題に子ぶきさせてきましたので、均整の取れていない群生株に育っています。ただ、...

  • 牡丹類の植え替え(3)玉牡丹(袖台)

    牡丹類の植え替え、最終第三夜の今宵の主役は「玉牡丹」です。この苗は7年前に実生し、その後袖ケ浦の台に載せさらに接ぎ降ろしたものです。前二回の苗とは自根苗と袖台接ぎ降し苗の違いがあります。接ぎ木マジックですくすくと成長し、現在の球体直径は12cm程でボリュームある見かけの苗に育っています。二年前に植え替えたのですが、この間よく成長したようで、球体が鉢からはみ出ています。抜き上げました。鉢底まで根が回って...

  • 牡丹類の植え替え(2)岩牡丹

    牡丹類の植え替え、第二夜の今宵の主役は岩牡丹です。2013年春に実生したこの苗は自根で育てており、現在の球体直径は11cm程に育っています。前回植え替えから二年経過しています。抜き上げました。根の最深部は鉢底まで達しており、順調な根張りを伺わせます。用土を箸で突き崩し根を露出させました。全く問題ないようです。細根をカットしました。そのまま用土に植え付けました。鉢は一回り大きなものにサイズアップしました。...

  • 牡丹類の植え替え

    一月下旬のこの時期、早くも植替えを始めました。ずっと気になっていた牡丹類から手を付けることにします。今日は、赤花三角牡丹の植え替えについて。2013年春に播種した実生11年生の自根苗です。三角牡丹は牡丹類の中でも大型に育つ種類で、この苗も直径14cm程に育っています。抜き上げました。根張りは球体の割に貧弱です。細根はカットして整理しました。自根の割に塊根が小さく”アレッ”と思うほどの大きさになりました...

  • 寒さ本番、メロ達は大丈夫?

    今日はこの冬一番の寒波が列島を覆っていると言われています。本日平均年齢78歳のゴルフ仲間とラウンドしてきました。朝方はかなり冷え込んでいましたが、昼頃には風が強いと言え冷え込みは弱まりました。しかし、夜半の冷え込みは結構きつかったようで、メロ達の様子が気になるところです。特に今年の冬は温室内のプチプチシーによる内張を省略し、素ガラス一枚の防寒としていますのでメロ達には厳しい冬になるかもしれません。...

  • 春遠からじ

    今日明日は大寒気団が日本列島をすっぽりと覆う予想です。明日はここ関東南部でもこの冬一番の冷え込みが予想されています。しかし日の入りの時刻は次第に遅くなり昼間の時間が長くなってきました。また日中の太陽高度も冬至の頃よりは明らかに高くなっています。人間の爺様でもこのくらいのことは感じるのですから、季節に敏感な植物たちはすでに春を感じてその動きを始めています。<フェネストラリア・ファイアワース> オレン...

  • エリオシケ属「フロッコサ」

    2016年春に実生したエリオシケ属の「フロッコサ」です。8年を経た現在二本の苗を自根で管理しています。灰緑色の球体に黒~茶の密生した刺。いつ見ても玄人受けする渋い見かけのサボテンです。初夏にはこれまた微妙な色合いの美しい花を咲かせます。現在の球体直径は8cm程度です。あまり巨大にならず、狭い温室に悩む私にはその点でもありがたいサボテンです。難点は結実しにくく、わずかにできた種子を実生しても育てにく...

  • 世の中なかなか思い通りには…

    ロフォフォラ属の「銀冠玉錦」と「烏羽玉錦」の群生苗です。親子合わせてちょうど良い斑回りです。バラバラにして育ててみたらという考えもありますが、そうすると斑なし苗やら、全斑苗やら、凡庸な斑まわりの苗やらが量産されそうです。不本意ですが、このまま育てて親子一体で観賞してゆくことにします。それにしてもこの烏羽玉の赤い子株たち。気になる存在ではあります。”緋牡丹錦”よろしく緋烏羽玉錦なるブランドを目指して接...

  • 寒さの中、紫に色づくメセンたち

    この時季の太陽は一年のうちでも最も低い角度から温室内に射してきます。しかしこの斜めの光は温室内の棚の奥まで射しこんでくれ、これを受けてメセンたちが寒さの中、美しく色づいています。<コノフィツム・クビクム> クビクム→キュービックで、その四角形の体型を表しています。秋の頃は濃い紫色を呈していましたが、現在は本来の緑色に戻りつつあるようです。<リトープス・紫福来玉> この苗は一年中紫色です。種子を宿し...

  • 黒牡丹の素顔

    同じ黒牡丹でもいろいろな素顔があることを最近再認識しました。一時は育て方でいろいろな顔に変化してゆくものと思っていましたが、やはり”出自”、”生まれ”、”素性”が大きく影響しているようです。実生11年生の二つの苗を比べてみました。<苗A><苗B>苗Aは一つ一つの疣が長めで、白い綿毛もその疣の中央部に沿って細長く伸びており、人でいえば典型的なスラリとしたモデル型美人です。一方、苗Bは各疣の長さが短く、綿毛は疣...

  • 70円で入手したランポー玉、35年間の歩み

    およそ35年ほど前(1990年頃)に二和園さんで入手したアストロフィツム属の「ランポー玉」。価格は確か70円でした。苗の大きさは親指の爪ほどで2cmに満たないものです。そのランポー玉のその後の40年を画像で追ってみました。<2003年> 画像の中央にある白い苗です。購入後13年ほどを経過しソフトボール大にまで成長しています。<2013年> 上の画像から10年経過しました。この間に球体は5稜から8稜に増稜しました。またほぼ...

  • 弁慶を植え替え

    実生11年生のエキノカクタス属「弁慶」を植え替えました。巨大サボテンとなる弁慶としてはまだまだ幼苗ですが、例の蒙古斑のような紫の模様は既に消失しております。球体径は12cm程度。胴長が20cm程の深鉢に植え込んでいました。鉢から抜き上げました。下方に向かって直線的なテーパーがついている鉢なのですんなりと抜けました。長~い鉢の最下部まで根が張り詰めています。仮に地植えしたら、水を求めて地中深く根が伸びて...

  • 昇竜丸の紆余曲折

    今日のブログの主役は35年ほど前に五十鈴園さんから通信販売で購入したツルビニカルプス属の「昇竜丸」です。購入当初は小さな単頭株でしたが、年月を経て複数の子を吹き昇竜丸としては珍しい群生株に変化してゆきました。2013年4月の画像です。4つの子を吹いています。このまま貴重な昇竜丸の大群生株になって行くものと期待していました。しかし、好事魔多し。数年前の植え替えの際、主頭とその根が腐っていることが判明しました...

  • 行き詰まり、全斑のルリ兜錦接ぎ木苗

    サボテンの全斑の実生苗は育つことなく短期間で消滅してしまいますが、親苗からも全斑の子を吹くことがありこの子株は少し大きくしてから袖ケ浦などの台木に接ぐことにより命をつなぐことが可能です。そんなことで二本のルリ兜錦全斑苗を袖台の上で維持していますが、正直やや持て余しています。<苗1> 球体直径は10cm程になっています。開花はしていません。疣は小さく黄色がベタ一色の球体全体から受ける印象は茫洋としてい...

  • ラピダリア属「マルガリータエ(魔玉)」

    今日のブログは久しぶりのメセンネタ、ラピダリア属の「マルガリータエ(魔玉)」様が主役です。まずは代表的な姿の苗の画像を。毎年成長点から前年のものとは直交方向に一対の葉を生やしてこれを毎年繰り返して単幹で大きくなってゆきます。その点ではプレイオスピロス属の「帝玉」などと似ています。その姿は帝玉とはかなり様相が異なり各葉は輪郭がシャープで、葉肉は帝玉ほどボテボテしておらずすっきりとした見かけです。また...

  • 実生10年生「天城」

    2013年6月にネットオークションで入手した種子を実生したフェロカクタス属の「天城」です。10年後の現在1本の苗を維持しています。球体の直径は11cm程。全体としてホマロケファラ属の「綾波」に似ていますが、綾波は鍵刺であるのに対し本種は直刺である点が異なります。同じ強刺である金鯱や巨鷲玉に比べると成長は遅いですが、フェロカクタス属のサボテンとしてはこんなものかと。本種の見どころは、優しげに見える球体とそれに...

  • 実生の醍醐味:予期せず現れた白紅司

    実生をしているといろいろと面白いことがあるものですが、これもその一つ。ネットオークションで入手した銀冠玉の種子を播種したところ一本だけ刺を生やした苗が出てきました。おやおやと思って育ててみると赤い棘がモジャモジャ。球体が見えないほどで、これは銀冠玉ではないと誰もが思う姿です。10年後の現在の姿です。結局エキノケレウス属の「白紅司」であることで決着しました。現在の球体直径は刺を含めて5cm程度。コン...

  • 白いトルコ帽:層雲

    花が少ないこの時期の温室内でひときわ目立つのはメロカクタス属のサボテンたちです。彼らは頭上に花座を載せており、その花座が派手な色で目を引くからです。多くのメロ達の花座はおおむねオレンジ色を呈していますが、本日の主役「層雲」の花座は純白でありひときわ目立つ存在です。実生7年生の自根株を二株育てています。メロカクタス属のサボテンたちは皆「○○雲」なる名前を冠せられていますが、この層雲の白い花座は富士山に...

  • 醜いアヒルの子か:江守

    今日はフェロカクタス属の「江守(Ferocactus Emoryi)」を植え替えました。2013年春実生の10年生です。まず抜き上げてみました。胴長20cmほどある鉢全体に根が回っています。前回の植え替えから二年経過しています。長く伸びた根を切り詰め、前回より径は大きく胴長は短い鉢に植え付けました。こうして改めて手元に置いてみるとずいぶん大きくなったものです。普段は通風型栽培室上段の棚奥に置いているためつぶさに観察はかない...

  • 今年の赤ダニ退治大作戦を開始

    銀冠玉、白斜子、精巧殿、黒牡丹、菊水。これらは今までにうちの温室で赤ダニの被害に会ったサボテンたちです。よく赤ダニの被害に会いやすいとされているコリファンタ属のサボテンも何本かありますが、不思議と被害は出ていません。赤ダニが本格的に活動を始めるのは春三月と見ていますが、今年は少し気になることがあり早めに対策を開始することにしました。殺ダニを目的とした薬品に対し、赤ダニはすぐに耐薬品性を持つと言われ...

  • 丸いから残した:コピの「ギガンティア」

    実生10年生のコピアピア属「ギガンティア」。多くの同期苗はヤフオクなどですでに手放し、1本の苗だけが残っています。基本的に同期のギガンティアは縦長円筒形に育つものが多かったのですが、この苗だけは完全に近い球形に育ってきており、実生10年後の現在もその姿を保っています。現在球体直径は10cm程度。ここ数年の成長を見るとまだまだ大きくなってゆきそうな勢いです。同属の人気種「黒王丸」と比べると、球体色は黄...

  • 早くも植替え開始

    今日は一月八日ですが、今年のサボテンの植え替えを開始しました。昨年はコノフィツムの植え替えが12月中旬までかかっていましたので、思えばほぼ一年中植え替えをしていることになります。まあ好きでやっていることですし、そればかりやっているわけでもありませんが…。で、今年の植え替え始めは前回の植え替えから丸二年経過している強刺類中苗たちです。<赤刺金冠竜><刈穂玉><レコンテ玉錦><レコンテ玉>これ等の4苗...

  • 朝日に輝くマルコシー

    冬のこの時期、太陽はあまり高く上がらず午前10時ごろでもまるで朝日のような傾いた日差しが温室内に射し込みます。サボテンは逆光で見ると美しく見えるとはよく言われることですが、この時季はこの言葉を実感できます。逆光で見たマミラリア属の「マルコシー」です。赤い主刺と白い側刺がそれぞれに逆光を浴びて、まるで輝いているように見えます。このマルコシー、軟質サボテンで刺も指で気楽に障ることができるほど柔らかです。...

  • 紫禁城

    紫禁城とはもともと中国の古くからある宮殿であると理解していましたが、サボテンをやり始めてサボテンにも「紫禁城」があることを知りました。フェロカクタス属の「紫禁城(Ferocactus diguetii)」です。フェロカクタス属のサボテンの中でも最も巨大になるサボテンです。その紫禁城が6年ほど前から身近になりました。仙友のいっちゃんさんから苗を頂いたからです。現在通風型栽培室の上段に置いて陽光をよく当て厳しく育ててい...

  • ディスコカクタス「ギガンティア」寒さに耐えてくれ

    今日のブログの主役は、これからの酷寒の季節にその耐寒性が気になるディスコカクタス属の「ギガンティア」です。実生10年生の二株があります。一つは自根株、もう一つは袖台接ぎ降し株です。両株とも球体の大きさは同じぐらいです。自根苗が歳月を経て接ぎ木苗に追いついたのでしょう。昨年4月に撮影した画像を確認すると、漆黒の刺が球体全体を覆っていましたが、現在は漆黒の刺は成長点近傍のみで、他の部位は刺表面に白粉の...

  • 短疣型青磁花牡丹

    普通の青磁牡丹かと思って実生したらこんな苗が出てきた。そんなサボテンが今日の「短疣型青磁花牡丹」です。ヤフオクで入手した「青磁花牡丹」の種子からのものですが、出品者が説明の部分を手抜きしたのか、それとも私の勘違いなのか。とにかくこんなサボテンが出てきました。代表選手二株の登場です。いずれも自根苗です。通常の青磁花牡丹より疣の長さが圧倒的に短く、さらにその疣の先端に出来た綿毛が付け根方向に伸びていま...

  • 王冠竜 掻き子苗の22年

    フェロカクタス属の「王冠竜」掻き子苗をずっと育てています。まずは22年前(2002年)当時の姿です。大きな親株の左側にピンポン玉大の子株が二つ。このうちの一つが今日の主役です。親株は大きくなりすぎて手にあまり、強刺を得意とする仙友のところに嫁入りしてゆきました。で、上の子株の一つを掻き落とし挿し木発根させて育ててきた苗の今日の姿がこれ↓です。フェロカクタス属のサボテンの中でも比較的成長の早い王冠竜...

  • ピロサス(フェロカクタス属)

    年明け二日目の今日のブログの主役は赤鳳変種の「ピロサス」です。7年ほど前に頂き物として二本の苗が我が家にやってきました。現在の姿です。我が家にやってきたときには球体直径は4cm程でしたが、現在12cmにまで成長しています。このサボテンの特徴(見どころ)は赤鳳の赤刺と、その周囲に生えているている細い白刺との対比ではないかと思われます。その発達を促すため2年前から通風型栽培室の上段に置いていますが、狙いは...

  • 明けましておめでとうございます

    明けましておめでとうございます。年明け早々、大きな地震があましたね。北陸の石川・富山・福井・新潟各県の皆様、どうぞご無事でおられますよう願っております。さて、今年の最初のブログは「白斜子」の開花についてです。実生10年生かつ袖台接ぎ降し苗の白斜子。今年も真冬のこの時期球体の周りにぐるりと蕾を上げてきています。この苗は袖台の接ぎ降しですが、その他に自根苗も育てています。しかし私のような素人栽培家には...

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